癸丑(みずのとうし)とは?
「癸丑」とは『みずのとうし』と読み、十干と十二支の60通りあるうちの1つで、50番目の組み合わせです。十干の「癸」と、十二支の「丑」から構成されています。
・十干の「癸」は陰の水にあたり、自然界では、雨や霧、雲、水蒸気のように、細やかで柔らかく変化していく水を象徴します。
・「丑」は、十二支の2番目で、時刻では午前1時から3時、月は旧暦では12月、新暦では1月にあたり、季節は「土用」と呼ばれる頃にあたります。 |
癸丑をたとえるなら真冬に降る冷たい雨です。
一見冷たく見えますが、雪よりもあたたかく、静かに変化を受け入れる柔軟性を持っている、そんなイメージがあります。
目次
「癸丑」の年はいつ?
前回の癸丑は1973年でした。 次回の癸丑は2033年です。
「癸丑」の人はどんな性格の持ち主?
癸丑の人は物静かですが、好奇心旺盛で感情が豊かな性格の持ち主です。
癸は、陰の水であり雨や雪、霧などのように状況によって様々に変化していきますが、基本的な部分は変わらず「自分」という一本芯を持っています。
そして丑は落ち着きがあり、我が道を進んでいく一本気な性格です。
周りを引っ張るタイプではないのですが、物静かで穏やか、すべてを包み込むような包容力や「ここぞ」という時は率先して行動するなど活動力もあり、周りから頼りにされます。
感受性・直観力も高く、イメージを現実に落とし込み、カタチにすることが得意です。
芸術的なセンスにも秀でているため、アーティストやクリエイターとして活躍する人も多いでしょう。
「癸丑」の女性に見られる特徴とは?
癸丑の女性に見られる特徴は、控えめながらも内面は情熱的なところです。
第一印象は、品がありおしとやかで、大人びた雰囲気を与えています。
芸術的なセンスも高いため、オシャレでメイク上手。
派手ではないのですが、清潔感がある美人タイプといえます。
性格は好奇心が旺盛で活動的、おっとりしていそうで意外とフットワークが軽いなど、外見とギャップを感じさせます。
優しく穏やかですが、一本芯が通っており、一度決めたことはトコトンやり抜くタイプです。
一方で頑固で融通が利かないなど、怒らせると怖いと言われることがあるでしょう。
「癸丑」の男性に見られる特徴とは?
癸丑の男性に見られる特徴は努力家で堅実、一度決めたらトコトン突き進むところです。
第一印象は、一見クールに見えますが、実は人当たりが良く穏やか、紳士的な雰囲気があり異性からも同性からも好感度が高めです。
性格もとても誠実で、自分の気持ちに正直な裏表がないタイプ。
直感も鋭く、相手や周りの空気を読み、先回りして行動することが得意です。
また、人に喜んでもらうことに生きがいや喜びを感じるなど、サービス精神が旺盛。
積極的に自分から目立つような行動はしないのですが、自然と周りに人が集まってくる人望の持ち主といえます。
「癸丑」の人の恋愛傾向は?
癸丑の人は恋愛において、愛情はストレートに伝えるタイプです。
クールに見えて意外と情熱的、かつ自分の気持ちに正直な癸丑は、好きな人にも正直。
自分から話しかけたり、告白したりなど、積極的にアプローチしますし、もし恋が実らなかったとしても、ほど良い人間関係を保とうと努めます。
芯がしっかりしているため、簡単にネガティブに陥ったり自信を失ったりすることはないでしょう。
交際が始まった場合も、サービス精神が旺盛な癸丑は、愛する人のために精一杯尽くします。
相手の気持ちを確認しながら、着実に信頼を深めていきます。
ただし、普段は優しいのですが、信頼関係を重んじるため、裏切りやいい加減な態度に対しては厳しい反応を示すでしょう。
「癸丑」の人の家庭運・結婚運について
癸丑の人は、仕事よりも家庭を大切にするタイプです。
真面目で努力家な癸丑は、結婚後は家族を守ることに大きな力を費やします。
もちろん仕事も頑張りますが、「生活を守るため」「家族のため」というスタンスに切り替える傾向が見られます。
責任感が強く、物事に対して誠実に取り組む癸丑は、子育てや家事に対しても積極的です。
アレコレ工夫をしたり、「こうしたらいいかも」とアイデアを出したり、家族間のコミュニケーションも活発に求めるでしょう。
一方でルールに厳しく、こだわりを見せます。
パートナーと話し合う時間を多く持つことが円満な家庭づくりのポイントになります。
「癸丑」の人の仕事運・適職は何?
癸丑の人は、周りと足並みを揃えながら出世していくタイプです。
真面目で責任感が強い癸丑は、一見マイペースに見えますが、意外と周りをよく見ており、高い社交性を発揮します。
困っている人がいればさりげなくサポートをし、大きな仕事も周りを巻き込みながら協力してやってのけるなど、上手に人との繋がりを活かす仕事をしていきます。
事務など黙々と頑張る仕事も向いていますが、人に何かを教えたり管理をしたり、広告やメディアに関する仕事など、たくさんの人の中で活発に動き回るような仕事に向いているでしょう。
人望があるため、管理職や社長業、フリーの仕事にも適性があります。
「癸丑」の人の金運・財産や貯蓄は?
癸丑の人は、生まれつき強い金運の持ち主です。
癸丑の「癸」は、五行では「水」にあたり、留まることなく流れていくイメージを持っています。
また「丑」は五行にすると「土」にあたり、お金を生み出す源です。
土からどんどんお金が掘り出されるように、自らの才能やアイデア、努力の結晶からお金を生み出すことができますし、生まれつき実家が豊かであるなど資産にも恵まれる運気です。
芸術的なセンスや審美眼も高く、掘り出し物を見つけるのが得意。
価値のある物を見つけたり、手に入れたものを上手に運用したり、生活面ではお金回りに困ることはないでしょう。
「癸丑」の人との相性ランキングTOP3!
ここからは「癸丑」の人との相性がいい日柱の人、相性が悪い日柱の人をランキング形式でご紹介します。それぞれのTOP3はコチラ!
1位「癸丑(みずのとうし)」×「戊子(つちのえね)」 2位「癸丑(みずのとうし)」×「癸巳(みずのとみ)」 3位「癸丑(みずのとうし)」×「甲子(きのえね)」 |
1位「癸丑(みずのとうし)」×「己未(つちのとひつじ)」 2位「癸丑(みずのとうし)」×「己卯(つちのとう)」 3位「癸丑(みずのとうし)」×「辛未(かのとひつじ)」 |
「癸丑(みずのとうし)」と「戊子(つちのえね)」の相性は?
「癸丑」と「戊子」は、腹を割って話せる最高の相性です。
誠実で自分の気持ちに正直な癸丑と、真面目で素直な戊子は、お互いに理解し合える部分が多い関係です。
また、意外と突っ走りがちな癸丑に対し、戊子はさりげなくブレーキやサポートをかけてくれます。
オンとオフ、お互いに助け合えるベストコンビといえます。
「癸丑(みずのとうし)」と「癸巳(みずのとみ)」の相性は?
「癸丑」と「癸巳」は、価値観が似ており、思わず協力したくなる相性です。
芸術的なセンスのある癸丑と、感受性豊かな癸巳は、兄弟のように馴染みやすく、自然体で一緒にいられる関係です。
どちらも強く出すぎることなく、適度な距離でバランスを保って接します。
共感できる部分が多く、以心伝心できる親友のような関係になれるでしょう。
「癸丑(みずのとうし)」と「甲子(きのえね)」の相性は?
「癸丑」と「甲子」は、良きビジネスパートナーになれる相性です。
向上心が高く、真面目に頑張る甲子と、一度決めたことはトコトンやり抜く癸丑は、お互いに助け合い、高め合える関係です。
難しい状況になってもへこたれず、前向きに取り組んでいく両者は、共に助け合い、リスペクトし合えます。
特に仕事面において、良きライバルかつ親友という関係になれるでしょう。
「癸丑(みずのとうし)」と「己未(つちのとひつじ)」の相性は?
「癸丑」と「己未」は、何となく苦手意識を感じる相性です。
誠実で自分の気持ちをストレートに伝える癸丑と、お調子者で飄々としたところがある己未。
たとえば癸丑は物事に対してコツコツ誠実にやり抜くタイプですが、己未は幅広く、要領良くこなすタイプという違いがあるため、表面上は仲良くできますが、深い関係にはなりにくい傾向があります。
「癸丑(みずのとうし)」と「己卯(つちのとう)」の相性は?
「癸丑」と「己卯」は、お互いに気をつかいすぎてストレスを感じやすい相性です。
自分の気持ちを正直に見せる癸丑と、控えめで内向的な己卯。
癸丑のほうがアレコレ気を回しても、なかなか己卯は心を開かないことが多いです。
常にどちらかが遠慮してしまうような場合が多いため、一緒にいる時間が長くなるほどストレスを感じてしまうでしょう。
「癸丑(みずのとうし)」と「辛未(かのとひつじ)」の相性は?
「癸丑」と「辛未」は、お互いに配慮しすぎて疲れてしまう相性です。
相手の気持ちを察して行動できる癸丑と、繊細な心を持つ辛未。
一見良い相性に見えますが、お互いに相手の扱いに戸惑ってしまう関係性です。
腹を割って話せるかと思えばドライな一面が見えたり、細かい部分にこだわりがあったり、価値観の違いも多くしっくりきません。
表面的な付き合いに留めたほうが良いでしょう。
癸丑の人は好奇心が旺盛で活動的、我が道を進む一本気な性格
最後に癸丑の特徴をまとめてご紹介します。
・真面目で誠実、物静かで穏やかな包容力
・パッと見た感じはクールで控えめな印象 ・第一印象は、物腰柔らかで品があり、おっとりした雰囲気 ・芯があるからこそ融通が利かず、頑固なところがある ・恋愛では、好きな人には積極的にアプローチ ・仕事では、センスと人との交流を大切にしながら成果を出す ・金運は生まれつき良く、才能と実力で財を手に入れる |
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