申年（さるどし）の意味｜申年生まれの性格・年齢・特徴・相性

申年（さるどし）の意味や歴史は？

申年は十二支の中で9番目です。

十二支の順番を決める神様のレースでは、仲良しの犬と一緒に行っていたのですが、途中でけんかになってしまったのだとか。それ以来、犬猿の仲になったというお話があります。

ちなみに、申年の漢字は「猿」ではなく申ですよね。実はこの申という文字は、ピカピカ光る雷の大元の字であり、稲妻が空から地面に落ちる状態を表していると言われています。

そしてその由来からか、申年は稲妻のようにあらゆる方向に何かが生まれ成長していく、ある意味波乱の年になると言われています。

また、申年に採れた梅は縁起がいいとも言われ、重宝されています。値段も高くなりやすいため、梅農家の方にとっては最高の年なんですね。

申年（さるどし）の生まれ年は？

2016年、2004年、1992年、1980年、1968年、1956年、1944年、1932年

申年（さるどし）の性格や特徴

申年の人の性格や特徴をいくつか挙げていきましょう。

好奇心旺盛で情報通

申年の人は面白そうなことがあるとすぐに飛びつきますし、そもそも常にアンテナを高くしているため、他人よりも多くの情報が入るようになっています。「やってみよう」の気持ちが強いために、ほかの人が尻込みしていることでも率先して行くため、驚くほどの創造力を発揮して先駆者になることも多くあります。

褒められるのが大好き

自分が満足するため、というよりも、人に賞賛されるためにあれこれ頑張る人です。徳を積むこともありますが、誰かから認められるためには平気で他人を蹴落とそうとしたり、多少嘘や誇張を混ぜたりしてしまったりするのも平気。そのために失敗してしまうこともあります。

いわゆる人たらし

豊臣秀吉が申年であったように、申年の人は不思議と人を惹きつける魅力があります。情報通でおしゃべり上手、そして頭の回転も速いために人を動かすのがとても上手であり、いつの間にかみんなのリーダーになっていることもあります。年齢性別問わず人気があるので、多くの仲間に恵まれます。

我慢が苦手

申年の人はじっくり待ったり、我慢したりすることがあまり好きではありません。そのためにあれこれ創意工夫ができる良いところもあるものの、いろいろな結果が出るのが我慢できずにタイミングを外したり、チャンスを逃してしまうこともしばしばあります。

申年（さるどし）の女性と男性

申年生まれの女性は、明るく元気なおしゃべり上手です。

上手に場の空気を読み、盛り上がる方向へ持っていくことを得意としています。一緒にいるとても楽しい人ということで、男女問わず友達が多いでしょう。好き放題に振る舞っているように見えて、実は周囲をしっかり観察し、かなり気を使っていることもあります。そのため、失敗をしてしまうと実はずっとクヨクヨ悩んでしまうことも。

そして申年生まれの男性は、サービス精神旺盛なムードメーカーです。

楽しいことが大好きで、そこに進むために巧みな話術とムードを作っていき、周りを上手に巻き込んでいくことが得意です。ただ、ややお調子者すぎて誰かが止めないとどこまでも突っ走っていくところがあります。幸い、周囲が声をかけやすく親しみやすい性格であるため、ストップをかけてくれる人がたくさんいます。そのため、仲間を大切にしているタイプならば、大暴走しすぎずに止まることもしやすいです。

申年（さるどし）生まれの人の恋愛傾向

申年の人の恋愛観はちょっと複雑で、好きな相手とは一緒にいたい反面、落ち着きを嫌う傾向にあります。

いつも一緒にいたい、四六時中連絡を取り合っていたい、というべったりした恋愛を望んでいるところもあるものの、いつも一緒にいてマンネリしてしまうと「飽きた」「なんだか物足りない」と言い始めてしまうこともあります。

何に対しても常に刺激を求めているために、恋愛にもワクワク感がないとダメなタイプ。そのため、本当は申年が追いかける側に回る方が、楽しい恋愛が長続きすると言えます。ちなみに、好きなタイプは行動的でおしゃべり上手な人です。常に自分に刺激を与えてくれて、ワクワクさせてくれるような人だと夢中になってしまいます。

申年（さるどし）生まれの人の仕事・金運

申年の人は仕事において、チームワークをとても大切にします。

チームワークがよい状態を作るには、普段からしっかりと交流を持つことが大事だと思っているために、自分がリーダーになった際には特に、仕事のメンバーとはプライベートなお付き合いをしたがります。仕事終わりに食事に言ったり、飲みに行ったりすることが多くなります。

そして得意な雰囲気づくりと話術でみんなの士気を盛り上げていき、仕事を大成功させることも多いでしょう。

申年の金運は入ってもどんどん出ていくというものです。損か得かではなく、好きか嫌いかでお金を出すので、自分自身は常にハッピーな状態でいられます。お金に困ることはありませんが、貯蓄にはイマイチ縁がありません。

申年（さるどし）と相性のいい干支は？

人の心に入り込み、愛されるのが得意な申年と相性がいい干支は「子年」と「辰年」、「巳年」です。

子年の人は、行動力があって好奇心旺盛で、色々な情報を収集することが好きな点においては、申年と性格がかなり似ています。成功したいと常に思っている子年と、褒められるならば頑張れる申年は、同じような熱量で成功に向けて一緒に走りぬくことができるでしょう。どちらかの心が折れてしまっても、片方が相手を励まし、力付けて走り続けることができるので、最終的に成功を収めることができるでしょう。

辰年の人は同じくリーダータイプで独創的ですが、1人の時間を楽しみたいところがあります。共通点と相違点がありますが不思議と不快に思わず、お互いの違いも楽しむことができる相性です。違いに反発せずに深く相談し合うことができ補い合うこともできるために、互いの才能を邪魔することなく共に歩んでいくことができる相性です。

巳年の人は申年と同じで頭が良く、頭の回転の速度が近いため、何も言わなくてもお互いに理解し合え、一緒にいるのが心地よい相性です。申年に足りない粘り強さや巳年に足りないフットワークの軽さなど、互いにないものをしっかり補い合い、助け合っていくことができます。また、距離を詰めてくる申年に対しても、巳年は適度に距離を置くことができるため、一線を引いた状態になり、揉め事が起こりにくくなっています。

申年（さるどし）と相性の良くない干支は？

時折調子に乗り過ぎて失敗をする申年と相性が良くないと言われる干支は、「寅年」と「巳年」そして「亥年」です。

寅年の人は常に真面目で誠実であろうとするタイプですが、申年は楽しければ、そして自分のためなら多少ウソをついても大丈夫、という考え方を持っているタイプですから、一緒にいると自分にない相手の点が鼻について仕方がなくなります。ちょっとしたことでぶつかってしまい、トラブルが絶えない相性です。

巳年の人は相性がとても良いものの、それはまるで磁石のような関係です。方向を間違えなければぴったりくっつくほどに相性が良いのですが、一度反対を向いてしまうと反発し合うという、表裏一体の相性を持っています。上手に距離を取ったままでいられれば、お互いの足りないところを補い合いますが、距離を詰めすぎると互いの短所が目に付くようになりますし、巳年が申年の飽きっぽさに、そして申年は巳年の煮え切らないところに振り回されたりするようになります。

亥年の人はこれと決めたらとことん突っ走るため、いくら申年が声をかけても聞く耳を持ちません。また、限界まで頑張りたい亥年に対し、「このくらいでいいよ」と手を止めて終わらせてしまうのが申年です。何かと互いに邪魔をし合いますし、意図しているわけでもないのにお互いにペースを乱すようになってしまいます。根本的に相性が合わないため、近づかないのが無難と言えるでしょう。

まとめ

話術が巧みで雰囲気作りが得意な申年は、自然にリーダーの立ち位置にいることが多くなります。

反面お調子者で褒められるのが大好きなため、誠実さに欠けるところがあるのが玉にキズというところです。常にワクワクドキドキを求めている申年と一緒にいれば、毎日飽きることなく楽しく過ごせるかもしれません。しかし、落ち着きたい人にとっては申年は苦手な相手となるでしょう。

このように、申年のことを深く知っていくことで申年のお付き合いの仕方やコツを知ることができますし、避けるべきタイプも知ることができます。

申年と楽しい関係を築くためにも、申年の人が人生を楽しむためにも、しっかりその性格や相性を知っておくといいですね。

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十二支の意味はこちらで紹介しています

子年 丑年 寅年

卯年 辰年 巳年

午年 未年 申年

酉年 戌年 亥年

十干の意味はこちらで紹介しています

甲（きのえ） 乙（きのと）

丙（ひのえ） 丁（ひのと）

庚（かのえ） 辛（かのと）

戊（つちのえ） 己（つちのと）

壬（みずのえ） 癸（みずのと）

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