四柱推命|あなたの性格と運勢を無料で鑑定
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四柱推命の命式とは?
四柱推命では、自分の生まれた年、月、日、時間の4つの柱を基に、十干・十二支からなる六十干支で表記した“命式”を用いて鑑定していきます。4つの柱からなる、年干支、月干支、日干支、時干支の計八字の命式から生まれ持った運勢や才能、性格など、その人を形成している様々な要素を推察し鑑定することができます。
■四柱推命の4つの柱の意味は?
四柱推命の4つの柱には「年柱(ねんちゅう)・月柱(げっちゅう)・日柱(にっちゅう)・時柱(じちゅう)」があり、それぞれの柱に意味合いがあります。生まれた年を示す【年柱】では両親や先祖などのルーツや目上の人にあらわれる性質。生まれた月を示す【月柱】では兄弟や友人に対してあらわれる性質。生まれた日を示す【日柱】ではその人自身や恋愛面での性質。生まれた時刻を示す【時柱】では子供や子孫、部下など目下の人に対してあらわれる性質を意味しています。
年柱 年齢域0~20歳の初年運。自分のルーツや、人生の傾向、成育環境。先祖や親、年長者などを表す。
月柱 年齢域20~40歳の青年運。生まれ持った運や才能、社会運や成功運。兄弟姉妹、友人、親などを表す。
日柱 年齢域40~60歳の中年運。その人自身を表し、私生活や結婚生活、人間関係では配偶者などを表す。
時柱 年齢域60歳以降の晩年運。子供運や仕事能力、晩年運、人間関係では目下の人間などを意味します。
四柱推命の起源と歴史は?
四柱推命の起源は、紀元前1400年~1300年の古代中国の殷王朝(いんおうちょう)時代の中頃に使われていた、亀の甲羅や獣骨の破片に刻まれた文字『甲骨文(こうこうつぶん)』にあると言われています。甲骨文には四柱推命の原理とも言える「五行説」や、「十干」「十二支」を組み合わせた「六十干支」を使って、暦を表していたことが知られています。

文献考証的に命術の「四柱推命」として最古となるものは、古代中国の宋の時代(西暦960年~1279年)に除居易(徐子平)という占星術師が『淵海子平(えんかいしへい)』という名前で執筆した本といわれており、四柱推命の学問を発展させていったとされています。

◆日本における四柱推命の成り立ちについて
日本に推命学の『淵海子平』が渡ってきたのが江戸時代の中期とされています。その後、陸奥(むつ)仙台の儒者である桜田虎門(さくらだこもん)によって、『淵海子平』を訳本した『推命書』という書物が書かれ、これが日本における四柱推命のはじまりと言われています。
四柱推命と陰陽五行説の関係とは?
四柱推命の原理は古代中国から伝わる陰陽説と五行説にあります。陰陽説は「男と女」「太陽と月」「海と山」「N極とS極」といったように、全てのものを陰と陽に二元化し、それぞれ逆の性質を持つとする考え方です。そして、五行説は宇宙における万物は『木』『火』『土』『金』『水』という5つの元素から成り立っているという考え方です。

四柱推命ではこの陰陽五行説の理論を基に、その人の生年月日時刻を、六十干支に直し、木・火・土・金・水の5つのグループに振り分け、互いのエネルギーが作用する影響やバランスから性格や運命を推測・推理していきます。

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四柱推命の十干・十二支とは?
命式で用いる十干・十二支は、略して干支(かんし)とも呼ばれ、十干の10個の要素からなる「天干(てんかん)」と、十二支の12の要素からなる「地支(ちし)」に分けられています。四柱推命では4つの柱にそれぞれ配置されている天干と地支の関係や組み合わせから陰陽五行のエネルギーや運命を紐解いていきます。
■四柱推命の十干って何?
十干とは、甲(こう/きのえ)、乙(おつ/きのと)、丙(へい/ひのえ)、丁(てい/ひのと)、戊(ぼ/つちのえ)、己(き/つちのと)、庚(こう/かのえ)、辛(しん/かのと)、壬(じん/みずのえ)、癸(き/みずのと)の十種で、【木、火、土、金、水】からなる「五行を兄(え)・弟(と))」に分けたものです。

四柱推命の命式では、生まれた年の十干【年柱天干(ねんちゅうてんかん)】、生まれた月の十干【月柱天干(げっちゅうてんかん)】、生まれた日の十干【日柱天干(にっちゅうてんかん)】、生まれた時間の天干【時柱天干(じちゅうてんかん)】をそれぞれ割り出し、それぞれの十干や陰陽五行などの性質やバランスからの人間の素質や運勢を紐解いていきます。

十干 五行 陰陽 意味

(きのえ)
陽○ 樹木や森林などを表す。人情味が厚く、信頼を得てリーダーシップを発揮する。曲がった事が嫌い。活発。積極的。地位。名誉。忍耐力。
⇒「甲」の詳しい解説はコチラ

(きのと)
陰● 草や花などを表す。優しく温和な性質だがたくましい。専門的な能力や芸に秀でている。仲間と共に行動する。理想主義。消極的。粘り強い。
⇒「乙」の詳しい解説はコチラ

(ひのえ)
陽○ 太陽を表す。派手好きで目立ちたがり。明るい性格でさっぱりしている。権力欲・金銭欲が旺盛。楽観的。根性がある。多弁。
⇒「丙」の詳しい解説はコチラ

(ひのと)
陰● 電灯や蝋燭の灯などを表す。繊細で細かい事に良く気付く。頭の回転が良い。控えめで温厚。冷静。苦労性。理性的。慎重。参謀。
⇒「丁」の詳しい解説はコチラ

(つちのえ)
陽○ 山や丘などを表す。圧倒的な存在感と包容力があり面倒見が良い。臨機応変。説得。決断。自信家。信仰心。派手。
⇒「戊」の詳しい解説はコチラ

(つちのと)
陰● 田畑を表す。人を育てる能力に長ける。義理人情に厚い。庶民的な感性。広く浅い情報収集。臆病。神経質。勉強家。
⇒「己」の詳しい解説はコチラ

(かのえ)
陽○ 硬い金属や刀などを表す。常に行動してないと気が済まない。信念を貫く強さを持つ。敏腕。自信家。感受性豊か。スピード感。
⇒「庚」の詳しい解説はコチラ

(かのと)
陰● 宝石を表す。繊細で美意識が高い。我が道を行く。感情にムラがある。努力家。辛抱強い。凝り性。傷つきやすい。
⇒「辛」の詳しい解説はコチラ

(みずのえ)
陽○ 海や大河などを表す。先見の明がある。向上心が高く努力家。カリスマ性。束縛を嫌う。情熱的。決断力。策略家。色情。
⇒「壬」の詳しい解説はコチラ

(みずのと)
陰● 雨や湧き水などを表す。勉強好きで知識が豊富。平和主義。慎重で失敗が少ない。秘めた闘争心。地道な努力。一貫性に欠ける。
⇒「癸」の詳しい解説はコチラ
▼十干それぞれの詳しい内容を見る▼
■四柱推命の十二支って何?
十二支とは、暦で子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)のことを指し、月や時刻、方角、季節を表す時に用いられる十二種類の要素です。

また、四柱推命の命式では、生まれた年の十二支を【年柱地支(ねんちゅうちし)】、生まれた月の十二支を【月柱地支(げっちゅうちし)】、生まれた日の十二支を【日柱地支(にっちゅうちし)】、生まれた時間の十二支を【時柱地支(じちゅうちし)】呼び、十干・十二支の要素から人間や運命にまつわる様々なことを読み解きます。

十二支に対応する月・時刻・季節・方角
・時刻を表す十二支とは?

23時~01時⇒子|01時~03時⇒丑
03時~05時⇒寅|05時~07時⇒卯
07時~09時⇒辰|09時~11時⇒巳
11時~13時⇒午|13時~15時⇒未
15時~17時⇒申|17時~19時⇒酉
19時~21時⇒戌|21時~23時⇒亥

・季節を表す十二支とは?

春⇒寅、卯、辰(春土用)
夏⇒巳、午、未(夏土用)
秋⇒申、酉、戌(秋土用)
冬⇒亥、子、丑(冬土用)

・方角を表す十二支とは?

北⇒子、東⇒卯、午⇒南、酉⇒西

◎十二支の陰陽五行分類と象意

十二支もそれぞれに意味があり、十干同様、陰陽と五行に分類することができます。以下に十二支に対応する陰陽五行と、各十二支が持つ象意を記載しています。

十二支 五行 陰陽 意味

(ね)
陽○ 種が土の中で水を吸収している状態。滋、順応性、冷静、博愛精神など。
⇒「子」について詳しく見る

(うし)
陰● 土から芽が出始めた状態。紐、保守性、忍耐力、義理、堅実など。
⇒「丑」について詳しく見る

(とら)
陽○ 木が成長し伸びている状態。演、積極性、向上心、決断力、義侠心など。
⇒「寅」について詳しく見る

(う)
陰● 木が生茂っている状態。冒、協調性、社交性、計画力、快活など。
⇒「卯」について詳しく見る

(たつ)
陽○ 木が最後まで成長しきった状態。震、信頼性、闘争心、安定、忍耐など。
⇒「辰」について詳しく見る

(み)
陰● 木の一部が枯れ成長が止まった状態。已、追求、華美性、顕示力など。
⇒「巳」について詳しく見る

(うま)
陽○ 花が実になっている状態。忤、直感力、優雅、冒険心、開拓精神など。
⇒「午」について詳しく見る

(ひつじ)
陰● 実が熟成している状態。昧、理論性、推進力、平和主義、温厚など。
⇒「未」について詳しく見る

(さる)
陽○ 実が完全に熟成した状態。伸、勇敢、活動性、計算力、機敏など。
⇒「申」について詳しく見る

(とり)
陰● 熟した実が縮み発酵している状態。酒、奉仕、感受性、思考力など。
⇒「酉」について詳しく見る

(いぬ)
陽○ 葉や実が土に落ち枯れた状態。戊、持久力、安定性、執念、決意など。
⇒「戌」について詳しく見る

(い)
陰● 花の実が種になり土の中にある状態。核、流動性、純粋、表現力など。
⇒「亥」について詳しく見る
▼十二支それぞれの詳しい内容を見る▼
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四柱推命の蔵干とは?
四柱推命における蔵干(ぞうかん)とは、地支の中に内蔵されている「干」のことをいいます。蔵干は天の気を示す天干(てんかん)と、天のエネルギーを受けて万物を生じる地の気を示す地支(ちし)との間のエネルギーを意味したものです。つまり、天と地の間に生きる人間(生物)を象徴していると言えます。

また、蔵干は季節によって変化する「気」であり、【本気・中気・余気】といった3つの気が存在します。地支によっては中気をもたないものがあるため、1つの地支の中に蔵干は2つもしくは3つ内蔵されていることになります。

・余気について
余気は前月の余波を引き継いだエネルギーで、蔵干の最初の干のこと。一般的に、節入り後からおよそ7日~10日までに生まれた日によって定める干です。
・中気について
余気と本気の間の期間のエネルギーで、中間を意味する干のこと。地支によって期間は異なりますが、中気は節入り日から生まれた日までの日数が8日~20日までの間で定められている干です。
・本気について
本気は蔵干の終わりを意味する干のこと。地支の中に内蔵する蔵干の中で最も強いエネルギーを持っていることもあり本気もしくは正気と呼ばれることまります。本気を取る期間は該当の地支の中気以降(中気がない場合は余気以降)から次の節入りまでの日数で定められます。
四柱推命の干合とは?
四柱推命の干合(かんごう)とは、陽干と陰干が結びつき新たな五行を生み性質が変化する十干同士の組み合わせのことを言います。干合の組み合わせは『甲⇔己』『乙⇔庚』『丙⇔辛』『丁⇔壬』『戊⇔癸』の6種類があります。

干合は基本的に吉意とされ、結合や継承、協力などの意味を持ちます。命式の中に干合となる組み合わせが複数ある場合や、月運や年運、大運などの行運によって干合を形成する場合は4柱(年柱・月柱・日柱・時柱)の中で優先順位を取ります。

■命式の中に干合が複数ある場合の優先順位
①日柱と月柱 > ②日柱と時柱 > ③年柱と月柱

■行運によって干合する場合の優先順位
①年柱 > ②月柱 > ③時柱 > ④日柱

干合の種類 干合で変化
する十干
生まれる
五行
性質 概要
甲-己 -己 中正の合(誠実・人徳) 大地(己)に木の根(甲)が張っていく。
乙-庚 -庚 仁義の合(勇敢・剛柔) 大きな鎌(庚)で草(乙)を刈り取っていく。
丙-辛 威制の合(冷酷・偏屈) 大きな火(丙)が鉄や金属(辛)を溶かしていく。
丁-壬 淫疾の合(色情・好色) 大量の水(壬)で火種や灯(丁)を消していく。
戊-癸 無情の合(理性・無情) 山の土(戊)が川の流れ(癸)を調整していく。
四柱推命の支合とは?
四柱推命の支合とは、陽支と陰支が結びつき、性質や相性を強化・増幅させる基本的に吉意の関係を持つ十二支の組み合わせのことを言います。支合は別名で六合(りぐごう)とも呼ばれ、【子⇔丑】、【亥⇔寅】、【戌⇔卯】、【酉⇔辰】、【申⇔巳】、【未⇔午】の6通りがあります。
支合の種類 合化した後の五行 性質
子-丑 お互いに手を取り合い、協力関係を築く
寅-亥 お互いに考えるよりも先に行動を起こし活性化する
卯-戌 お互いに現実的な側面が強まり力を発揮する
辰-酉 お互いに精神的に強くなり安定した関係を築く
巳-申 お互いに結果を出すことに力を注ぎ結果を出す
午-未 お互いに目的意識が強くなり大きな変化を巻き起こす
■命式の中に支合が複数ある場合の優先順位
①日柱と月柱 > ②日柱と時柱 > ③年柱と月柱
■行運によって支合する場合の優先順位
①年柱 > ②月柱 > ③日柱 > ④時柱
四柱推命の三合とは?
四柱推命における三合とは、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥で構成される十二支のうち、三つの地支が手をつなぎ合い特定の一つの五行の力を生み出す組み合わせです。また、三合は十二運の生・旺・墓・絶における「帝旺(ていおう)・長生(ちょうせい)・墓(ぼ)」の三つの地支が集まることから「局(きょく)」と呼ばれることもあります。

三合の影響力は支合よりも強く、三合の成立によって新たに生まれる五行のエネルギーや性質が非常に強まるとされています。三合の組み合わせは全部で4種類存在し、十二支を円状に配した時に正三角形の位置関係になる三つの地支の集まりが該当します。

三合を形成する十二支の関係
三合局 十二支の構成 五行
木局 亥・卯・未
火局 寅・午・戌
金局 巳・酉・丑
水局 申・子・辰
四柱推命の半会とは?
四柱推命における半会とは、木局・火局・金局・水局の三合を形成する三つの地支のうち、1つが欠けた組み合わせのことです。半会が成り立つ場合、三合よりもエネルギーや影響力は弱まりますが、三合の時と同様に特定の一つの五行に変化します。
半会局 十二支の構成 五行
木局 亥・卯 または 卯・未
火局 寅・午 または 午・戌
金局 巳・酉 または 酉・丑
水局 申・子 または 子・辰
四柱推命の方合とは?
四柱推命における方合とは、十二支のうち冬(亥・子・丑)、春(寅・卯・辰)、夏(巳・午・未)、秋(申・酉・戌)それぞれ表す三つの地支が結びつき、それらの季節に対応する五行のエネルギーを強大にする組み合わせのことです。

方合によって強まる五行のエネルギーは、三合や支合よりも大きいととされており、運勢や性質への影響力も高くなります。

半会局 十二支の構成 季節 五行
水局 亥・子・丑
木局 寅・卯・辰
火局 巳・午・未
金局 申・酉・戌
四柱推命の七冲とは?
四柱推命における七冲とは、十二支を円状に配した時に対角線上に位置し、陽支同士または陰支同士が互いに剋し合う二つの地支の組み合わせのことをいいます。七冲には、『午と子』『未と丑』『申と寅』『酉と卯』『戌と辰』『亥と巳』の6種類の組み合わせがあります。

七冲は基本的に不和や衝突、不義理、波乱などの「凶意」を含んでおり、命式や行運で七冲が多く成立する場合は、それらの象意が強く現れるといわれています。
ただし、「丑と未」「辰と戌」の2つの組み合わせは朋冲(ほうちゅう)といって、お互いの十二支の五行が「土」同士になるため、他の冲の組み合わせより、凶意は弱まるとされています。

七冲を形成する十二支の関係
冲の種類 関係性
子ー午 子は午を剋する関係
巳ー亥 巳は亥を剋する関係
寅ー申 寅は申を剋する関係
卯ー酉 卯は酉を剋する関係
丑ー未 土の五行同士で相剋する関係
辰ー戌 土の五行同士で相剋する関係
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四柱推命における六十干支とは?
六十干支は、10種類からなる十干(じっかん)と12種類からなる十二支(じゅうにし)を組み合わせた60種類の要素のことを言います。

六十干支は、十干である甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類と、十二支である子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類の要素のうち、最初の十干「甲」と十二支「子」を組み合わせた『甲子(きのえね)』からスタートします。そこから『乙丑(きのとうし)』『丙寅(ひのえとら)』『辛卯(ひのとう)』『戊辰(つちのえたつ)』…と順番に続き、最後の60番目に来る『癸亥(みずのとい)』で一巡して還暦となります。

No 六十干支 五行 象徴する状態
1 甲子(きのえね) 真冬に育つ大樹
2 乙丑(きのとうし) 冬の湿地に咲く草花
3 丙寅(ひのえとら) 初春の森を照らす太陽
4 丁卯(ひのとう) 春に燃える草花
5 戊辰(つちのえたつ) 広大な春の山岳
6 己巳(つちのとみ) 夏の乾いた大地
7 庚午(かのえうま) 火に溶けた溶岩
8 辛未(かのとひつじ) 硬い土に埋まった宝石
9 壬申(みずのえさる) 初秋の大海
10 癸酉(みずのととり) 秋に降る雨
11 甲戌(きのえいぬ) 晩秋の大木
12 乙亥(きのとい) 初冬の水面漂う浮き草
13 丙子(ひのえね) 真冬の水面を照らす太陽
14 丁丑(ひのとうし) 冬の終わりを照らす月
15 戊寅(つちのえとら) 夜明け前の初春の丘
16 己卯(つちのとう) 春の田園
17 庚辰(かのえたつ) 春の土の中の金
18 辛巳(かのとみ) 初夏の光を受ける宝石
19 壬午(みずのえうま) 太陽が照らす真夏の海
20 癸未(みずのとひつじ) 夏の終わりに降る雨
21 甲申(きのえさる) 初秋に使う材木
22 乙酉(きのととり) 中秋の生け花
23 丙戌(ひのえいぬ) 晩秋の沈む夕日
24 丁亥(ひのとい) 初冬の篭灯
25 戊子(つちのえね) 雪がかかった真冬の山
26 己丑(つちのとうし) 冬の終わりの田畑
27 庚寅(かのえとら) 春の岩場
28 辛卯(かのとう) 中春の花を飾る花瓶
29 壬辰(みずのえたつ) 雲が浮かぶ晩秋の海
30 癸巳(みずのとみ) 初夏に降るにわか雨
31 甲午(きのえうま) 真夏の熱を浴びた樹木
32 乙未(きのとひつじ) 夏の終わりの蔓草
33 丙申(ひのえさる) 初秋の美しい夕陽
34 丁酉(ひのととり) 中秋の灯火
35 戊戌(つちのえいぬ) 晩秋の大山
36 己亥(つちのとい) 初冬の湿った泥地
37 庚子(かのえね) 冬の海に浮かぶ船
38 辛丑(かのとうし) 冬の土壌にある貴石
39 壬寅(みずのえとら) 初春の大海
40 癸卯(みずのとう) 春の草花に降る雨
41 甲辰(きのえたつ) 晩春の花木
42 乙巳(きのとみ) 色鮮やかに咲く初夏の花
43 丙午(ひのえうま) 真夏に燃える太陽
44 丁未(ひのとひつじ) 砂漠を照らす月明り
45 戊申(つちのえさる) 初秋の険しい岩山
46 己酉(つちのととり) 中秋の開墾された田園
47 庚戌(かのえいぬ) 晩秋の鉄鋼
48 辛亥(かのとい) 冬の湖に眠る宝石
49 壬子(みずのえね) 真冬の大海
50 癸丑(みずのとうし) 晩冬の流れる小川
51 甲寅(きのえとら) 初春の実になる果樹
52 乙卯(きのとう) 中春の綺麗な花畑
53 丙辰(ひのえたつ) 晩春に輝く太陽
54 丁巳(ひのとみ) 夏に燃え盛る炎
55 戊午(つちのえうま) 真夏の山岳
56 己未(つちのとひつじ) 晩夏の田園
57 庚申(かのえさる) 初秋の鋭い名刀
58 辛酉(かのととり) 中秋の宝石
59 壬戌(みずのえいぬ) 晩秋の大きな湖
60 癸亥(みずのとい) 初冬に降る大雨
四柱推命の通変星とは?
通変星は、比肩(ひけん)、劫財(ごうざい)、食神(しょくじん)、傷官(しょうかん)、偏財(へんざい)、正財(せいざい)、偏官(へんかん)、正官(せいかん)、偏印(へんいん)、印綬(いんじゅ)の十種類からなる星です。通変星は四柱推命において、その人の性格や適性、運命などを判断する上で重要な星とされており、命式で算出したある十干とある十干が陰陽五行説の相生(そうじょう)・相剋(そうこく)・比和(ひわ)のうち、どの関係を作っているのかによって判別していきます。
・四柱推命の通変星はどうやって出すことができる?
通変星の出し方は、命式の日干(日柱天干)を元にして、これと別の柱の天干、または各柱の地支蔵干と照らし合わせることによって導くことができます。また、通変星を参照する際、非常に重要とされているのが「月柱蔵干通変星(月支元命などとも呼ばれる)」で、これは命式の“日柱天干と月柱地支の蔵干”との関係性から通変星を割り出します。
【比肩(ひけん)】
日干と陰陽が同一で、五行も同一(比和)の関係
例:日干が甲(陽の木)で、対する十干も甲(陽の木)
例:日干が癸(陰の水)で、対する十干も癸(陰の水)など
◎通変星が比肩の人の特徴
独立と自尊の星。意志が強い。頑張り屋。リーダーシップを取る。協調性にはやや欠ける。他の人のはない強い「自我」を持つ。
【劫財(ごうざい)】
日干と陰陽が異なり、五行が同一(比和)の関係
例:日干が庚(陽の金)で、対する十干が辛(陰の金)
例:日干が己(陰の土)で、対する十干が戊(陽の土)など
◎通変星が劫財の人の特徴
意地と努力の星。相手に合わせて臨機応変に立ち回る。意思が強く、行動的な外交家。ロマンチスト。お人よし過ぎる面もある。
【食神(しょくじん)】
日干と陰陽が同一で、五行が日干から生じる(相生)関係
例:日干が甲(陽の木)で、対する十干が丙(陽の火)
例:日干が乙(陰の木)で、対する十干が丁(陰の火)など
◎通変星が食神の人の特徴
快楽と食運の星。おおらかで楽天的。食べることに困らない。芸術などへの理解、関心が高い。趣味も多彩、美的感覚に優れている。
【傷官(しょうかん)】
日干と陰陽が異なり、五行が日干から生じる(相生)関係
例:日干が丙(陽の火)で、対する十干が己(陰の土)
例:日干が丁(陰の火)で、対する十干が戊(陽の土)など
◎通変星が傷官の人の特徴
型破りで聡明、直感力の星。頭がよく先見の明に優れる。感受性が豊。プライドが高く高慢になりやすい。反抗心旺盛。
【偏財(へんざい)】
日干と陰陽が同一で、五行が日干から剋される(相剋)関係
例:日干が戊(陽の土)で、対する十干が壬(陽の水)
例:日干が己(陰の土)で、対する十干が癸(陰の水)など
◎通変星が偏財の人の特徴
多趣味多才の星。サービス精神旺盛な社交家。誰とでも仲良くできる。話題が豊富なため、人に慕われる。奉仕精神が強い。
【正財(せいざい)】
日干と陰陽が異なり、五行が日干から剋される(相剋)関係
例:日干が庚(陽の金)で、対する十干が乙(陰の木)
例:日干が辛(陰の金)で、対する十干が甲(陽の木)など
◎通変星が正財の人の特徴
着実と正直の星。真面目で几帳面。誠実で正義感が強い。倹約家であり蓄財心にも富んでいる。忍耐強くコツコツと成果を出す。
【偏官(へんかん)】
日干と陰陽が同一で、五行が日干を剋する(相剋)関係
例:日干が壬(陽の水)で、対する十干が戊(陽の土)
例:日干が癸(陰の水)で、対する十干が己(陰の木)など
◎通変星が偏官の人の特徴
野生と頭脳の星。豪気で義侠心にあふれた親分肌。チャレンジ精神が旺盛。自信家で強者とは徹底的に争う。母性父性が強く人情的。
【正官(せいかん)】
日干と陰陽が異なり、五行が日干を剋する(相剋)関係
例:日干が甲(陽の木)で、対する十干が辛(陰の金)
例:日干が乙(陰の木)で、対する十干が庚(陽の金)など
◎通変星が正官の人の特徴
信用と気品の星。生真面目で誠実な性格。地位や名誉を重視。几帳面すぎてやや融通性に欠ける。責任感や自尊心が強い。
【偏印(へんいん)】
日干と陰陽が同一で、五行が日干を生じる(相生)関係
例:日干が丙(陽の火)で、対する十干が甲(陽の木)
例:日干が丁(陰の火)で、対する十干が乙(陰の木)など
◎通変星が偏印の人の特徴
情熱と発想の星。熱しやすく冷めやすい。型破りの才能を持つ芸術家。頭の回転が速く、臨機応変。鋭い観察眼を持つ。
【印綬(いんじゅ)】
日干と陰陽が異なり、五行が日干を生じる(相生)関係
例:日干が戊(陽の土)で、対する十干が丁(陰の火)
例:日干が己(陰の土)で、対する十干が丙(陽の火)など
◎通変星が印綬の人の特徴
学問と名誉の星。頭脳明晰。冷静でクールな学者肌。自己中心的になりやすい。研究熱心な勉強家。知的好奇心が強い。

▶通変星早見表

十干日干
比肩 劫財 食神 傷官 偏財 正財 偏官 正官 偏印 印綬
劫財 比肩 傷官 食神 正財 偏財 正官 偏官 印綬 偏印
偏印 印綬 比肩 劫財 食神 傷官 偏財 正財 偏官 正官
印綬 偏印 劫財 比肩 傷官 食神 正財 偏財 正官 偏官
偏官 正官 偏印 印綬 比肩 劫財 食神 傷官 偏財 正財
正官 偏官 印綬 偏印 劫財 比肩 傷官 食神 正財 偏財
偏財 正財 偏官 正官 偏印 印綬 比肩 劫財 食神 傷官
正財 偏財 正官 偏官 印綬 偏印 劫財 比肩 傷官 食神
食神 傷官 偏財 正財 偏官 正官 偏印 印綬 比肩 劫財
傷官 食神 正財 偏財 正官 偏官 印綬 偏印 劫財 比肩
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四柱推命の十二運とは?
四柱推命の十二運(じゅうにうん)とは、長生(ちょうせい)・沐浴(もくよく)・冠帯(かんたい)・建禄(けんろく)・帝旺(ていおう)・衰(すい)・病(びょう)・死(し)・墓(ぼ)・絶(ぜつ)・胎(たい)・養(よう)からなる十二種類の要素です。十二運は十二運星とも呼ばれ、十干と地支の関係の盛衰などをあらわす星です。十二運の名称は人の運勢エネルギーの強弱や盛衰を人間の成長過程にたとえて名付けられています。
四柱推命の十二運が持つ意味は?
十二運は「人の一生の盛衰」をあらわしており、それぞれに運勢の強弱や意味合いが異なります。「胎」母体に生命が宿る状態、「養」胎内で養われている状態、「長生」赤ちゃんが誕生し産声を上げた状態、「沐浴」産湯を使っている状態、「冠帯」成人「建禄」では社会で力を発揮し、「帝旺」成功の頂点を迎え「衰」引退・身体の衰えを示し、「病」病床にいる状態「死」逝去した状態「墓」は墓に埋葬されている状態、そして「絶」肉体が土に還り絶無になった状態をあらわし、四柱推命ではこれらを運勢の盛衰を図る指標として見ていきます。
十二運勢 運勢の盛衰 特徴・キーワード
中勢 一人の時間を好む。自己流を確立している。自分しかできない事でTOPを目指す。
中勢 無理なく自然体。きめ細かい着眼点を持つ。実家と縁が薄い。忍耐力がある。
長生 強勢 愛嬌があり無邪気。瞬間的な勝負強さがある。何でも器用にこなす。
沐浴 中勢 好奇心旺盛で成功願望や競争心が強い。熱しやすく冷めやすい。瞬発力がある。
冠帯 強勢 上昇志向を持つリーダー気質。話し合いが好き。正義感が強く不正を許さない。
建禄 強勢 責任感が強い。統率者気質。実行力がありナンバーワンを目指す。
帝旺 強勢 自由・平等を求める博愛主義。面倒見が良い。バランス感覚に優れる。
弱勢 誰とでも上手に合わせられるムードメーカー。慎重で保守的。伝統を好む。
弱勢 神経質。多趣味。サービス精神が旺盛。損得勘定に長ける。想像力が豊か。
弱勢 プロ・職人気質。努力をして成果を出す。好き嫌いがハッキリしている。
中勢 情報収集能力が高い。協調性・社交性があり人との縁を広げていく。
弱勢 感情の落差が激しい。豊かな感性を持つ。天才肌。束縛を嫌い自由を愛する。

▶十二運星早見表

十二運日干




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四柱推命における五行の相生・相剋とは?
四柱推命における五行の相生(そうじょう)とは、木・火・土・金・水の要素の中で【木→火】、【火→土】、【土→金】、【金→水】、【水→木】の関係性で、互いの五行が助け合う(生かす)ことをいいます。また、五行の相剋(そうこく)とは、『木⇒土』、『土⇒水』、『水⇒火』、『火⇒金』、『金⇒木』の関係性で、互いの五行を傷つける(剋つ)ことをいいます。
◎五行の相生関係
木→火:木は燃えて火を生む
火→土:火が燃えつき灰は土に還る
土→金:土を掘って金を得る
金→水:金は溶けて液体(水)になる
水→木:水は木を育てる
◎五行の相剋関係
木→土:木は土から養分を吸い取る
土→水:土は水を汚しせき止める
水→火:水は火を打ち消す
火→金:火は金属を溶かす
金→木:金は木を切り倒す
四柱推命の空亡とは?
四柱推命における空亡(くうぼう)とは、天中殺(てんちゅうさつ)とも呼ばれ、空(むな)しく亡(ほろ)びる暗示があり、不測の災いを招きやすい衰運の時期のことをいいます。空亡は十干と十二支を順番に組み合わせていった時、「戌亥」「申酉」「午未」「辰巳」「寅卯」「子丑」といったように、地支が2個はみ出す形となります。このはみ出した2個の地支が空亡の時期を表し、例えば「戌亥空亡」の人の場合、暦上で戌と亥が巡ってくる年や月、日が空亡に該当します。

ただし、空亡は必ずしも凶意を表すものではなく、基本的に空亡がある柱は吉凶問わずエネルギーが弱まる働きがあるため、吉凶両面の作用を持つとされています。

◆空亡一覧

空亡の時期にやってはいけないことは?
空亡の時期が行運で巡ってくる場合、基本的に大きな変化をもたらす決断や、新しいことを始めるのに向いていない時期なので、転職や独立、引っ越しなどは避けた方が良いとされています。ただし、結婚や出産などは厄落としの意味があるため、空亡の時期に行っても影響はないとする考えもあります。空亡の時期は「天の気が欠ける」という意味を持ち、良い事も悪い事も、予測がつかない事態が起こりやすいため、『大きく環境を変えない』ことや『無理をしない』ことが大切です。
特殊な空亡について
▶方空亡(かたくうぼう)
四柱推命の相性鑑定において、自分の空亡となる地支を相手が持っている場合のことを方空亡といいます。例えば自分が子丑空亡の場合、相手の生まれ年や生まれ月の十二支が「子」もしくは「丑」であれば方空亡になります。方空亡になる相手は、自分にとって利益にならなかったり、援助を受けにくい関係になりやすい
ため、利害関係が絡む共同事業やビジネスパートナーとしては不向きと言えます。
▶同一空亡(どういつくうぼう)
同一空亡は文字通り、自分と相手が同じ空亡を持つことをいいます。相空亡(あいくうぼう)とも呼ばれ、とても相性が良い組み合わせです。ただし2人とも運気の波長が似ているため、良い時も悪い時も2人そろって訪れやすく、与える影響もその分大きくなりやすい特徴
があります。
▶互換空亡(ごかんくうぼう)
互換空亡は、お互いが相手の空亡となる地支を持っている場合のことをいいます。例えば自分の空亡が「申酉」で相手が「子丑」の場合、自分の生まれ年や生まれ月の十二支が「子」か「丑」でかつ、相手の十二支が「申」か「酉」であれば、互換空亡の関係・相性となります。互換空亡になる場合、因縁が深く不思議な縁で惹かれやすい相性となりますが、大吉に転ぶか大凶に転ぶかわからない異端な組み合わせといわれています。
▶三空(さんくう)
三空とは三柱空亡ともいい、自分の日柱空亡の十二支が命式の「年柱、月柱、時柱」の三柱それぞれにあることをいいます。三空となるケースは非常に珍しく、三空を持つ人は非凡で特異な才能を持つとされており、非常に運勢のエネルギーが強く立身出世運に恵まれやすいといわれています。
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四柱推命の天戦地冲とは?
四柱推命における天戦地冲(てんせんちちゅう)とは、2つの天干同士が相剋し、かつ地支同士が七冲する関係にあることを指し、別名で干天剋地冲(てんこくちちゅう)などとも呼ばれる干支の組み合わせです。

天戦地冲(てんせんちちゅう)は基本的に凶意とされており、エネルギーの衝突による問題やトラブル、人生や生活における強制的なリセット・再スタートなどの意味を持ちます。

相性の場合、自分の日柱干支と相手の日柱干支が天戦地冲の関係になっているなら、意見の衝突やすれ違いなどの意味が強まりますが、お互いに程よい距離感を保った関係という解釈もできます。

◎十干が相克になる組み合わせ
自分の天干 相剋する干
(剋される干)
相剋する干
(剋す干)
◎地支が七冲になる組み合わせ
自分の十二支 冲となる十二支
天戦地冲の年には何が起きる?
自分の干支に対して天戦地冲が廻ってくる年は、強いエネルギーが衝突し生活や環境、人間関係において大きな影響を与えるため、人生の再出発や転換点になりやすいと言われています。そのため、人生における強制的なリセットを余儀なくされる場合がありますが、逆に言えば人生を見直し新たなスタートを切る転機となり、学びが多い年になるともいえます。

天戦地冲は基本的に凶意を示すため、ネガティブに捉えがちですが、その勢いに乗り運気を反転させ大きく前進していくための大切な機会にもなるため、天戦地冲の時期を知ることは重要視されています。

◎天戦地冲早見表
天干の相克は「自身が剋される場合」「自身が剋される場合」2種類があるため、1つの干支につき天戦地冲は2パターン存在します。また自身が剋される場合の天戦地冲の方がより影響や効果が大きいとされています。
例:日柱干支が「乙卯」の人の場合、下の表で『2029年』『2041年』が天戦地冲の年回りとなり、『2029年』の方が自身の天干が剋されるため、影響が大きいと考えます。
西暦 干支 天戦地冲①
(剋される)
天戦地冲②
(剋する干支)
2023年 癸卯 己酉 丁酉
2024年 甲辰 庚戌 戊戌
2025年 乙巳 辛亥 己亥
2026年 丙午 壬子 庚子
2027年 丁未 癸丑 辛丑
2028年 戊申 甲寅 壬寅
2029年 己酉 乙卯 癸卯
2030年 庚戌 丙辰 甲辰
2031年 辛亥 丁巳 乙巳
2032年 壬子 戊午 丙午
2033年 癸丑 己未 丁未
2034年 甲寅 庚申 戊申
2035年 乙卯 辛酉 己酉
2036年 丙辰 壬戌 庚戌
2037年 丁巳 癸亥 辛亥
2038年 戊午 甲子 壬子
2039年 己未 乙丑 癸丑
2040年 庚申 丙寅 甲寅
2041年 辛酉 丁卯 乙卯
2042年 壬戌 戊辰 丙辰
2043年 癸亥 己巳 丁巳
2044年 甲子 庚午 戊午
2045年 乙丑 辛未 己未
2046年 丙寅 壬申 庚申
2047年 丁卯 癸酉 辛酉
2048年 戊辰 甲戌 壬戌
2049年 己巳 乙亥 癸亥
2050年 庚午 丙子 甲子
2051年 辛未 丁丑 乙丑
2052年 壬申 戊寅 丙寅
2053年 癸酉 己卯 丁卯
2054年 甲戌 庚辰 戊辰
2055年 乙亥 辛巳 己巳
2056年 丙子 壬午 庚午
2057年 丁丑 癸未 辛未
2058年 戊寅 甲申 壬申
2059年 己卯 乙酉 癸酉
2060年 庚辰 丙戌 甲戌
2061年 辛巳 丁亥 乙亥
2062年 壬午 戊子 丙子
2063年 癸未 己丑 丁丑
2064年 甲申 庚寅 戊寅
2065年 乙酉 辛卯 己卯
2066年 丙戌 壬辰 庚辰
2067年 丁亥 癸巳 辛巳
2068年 戊子 甲午 壬午
2069年 己丑 乙未 癸未
2070年 庚寅 丙申 甲申
2071年 辛卯 丁酉 乙酉
2072年 壬辰 戊戌 丙戌
2073年 癸巳 己亥 丁亥
2074年 甲午 庚子 戊子
2075年 乙未 辛丑 己丑
2076年 丙申 壬寅 庚寅
2077年 丁酉 癸卯 辛卯
2078年 戊戌 甲辰 壬辰
2079年 己亥 乙巳 癸巳
2080年 庚子 丙午 甲午
2081年 辛丑 丁未 乙未
2082年 壬寅 戊申 丙申
四柱推命の用神とは?
四柱推命の用神(ようじん)とは、“用=必要”な“神=星”という考えで、自分の命式全体のバランスを整え、良好な状態にするために必要な五行、または通変星のことを言います。用神には扶抑用神、調候用神、病薬用神、通関用神、専旺用神という全部で5種類のものがあります。これらは格局(命式をタイプ別に分類したもの)によって用いるものが決まってくるのですが、それらをまとめて大きく分類すると扶抑用神と調候用神の2種類になります。
◆用心の種類と意味について
扶抑(ふよく)用神
命式の中の五行のバランスが偏らないように、弱い日干を扶(たす)けて、強い日干を抑(おさ)える働きをする用神のことをいいます。
調候(ちょうこう)用神
調候とは“気候(季節)との調和を図る”という意味で、日干がどの季節(月支)に生まれたのたかを調べ、命式における気候のバランスを整え、四季を中和させるものが調候用神となります。
※例えば、夏の暑い命式の場合は水気が必要のため「水の五行を含む十干(壬・癸)」が用神となる。逆に、冬の寒い命式の場合は火気が必要のため「火の五行を含む十干(丙・丁)」が用神となる、など。
病薬(びょうやく)用神
病薬の「病」は命式における欠陥のことを表し、病となり氾濫する干支や五行を抑える用神のことを言います。
通関(つうかん)用神
命式の中の日干を剋する五行の力を減少させ、剋されている日干に力を与えるもので、両者の間に挟まれている中間の五行(両者が木と土の場合、間にある火)を取ることをいいます。
專旺(せんおう)用神
命式の中でエネルギーが最も高く、非常に強い五行自体のことを專旺用神といいます。
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四柱推命の身旺・身弱とは?
四柱推命の身旺・身弱における「身」とは「自分=日干」を指しています。つまり、自分の命式で日干を強める十干十二支が多い状態が『身旺(身強)』、逆に日干を弱める十干十二支が多い状態が『身弱』となります。また、身旺でも身弱でもない状態の場合を『身中(中和)』と呼びます。

身旺と身弱はそれぞれ段階があり、身旺よりもさらにエネルギーが強い状態を「極身強」身弱よりもさらにエネルギーが弱い状態を「極身弱」といい、身旺・身弱のそれぞれの特徴や性質が更に強くあらわれます。

旺衰 キーワード・表れやすい特徴
身旺 先天的に持った運気のエネルギーが強く、各五行や日干の性質が強く表れやすい。活動的。能動的。独立。発展。改革。変化。向上心があり人に優しい。人生に目的意識がある。意志のある状態。自身のエネルギーが強い。気力や体力が充実している。リーダーシップを取れる力量を持つ。自分の考えが正しいと感じ、他を受け入れ辛い。命令されることに素直に従うことができない。頑固、我が強い。
身中 安定した中庸のエネルギー。身旺・身弱の中間または混在している状態。バランスよく五行や日干の各性質が発揮されやすい。共存。中和。安定。並行。平穏。穏和。日干や各五行の長所的要素がバランスよく表れる。
身弱 先天的に持った運気のエネルギーが弱く、日干や各五行の性質が薄く表れやすい。受動的。守勢。受容。維持。依存。不変。安定。内心は臆病でありながら、周囲からは弱そうに見えない。反発心が強い一方で、打たれ弱い。集団の中で自分の立場を大切にする人生の生き方。求められたことを素直に受け入れられる。気力、体力が少ない。単独開運よりも何かに従属して開運する傾向が強い。協調性がある。自我や自己主張が薄い。
命式の身旺と身弱の判断方法は?
命式の旺衰(身旺・身弱)を判断するには、大きく分けて「1.月令点による点数計算」「2.五行点による点数計算」「3.十二運の強弱による点数計算」の3つの手順によって算出することができます。これらの3つの項目それぞれの点数を合計した値の“+-(プラスマイナス)”によって身旺か身弱、もしくは中和(身中)かを判断します。
▶合計点数による身旺・身弱の分類合計点数
+3以上(身旺)0~+2(中和)-1以下(身弱)
(+6以上で極身旺、ー6以下で極身弱に分類される)
◆身旺・身弱判断の手順

1.月令点による点数計算

命式において“自分自身”を表す日柱天干と、生まれた月(季節)を表す月柱地支との組み合わせから、「月令点(げつれいてん)」を算出します。月令とは、生まれた月の十二支が、日干をどれだけ強めているのか、あるいは弱めているのか……その強弱や勢いを表したもので、組み合わせによって【0点~+3点】に分類することができます。

また、月柱地支が日干と同じ五行の時、あるいは日干を強める五行の時「月令を得る」といい、月令点が最も高くなります。反対に、月柱地支が日干を弱める五行(季節)の場合は、月令点は0点となります。

▶月令点早見表

季節・月支
日干
寅卯 巳午 申酉 亥子
木(甲乙) 3 2 1 1 0 0 1 1
火(丙丁) 1 1 3 2 0 1 0 0
土(戊己 0 2 3 2 0 2 0 2
金(庚辛) 0 0 0 1 3 2 1 1
水(壬癸) 1 1 0 0 1 1 3 2

※点数に色がついているものは「月令を得る」組み合わせ。

例:日干が「甲」で、月支が「辰」の人の場合、月令点は【+2】となります。
2.五行点による点数計算

月令点を算出したら、次に日干を基準として、命式の五行の分布や配列とその関係性から五行点数を計算します。下の五行点早見表から、自分の日干と八字の五行数(年・月・日・時柱それぞれの天干と地支の五行)から五行点の合計を出します。

▶五行点早見表

命式の五行日干の五行
木(甲乙) 1 -1 -1 -1 1
火(丙丁) 1 1 -1 -1 -1
土(戊己) -1 1 1 -1 -1
金(庚辛) -1 -1 -1 1 1
水(壬癸) -1 -1 -1 1 1
例:日干が「辛」で、命式の五行数が
「木1/火1/土2/金3/水1」
の人の場合、『木1⇒-1』+『火1⇒-1』+『土2⇒+2』+『金3⇒+3』+『水1⇒-1』となり、合計の五行点は【+2】となります。
3.十二運の強弱による点数計算

月令点と五行点の算出したら、最後に命式の十二運星の強弱に対応した点数を算出します。十二運星の点数計算は合計値ではなく、命式にある十二運の中で最も高い点数のものを1つだけ取ります。ただし、命式内に「建禄(けんろく)」と「帝旺(ていおう)」が2つ以上ある場合は、『+3点』とします。

▶十二運勢の点数

十二運勢 点数
0
0
長生 1
沐浴 0
冠帯 1
建禄 2
帝旺 2
0
0
0
0
0
例:命式の四柱における十二運がそれぞれ「胎」「長生」「病」「絶」の場合、4つの中で最も点数が高い十二運「長生」になるため、十二運の点数は【+1】となります。
◎身旺・身弱判断のまとめ

最後に、上記【1~3】の手順で算出した点数の合計値から、最終的に身旺か身弱かの旺衰を判断します。
例:月令点【+2】、五行点【+2】、十二運の点数【+1】の人の場合、旺衰は『身旺+5』ということになります。
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四柱推命の納音とは?
四柱推命における納音(なっちん)とは、命式や行運の四柱(年柱・月柱・日柱・時柱)の六十干支において、『天干が同じ』かつ『地支が冲の関係』になっている状態を言います。つまり、六十干支を円に配置した時、対角線上に位置する2つの六十干が納音の関係となります。

例えば、命式の月柱が【甲子(きのえね)】で日柱が【甲牛(きのえうま)】の場合、天干が同じ「甲」で、地支が「子・牛の冲」のため、「月柱と日柱が納音している」ことになります。

◆納音の条件
◆納音が命式にある人の特徴
納音は、天干は同じではあるものの、地支の十二支が対冲しているため、せっかく気持ちや能力を秘めていても、抑制力が働いてしまい、動きが止まってしまうという特徴があります。そのため、命式内に納音がある人は何事も慎重になったり、思い切った行動ができなくなったりする傾向が出やすくなります。
◆行運が納音になる時期の特徴
命式だけではなく、行運にも納音は存在します。例えば年運や月運に納音がある場合は以下のような事が発生しやすくなります。
  • 物事やプロジェクトなどが白紙に戻り強制終了しやすい
  • 自分の気持ちや意思ではコントロールできない事が増える
  • 今まで苦労し努力してきた人にチャンスが巡りやすい
  • 思い通りにいかず、人間関係のトラブルに発展しやすい
  • 初めてや未知の状況に遭遇しやすく学びが多い
四柱推命の律音とは?
四柱推命における律音(りっちん)とは、命式や行運の四柱(年柱・月柱・日柱・時柱)の中のいずれかに、同じ天干と地支がある状態、つまり同一の六十干支がある組み合わせのことを言います。

例えば命式の年柱が【庚午(かのえうま)】で日柱も【庚午(かのえうま)】の場合、天干も地支も同じため、「年柱と日柱が律音している」ことになります。

◆律音の条件
◆律音が命式にある人の特徴
律音が命式内にある場合、『日柱と月柱が律音』『日柱と年柱が律音』しているかを特に注目して見ます。
▶命式内で日柱と月柱が律音している場合
日柱と月柱が同一の六十干支で律音している場合は、何か1つの分野や道を極めて大成する可能性を秘めています。同じ干支を持っているため、定めた1つの道を選び、突き進むことで運勢が上昇していく宿命になります。ただし、律音を持っていると1つの事に集中しすぎて他の事がおざなりになったり、視野が狭くなってしまうことがあります。新しい出会いや情報、経験を積極的に取り入れることがエネルギーを活性化させるために重要となります。
▶命式内で日柱と年柱が律音している場合
日柱と年柱が同一の六十干支で律音している場合は、親や上司、先輩など、自分よりも目上の人との関係が密接になり恵まれやすくなります。「年柱」は目上の存在や先祖を意味する場所のため、自分自身を表す「日柱」と律音することにより、幼少期から両親や目上の人からの援助を受けやすく、その環境の中で能力をどんどん伸ばしていくことができます。また、職場でも社長や上司から目をかけられ、その人たちの力を上手に借りながら成果を出すことができます。
◆行運が律音になる時期の特徴
命式の日柱六十干支と同じ年や月が巡ってくるタイミングを『律音の年』『律音の月』と言います。中でも『律音の年』は60年に一度しか巡ってこないタイミングとなるため、人生において大きな影響を与える年となります。

律音の年が巡ってくると、自分の能力が倍増するような運に恵まれるため、これまで不可能と思えるような事や、成し遂げることができないような事を実現し成果を残すことができます。そのため、律音の年は自分の能力や行動の限界を決めつけず、何でも果敢に挑戦することが成果を成功を収めるための重要なポイント
となります。

四柱推命の特殊星(神殺)とは?
四柱推命における特殊星とは、別名「神殺(しんさつ)」とも言い、神は吉の特殊星、殺は凶の特殊星のことを指します。特殊星は、四柱の干支だけでは解釈が難しかった時代に、運命を判断する際に加味していた要素で、四柱推命の歴史において多くの特殊星が記録されています。

ただし、特殊星の種類によって有用性の高いものもあれば、正確性が低く効果が薄いものも混在しているため、特集星だけを重要視しすぎないことが大切です。基本的に、四柱推命の鑑定では、用神や格局を見ることが重要ですが、特殊星はそれらを見る際の補助手段として使用することがあります。

◆特殊星における運命への影響
基本的に命式中にある特殊星は、運命全体に影響しますが、年柱の特殊星は「出生時から20歳まで」、月柱と日柱の特殊星は「20歳から60歳まで」、時柱の特殊星は「60歳以降から晩年まで」に特に影響を及ぼすとされています。
◆特殊星の種類と効果
特殊星は200種類以上あると言われておりますが、その中でも特に影響力や効果の高い重要な特殊星の名称と効果・作用にについて紹介します。
日干を基準にして見る特殊星
命式の日干を基準に置いて、命式全体の地支との関係から調べることができるできる特殊星で、「天乙貴人」「金与禄」「羊刃」などがあります。
・天乙貴人(てんおつきじん)
特殊星の中でも最高に吉作用が強い星で、一切の災厄から守られる高貴の星です。日柱に天乙貴人があれば最も効果が高く、次に時柱といわれています。この星を持っていると、上司や先輩など目上からの引き立てがあり、社会的に成功します。また、危ないことがあっても救いがあり、加護される吉星です。
・福星貴人(ふくせいきじん)
命式に福星貴人があると、穏やかで周囲から愛される福々しい人柄になります。また金銭や物資に恵まれるとされる吉作用のある特殊星です。
・天官貴人(てんかんきじん)
命式に天官貴人があると、何事もうまくいき、望み事もどんどん思うように運び成就するとされる吉作用のある特殊星です。仕事では出世したり、組織内で地位や名誉を得やすいとされています。ただし、空亡や冲剋があると、吉作用は薄れます。
・天厨貴人(てんちゅうきじん)
命式に天厨貴人があると、衣食住に恵まれやすいとされる吉星です。また、サラリーマンであれば昇進や昇給が早く、学生であれば進級や試験合格の恩恵を授かりやすいといわれています。命式の同じ柱に食神や印綬があればさらに効果は高まります。
・文昌貴人(ぶんしょうきじん)
文昌貴人が入る人は文章能力に優れ、文学の才能を授かるとされる吉星です。知性と表現力に関連する能力が高いため、学問的にも知識が深く周囲の人からの尊敬を受けます。
・十干禄(じっかんろく)
十干禄は、的地位や名誉の確立を意味する吉作用の特殊星です。日干から見て建禄にあたる支が該当するため、自らの活動により福禄を得ることができます。
・金与禄(きんよろく)
金与禄は、上役や先輩からの引き立てがあり、男女ともに良縁に恵まれやすい吉星です。この星が入るとパートナーとの仲は良好となりやすく、円満な夫婦生活を送れます。とくに女性は容姿端麗な人が多く、玉の輿に乗る星とも言われています。
・干食禄(かんしょくろく)
干食禄は、日干から見て食神にあたるものにつく特殊星で、命式内で剋されなければ、衣食住に不自由せず、健康で長寿を得られるとされています。普段から人に尽くす事で徳を得るようにすると幸せに暮らせます。
・暗禄(あんろく)
暗禄は、周囲からの協力や援助を得られやすい吉作用のある特殊星です。困難に見舞われても、隠れたところから知らず知らずのうちに人に助られたり、思いがけない幸せに恵まれやすい星です。助けてくれる人は、身近な人の場合もあれば意外の人の場合もあります。
・羊刃(ようじん)
羊刃は、命式上にある吉凶ともに大きく作用する特殊星ではありますが、基本的には強力な凶星として扱われます。凶意としては、自我が強く強情になったり、大胆な行動によって失敗や思わぬ災厄に遭いやすい特徴があります。一方で日干が陽干で月支を見て羊刃となる場合は「羊刃格」といい、官星と印星と共にあれば成功するなど、凶作用だけではなく、その他の要素や組み合わせによって吉星の側面が強まるケースもあります。
・飛刃(ひじん)
飛刃は、特殊星において凶星とされていますが、命式の条件によって吉星で解釈される側面もある星です。凶意としては、男性の場合、争いを好みギャンブルや勝負事が好きな人もいます。吉意としては、意思が強く精神的にもタフになります。飛刃は羊刃と作用が似ていますが、羊刃よりも凶意は薄まります。
・紅艶殺(こうえんさつ)
紅艶殺が命式に入ると、異性からの誘いが多く、大変モテるとされている星です。恋愛でのトラブルが起こりやすいという意味で基本的には凶星に分類されていますが、性格的に愛嬌があり人付き合いも良いため、困難に直面した時も周りの人に助けられやすい側面があります。そのため、吉星として捉えるケースも多分にあります。
・流霞殺(りゅうかさつ)
流霞殺を命式に持っている人は、交際上手ですが酒色に溺れてしまうとよくない方向に転じてしまう凶星として分類されます。流霞が巡る年には住居が変わりやすいという暗示もあります。
・桃花殺(とうかさつ)
桃花殺は異常開運する特殊星で、色難があり、異性間が親密になります。桃花殺は不思議な魅力を持つ人が多く女性の場合、愛くるしい性格をしています。
◆日干を基準にする特殊星【一覧】
日干特殊星
天乙貴人 丑未 子申 酉亥 酉亥 未丑 申子 未丑 午寅 巳卯 卯巳
福星貴人
天官貴人
天厨貴人
文昌貴人
十干禄
金与禄
干食禄
暗禄
羊刃
飛刃
紅艶殺
流霞殺
桃花殺 子・午・卯・酉(地支にこの四支が揃う)
月支を基準に見る特殊星
命式の月支を基準に置いて、命式全体の天干や地支との関係から調べることができるできる特殊星で、「天徳貴人」「月徳貴人」「華蓋」などがあります。
・天徳貴人(てんとくきじん)
天徳貴人は、他にある凶作用を緩和する吉星で、日柱にあるのが最も良く、次に時柱にあるのが良いとされています。また、天徳貴人の星があると、災厄から守られビジネス面においては、上司や先輩からの引き立てを受け、出世・昇進など社会的成功を手にします。
・月徳貴人(げっとくきじん)
月徳貴人は、天徳貴人と同様に他に凶があっても吉となり凶意を和らげる吉星で、日柱に入るのが最も良いとされています。また、天徳貴人も揃って入っていれば、吉作用はさらに強力になり、周囲の助けを得やすく、困難な場面に直面しても不思議と救われます。
・天徳合(てんとくごう)
天徳合は、日柱に入ると最も良いとされ、災厄を軽くし凶作用を和らげる吉星です。天徳貴人や月徳貴人よりも吉作用は強くありませんが、同様に周囲からの助や引き立てを受けるなど良い面が表れやすい星です。
・月徳合(げっとくごう)
月徳合は、天徳合と同様の効果や影響を持つ吉星です。命式の中に天徳合も揃って入る場合は吉作用が強化され、仕事面では重要なポストに就いたり、上役からの評価を勝ち取ります。天徳合と同様、日柱に入るのが特に良いとされています。
・華蓋(かがい)
華蓋は文化、学問、芸術、宗教、技能、孤独などを暗示する吉星です。この星が命式に入っていると、精神的なものや芸術的な要素を含むものに傾倒しやすく、精神世界や宗教に没頭したり、芸術・芸能界で名をあげるなど、人々の支持を得ます。職業では、芸術家、作家、宗教家、研究者、医者などの適性があります。

一方で華蓋が入る人は、その道を極めることに熱中し邁進する職人気質な面があるため、精神的な孤独感がついてまわります。そのため、結婚の縁も遠ざかりやすく晩婚になりやすい傾向があるとされています。

◆月支を基準にする特殊星【一覧】
月支特殊星
天徳貴人
月徳貴人
天徳合
月徳合
華蓋
年支や日支を基準に見る特殊星
命式の年支と日支を基準に置いて、命式全体の他の地支との関係から調べることができるできる特殊星で、「駅馬」「血刃」「咸池」などがあります。
・咸池(かんち)
咸池は色情の星とされており、異性関係にだらしがなかったり、色恋でトラブルが起きやすい暗示があるため、基本的に凶星に分類されています。咸池と十二運の沐浴が同じ柱にある場合は、淫欲が強まる傾向があります。また、咸池と通変星の偏官が同じ柱にある場合は、異性を惹きつける色気や魅力が高まるため、芸者、女優、ホステスなど芸能界や花柳界で活躍することがあります。
・駅馬(えきば)
駅馬は、旅行や移動、移転など変化を暗示する星です。命式に駅馬がある人は、駅馬の星が出る年に、旅行や引っ越し、職場の異動などの変動が起きやすい傾向があります。駅馬の星が入っている人は基本的に活動的で快活なタイプです。

同じ柱に強い十二運がある場合や、他の吉星が入る場合は吉意として表れやすく、スピード出世や若くして社会的成功を手にします。一方、同じ柱に弱い十二運がある場合は、他の凶星が入る場合は凶意として表れやすく、多忙になりすぎて期待通りの成果が出なかったり、自転車操業的な人生になりやすい傾向があります。

・劫殺(ごうさつ)
劫殺は、交通事故や山での遭難など外部からの災厄を暗示する凶星です。劫殺が2つ以上入る場合は金銭面の執着が強く、非情な性質が表に出やすい傾向があるとされています。
・亡神(ぼうじん)
亡神は、病気や内部的な災厄を暗示する凶星です。命式の中に亡神が2つ入ると金銭面や経済面の不和が生じやすいとされています。
・白虎(びゃっこ)
白虎は、病気や交通事故など不測の災厄を暗示する凶星です。命式の中に白虎が2つ入っていると幸運感が少なく、不運が続きやすいとされています。
・血刃(けつじん)
血刃は、病気や交通事故、怪我、手術など、血に関わる災厄を暗示する凶星です。また行運に血神が巡ってくる年は、病気や事故に注意が必要です。
・隔角(かっかく)
隔角は、孤独を暗示する星です。生地を離れて遠い場所や他国で暮らしたり、親との縁が希薄になりやすい傾向があります。
・孤辰(こしん)、寡宿(かしゅく)
孤辰は「母の不在」、寡宿は「父の不在」という意味を持つ星です。実際の両親を指すのではなく、孤独になりやすかったり、両親や子供との縁が薄くなる暗示があります。
・囚獄(しゅうごく)
囚獄は、刑事事件や警察沙汰、税務署からの呼び出し、冤罪などに巻き込まれる、などを暗示する凶星です。実際に逮捕・投獄されるということではなく、理不尽なトラブルに遭遇したり、身の覚えのない疑いをかけられ罰せられるなどの意味を持ちます。
・黄旛(おうはん)
黄旛とは、物事がスムーズに進まず、何事にも滞りを生じさせることを暗示する凶星です。
◆年支や日支を基準にする特殊星【一覧】
年支/日支特殊星
咸池
駅馬
劫殺
亡神
白虎
血刃
隔角
孤辰
寡宿
囚獄
黄旛

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