午年（うまどし）の意味｜午年生まれの性格・年齢・特徴・相性

午年（うまどし）の意味や歴史は？

午年は、十二支の中でちょうど7番目です。

よく耳にする神様のレースの話を考えると、馬もかなり足が早そうですが、意外に後ろの方で驚きます。そして、私たちは馬といいますが、干支では「午」と書きますよね。実はこれ、もともとは時間を表すために使われていたことが関係しています。

昔々は1日24時間を12で割り、そこに「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」と当てはめていたんです。

夜中の0時を始まりとするので、ここが子の刻、そして2時間ごとにどんどん動かしていくと、午の刻はちょうどお昼の12時ごろになるんですね。

それが午の刻だからこそ、私たちは午の刻の前で午前、後だから午後と使い分けをしているのです。これが「馬」ではないゆえんになります。

午年（うまどし）の生まれ年は？

2014年、2002年、1990年、1978年、1966年、1954年、1942年、1930年

午年（うまどし）の性格や特徴

ここでは午年の性格や特徴について分かりやすくピックアップして解説していきたいと思います。

行動力、実行力がある

これがいいと思ったらあれこれ考えずに即実行する力と素早さを持っています。悩むよりまず実行、というタイプです。

ウジウジ悩んでチャンスを逃してしまった、ということはほとんどありませんが、逆に早く動き過ぎてまだ機が熟してなかった、という失敗も時折あります。

社交的な人気者

いつも明るく元気で物怖じせず、誰とでもやっていける才能を持っています。交友関係も広くなりやすいでしょう。華やかで個性的な見た目とその陽気さで注目を集めます。

しかし、1人でいるのが苦手かというとそうでもなく、いつの間にか輪から外れて1人でやりたいことをやって楽しんでいることもあります。

責任感と独立心が強い

人といることは好きですが、人に頼ることは好みません。むしろ自分で何でもこなしていきたいタイプであり、自分の行動にしっかり責任を持ちます。その分、「責任を取るから自分の行動は自分で決めたい」という気持ちも強いので、自分が嫌だと思ったら潔く手を引いてしまうことも多いです。

話上手の聞き上手

軽快なおしゃべりも得意ですが、人の話にしっかり耳を傾けて聞く姿勢を持っている聞き上手でもあります。そのため、他人から相談されることも多いのですが、興味のない人やことに対しては全く興味を示さないこともあります。

午年（うまどし）の女性と男性

午年生まれの女性は、とてもパワフルでエネルギッシュ、そして情熱的な人が多いです。

ファッションセンスも良く、ファッションやメイクで個性が際立つ人もいます。好きな人には分かりやすく好意を示しますが、そうではない相手に対してはけんもほろろ。しかし、その裏表のない正直さが好感を持たれることも多いです。何においても駆け引きは苦手で、常に真正面から直球勝負を仕掛けてきます。

そして、午年生まれの男性は、いわゆる自由人と呼ばれるタイプです。

誰とでも楽しくお付き合いをする社交的なタイプで、人の話を一生懸命聞く力を持っているために、異性からモテる人が多いでしょう。既成概念や常識に縛られず、自分がやりたいことをやりたいようにしますので、時に孤立することもありますが、本人は全く気にすることがありません。そのひょうひょうとした姿が魅力的に映り、気が付けばまたみんなの真ん中で笑っているということが多いです。感情表現はとてもストレートです。

午年（うまどし）生まれの人の恋愛傾向

午年生まれの恋愛は、とにかく追いかけたい！の一言に尽きます。

周りからいくら「無理だ」と言われても、高値の花だと言われても、むしろそこを必死になって追いかけることが楽しいのです。相手を自分に振り向かせるためにひたすら尽力します。しかし、相手を振り向かせてしまえばその情熱は半減し、一気に落ち着きます。交際が始まると、むしろ「束縛しないで！」となり、いつも一緒にいたいとは思わないようです。あれだけ情熱的に追いかけてきたのに、と思ってしまいますが、基本的に気分屋で、一緒にいたい時とそうでない時が交互にやってきます。そのため、追いかけられてお付き合いすることになった相手は、かなり戸惑ってしまうでしょう。

午年（うまどし）生まれの人の仕事・金運

午年生まれにとって仕事は、自分を高めてくれるもの、難しければ難しいほど燃えるものです。

何に対してもチャレンジしている間が一番楽しいと思う午年は、あえて難しい仕事にチャレンジしていきます。いろいろと試行錯誤しながら、諦めずにひたすら進んでいく姿はまさに障害を飛んでいく馬そのものです。そのため、仕事で大成功を収める人も多くなります。

そして午年生まれの人の金運はイマイチよくありません。

どちらかというと、貯める才能よりも使う才能があるタイプなので、節約して貯めているつもりがいつのまにか空っぽ、ということがあります。

また、面倒くさがりなので家計簿のようなもので管理するのも苦手な、どんぶり勘定タイプと言えるでしょう。

午年（うまどし）と相性のいい干支は？

難しいことほどやり遂げたいパワフルな午年と相性の良い干支は「寅年」と「未年」、「戌年」です。

寅年の人は、午年と同じく、行動力がありチャレンジ精神旺盛、いわゆる行動派です。打たれ強い部分も似ているので、何かにつけてとても気が合いますし、一緒に行動していてもパターンが同じなのでストレスが溜まりません。また、お互いの欠点を上手に補い合うこともできるので、なくてはならない存在となりやすいでしょう。

未年の人は、物腰が柔らかく、人を受け止めるのが上手なので、午年の勢いをうまく受け止めてくれます。また、慎重で計画的なところがあるため、午年の足りない部分を上手にフォローしてくれるでしょう。勢いと行動力がある午年と、何事もじっくりと考えることのできる未年がタッグを組めば、抜きんでたスピードで完璧な敵案ができるため、何においても良い結果を出すことができるでしょう。お互いの足りないところを補い合う良い関係が築けます。

戌年の人は、やや心配性で何に対しても慎重なところがあります。逆に午年はあまり後先考えずに思い付きで行動するタイプなので、2人が合わさるとお互いに足りないものを上手に補い合い、スピード感を持って物事を成し遂げることができます。戌年の人が午年をサポートする立ち位置になるとバッチリです。ただ、戌年は正義感が強いので、午年が適当なことを言ってしまったりして怒らせると大変なことになります。

午年（うまどし）と相性の良くない干支は？

やや飽きっぽく、自己責任の名のもとに自由な行動をすることが多い午年と相性が良くない干支は、「子年」と「卯年」そして「丑年」です。

子年の人は、行動力はあるものの、ハードルが高いと諦めてしまいやすいですし、自分が責任を取らなくてすむように上手く立ち回ります。午年とは正反対の動き方をするため、一緒に行動していると互いに違和感を持ち始めてしまいます。一生懸命話し合いをしても、物事に対する捉え方や考え方が違うため、お互いが何を考えているかが上手く掴めずに、何となく距離を取るようになりがちです。

卯年の人は、普段は社交的でみんなと上手に付き合いますが、土壇場になると自分を最優先にするためにさっと逃げ出してしまいます。そのため、午年とぶつかった時には話し合いをすることなどなく、自分を守るために勢いのある午年を完全拒絶します。絶対に譲らない頑固さだけは午年と卯年は共通していますので、一度こじれると元に戻らない相性と言えるでしょう。

丑年の人は、午年と真逆で、何でもじっくり慎重に考えて行動します。そのため、スピード重視、思い立ったら行動したい、という午年とは性格も合わなければ、ペースも合いません。午年がその勢いにいくら丑年を巻き込もうとしても丑年は動かず、むしろ「落ち着いて」とアドバイスをしていったん足止めをさせたり、引き留めようとしたりするので、どうしても揉めやすい相性となります。

まとめ

行動力と実行力、そして責任感が強く、華やかな交友関係を持つのが午年です。

恋愛においても仕事においても、ハードルが高ければ高いほど燃える、とにかく追いかけるのが好きなタイプと言えます。こと仕事では、もっともっとと追いかけ続ける間は成功を収め続けるでしょう。その行動力故にのんびり屋や慎重派の干支はどうしてもぶつかりやすくなりますが、お互いを尊重し合えば素晴らしいパートナーになりやすいです。

午年の人が持つ本来の性格を知ることができれば、自分が午年であれば長所短所が見えてきますし、知人が午年ならば、どう付き合っていけばいいのかよく見えてきます。

これで午年について学び、午年の行動力をどんどん生かしてあげてくださいね。

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十二支の意味はこちらで紹介しています

子年 丑年 寅年

卯年 辰年 巳年

午年 未年 申年

酉年 戌年 亥年

十干の意味はこちらで紹介しています

甲（きのえ） 乙（きのと）

丙（ひのえ） 丁（ひのと）

庚（かのえ） 辛（かのと）

戊（つちのえ） 己（つちのと）

壬（みずのえ） 癸（みずのと）

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