四柱推命「丁(ひのと)」とは?性格や恋愛、十二支別の特徴解説
(c)Telsys Network CO.,LTD.

「丁」とは?

「丁」は十干のうちの4番目にあたる要素で、「ひのと」や「てい」と読みます。

「木・火・土・金・水」の五行を、それぞれ陰と陽の2つに分けたものを「十干」と呼びますが、「丁」は五行の「陰」の「火」にあたる性質です。

ちなみに「丙」と同じ「火」に属しますが、陰で輝く火なので、光が届く範囲は小規模です。

イメージとしては、ろうそくや料理で使うガステーブルの火、焚き火など人が使う「灯」や「炎」、その他では星や月などの明るさに近いです。

季節では、暑い「夏」に属し、小さな苗木が日光を浴びて、茎や葉、根が大きく伸びていく盛りの時期を表します。

「丁」の人はどんな性格の持ち主?

「丁」の人の性格は、落ち着いた雰囲気があり、控え目な印象です。

一見目立ちにくいですが、物腰が柔らかく、どこか気品を感じさせるため、何となく人目を惹くタイプが多いです。

また、コミュニケーション能力が高く、幅広い年代の人との交流もスムーズにやってのける才能の持ち主。

特に地位や名誉があるようなセレブな人たちとの縁にも恵まれています。

内面は想像力が豊かで独特の発想があり、表立って人を引っ張るようなタイプではありませんが、古めかしい習慣を打ち破り、新たな価値観を見出すなど、パイオニア精神があります。

ただ、表面的には温厚ですが、「火」の性質を持つことから鋭さや激しさも持ち合わせているなど、二面性があります。

たとえば、普段は温厚で穏やかなのに、ささいなことに感情的に反応したり、好きなことに夢中になってのめり込んでしまったり、「火」ならではの性質が見られます。

また考えと行動が一致しないなど、気分屋な一面もあるでしょう。

▼もっと詳しく四柱推命で占いたい方はコチラ▼

「丁」の人の恋愛傾向は?

「丁」の性質を持つ人は、策略的に恋をするタイプです。

直感的でフィーリングで恋をする「丁」は、恋をすると情熱的に燃え上がります。

しかし、表面的にはクールで、失敗しないように慎重に行動、相手の様子や状況を伺いながら、ジワジワと恋の成就を目指していく策略家。

失敗しないように、効果的なチャンスが巡ってくるまでは基本的に受け身ですが、持ち前のコミュニケーション能力で相手の心を惹きつけます。

また、追いかけるよりも「愛されたい」という気持ちが強く、自分から告白するよりも相手に告白してもらえるように持っていきます。

そのため少し時間はかかるものの、着実に信頼関係を築き上げて恋を手中に収めていくでしょう。

ただ、そうしてせっかく手に入れた恋も、感情の起伏の激しさで台無しにしてしまうところがあります。

恋の相手には、尊敬できる相手や、お互いに向上心を刺激し合えて成長していけるようなタイプが向いているでしょう。

「丁」の人の家庭運・結婚運について

「丁」の性質を持つ人は、慎ましく節約上手で安定した生活を求める傾向が強いです。

外見がクールですが、内面には情熱を燃やす「丁」は、仕事と家庭を両立させるために頑張ったり、専業になっても家事に凝ったり、結婚してもアクティブに行動します。

また、休日は家族ぐるみの交流を楽しんだり、趣味に没頭したりと、楽しくオープンな家庭作りにいそしむでしょう。

ただし、献身的に尽くす一方で、きちんと見返りが得られないと不満やストレスを抱えてしまうタイプです。

そのため、我慢に我慢を積み重ねた結果、いきなり爆発して家族関係に亀裂を入れてしまうことも少なくありません。

日頃からコミュニケーションを密にし、お互いの意見を受け入れるような家族関係を心がけましょう。

恋愛相性・結婚相性を占いたい方はコチラ▼

「丁」の人の仕事運・適職は何?

「丁」の性質を持つ人は几帳面で堅実、好きなことや才能を仕事に活かして大成するタイプです。

気配り上手で温厚、器用な「丁」は幅広い仕事で活躍することができます。

たとえば事務はもちろん、持ち前の社交術で営業やサービス業など人と接する仕事も得意で、本業だけではなく趣味や副業で稼ぐことも可能です。

また、想像力が豊かでたくさんのアイデアを思い浮かべることが得意なため、アイデアをうまく現実に落とし込むことができれば大きな地位や名誉を手に入れることもできるでしょう。

文学、芸術、音楽などの文化に触れて感性に磨きかけることで、才能を伸ばすことも可能です。

もともと好奇心が旺盛で夢中になりやすいので、職人の適性も高いといえます。

ただ、人前に出ることに苦手意識があり、うまく自己表現できないことが多いです。

有能な人にサポートしてもらったり、場数を踏んで経験値を上げたり、才能や個性をうまく活かすように工夫することが大成のポイントになるでしょう。

「丁」の人の金運・財産や貯蓄は?

「丁」の性質を持つ人は、基本的に倹約家でコツコツとお金を貯めるタイプです。

堅実で無駄遣いはせず、自分にとって必要なものを吟味して購入していく慎重派。

凝り性なので家計簿や収支表などを作り、アレコレやりくりするのも好きでしょう。

しかし、「火」は一度着火すると周りを燃やし尽くしてしまうように、「丁」の人もイライラやストレスが溜まると、一気に散財してしまうことも多いです。

そのため、コツコツ貯めたお金が一気にパーッとなくなってしまうこともあり、金運はやや不安定といえます。

金運を上げるなら、定額貯金や自動引き落とし、NISAなどの金融商品でコツコツと貯めていくのがおすすめです。

簡単に引き出せないようにしておき、時期が来たら使える形が安心でしょう。

「丁」と「甲」の相性は?

ここからは、十干同士それぞれの相性について詳しく解説していきます。

「丁」にとって、「甲」は頼もしく、近くにいると安心できる存在です。

火は、木などを材料に燃えるように、人間関係でも「甲」は「丁」の好奇心を刺激し、やる気やエネルギーを与えてくれます。

「甲」にとっても、「丁」は穏やかで一緒にいると安心できる相手です。

しかし、「丁」はやや相手に依存してしまうところもあるため、「丁」は甘えすぎないように注意しましょう。

「丁」と「乙」の相性は?

「丁」と「乙」は、同じ「陰」の性質を持つ者同士、似ている部分があるため、共感しやすく一緒にいて安心できる存在です。

「丁」にとって、柔らかい木の「乙」は、支えてくれる頼もしい相手ですし、「乙」にとっても「丁」は心に活力を与えてくれる刺激的な存在です。

心が打ち解け合うまで時間がかかりますが、「丁」が主導権を握る形ならベストな関係を結べるでしょう。

「丁」と「丙」の相性は?

太陽の性質を持つ「丙」は、同じ火の性質を持つ「丁」にとって、憧れや尊敬の気持ちを感じやすい相手です。

パワフルで強い輝きを放つ「丙」は、「丁」にとって眩しい存在。

共通項が多いので一緒にいて楽しく過ごせる相手です。

しかし、「丙」が主導権を握りやすく、いつの間にか上下関係ができやすいので立場によってはライバル心がぶつかることもあるでしょう。

「丁」と「丁」の相性は?

同じ陰の火の性質を持つ「丁」同士は、良きライバルになれる存在です。

どちらも社交的で穏やか、しかも共通点が多いため、友人としても恋人としても気楽に付き合える相手です。

お互いに向上心が強いこともあり、良きライバルとしても付き合えるでしょう。

ただ、思い込みが強くカッとなることも多いので、適度な距離と礼儀を忘れないようにしましょう。

「丁」と「戊」の相性は?

火の性質を持つ「丁」と、硬い土の性質を持つ「戊」は、違うタイプだからこそぶつかりにくい関係です。

マイペースで大らかな「戊」と、神経質で活発な「丁」。

大きな山の中でキャンプファイヤーを楽しむように、「戊」に包まれるような感覚に「丁」は癒やしを感じます。

「戊」が上司、「丁」が部下のような上下関係であれば、問題なくベストな関係になれるでしょう。

「丁」と「己」の相性は?

火の性質を持つ「丁」と、柔らかい土の性質を持つ「己」は、一緒にいると気楽だけど、物足りなさも感じる相手です。

穏やかで温厚な者同士、そつなく付き合うことはできますが、どこか距離を感じやすい関係です。

特に一見クールですがエネルギッシュな「丁」にとって、マイペースでのんびりとした「己」は、マンネリや頼りなさを感じてしまうことが多いでしょう。

「丁」と「庚」の相性は?

石や精錬前の硬い金属の性質を持つ「庚」と、火の性質を持つ「丁」は、お互いに磨き合い、成長し合える関係です。

火で鉄を精製するように、「丁」がリードすることで「庚」も磨かれ、「庚」の世話を焼くことで「丁」も良い経験を積むことができます。

ただし、「丁」が干渉しすぎて「庚」が苦しくなってしまうこともあるので、「丁」は礼儀や尊敬を忘れないようにすることが必要です。

「丁」と「辛」の相性は?

加工された金属の性質を持つ「辛」と、火の性質を持つ「丁」は、近寄りすぎるとトラブルになる相手です。

軽く付き合うには、違う性質を持つ者同士なので、好奇心が刺激されて新しい世界を見るきっかけになります。

しかし火が燃えすぎると鉄を溶かしてしまうように、「丁」が「辛」に深入りしすぎて、「辛」にストレスを与えてしまいます。

つかず離れず、たまに会う関係がベストでしょう。

「丁」と「壬」の相性は?

海や広い湖など大きな水の性質を持つ「壬」と、火の性質を持つ「丁」は、お互いにない部分を埋めることができる関係です。

頭脳明晰で上昇志向が強い「丁」と、柔軟で穏やかな「壬」は、相手の良い面を見習うことで自分の能力を磨くことができます。

しかし、好きになったらのめり込みやすい「丁」にとって、自由主義の「壬」はつかみどころがありません。

恋愛では寂しさを感じてしまうことがあるでしょう。

「丁」と「癸」の相性は?

雨や霧など細かい水の性質を持つ「癸」と、火の性質を持つ「丁」は、「丁」がアクセル、「癸」がブレーキのような関係になります。

気配り上手な「癸」は、「丁」をサポートする形で付き合うとうまくいきます。

しかし、時に「丁」の情熱や勢いに対し、「癸」が水を差すような言動をしてしまうため、エネルギーが削がれてしまいがち。

悪くありませんが、たまに会う程度がちょうど良いかもしれません。

気になる相手との相性を占いたい方はコチラ▼

十二支の組み合わせ「丁卯(ひのとう)」の性格・特徴は?

ここからは、十二支との組み合わせによる性格や特徴について詳しく解説していきます。

「丁卯(ひのとう)」の人は、独立独歩で行動するタイプが多いです。

好奇心が旺盛でフットワークも軽い「丁卯」は、せっかちで興味が湧いたらすぐに行動に移さずにいられません。

そのため単独行動することが多く、社交的で友人も多いのですが、特定のグループには属さず、転々と動いている傾向があります。

やや「自分勝手」と思われることもありますが、スタートダッシュの速さと決断力、そして行動的な性質は人生の中で大きな成果を引き寄せることができるでしょう。

十二支の組み合わせ「丁丑(ひのとうし)」の性格・特徴は?

「丁丑(ひのとうし)」の人は、極端な行動をすることが多いです。

好奇心が旺盛で情熱的な「丁」の性質と、慎重でコツコツと物事を進めていく「丑」の正反対の性質を持ち合わせているため、急に何をするか分からないタイプ。

じっとしているかと思ったら急に猪突猛進するなど、極端な行動をして周りを驚かせます。

しかし慎重に熟考した後の行動なので、失敗も少なく、走り出したら短期集中で大きな成果を手に入れるでしょう。

仲間と一緒に動くと、より安定した人生を送ることができるでしょう。

十二支の組み合わせ「丁亥(ひのとい)」の性格・特徴は?

「丁亥(ひのとい)」の人は愛嬌があり、自分の気持ちに素直

根が正直で純粋、想像力が豊かで理想や夢を大切にします。

自分が好きなことに対しては一生懸命に取り組みますが、興味が向かないと手をかけないなど、好き嫌いで行動する傾向があるでしょう。

控え目な印象で自分の力をアピールしませんが、実績を上げていき、自然な流れで周りから信頼されるタイプです。

直感が鋭く、物事に対する洞察力も高いので、人から頼られることも少なくないでしょう。

十二支の組み合わせ「丁酉(ひのととり)」の性格・特徴は?

「丁酉(ひのととり)」の人は、世話焼きで世渡り上手なタイプです。

慎重で細やかな性質と、大胆で柔軟な性質の両方を持ち合わせている「丁酉」は、頼れるリーダータイプです。

細かい部分に良く気づき、人の気持ちにも敏感です。

さらに、決断力も高く、その場の状況に合わせながらテキパキと決断することができます。

要領が良いので仕事でも大きな成績を上げることができるでしょう。

一方で、せっかちで長期戦が苦手です。

最後までやり抜く粘り強さを持つとさらに良いでしょう。

十二支の組み合わせ「丁未(ひのとひつじ)」の性格・特徴は?

「丁未(ひのとひつじ)」の人はおしゃれで魅力的、注目を浴びる魅力的な人物が多いです。

「丁未」は、穏やかで人当たりが良く、愛嬌があります。

献身的で自分が損をしても相手に尽くすところがあり、特に愛する人に対しては並々ならぬ情熱で奉仕します。

一方で、穏やかな雰囲気とは裏腹に、カッとなると周りが驚くような爆発力を見せてしまうなど、感情的な一面があります。

普段優しいからこそ、怒らせると怖い…そんな相手だといえるでしょう。

十二支の組み合わせ「丁巳(ひのとみ)」の性格・特徴は?

「丁巳(ひのとみ)」の人は責任感が強く、周りをまとめるリーダー的な役割をするタイプが多いです。

フットワークが軽く、興味が湧いたらすぐに行動。

穏やかで控え目ながらも、その瞬発力や決断力が認められ、自然と周囲のまとめ役として活躍する傾向があります。

面倒見が良く、相手の気持ちを察することも上手ですが、そのぶん、ストレスや悩みを自分の中に抱え込んでしまいがちです。

信頼できる人に相談するなど、自分なりのストレス解消を見つけることが大切です。

▼もっと詳しく四柱推命で占いたい方はコチラ▼
あなたの生年月日から命式を算出し
生まれ持った性質や運勢を完全無料で鑑定します

↓四柱推命の超本格・細密占いはコチラ↓
超精密・四柱推命であなたの運命全てを網羅!
あなたの出生から晩年までの人生を占います

「当たった!」の反響凄すぎ。人気占い番組で大活躍の鑑定士【村野弘味】の超本格人生鑑定。あなたの本質、大切な転機、人生の岐路……さらに一歩先まで深読みしてお伝えします。すべてを知れば人生変わります。

鑑定項目一覧

・運を開いて人生を変え、望みを叶えてまいりましょう。

・あなた本来の生き方・与えられた使命

・あなたの運を開くために、大切な要素は何?

・あなたがお持ちの運勢傾向・行動傾向

・この先、あなたが長所を伸ばすために何を意識すべき?

・あなたの仕事運・その活かし方・成功を得る方法

・この先お金で苦労する? しない? あなたに備わった金運

・あなたの恋愛運・最も幸せになれる最高相性の異性

・あなたの結婚運・恵まれる出会いと家庭

・あなたの健康運・気をつけるべき心身の状況

・あなたの人生を好転させる「最重要人物」

・あなたが迷った時に、一番重視すべき信念

・人生において、今あなたはどんな時期にいるのか

・この1年のあなたを取り巻く運勢状況

・今後12年間の中で、あなたの人生において最高の時期

・今後12年間の中で、あなたの人生に訪れる試練の時期

・5年後までに、あなたが成し遂げている人生の成功

・10年後、あなたが送っている人生・取り巻く人々

・晩年に至るまでに、あなたが見つける生きがいと満ち足りた余生

・あなたが幸せな人生を送るために何より大事なこと

人生激変【細密・四柱推命占い】あなたの今/5/10年後◆全転機20項
会員価格:1980円(税込)
通常価格:2530円(税込)
うらなえる本格鑑定の監修者サイトで占います
会員登録(無料)すると、会員割引価格で購入できます
テレシスネットワーク株式会社は、ご入力いただいた情報を、占いサービスを提供するためにのみ使用し、情報の蓄積を行ったり、他の目的で使用することはありません。
ご利用の際は、当社個人情報保護方針とうらなえるの利用規約に同意の上、必要情報をご入力ください。

他の十干はこちらで紹介しています

甲(きのえ) 乙(きのと)

丙(ひのえ) 丁(ひのと)

庚(かのえ) 辛(かのと)

戊(つちのえ) 己(つちのと)

壬(みずのえ) 癸(みずのと)

十二支の意味はこちらで紹介しています

子年 丑年 寅年

卯年 辰年 巳年

午年 未年 申年

酉年 戌年 亥年

あなたにおすすめの記事