戌年(いぬどし)の性格|干支別の意味・特徴・年齢・相性

戌年(いぬどし)の意味は?

戌年(いぬどし)とは、干支(えと)の十二支の11番目にあたる「戌(いぬ)」が巡ってくる年のことを指します。「戌」は十二支の中で、秋の終わりから初冬の時期を表し、動物では「犬」を象徴しています。

戌は、十二支の中で、物事が実りを迎え、完成する段階を示します。これは「努力が実を結び、次の時代への準備を整える」ことを意味します。このことから、戌年は物事が実を結び、成果や安定を迎える年といえます。

戌(犬)は古来より人間と深い関係を持ち、忠誠心や家族愛の象徴とされます。戌年は「人との絆を深める」「家庭を守る」「仲間を大切にする」ことが運気向上の鍵となり、信頼関係や秩序が重視される年でもあります。

十干十二支の思想では、戌は「土」の性質を持ち、五行では「陽の土(戊)」に属します。土は安定や現実性を意味するため、戌年は仕事や人間関係、家庭などあらゆる面で着実さや堅実さが求められる年です。焦らず、計画的に物事を進めることで、安心できる基盤を築けます。

目次

戌年(いぬどし)の歴史は?

戌年の「戌(いぬ)」という漢字はそもそも、「戉(まさかり)」という文字を元に作られた漢字です。

戉という漢字は、木を切り倒す「鉞(まさかり)」の中にも含まれていますね。戌(いぬ)にはその他にも「ほろぶ・ほろびる」という意味も秘められていて、草や木が枯れ果てている状態を指しているとも言われているのです。

これらのことから、戌はちょうど収穫の時期を迎え終えた稲を刈り取る時期だと考えらえています。

人生には、地道な努力が実を結ぶ時期や、多少無理の利くパワフルな時期があるように、ゆっくり休息を取るべき時期だってあるでしょう。

季節で表すと「秋の終わり」の時期に当たる戌の年は、これまでの生き方や身の回りの状況をじっくり見つめ直しながら、心身ともにしっかり休めるべき時期だと言えます。

戌年(いぬどし)の生まれ年は?

2030年(令和12年)
2018年(平成30年)
2006年(平成18年)
1994年(平成6年)
1982年(昭和57年)
1970年(昭和45年)
1958年(昭和33年)
1946年(昭和21年)
1934年(昭和9年)

戌年(いぬどし)はどんな年になりやすい?

戌年は、十二支の中で物事が成熟し、実りを迎える段階にあたります。長い時間をかけて積み上げてきた努力が形になり、次の時代への橋渡しをするような年といえます。これまでの成果を振り返り、しっかりとした土台を整えることで、安定や安心感を手に入れやすいタイミングです。

また、戌は五行では「土」に属し、誠実さや忠実さ、そして守りのエネルギーを象徴します。そのため、戌年は堅実さが求められる年になりやすく、焦って大きな変化を追うよりも、足元を固めることが運気を高めるポイントとなります。

つまり、戌年は「収穫と安定の年」。地に足のついた計画と確かな努力が、未来に向けた確固たる基盤を築いていく1年になります。

過去、戌年(いぬどし)で、どんな出来事が起きた?

戌年は過去に、成果や収穫、転換などが象徴される出来事が起こり、社会全体に変化をもたらしました。

1958年(昭和33年)、第3回アジア競技大会が東京で開催され、多くのアジア各国から選手が集まり、スポーツ文化交流が大きく前進しました。また、1958年は車両・モーターショー関連で日本の国産車文化が一般にも広がり始めた年でもあります。たとえば、同年の東京モーターショーでは、自動車情報や技術交流の場として賑わいを見せました。

1970年(昭和45年)、大阪万国博覧会(Expo ’70)が開かれ、日本で初めての大規模な国際博覧会として、技術・文化・芸術の展示が一堂に会しました。世界中から注目を集め、日本の戦後の高度経済成長を象徴するイベントの1つです。また、この年には第17回東京モーターショーで、輸入車や新型車の展示が増え、自動車産業・輸送技術の国際化が顕著になった時期でもあります。

1994年(平成6年)、は日本で国際AIDS会議が横浜で開かれ、国内外の感染症対策や公衆衛生意識が高まる契機になりました。

2006年(戌年)、日本では、宇宙分野で大きな前進がありました。JAXAが「きく8号(ETS-VIII)」を打ち上げ、大型アンテナを搭載する衛星として、日本の衛星通信・宇宙通信技術の進展を象徴しました。政治の変化もあり、当時の首相・小泉純一郎が退任し、新たなリーダーシップに道を譲ることになりました。政策や官僚組織の在り方が問われる転換期ともいえます。

2018年(戌年)は、日本の人口動態において大きな転換点であり、戦後最大級の自然減(出生数‐死亡数差)を記録しました。これにより「少子高齢化」の進行が改めてクローズアップされ、社会保障・労働力・生活インフラ政策が強く議論される契機となりました。

戌年は、これまでの努力が問われ、社会的成熟や、転換が不可避となるような出来事が多く起こっていて、準備や対応が試される「収穫と整理」の年であることがわかります。

戌年(いぬどし)の基本性格は?

戌年生まれの人は、苦労を苦労と感じない、類稀なる忍耐強い性格の持ち主です。どんな困難にも正面から向き合い、地道な努力を重ねながら一歩一歩着実に進んでいく堅実さを持っています。常識や人道を大切にし、先人からの教えや伝統を尊重しながら人生の礎を築いていこうとする真面目さも持ち合わせています。

また、物事をしっかり考え抜く思慮深さを持ちながらも、時に直感に従い、勇気ある決断を下せるのも戌年生まれの魅力です。そのため、チャンスが訪れた時にはしっかりと掴み取り、大きな成果を上げることができます。

外から見ると非常に安定感があり、信頼感を与える存在ですが、一方で内面には少し潔癖な一面があります。人に対しては寛大で思いやりを持って接する一方、自分に対しては理想を高く掲げすぎる傾向があり、完璧さを求めてしまいがちです。等身大の自分を受け入れ、時には肩の力を抜いてみることで、もっと人生を楽しめるようになります。

さらに戌年生まれの人は、若い頃に経験する苦労が後の人生に大きな糧となるタイプです。楽な道よりも、挑戦や試練を選ぶことで、人としての深みが増し、やがては不思議と有力者や仲間の援助に恵まれます。

孤独な努力ではなく、周囲と協力しながら共に成長していける人生こそが、戌年の理想なのです。

戌年(いぬどし)の5つの特徴

それでは、戌年生まれの人はどんな性格や特徴があるのかを見ていきましょう。

責任感や正義感が強い

戌年生まれは非常に責任感が強く、任されたことを最後までやり遂げる誠実さを持っています。途中で投げ出したり妥協したりすることを嫌い、どんな困難があっても自分の役割を果たそうと努力します。家庭や仕事、友人関係においても頼りになる存在として認められやすく、周囲から厚い信頼を寄せられます。

また、正義感も強く、不公平や不正を見ると見過ごせません。そのためリーダー的な立場に立つことも多く、人を導き守る力に恵まれています。この責任感の強さが、人生を安定した方向へ導いていく大きな原動力となります。

嘘を嫌い、誠実さを求める

戌年生まれの人はとても誠実で、正直さを大切にする性格です。自分が嘘をつかないだけでなく、人にも正直さや誠意を求める傾向があります。そのため人間関係では信頼が第一と考え、裏切りや不誠実な行動を嫌います。

恋愛や友人関係でも、相手との絆を深めるために時間をかけて信頼関係を築き、揺るがない関係を求めるのが特徴です。自分にも他人にも誠実さを求めるため、時には厳しく映ることもありますが、その姿勢が最終的に周囲の尊敬と信頼を集め、人生の中で多くの味方を得る要因となります。

粘り強さがあり、最後まで諦めない

戌年生まれは、一度決めたことを簡単に諦めない粘り強さを持っています。どんな困難や逆境に直面しても、最後までやり抜く精神力を発揮し、少しずつ状況を好転させていきます。若い頃に経験する試練や苦労も、後の人生での成長や成功の礎となることが多いです。時間がかかっても着実に前に進み続ける姿勢は、周囲からも安心感と信頼を与えます。

また、この粘り強さは仕事だけでなく、趣味や人間関係でも発揮され、長期的な努力が実を結んで大きな成果や幸せを手に入れる力となります。

思いやりが深く、人に尽くす

戌年生まれは面倒見が良く、困っている人を放っておけない優しさを持っています。家族や友人はもちろん、職場や地域でサポートが必要な人がいれば、自分の時間や労力を惜しまず手を差し伸べます。その誠実さと温かさから、相談相手や頼れる存在として慕われることが多いです。

人との絆を大切にするため、一度築いた関係を簡単には手放しません。こうした思いやりの深さが、人間関係を豊かにし、長く安定した縁を育てる基盤となっています。人のために尽くす姿勢が最終的には自分の幸せにも繋がるタイプです。

堅実で計画的なので、失敗が少ない

戌年生まれは地道で堅実な性格を持ち、物事を慎重に進める計画性に優れています。何事もいきなり挑戦するのではなく、まずは準備を整え、計画を立ててから動き出します。そのため大きな失敗をすることが少なく、安定した成果を得やすい傾向があります。

お金の使い方や生活の基盤づくりにも堅実さが現れ、無理のない形で将来の安心を確保しようとします。この計画性は仕事面でも評価され、信頼できるパートナーやリーダーとしての立場を築くことに繋がっていきます。

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戌年(いぬどし)の女性の特徴は?

戌年生まれの女性は、一見明るく社交的で、周囲に安心感を与える存在に見えますが、その内面は簡単には読めないミステリアスさを秘めています。

どれだけ笑顔で振る舞っていても、本心や本当の気持ちはそう簡単に表に出さず、上手に本音と建前を使い分けながら人間関係を築いていきます。そのため、対人面では器用さと賢さを兼ね備え、状況に応じて最適な立ち回りができるのが大きな魅力です。

自分の意志をしっかり持ちつつ、周囲との調和も忘れないため、最終的には自分の望む未来を着実に引き寄せていくことができます。

特に戌年生まれの女性は、中年期に試練や一波乱を経験しやすい傾向がありますが、それを乗り越えた先には精神的な成長と安定が待っています。若い頃の苦労が後年の豊かさへと繋がり、最終的には満ち足りた人生を築けるタイプです。

戌年(いぬどし)の男性の特徴は?

戌年生まれの男性は、責任感がとても強く、頼まれたことは最後までやり遂げる誠実さを持っています。

面倒見が良く、人の役に立ちたいという気持ちが自然に行動に表れるため、周囲からの信頼も厚いタイプです。口数は多くありませんが、そのぶん、言葉よりも行動で示すことを大切にし、確かな実務能力と冷静な判断力で着実に成果を積み重ねていきます。そのため社会的にも認められ、晩年に向けて安定した地位を築く人が多いです。

一方で、その優しさが時に優柔不断さに繋がることもあります。誰にでも良い顔をしようとすると、自分の意志が見えにくくなり、運気の停滞を招きかねません。決断を迫られた時には自分の信念をしっかり持ち、必要なら方向転換を恐れずに行うことで、人生はより大きな飛躍へと繋がっていきます。

戌年(いぬどし)の恋愛傾向は?

戌年生まれの人は、恋愛においても、とても誠実で一途な傾向があります。好きになった相手には真剣に向き合い、軽い気持ちで恋をすることはありません。信頼関係を大切にし、相手の気持ちや立場を尊重しながら、堅実に愛を育てていきます。

たとえ心惹かれる相手が現れても、すぐに告白や大胆なアプローチに踏み切ることはせず、相手の気持ちや状況をじっくりと観察し、タイミングを見極めてから行動します。そのため、自分の気持ちをあまり表に出さないため、時には誤解されやすいところもあります。

しかし、その内面には、情熱的な深い愛情が秘められており、一度心を許した相手には、惜しみなく真心と優しさを注いでいきます。恋愛に対して軽い気持ちを持たないぶん、関係が始まれば長く安定した絆を築いていきます。

嫉妬や不満を溜め込みやすいところもありますが、これは相手を大切に思う気持ちの裏返し。戌年の人にとって恋愛は、お互いを支え合い、安心して過ごせる場所を築くことが大きなテーマになります。

戌年(いぬどし)の結婚運は?

戌年生まれは家庭的な気質が強く、恋愛の延長線上に結婚や家庭を意識しやすいタイプです。もともと安定を重んじるタイプであり、安心感に包まれた温かい家庭を築くことに強い憧れを抱いています。

結婚相手としては、戌年生まれの誠実さや真面目さを理解し、穏やかに支えてくれる人が理想的です。特に家庭的で思いやりのある人や、精神的な安心感を与えてくれるタイプとの相性が良いでしょう。

結婚後は、パートナーや家族を何よりも大切にし、献身的に尽くしていくのが戌年の特徴です。堅実で責任感が強い性格ゆえに、結婚生活でも誠実さを貫き、夫婦関係や親子関係をしっかり守り抜こうとします。

一方で、家庭内での不満や悩みを1人で抱え込みやすく、我慢しすぎることで心が疲れてしまうことも。時には素直な気持ちをパートナーに打ち明け、協力して問題を解決することで、より温かく安定した結婚生活を送ることができます。

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戌年(いぬどし)の仕事運、適職は?

責任感が強く、度量も大きな戌年生まれの人は、仕事面においても着実に成果を積み重ね、時間をかけて頭角を現していきます。がむしゃらに自分をアピールするタイプではなく、誠実さと実直さで信頼を得ながら、周囲が自然とサポートしたくなる人柄の持ち主です。

特に人との関わりを通して才能が開花しやすく、チームワークや協力体制の中で力を発揮します。自分から前に出るよりも、仲間のために動いているうちにリーダーシップが育ち、結果として組織の中心的存在になることも多いです。

そんな戌年生まれの適職は、長期的に安心して働ける公務員や行政職、人の成長や生活を支える教育職や福祉関係です。また、人の命や健康に関わる医療や看護、介護職も向いています。さらに、法律や警察、防災関係では、戌年生まれの正義感の強さが活かされます。

「誰かの役に立ちたい」という純粋な気持ちが、仕事運を長期的に高めていく鍵となります。

戌年(いぬどし)の金運は?

戌年生まれの人は金運においても堅実な運勢の持ち主で、コツコツと努力を積み重ねることで晩年に向けて安定していきます。派手な一攫千金を狙うよりも、地道な働きと誠実な姿勢で信頼を得ることで、自然と収入や資産が増えていくタイプです。

特に人とのご縁が金運を運んでくることが多く、誠意を持った人間関係から思わぬチャンスや援助を受ける可能性があります。一方で、家族や周囲の人のために気前良くお金を使いすぎる傾向があります。特に、人への援助や付き合いでの出費は、感情に流されやすいので、計画的な予算管理が必要です。

また、戌年生まれの人は安定志向が強いため、ギャンブル性の高い投資には向いておらず、長期的で堅実な資産運用が成功の鍵になります。もし投資をするなら、不動産や積立型の投資信託など、リスクを分散しながら取り組むほうが良いでしょう。

基本的には無駄づかいを嫌い、計画的にお金を管理する力があるので、大きな浪費で困ることは少ないはずです。長期的な視点で堅実に資産を築けば、晩年は経済的にも精神的にも豊かさを実感できます。

戌年(いぬどし)の運気を上げる開運法

戌年生まれは、誠実で責任感が強く、忍耐力と人望を兼ね備えていますが、真面目さゆえに心の負担を抱え込みやすい面もあります。そんな戌年生まれの開運の鍵は、誠実さと人とのご縁を活かすことです。

■戌年(いぬどし)の具体的な開運法

  1. 周りの人と協力し合う
  2. 戌年は責任感が強く、つい自分1人で全てを抱え込みがちです。しかし、これが精神的な疲れや運気の停滞に繋がることも。信頼できる仲間や家族に悩みを打ち明けることで、気持ちが軽くなり、新たな助言やサポートが得られます。協力し合うことで物事がスムーズに進み、結果的に運気も好転していきます。

  3. 努力をきちんと評価してもらえる環境選び
  4. 戌年はコツコツと積み重ねる努力型で、長期的な視点での成功に向いています。短期的な成果を求められる環境ではストレスが溜まりやすいため、自分の努力や誠実さをしっかり評価してくれる職場や人間関係を選ぶことが大切です。地道な努力が認められる環境こそ、運気が自然に伸びる場所となります。

  5. 信頼関係を深める時間を持つ
  6. 戌年は人間関係において誠実さが光ります。家族やパートナー、友人との絆を深める時間を意識的に持つことで、精神的な安心感が得られ、運気の基盤が安定します。小さな気づかいや約束を守る姿勢が、信頼をより強固にし、人生の転機で大きな支えとなります。

  7. 自然の中で疲れた心をリフレッシュ
  8. 真面目で几帳面な戌年は、知らず知らずのうちに心が疲れやすい傾向があります。森林浴や神社への参拝、静かな公園での散歩など、自然と触れ合う時間を持つことで気持ちがリセットされ、心にゆとりが生まれます。特に朝の時間帯に自然の中で過ごすと、1日の運気が整いやすくなります。

  9. 戌(犬)にちなんだラッキーアイテムを持つ
  10. 戌年の守り本尊は「阿弥陀如来」で、無限の慈悲と安心感をもたらす存在です。阿弥陀如来のお守りや戌(犬)モチーフのグッズを持つことで、精神的な安定や人間関係の円満が期待できます。また、ベージュやブラウンなどの落ち着いた色合いは戌年の堅実さを高め、金運・仕事運アップにも繋がります。

戌年(いぬどし)と相性の良い干支は?

戌年と相性の良い干支は「寅年」と「卯年」、「午年」です。

「戌年」と「寅年」の相性は?

戌年と寅年は、どちらも正義感と情熱を持ち、誠実な心で人や物事に向き合えるタイプです。お互いに信頼を重んじるため、一度絆が結ばれると簡単には揺らぎません。行動力ある寅年と、責任感の強い戌年がタッグを組むことで、お互いを励まし合いながら成長していける相性です。

仕事面では、積極的な寅年と堅実な戌年のバランスが絶妙です。寅年のアイデアやリーダーシップを、戌年が現実的な計画に落とし込むことで、大きな成果が期待できます。どちらもチームワークを大切にするため、長期的なプロジェクトや責任ある仕事も安心して任せられます。

恋愛面では、情熱的な寅年と誠実な戌年が出会うと、深い絆で結ばれます。寅年のストレートな愛情表現に、戌年が安心感を覚え、安定した関係を築いていきます。お互いに信頼を第一にするため、困難があっても乗り越えられる強いパートナーシップとなります。

十二支「寅年」の解説へ

「戌年」と「卯年」の相性は?

戌年と卯年は、どちらも穏やかで協調性があり、無理のない自然体の関係を築ける相性です。誠実な戌年と調和を大切にする卯年は、衝突が少なく、安定感にあふれた関係です。お互いの違いを尊重しながら、安心できる時間を共に過ごすことができます。

仕事面では、計画性のある戌年とバランス感覚に優れた卯年が組むと、着実に成果を出せます。卯年の柔軟な発想を、戌年が堅実にサポートし、確実に形にしていく流れが生まれます。信頼をベースにした協力体制で、長期的なプロジェクトも成功へ導けます。

恋愛面では、優しさと誠実さを兼ね備えた2人は、自然体でいられる関係を築きます。愛情表現が柔らかく、相手の気持ちを思いやるため、心から安心できる恋愛が実現します。静かな幸せを大切にし、結婚後も穏やかな家庭を築いていけます。

十二支「卯年」の解説へ

「戌年」と「午年」の相性は?

戌年と午年は、活発で行動力のある午年と、誠実で責任感の強い戌年の組み合わせ。お互いの長所がうまく噛み合い、自然と支え合える相性です。お互いを信頼し合うため、一緒にいると前向きなエネルギーに満ちた日々を送ることができます。

仕事面では、スピード感のある午年と、堅実に物事を進める戌年がタッグを組むと、効率と安定感を両立できます。午年の行動力を戌年がしっかりと支え、現実的な成果に繋げることができるので、大きな目標に向けても安心して進められます。

恋愛面では、情熱的な午年と真面目な戌年が出会うと、互いを思いやる深い愛情が芽生えます。午年の明るさが戌年の心を解きほぐし、戌年の誠実さが午年に安心感を与えます。結婚を意識した安定した関係へと自然に発展しやすい相性です。

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戌年(いぬどし)と相性の良くない干支は?

戌年と相性が良くない干支は「辰年」と「未年」、「酉年」です。

「戌年」と「辰年」の相性は?

戌年と辰年は性格も価値観も真逆で、なかなか歩調が合わない相性です。戌年は責任感が強く堅実で、一度決めたことを曲げない性質。一方の辰年は自由でマイペース、時に強引な面もあり、戌年の真面目さが窮屈に映ります。逆に戌年は辰年の奔放さに振り回され、信頼関係が築きにくい関係といえます。

仕事面では価値観の衝突が目立ちます。計画性を重んじる戌年と、直感や勢いで動く辰年は、仕事の進め方で度々対立しやすいです。特に辰年の強引なやり方は、協調性を重んじる戌年には受け入れがたく、摩擦が起こりがち。お互いの強みを理解する努力がないと、成果に繋がりにくい組み合わせです。

恋愛では愛情表現や価値観の違いがすれ違いを生む相性です。誠実で一途な戌年に対し、辰年は気分の浮き沈みがあり、安定を求める戌年には不安定に見えることも。辰年の自由さは魅力でもありますが、戌年には信用しきれず距離を置きやすい傾向があります。長続きには時間と歩み寄りが不可欠です。

十二支「辰年」の解説へ

「戌年」と「未年」の相性は?

戌年と未年は一見似ているようで、実は感情面のズレが大きい相性です。誠実で義理堅い戌年に対し、未年は感受性が強く繊細で、感情の波が激しい傾向があります。戌年は未年の気分に振り回されがちで、未年も戌年の真面目さが重たく感じやすく、距離感を掴むのが難しい関係です。

仕事ではテンポの違いが摩擦を生みます。堅実で計画的な戌年に対し、未年は感情や雰囲気に流されやすく、仕事のペースが乱れやすいです。戌年は責任感から未年をフォローしがちですが、そのぶん負担が増え、苛立ちに繋がります。お互いの得意分野を分けないとストレスが溜まりやすい関係です。

恋愛では未年の感情表現が戌年には理解しがたく、すれ違いが起こりやすい相性です。戌年は安定を重んじますが、未年は気分に左右されやすいため、安心感を得にくい関係といえます。未年は戌年の真面目さを窮屈に感じることもあり、気持ちの温度差から自然消滅しやすい組み合わせです。

十二支「未年」の解説へ

「戌年」と「酉年」の相性は?

戌年と酉年は行動や価値観の違いが大きく、対立しやすい相性です。戌年は義理堅く誠実で、安定や協調を大切にしますが、酉年は合理的で結果重視。酉年のストレートな物言いは、誠実さを重んじる戌年には冷たく感じられ、感情面で壁ができやすい組み合わせです。

仕事面では方向性の違いが顕著です。酉年はスピードと効率を重んじ、戌年は丁寧で計画的に進めたいタイプ。酉年が急ぎすぎると戌年が反発し、戌年の慎重さが酉年にはもどかしく映ります。どちらも責任感が強いだけに、妥協点を見出すのが難しい関係です。

恋愛では愛情表現の差が関係に影響し合う相性です。戌年は相手を思いやり、時間をかけて関係を育てたいタイプ。一方、酉年は理性的で現実的な面が強く、戌年の情に厚いアプローチを重く感じやすいです。感情の温度差が続くと、距離が広がりやすい関係といえます。

十二支「酉年」の解説へ

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戌年(いぬどし)を基盤に持つ六十干支を解説

六十干支の「甲戌」「丙戌」「戊戌」「庚戌」「壬戌」は、いずれも戌年を基盤とした干支です。それぞれ、どんな年になるのか、その特徴を解説していきます。

甲戌(きのえいぬ)の特徴は?

新たな基盤を築く年。堅実さと成長がテーマ。

目先の結果よりも長期的な安定を重視する時期です。コツコツと積み重ねた努力が信頼や実績に繋がり、後の大きな飛躍の土台となります。誠実さや責任感が評価されやすい一方、慎重さが行きすぎてチャンスを逃すことも。計画性を持ちながらも、柔軟にチャンスを活かす視点が成功の鍵となります。

六十干支「甲戌」の解説へ

丙戌(ひのえいぬ)の特徴は?

情熱と冷静さがせめぎ合う年。バランス感覚が試される時期。

勢いと直感が冴える一方で、感情に流されやすく、熱意が空回りしやすい年でもあります。前に進みたい気持ちと、状況を俯瞰して判断する冷静さをどう両立させるかがポイント。周囲の意見に耳を傾けることで、エネルギーが正しい方向に向かい、大きな成果を得やすくなります。

六十干支「丙戌」の解説へ

戊戌(つちのえいぬ)の特徴は?

安定と現実的な成果がテーマの年。堅実に力を蓄える時期です。

地に足のついた行動が評価されやすく、努力や計画が着実に形になっていきます。守りの姿勢が強まりやすく、新しい挑戦には慎重になる傾向がありますが、焦らず一歩ずつ進むことが成功の近道です。人間関係でも信頼を築きやすい反面、頑固さから対立が生まれないよう注意が必要です。

六十干支「戊戌」の解説へ

庚戌(かのえいぬ)の特徴は?

変革と挑戦の年。古い枠を壊して新しい流れを作る時期です。

これまでのやり方を見直し、新たな方向性にシフトするタイミング。決断力や行動力が求められ、変化を恐れない姿勢が成功を引き寄せます。ただし、勢いに任せて突っ走ると人間関係で摩擦が生まれやすい面も。柔軟性を持ちながら、改革のエネルギーをプラスに活かすことが重要です。

六十干支「庚戌」の解説へ

壬戌(みずのえいぬ)の特徴は?

知恵と調和が鍵となる年。人間関係や情報の流れが活発化する時期です。

柔軟な思考と対応力が求められ、状況の変化にスムーズに適応する力が運を引き寄せます。協調性や共感力が評価されやすく、人脈や情報が大きな武器になる年です。ただし、優柔不断さや流されやすさには注意。自分の軸をしっかり持ちながら、周囲との調和を図ることが開運の鍵となります。

六十干支「壬戌」の解説へ

戌年(いぬどし)生まれの有名人・芸能人は?

・広瀬アリス(女優)
・二階堂ふみ(女優)
・西野七瀬(女優)
・清野菜名(女優)
・伊藤沙莉(女優)
・朝日奈央(タレント)
・高山一実(タレント)
・鈴木亜美(タレント)
・宮崎美子(タレント)
・百田夏菜子(ももいろクローバーZ・歌手)
・石川さゆり(歌手)
・倖田來未(歌手)
・森泉(モデル)
・いとうあさこ(お笑い芸人)
・小栗旬(俳優)
・綾野剛(俳優)
・藤原竜也(俳優)
・吉沢亮(俳優)
・赤楚衛二(俳優)
・櫻井翔(嵐・俳優)
・相葉雅紀(嵐・俳優)
・阿部サダヲ(俳優)
・羽生結弦(プロフィギュアスケーター)
・鈴木誠也(プロ野球選手)
・狩野英孝(お笑い芸人)
・岡村隆史(ナインティナイン・お笑い芸人)
・とにかく明るい安村(お笑い芸人)

まとめ

今回は、戌年生まれの人の個性や相性について触れてみました。

戌年生まれの人は、世間一般的な「自分に優しく」という価値観があまりしっくりこない十二支となります。

なぜなら戌年生まれの人は、若い頃から苦労を買ってでも経験していくことで、晩年に向かって着実に開花していける十二支だからです。苦労が戌年の人を輝かせてくれるエッセンスとなります。

また戌年生まれの人は、全般的に一途な考え方をする人でありながら、心を広く保つことで柔軟な対応ができるようになる人です。

他者に対して寛大であり続けられたら、戌年生まれの人の人生は周りにいる人たちの助けによって、さらに豊かなものへと変化していくに違いありません。

戌年生まれの人は、人との繋がりの中からたくさんの学びが得られる人です。

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