四柱推命「壬(みずのえ)」とは?性格や恋愛、十二支別の特徴解説

「壬」とは?

「壬」は、十干のうちの9番目にあたる要素で、「みずのえ」と読みます。

五行を陽と陰の2つに分けたものを「十干」と呼び、「壬」は五行の「陽」の「水」にあたります。

なお「壬」は、大きな湖や海、河川など、自然界に存在している「止まることなく流動している大きな水」を表します。

季節では「冬」に該当し、植物でたとえるなら、植物が次の世代へと命を繋ぐための「種」、あるいは植物から離れて土の中で冬を越している状態を指しています。

なお、種の状態になると植物である母体から離れしまうことから、「壬」は「自由」というキーワードを持っています。

「壬」の人はどんな性格の持ち主?

「壬」の性格は柔軟性があり自由で大らか、穏やかで包容力があるタイプだと言われています。

自然界にある大きな川や海のようにダイナミックなエネルギーを持つ「壬」は、とても自由気ままで包容力があります。

コミュニケーション能力が高く、水が自由に姿を変えるかのように相手に合わせて柔軟に対応を変えるため、人脈が広く意外な人と仲良くしているなど、意外な一面も。

その他では頭脳明晰で優れた直感力があり、素早く物事を判断したり、斬新な方法を閃いたり、器用に成功を手にしていきます。

しかし、熱心かと思えばいい加減であったり、人に対しても猛烈にアプローチをかけてきたと思ったら急に距離を置いたり、つかみどころがないところがあります。

しかし、そのミステリアスなところが魅力でもあり、相手の「知りたい!」という欲望を刺激するようで、周りには人が絶えません。

なお、寂しがりで甘えん坊なところもあるため、恋愛関係で誤解されやすい傾向があるでしょう。

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「壬」の人の恋愛傾向は?

「壬」の人は、恋愛のチャンスに恵まれていることが多いです。

感受性がとても豊かで人懐っこい「壬」は、恋愛に対して積極的ですし、異性からもよくモテます。

相手が何を求めているのかを察知するのが得意で、無意識にあの手この手で相手の心をつかみ、深い愛情を注ぎます。

ちなみに「壬」の恋愛には決まったパターンはなく、好きになる相手のタイプもまちまちですし、衝動的な恋から堅実に進む恋まで多種多様なので、周りから恋愛至上主義に見られることもあるでしょう。

しかし「壬」は基本的に尽くすタイプで、かつ感情表現もとても豊かです。

素直な表現力と行動力で相手の懐にスルリと入り、信頼関係をあっと言う間に築きます。

恋愛に対してとても積極的なので、恋人が途切れることは少ないでしょう。

そんな「壬」の難点は、心の繋がりを大切にしすぎること。

カタチや常識の枠にとらわれないため、不倫や秘密の恋愛を選んでしまうこともあるようです。

「壬」の人の家庭運・結婚運について

「壬」の人は、愛情豊かで心の絆を大切にするタイプ。

面倒見が良く、親切な「壬」は、愛する人のために献身的に尽くすことが喜びになります。

信頼関係や愛情を注ぐことを優先するため、結婚すると家庭第一になる人も多いでしょう。

また子煩悩で世話焼きなので、積極的に家事や育児を頑張りますし、親戚や友人とのコミュニケーションも大切にするため、オープンで風通しの良い賑やかな家庭を築きます。

しかし「信頼関係があればどんな形でも構わない」という考えも持っているため、結婚のカタチにこだわらず、事実婚や別居婚、あるいは精神的なパートナーとしての繋がりを持つことで満足するタイプも少なくありません。

結婚生活においても自由でフレキシブルなスタイルだといえるでしょう。

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「壬」の人の仕事運・適職は何?

「壬」の人は、利益よりも経験値や楽しさを優先する傾向があります。

気持ちを大切にする「壬」は、生活のために仕事をするのではなく、自分が楽しむために仕事をするというタイプ

そのため、好きな分野であれば収入が少なくても満足しますし、逆に収入が多くても「つまらない」と感じたら次のチャンスに向かって転職を選ぶでしょう。

なお好奇心が旺盛で視野が広いこともあり、1つのことに固執しないというスタンスになりがちですが、持ち前の度胸と直感の閃き、そしてポジティブな心で器用に人生を切り開いていきます。

仕事としては、コツコツ作業や安定しているけど組織の枠に縛られて仕事をするよりも、自由業のほうが向いています。またメディア関係やサービス業、マスコミ関係など、臨機応変な対応や変化の多い仕事ほどやりがいを見出しますし、新鮮な気持ちで仕事に向かえるでしょう。

「壬」の人の金運・財産や貯蓄は?

水の性質を持つ「壬」は、宵越しの金は持たない主義である傾向があります。

感情的で快楽を求める「壬」は、お金を稼いだり、将来のために節約して貯金したりすることは少なく、どちらかというと好きなことに惜しみなくお金を使ってしまうタイプです。

モノや財産よりも、経験や思い出、人間関係を重視することが多く、好きなことへの出費は惜しみません。

また物欲はないのですが、スリルや刺激を求めることからギャンブルにのめり込みやすいところもあります。

基本的にお金に対する執着が少ないため、金運も低めです。

大きく困ることはありませんが、意識的に定額貯金をしたり、リスクの低い投資で小銭を稼いだり、自ら工夫して財を貯める努力が必要になるでしょう。

「壬」と「甲」の相性は?

ここからは、十干同士それぞれの相性について詳しく解説していきます。

「壬」にとって「甲」は、似た者同士で共感しやすい相手です。

「壬」も「甲」も、「陽」の性質を持つため、意気投合しやすく足並みも揃いやすいです。

「壬」が「甲」を手助けしたり、世話を焼いたりする流れになりますが、「甲」のほうも面倒見が良く引っ張っていってくれるので、持ちつ持たれつの良い関係が築けるでしょう。

ただし「壬」が損をしやすいので甘えさせすぎないように要注意です。

「壬」と「乙」の相性は?

陽と陰の組み合わせになる「壬」と「乙」は、お互いに居心地が良い関係です。

柔らかい草や植物のように柔軟でデリケートな「乙」に対し、「壬」は思わず世話を焼いてあげたくなる場合が多いでしょう。

「乙」も「壬」の大らかさや包容力に安心し、気楽に付き合える間柄です。

しかし、度が過ぎると「乙」が「壬」に対して依存的になってしまうので、干渉しすぎないように気をつけたいところです。

「壬」と「丙」の相性は?

パワフルに輝く「丙」と海のように広々とした「壬」は、まさに火と水の関係です。

正反対の性質を持ちますが、違うからこそお互いを引き立て合うことができます。

「丙」にとって「壬」は、海が太陽の光を反射するように輝かせてくれますし、「壬」にとっても「丙」は情熱的でやる気が刺激される相手です。

敵になるとぶつかりますが、味方になれば一緒に大きな夢を実現することができるでしょう。

「壬」と「丁」の相性は?

「丁」と「壬」は正反対ですが、噛み合う者同士です。

「壬」の愛情深さが「丁」に自信を与え、また「丁」の繊細さや気配りが「壬」を癒やします。

水と火、正反対の性質ですが、違うからこそお互いに学び合うことができるでしょう。

ただ、「壬」のほうがパワフルなため、無意識に「丁」の意欲を消してしまうことがあります。

干渉しすぎず、気づかいを忘れないようにしましょう。

「壬」と「戊」の相性は?

「戊」と「壬」は、どちらも自然界の大物同士、理解し合い、お互いに支え合える関係です。

「戊」は広い大地や大きな山を表しますが、水の流れを変えたり、止めたりすることができる存在です。

「壬」がもてあますような感情的なエネルギーも、大らかで包容力のある「戊」ならしっかり受け止めてくれるでしょう。

「壬」にとって「戊」は手強い相手ですが、安心できる相手だといえるでしょう。

「壬」と「己」の相性は?

柔らかい土の性質を持つ「己」と陽の水の性質を持つ「壬」は、お互いにペースが乱される関係です。

「己」が優しく世話を焼き、献身的に尽くすタイプですが、自由気ままな「壬」を抑えるにはパワーが弱いかも。

「壬」にとっても、頼りたいけど頼れないというジレンマを抱いてしまいがち。

そのため、一緒にいると何となく息苦しさや退屈さを感じてしまうでしょう。

「壬」と「庚」の相性は?

精錬前の硬い金の性質を持つ「庚」と「壬」は、「庚」の力を借りることで「壬」が活躍する関係になれます。

五行では「金生水」として、金は水を生み出す存在だと言われています。

そのため「庚」と一緒にいると、良い刺激を受けたり、何かとサポートしてもらえたり「壬」にとっては嬉しい関係です。

ただ、「庚」にとっては「壬」に依存されると苦しくなってしまうかも。

適度な距離を取れればベストパートナーになれるでしょう。

「壬」と「辛」の相性は?

陽の水である「壬」にとって、陰の金の性質を持つ「辛」は、痒いところに手が届く相手です。

繊細で気配り上手な「辛」は、「壬」に対しても細やかにサポートしてくれます。

「辛」はキツいところがありますが、「壬」にとっては気にならず、むしろ刺激的で楽しく感じるでしょう。

お互いの長所をうまく高め合い、認め合える関係で、こちらもベストパートナーといえるでしょう。

「壬」と「壬」の相性は?

陽の水を持つ「壬」同士は以心伝心、言葉がなくても分かり合える関係です。

どちらも直感が鋭く、相手の心を察するのがうまい「壬」同士なので、何も言わなくても通じ合うことができます。

価値観やノリも合うので一緒にいるだけで不思議な安心感を抱くことができるでしょう。

ただし、どちらもパワフルなぶん、衝突すると大事になります。

「壬」と「癸」の相性は?

陽の水の性質の「壬」と、陰の水の性質の「癸」は、通じるところがあるけれどバランスが難しい関係です。

お互いに同じ性質を持つためフィーリングは合うのですが、一緒にいると「壬」に「癸」が吸収されてしまう流れになりやすいです。

またお互いに感情的になりやすいので、対等な関係を築くように心がければ良い関係を築くことができるでしょう。

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十二支の組み合わせ「壬子(みずのえね)」の性格・特徴は?

ここからは、十二支との組み合わせによる性格や特徴について詳しく解説していきます。

「壬子(みずのえね)」の人は、自立心が旺盛で我が道を進むタイプです。

細かいことを気にせず、自由気ままな「壬子」は、思い立ったらすぐに行動するエネルギッシュさがあります。

しかし面倒見はあまり良くなく、どちらかというと個人主義

仲間を大切にしますが、対等な立場で競い合うことを好みます。

そのため、同じ目的を持つ仲間としては、刺激にもなり高め合える関係になれますが、恋人として付き合うと寂しさを感じてしまうかもしれません。

十二支の組み合わせ「壬寅(みずのえとら)」の性格・特徴は?

「壬寅(みずのえとら)」の人は、ロマンチストで情熱的なタイプです。

大らかでどっしりした雰囲気を持つ「壬寅」は、実は外見からは想像できないくらいドラマチックで情熱的な心の持ち主。

理想が高く、夢に向かって精力的に突き進んでいくエネルギーがあります。

また芸術的な才能にも恵まれていることが多く、得意分野で活躍する人も少なくありません。

やや飽きっぽい面があるので、粘り強く頑張ることと、そして好きな道を究めることで人生が大きく花開いていくでしょう。

十二支の組み合わせ「壬辰(みずのえたつ)」の性格・特徴は?

「壬辰(みずのえたつ)」の人は、美的センスに恵まれたオシャレなタイプが多いです。

知的でセンスが良く、客観的視野を持つ「壬辰」は、芸術的なセンスがズバ抜けています。

性格は誠実で真面目、芯が強く、一度心に決めたら突き進んでいきます。

ただ、融通が利かずに相手と衝突することも少なくないため、対人トラブルを起こしてしまいがちです。

感情的になりやすいので、その点に注意すれば仕事も人間関係もバランス良く開花させることができるでしょう。

十二支の組み合わせ「壬午(みずのえうま)」の性格・特徴は?

「壬午(みずのえうま)」の人は自由主義で活発、包容力があり大らかなタイプです。

「壬午」は根が正直で素直、嘘やごまかしを嫌うなど正義感が強い人が多いです。

また楽天的でポジティブなため、周りからも自然と好かれる「愛されキャラ」といえます。

ただ、熱しやすく飽きっぽいのが玉にキズで、「壬」の持つ気まぐれな面が強調されているところがあります。

何事も一度決めたら最後までやり遂げる、という気持ちで取り組むようにすると、良い波に乗ることができるでしょう。

十二支の組み合わせ「壬申(みずのえさる)」の性格・特徴は?

「壬申(みずのえさる)」の人は知的で頭の回転が速く、何事も素早く行動するタイプです。

好奇心が旺盛で情報通の「壬申」は、少しでも興味が湧いたら調べずにはいられません。

そのため博識で、専門的な知識を活かして活躍していることが多いです。

また、持ち前の人懐っこさと愛嬌があり、コミュニケーション上手。

行動範囲も広く、アチコチに飛び回っているという人も多いでしょう。

ただし注意力が散漫になりやすいので、気まぐれな行動は控えたほうが良いでしょう。

十二支の組み合わせ「壬戌(みずのえいぬ)」の性格・特徴は?

「壬戌(みずのえいぬ)」の人は親切で世話焼き、人の気持ちを敏感に察するタイプです。

直感や洞察力が鋭い「壬戌」の人は、相手が何を考えているのかを察知するのが得意です。

また面倒見が良いので、いろいろと人のために力を尽くしていることが多いでしょう。

ただ、周りを気にしすぎて自分のことが疎かになりがちです。

また思い込みから自分の欲求を相手に押しつけすぎてしまう傾向があるので、適度な距離を保つように気をつけたほうが円満な関係を築くことができるでしょう。

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他の十干はこちらで紹介しています

甲(きのえ) 乙(きのと)

丙(ひのえ) 丁(ひのと)

庚(かのえ) 辛(かのと)

戊(つちのえ) 己(つちのと)

壬(みずのえ) 癸(みずのと)

十二支の意味はこちらで紹介しています

子年 丑年 寅年

卯年 辰年 巳年

午年 未年 申年

酉年 戌年 亥年

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