
癸卯(みずのとう)とは?
「癸卯」とは『みずのとう』と読み、十干と十二支の60通りあるうちの1つで、40番目の組み合わせです。十干の「癸」と、十二支の「卯」から構成されています。
・十干の「癸」は陰の水にあたり、自然界では、雨や霧、雲、水蒸気のように、細やかで柔らかく変化していく水を象徴します。
・「卯」は十二支の4番目で、時刻では5時から7時、月は旧暦では2月、新暦では3月にあたりますが、日本では平安時代より4月が「卯月」と呼ばれていたそうです。 |
癸卯を持つ人は、まるで春の霧雨のイメージ。春になり草花が芽吹いてくる頃、優しく降り注ぐ霧雨のように、柔らかで繊細な心の持ち主です。
目次 [▲]
「癸卯」はいつ?
前回の癸卯は2023年でした。 次回の癸卯は2083年です。
「癸卯」の人はどんな性格の持ち主?
癸卯の人は、おしとやかで温厚な性格の持ち主で、物腰柔らかな雰囲気があります。
雨や雪、霧などのように状況によって形を変える柔軟性と、ウサギのような繊細さと可愛らしいオーラが特徴的です。
あまり自己主張するほうではありませんが、明るく人懐っこく、おしゃべりするのが大好きです。協調性があり、いつも周りに気を配ってはさりげなくサポートするなど、気配り上手でもあります。
落ち着いて見えますが、好奇心はとても強く、いろんなことに興味を持ってはチャレンジする行動力の持ち主。行動範囲も幅広いのも特徴で、持ち前の話術と人当たりの良さから友人は多いといえます。
反面、熱しやすく飽きっぽいため、多趣味ではあるのですが、知識は広く浅い傾向があります。
「癸卯」の女性に見られる特徴とは?
癸卯の女性に見られる特徴は、人当たりが良く、朗らかなところです。
第一印象は、細く儚げな雰囲気がありますが、温かみがあり、人をリラックスさせる柔らかな雰囲気があります。
性格は優しく穏やか、物静かそうに見えて、意外とおしゃべりで親しみやすいのも特徴です。
おしとやかな外見と、話し好きな内面にギャップがある傾向からか、不思議な魅力で人の心を惹きつけます。
素直で好奇心旺盛、興味を持ったらすぐに首を突っ込むタイプで、積極的に自ら関わっていきます。
しかし、強引さはなく、人と距離を取るのが上手なので、老若男女問わず幅広く親しまれる傾向が見られます。
「癸卯」の男性に見られる特徴とは?
癸卯の男性に見られる特徴は、細やかな気配りで周りを支えるサポート上手なところです。
第一印象は、聡明で礼儀正しく、物腰柔らかな雰囲気の持ち主。人当たりが良く、誰に対しても和やかに接する社交上手で、どことなく中性的でフェミニンな雰囲気を持つ人も多いです。
性格も穏やかで優しく、自分のことよりも相手のことを気づかうタイプ。周りをよく観察しているため、適切なタイミングでそっとサポートしてくれます。
大人しそうに見えますが、好奇心は旺盛で、面白そうなことはすぐにチャレンジする積極性もあります。多趣味で博識、人との関わりも多いため、いざという時に頼れる人物です。
「癸卯」の人の恋愛傾向は?
癸卯の人は恋愛において、愛情に包まれた、温かな恋愛を好みます。
癸卯は、温かな人柄と優しさから異性からの人気も高く、また癸卯自身も好奇心が強く、多趣味なので、恋愛のチャンスは多めです。
若い頃から恋愛相手には困ることはなく、自ら告白してお付き合いをするよりも、相手から告白されたり、友人関係からいつの間にか恋愛がスタートしたりする傾向があります。
交際では、お互いの気持ちを尊重しつつ、穏やかに進めていくスタイルを好みます。
好奇心が旺盛なので、デートやイベントは楽しみたいほうですが、テーマパークよりも景色がキレイな場所や美味しい食事が楽しめる場所でのんびり過ごすほうが好みです。
主導権を相手に任せることが多いので、マンネリにならないように工夫が必要です。
「癸卯」の人の家庭運・結婚運について
癸卯の人は、温かくアットホームな家庭を築く傾向が見られます。
心と心のやり取りを大切にする癸卯は、結婚も家族という絆をとても大切にします。
協調性が高く、相手に気をつかう癸卯は、パートナーや自分の子だけではなく、お互いの親や親せき、さらには友人とのお付き合いも大切にします。
また、結婚や仕事、趣味を両立させるタイプですが、バリバリ頑張るというよりは、どれもバランス良くほどほどに、というスタイルを好みます。
しかし、面倒見の良さから結果的に自分が何でも引き受け、苦労してしまうことも。家族間だからこそ支え合うという気持ちが円満ポイントになります。
「癸卯」の人の仕事運・適職は何?
癸卯の人は、チームワークを活かして活躍していく仕事傾向が見られます。
社交的で誰とでも穏やかに交流できる癸卯は、人と協力しながら成果を上げていく仕事に適性があります。
細やかな気配りと話術で人の心を惹きつけるため、不特定多数の人と接するサービス業や営業も得意ですし、アイデアや発想を形にしていく広告メディア関係もおすすめです。
一方で、1人で大きな責任を背負う必要がある仕事や、単調作業は苦手といえます。
細かい仕事も得意なので総務や経理など事務系もおすすめですが、知的好奇心が満たされるような仕事だと、より興味を持って仕事を続けることができます。
「癸卯」の人の金運・財産や貯蓄は?
癸卯の人は、金運は弱いのですが、生活には困らないタイプです。
癸卯の「癸」は、五行では「水」にあたり、留まることなく流れていくイメージを持っています。そのため、金回りは悪くはありませんが、手元に入ってもすぐに出費となり、お金がなくなる傾向があります。
また、人付き合いや交通費など、カタチにならない出費もかさみやすく、貯蓄しにくい性質です。
とはいえ、周りから援助してもらうことも多いため、生活に困ることはありませんが、浪費や無駄遣いもかさみがちです。意識的に貯金していかないと安定した財を築くのは難しいといえます。
「癸卯」の人との相性ランキングTOP3!
ここからは「癸卯」の人との相性がいい日柱の人、相性が悪い日柱の人をランキング形式でご紹介します。それぞれのTOP3はコチラ!
1位「癸卯(みずのとう)」×「戊戌(つちのえいぬ)」 2位「癸卯(みずのとう)」×「癸未(みずのとひつじ)」 3位「癸卯(みずのとう)」×「甲戌(きのえいぬ)」 |
1位「癸卯(みずのとう)」×「乙酉(きのととり)」 2位「癸卯(みずのとう)」×「甲辰(きのえたつ)」 3位「癸卯(みずのとう)」×「癸酉(みずのととり)」 |
「癸卯(みずのとう)」と「戊戌(つちのえいぬ)」の相性は?
「癸卯」と「戊戌」は、深い信頼で繋がり合える最高の相性です。
優しく温かい心を持つ癸卯と、同じく穏やかで安心感を与える戊辰は、一緒にいるだけでホッとするような好相性です。
ぶつかり合うこともなく、お互いのペースを守りながらバランス良く付き合えます。友人であれば唯一無二の親友、恋人や生涯のパートナーとなれるはずです。
「癸卯(みずのとう)」と「癸未(みずのとひつじ)」の相性は?
「癸卯」と「癸未」は、持ちつ持たれつ、支え合える相性です。
気配り上手で社交的な癸卯と、穏やかで周りの人に安心感を与える癸未。どちらも「癸」であるため、価値観も似ており、自然体でいられる関係です。
以心伝心、何かあっても「私もそう思う」と共感しやすく、無理せず同じペースで同じ方向に進んでいくことができます。
「癸卯(みずのとう)」と「甲戌(きのえいぬ)」の相性は?
「癸卯」と「甲戌」は、気楽に付き合える相性です。
いろんなことに興味を抱く癸卯と、穏やかに相手を受け入れる甲戌は、自然体で一緒にいられる関係です。
穏やかで安定志向の甲戌の心を、好奇心旺盛な癸卯が上手に刺激してくれます。また甲戌の温かな心も、癸卯にとって心地良く感じられるはず。
二人三脚のペースで楽しみながら過ごすことができます。
「癸卯(みずのとう)」と「乙酉(きのととり)」の相性は?
「癸卯」と「乙酉」は、一緒にいると噛み合わない相性です。
おしゃべり好きで楽しいことが好きな癸卯と、真面目で働き者の乙酉は、表面的にはうまく付き合えますが、性格面ではちょっと噛み合わないことも多いです。
似ている部分も多いのですが、「なんか違うかも?」と違和感があるため、2人きりになると寛げないでしょう。
「癸卯(みずのとう)」と「甲辰(きのえたつ)」の相性は?
「癸卯」と「甲辰」は、ペースが違うためストレスを感じやすい相性です。
相手を気づかい、協調を重んじる癸卯と、真面目で誠実ですが融通がきかない甲辰。
癸卯のユーモアや優しさに対し、甲辰は何となく意地を張ってしまいがち。また甲辰のまっすぐな情熱や行動力は、あまりに強すぎて癸卯を疲れさせます。
適度な距離を保ったほうが良い関係といえます。
「癸卯(みずのとう)」と「癸酉(みずのととり)」の相性は?
「癸卯」と「癸酉」は、長い時間一緒にいるとギクシャクしやすい相性です。
おしゃべり好きな癸卯と、神経質で冷静な癸酉。
何となくお互いに気をつかい、会話もなかなか弾まないことも。共通の話題があったとしても、価値観が違うなどで結果的に気をつかって話すことになりそう。
短い時間なら良いですが、長時間は難しい関係といえます。
癸卯の人は穏やかで優しく、柔和な性質の持ち主
最後に癸卯の特徴をまとめてご紹介します。
・好奇心が旺盛で話し好き、人と接するのが大好き
・第一印象は、物腰柔らかで大人しく聡明な雰囲気 ・気をつかいすぎて、ストレスを抱えてしまいがち ・熱しやすく飽きっぽいところがある ・恋愛では愛情たっぷりで安心感のある関係を求める ・仕事は持ち前の人脈とチームワークを活かすと◎ ・金運は生活には困らないものの散財傾向あり |
生まれ持った性質や運勢を完全無料で鑑定します
↓「四柱推命」の細密本格鑑定はコチラ↓
100年先まで見通す占いの帝王【四柱推命】で
あなたの本質と人生の履歴を細密に鑑定します
四柱推命は生まれた時に定まった「運命の方式」となる命式から、先天的に備わった宿命と後天的に変わる運勢を知ることができます。あなたの性質やチャンス、転機、重要な選択、晩年に至るまで明らかにしましょう。
・あなたの運命すべてを四柱推命で明らかにします
・旺衰からわかる、あなたの性格と運の勢い
・蔵干通変星で見る、あなたの隠された傾向
・五行のバランスから見る、あなたの周囲からの評価
・月柱地支からわかる、あなたが発揮しきれていない「美点」と「能力」
・ピンチの時、あなたを助けてくれるキーパーソンは?
・今、あなたは何に注力するべき?意識するポイント
・あなたがこの先の人生で果たす役割
・天干の関係性で見る、あなた独自の「個性」と「魅力」
・地支の関係性で見る、あなたが生まれつき、特に優れた資質
・あなたが注意した方がよい繋がりや悪縁
・あなたがこの先、絶対逃してはならない「チャンス」
・あなたにとって重要な健康面と心身のバランス
・あなたの人生に影響を及ぼす特殊星と吉凶
・あなたの恋愛運と幸せをもたらす結婚・婚期
・あなたの金運・貯蓄運と収入を上げるための秘訣
・あなたの仕事運と才能を発揮できる分野
・現在、あなたに巡ってきている人生の「ステージ」
・特殊星からわかる今あなたに訪れている「幸運」
・次、あなたに訪れる新たな人生の岐路
・あなたが大きく人生で飛躍する時期・状況
・5年後、あなたが直面している選択肢
・10年後の未来であなたが得ている幸せ
・あなたが残りの人生でやりとげる役割
・あなたが幸せな人生を全うするために大切なこと