四柱推命｜丙午（ひのえうま）とは？性格や恋愛、男女の特徴解説

丙午（ひのえうま）とは？

「丙午」とは『ひのえうま』と読み、十干と十二支の60通りある組み合わせのうちの1つで、43番目の組み合わせです。十干の「丙」と、十二支の「午」から構成されています。

・十干の「丙」は陽の火にあたり、自然界にある「太陽」を象徴しています。 ・十二支の「午」も火にあたり、季節の「夏」を表しています。

「丙午」は、火と火の組み合わせなので、特に火の特徴や性質が色濃く出やすいのが特徴といえます。

「丙午」の年はいつ？

前回の丙午は1966年でした。 次回の丙午は2026年です。

「丙午」の人はどんな性格の持ち主？

丙午の人は、とにかくパワフルでエネルギッシュ、前向きな性格です。

そもそも「丙」は空に輝く太陽のように、強く明るい火をイメージし、周りにいる人を明るく照らし、周囲の目を惹く華やかさを持っています。

また「午」は動物の馬ではなく、時間や季節を表していますが、時間では「正午」を、季節では「夏」を指しています。

この強い「火」と「火」の組み合わせを持つ丙午は、とても活発で情熱的。

抜群の行動力と決断力で、目標に向かってまっすぐに突き進む力強さがあります。

また、感受性も豊かで、周りに優しさを見せる余裕も持ち合わせています。

少し見栄っ張りなところもありますが、生まれ持って華やかな雰囲気を持つため、自然と注目を集めることも多いでしょう。

「丙午」の女性に見られる特徴とは？

丙午の女性に見られる特徴は、目鼻立ちのバランスが良く、華やかな印象です。

体型は筋肉質で細身なタイプや、ぽっちゃり系でも均整が取れていて、しっかりした体格をしているタイプが多いです。

内面は直観力に優れ、感受性も豊かです。

好奇心が旺盛で、面白そうなことやワクワクすることに目がありません。

デザイン的なセンスに優れていることも多く、音楽や絵画などのアート的な才能に優れています。

強気な姿勢や堂々とした振る舞いから、パッとみると強引なタイプにも見えますが、意外と周りに気をつかう優しさもあり、世話焼きなところもあります。

一方で、頑固で融通が利かないところもあるため、意見の違いから周囲と衝突することも少なくないでしょう。

「丙午」の女性に古くから伝わる迷信とは？

丙午の女性に古くから伝わるのは「丙午生まれの女性は夫を不幸にする」という迷信です。

諸説ありますが、中国では丙午や丁巳の年には天災が多いと言われていることもあります。

丙午の女性に古くから伝わる迷信は、歌舞伎・浄瑠璃などで描かれた「八百屋お七」が由来だそうで、愛する人と再会するために放火事件を起こした「お七」が丙午生まれだと語られています。

実際のところ、お七が本当に丙午の生まれかは定かではないのですが、丙午の性質が表す情熱や激しさが、このような迷信を生んだ可能性が高いでしょう。

「丙午」の男性に見られる特徴とは？

丙午の男性に見られる特徴は、華やかで、人が良さそうな顔立ちをしています。

また体型は細身、もしくはがっちり鍛えられたスポーツマンタイプであることが多いです。

感受性が豊かでセンスが良く、個性的なファッションもうまくアレンジするなどオシャレ上手です。

大勢の中でも目立つことが多く、黙っていても不思議と強い存在感を抱かせるのも特徴でしょう。

内面は、リーダーシップがあり周りを引っ張っていくエネルギッシュなタイプ。

でも強引ではなく、どちらかというと楽観的で人を包み込むような温かい人柄をしています。

知的好奇心が強くマイペース、好きなことに対しては他のことが目に入らないくらい没頭するところがあります。

気がついたら、その道のエキスパートとなって活躍していることが多いです。

「丙午」の人の恋愛傾向は？

丙午の人は、ドラマチックで情熱的な恋愛を求めます。

夢中になったら手に入れないと気が済まない丙午は、周りが驚くくらい恋愛にのめり込んでしまうことも少なくありません。

「この人は！」と思ったら、情熱的に突っ走ってしまうところが多いでしょう。

そんな丙午の恋愛パターンは、好きになったら相手を観察しつつ、わかりやすくアタックを始めます。

そして、持ち前のリーダーシップと気配りで相手の心をつかんでいきます。

自分が主導権を握りたいタイプなので、気配りや優しさがあっても、付き合い始めたらワンマンになる可能性が高いといえます。

また、マイペースで気分屋なところもあるので、恋人を振り回してしまう部分もあるようです。

でも、丙午と対等に言いたいことを言い合える関係を築くことができれば、うまく付き合っていけるでしょう。

「丙午」の人の家庭運・結婚運について

丙午の人は、男女ともに適齢期と言われる年齢よりも、少し遅めに結婚したほうが、運気が安定しやすい傾向です。

これは若い時よりも、ある程度落ち着いた年齢に結婚したほうが、性格的にも生活面でも自分でコントロールすることができるからと言われています。

結婚相手は、パワフルで価値観が合う自分と似ているタイプか、控え目で落ち着きのある縁の下の力持ちタイプとの相性が良いです。

丙午は基本的に愛情深く、家庭を大切にしますが、熱意がありすぎて過干渉になったり、逆に仕事に打ち込みすぎて放置気味になったり、極端になりやすい傾向があります。

結婚後は、持ち前の観察眼を活かしつつ、家庭と仕事のバランスを保つ心がけが円満の秘訣に繋がります。

「丙午」の人の仕事運・適職は何？

丙午の人は、仕事に情熱を燃やすタイプで、積極的に取り組み、短期間で成果に繋げることができます。

大きな裁量を得られる仕事になるほどやりがいが感じ、責任を任せられるほど実力を発揮します。

感受性が豊かで想像力溢れる丙午の人は、無から何かを作り上げる仕事に向いています。

たとえばWEBデザイナー、脚本家や小説家、作曲家、作詞家、プロデューサーやコーディネーターなどクリエイティブな仕事に適性があります。

またオーラが輝くような存在感があるので、営業や音楽などの広告・メディア関係、アーティストや芸能人など人前に出る仕事にも向いています。

逆にルーチンワークで1日が終わったり、単調な仕事内容だったりする場合は、エネルギーが不完全燃焼してしまいます。

会社員として働いても十分活躍できますが、特技や才能を活かして独立したほうが伸び伸びと力を発揮できるでしょう。

「丙午」の人の金運・財産や貯蓄は？

五行の「火」はお金の象意でもあるため、丙午の人も基本的に強い財産運を持っています。

しかし「火の車」という言葉があるように、お金も貯まるだけではなく、出ていく方面でも流れが激しい流動的な運気です。

丙午は、もともと仕事好きで、エネルギッシュな行動からお金を生み出す才能に溢れていますが、同時に散財しやすかったり、衝動で大金をつぎ込んでしまったりする傾向があります。

また、丙午の性質的にも、コツコツと節約するよりは、パーッと好きなことにお金を使って経験を得るというところがあります。

高収入になる可能性は高いのですが、そのぶん支出も大きくなるため、手元にはあまり残りません。

投資などでうまく運用しつつ、財産形成を行うのが良いでしょう。

「丙午」の人との相性ランキングTOP3！

ここからは、丙午の人との相性がいい日柱の人、相性が悪い日柱の人をランキング形式でご紹介します。それぞれのTOP3はコチラ！

1位「丙午（ひのえうま）」×「辛未（かのとひつじ）」 2位「丙午（ひのえうま）」×「壬寅（みずのえとら）」 3位「丙午（ひのえうま）」×「乙未（きのとひつじ）」

1位「丙午（ひのえうま）」×「庚子（かのえね）」 2位「丙午（ひのえうま）」×「壬子（みずのえね）」 3位「丙午（ひのえうま）」×「癸亥（みずのとい）」

「丙午（ひのえうま）」と「辛未（かのとひつじ）」の相性は？

辛未は、丙午ほどの強さはありませんが、明るく朗らかでその場にいる人をホッとさせる柔らかな雰囲気を持っています。

そして表舞台で活躍するよりも、陰で人と支えるような尽くすタイプでもあるため、リーダーシップを取りたい丙午との相性はぴったりです。

堅実で落ち着きがあるところも信頼できる部分ですので、丙午とは良いコンビになれるでしょう。

「丙午（ひのえうま）」と「壬寅（みずのえとら）」の相性は？

壬寅は、のんびりした雰囲気があり、丙午の熱さをうまく包み込んでくれる包容力があります。

また、おっとりして見えますが聡明で頭の回転は速く、決断力もあります。

情熱的で行動的な丙午とも気が合うため、丙午と壬寅が協力し合えば物事はかなりのハイスピードで展開していくでしょう。

夫婦としてもビジネスとしても、良きパートナーになれる関係です。

「丙午（ひのえうま）」と「乙未（きのとひつじ）」の相性は？

穏やかでのんびりした性質を持つ乙未は、見た目よりもしっかり者で頼れる仲間です。

優しく穏やか、細かい部分までよく気がついてサポートしてくれます。

また、正反対の性格に見えますが、芸術的なセンスや我が道を進むひたむきな情熱など共感できる部分も多々あります。

丙午と乙未は、良き仲間として付き合うことができるでしょう。

「丙午（ひのえうま）」と「庚子（かのえね）」の相性は？

六十干支中でもトップクラスで頭の回転が速く、物事をテキパキとこなす庚子。

クールに見えますが、内面は感受性が豊かで相手の気持ちを察するのが得意なのが特徴です。

思い込むと視野が狭くなりやすい丙午とは共感できない部分が多く、一緒にいる時間が苦痛な相性といえます。

しかし、お互いのそれぞれの良さを学ぶことで、成長できる関係性へと発展させることもできます。

「丙午（ひのえうま）」と「壬子（みずのえね）」の相性は？

スケールが大きく、常識の枠にハマらない壬子。

細かいことは気にせず大らかですが、実務能力は高く、仕事も対人関係も上手にコントロールできる手腕の持ち主です。

丙午とは少しタイプが似ていて共感しやすい関係ですが、似ているからこそぶつかり合う可能性が高い相性といえます。

同じ目標を持つことができれば、協力し合える心強いパートナーになれるでしょう。

「丙午（ひのえうま）」と「癸亥（みずのとい）」の相性は？

人懐っこく、誰とでもすぐに仲良くなれる癸亥。

気配り上手で、相手が思っていることを素早く察して手助けしてくれる頼もしい存在です。

ただ、丙午と癸亥は火と水の関係で、お互いの存在感が発揮できないため、基本的には相性が良い組み合わせとは言えません。

ただ、どちらも大らかでスケールが大きいところがあるので、滅多なことでは衝突し合うことはありません。

お互いに才能を磨き合い、高め合える関係性を目指すと良いでしょう。

丙午の人は、太陽のように明るく、周りを照らす存在

最後に丙午の特徴をまとめてご紹介します。

・情熱的で思い立ったらまっすぐに突っ走っていく ・華やかで独特の存在感がある ・オシャレでモテることが多い ・恋愛の理想は高め ・無から何かを作り上げるクリエイティブな才能がある ・お金を稼ぐ才能があるが金遣いも荒いところも

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十干の意味はこちらで紹介しています

甲（きのえ） 乙（きのと）

丙（ひのえ） 丁（ひのと）

庚（かのえ） 辛（かのと）

戊（つちのえ） 己（つちのと）

壬（みずのえ） 癸（みずのと）

十二支の意味はこちらで紹介しています

子年 丑年 寅年

卯年 辰年 巳年

午年 未年 申年

酉年 戌年 亥年

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