寅年(とらどし)の性格|干支別の意味・特徴・年齢・相性

寅年(とらどし)の意味は?

寅年(とらどし)とは、干支(えと)の十二支の3番目にあたる「寅(とら)」が巡ってくる年のことを指します。「寅」は動物では「虎(トラ)」を象徴し、古来より力強さや勇気の象徴として親しまれてきました。

寅年は、春の兆しを告げる十二支であり、草木が目を覚まし、伸び始める成長や発展のサインです。芽吹いたものが勢いよく伸びていく段階を表します。物事の拡大・進展に適した年とされ、行動力やチャレンジ精神が試されるタイミングとなります。

また、寅(虎)は、古くから「勇猛果敢な存在」「守護神」として信仰されており、決断力やリーダーシップを象徴します。寅年は、自ら行動を起こし、リスクを恐れず挑戦することで道が開ける年と言われています。多少の波乱も伴いやすいですが、それ以上の成長と突破力が期待されます。

さらに、十干十二支の理論において、寅は「陽の木(甲)」に属します。これは、大木がまっすぐ空に向かって成長するようなエネルギーを意味し、上昇志向や向上心、理想への推進力を象徴します。情熱や信念を持って行動することが、運を開く鍵になります。

目次

寅年(とらどし)の歴史は?

十二支は中国で生まれたものですが、最初は今のように動物の名前が当てはめられていたわけではなく、十二支を分かりやすく覚えるために考え出されたものになります。

十二支の中でも、寅は3番目に当たります。

ある日、神様が「元旦に私のところへ挨拶にきなさい、12番目までの動物は、その順番に1年の王様にしてあげる」と動物たちに伝えました。

元旦に到着するために、動物たちは準備をしてそれぞれ出発をします。

虎は足が速いため、明け方に準備をして出発した動物の中では1番に到着をしたのですが、開門前に到着していた牛とねずみには当然勝てず、3番目となったのです。

みんながよーいドンで出発していたら、寅年が最初だったかもしれませんね。

丑年(うしどし)の生まれ年は?

2022年(令和4年)
2010年(平成22年)
1998年(平成10年)
1986年(昭和61年)
1974年(昭和49年)
1962年(昭和37年)
1950年(昭和25年)
1938年(昭和13年)
1926年(大正15年/昭和元年)

寅年(とらどし)はどんな年になりやすい?

寅年は、十二支の中で3番目に位置し、「勢い」や「挑戦」「行動力」の象徴とされる年です。子年で蒔かれた種が芽を出し、丑年でしっかり根を張ったものが、寅年に入って一気に動き出す――そんな躍動感のあるエネルギーに満ちた年です。大きな転換期を迎えやすく、停滞していた物事が一気に進展する可能性も秘めています。

また、寅は五行で「木」に属し、成長・拡大・発展を象徴します。「陽の木」であることから、直感力・決断力・リーダーシップが求められる場面が増え、感情や行動に勢いがつきやすい年になります。そのぶん、衝動的な判断には注意が必要です。

寅年は、力強く自分の意思を外に打ち出していくことで運が拓けていく年です。じっとしているよりも「まず一歩踏み出してみる」ことが運気アップの鍵となります。多少の困難があっても、勇気を持って行動すれば、次の大きな成果へと繋がっていく1年となります。

過去、寅年(とらどし)で、どんな出来事が起きた?

寅年は「行動」「挑戦」「変革」を象徴し、時代が大きく動き出すきっかけや、新たな価値観へのシフトが生まれやすい年とされています。実際、過去の寅年を振り返ると、社会や政治、技術の分野で「突破力」や「転換」を感じさせる出来事が多く見られます。

たとえば1950年(昭和25年)には朝鮮戦争が勃発し、日本は米軍の後方支援基地として重要な役割を果たしました。この戦争特需により、日本の経済は戦後の混乱から徐々に回復し始めるきっかけを得ました。1974年(昭和49年)には田中角栄内閣が総辞職し、「列島改造論」によって一気に広がった高度経済成長にブレーキがかかる局面を迎えました。

1986年(昭和61年)には男女雇用機会均等法が施行され、女性の社会進出に向けた本格的な一歩が刻まれました。国際的には米ソ首脳による冷戦緩和への対話が進み、世界規模でのパワーバランスにも変化の兆しが見え始めます。

直近の2022年(令和4年)には、ロシアのウクライナ侵攻という世界情勢を揺るがす出来事が起こり、エネルギー政策や安全保障の在り方が見直されるきっかけとなりました。

このように寅年は、大きく動き出す「転換の起点」となりやすく、新時代への扉を押し開く象徴的なタイミングといえます。

寅年(とらどし)の基本性格は?

寅年生まれの人は、情熱と信念を内に秘めたチャレンジャーな性格の持ち主です。表向きは堂々としており、時に大胆な行動力で周囲を驚かせることもありますが、その裏には鋭い観察力と強い正義感が備わっています。

人に対してはまっすぐで嘘がつけず、曲がったことが大嫌い。だからこそ、時に誤解されたり、頑固者のレッテルを貼られたりすることもあります。

どんな逆境にも決して屈せず、自らの理想や目標に向かって突き進むパワーを持っています。一方で、感情が表に出やすく、思い立ったら即行動に出てしまうところがあるため、短気さや衝動性が出やすい傾向もあります。

ただ、年齢を重ねるごとにその激しさは丸みを帯び、寅年ならではの芯の強さと懐の深さが魅力となって現れてきます。人を惹きつける華やかさと、内面の誠実さを併せ持つ稀有な存在…それが寅年生まれの人の大きな特徴といえます。

寅年(とらどし)の5つの特徴

寅年生まれの特徴を分かりやすくピックアップしていきます。

頭の良い自信家

寅年生まれの人は、非常に頭の回転が速く、状況を即座に見抜く鋭さを持っています。論理的思考力とひらめきの両方に優れており、周囲からは「頼れるリーダー」として一目置かれることも多いです。

自分の能力や直感に対する強い自信を持っていて、それが時に「ナルシスト気味」と見られることもあります。ただ、実際には成果を出していく力があるため、単なる自信過剰では終わりません。

自己肯定感が高く、何かに挑戦する時も「自分ならできる」と信じて突き進めるタイプです。特に、ライバルの存在があると負けないと燃え、持ち前の実力を発揮しやすくなります。

逆境に強く、根性がある

寅年生まれの人は、人生の早い段階で何かしらの試練を経験することが多く、自然と精神的なタフさが身についています。つまずきや困難に直面しても、そこで立ち止まるのではなく、むしろ「負けてたまるか」とばかりに奮起する粘り強さが特徴です。

どんなに厳しい状況でも心が折れにくく、現実をしっかりと受け止めながら乗り越えていく姿は、多くの人に勇気や希望を与えます。

また、プレッシャーをバネに変えられる性格なので、逆境にあるほど力を発揮しやすいという強みもあります。生まれ持った闘志と、苦労を乗り越える中で育まれた根性が、寅年の人の成功を後押しするのです。

やや気まぐれでお調子者

寅年生まれの人は、情熱的で一直線な反面、熱しやすく冷めやすい性質も持ち合わせています。物事に夢中になって集中して取り組んでいたかと思えば、ふとしたきっかけで急に飽きてしまうなど、気まぐれな一面が顔を出すことも。

特に感情の起伏が激しいと、自分でもコントロールが効かず、周囲を振り回してしまうことがあります。

また、他人に褒められるとつい調子に乗りやすく、勢いのままに行動して失敗してしまうことも。でも、反省して次に活かすことができれば成長の糧に変えられます。気まぐれさを悪い方向に出さず、冷静さを忘れないことが運気を安定させる鍵となります。

面倒見が良い

寅年生まれの人は、生まれながらにして「姉御肌・兄貴肌」と言われるような、頼られることに喜びを感じる性格です。

誰かが困っている姿を放っておけず、手を差し伸べることが自然とできるタイプです。アドバイスも的確で、知識や経験に裏打ちされた言葉に説得力があります。一方で、責任感が強いあまり、相手の領域に踏み込みすぎてしまったり、自分の考えを押しつけてしまったりすることも。

「人は人、自分は自分」と適度な距離感を保ちながら、支え合う意識が持てると、良好な人間関係が築けます。根が温かく、人に好かれやすい寅年らしい特徴といえます。

自由を愛し、束縛を嫌う

寅年生まれの人は、何よりも「自由」を重んじる性格で、型にはまった生き方や、他人からの干渉に強いストレスを感じやすい傾向があります。

自分の考えや信念を持っており、それに基づいて行動することを好むため、束縛される環境や命令口調の人とは相性が悪いです。職場や家庭でも、ある程度の裁量や空間を与えられてこそ、そのポテンシャルが発揮されます。

反対に、過度なルールや管理に縛られると、能力が萎縮してしまうこともあるため、自由度の高い環境選びが重要になります。この「自立心の強さ」が、寅年の人の個性を形づくる大きな要素といえます。

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寅年(とらどし)の女性の特徴は?

寅年生まれの女性は、裏表がなくサバサバとした気質を持ち、まっすぐで飾らない性格が魅力的です。

思ったことをそのまま口にする正直さがありますが、それは決して無神経なわけではなく、根が素直で人を思いやる気持ちがあるからこそ。強気に見られがちですが、実はとても繊細な心の持ち主で、人知れず悩み、陰で涙を流すような優しさと感受性も兼ね備えています。

ファッションや美容にも敏感で、自然と人目を惹くような洗練された魅力を放つタイプです。自分の考えや個性を表現するのが得意で、芸術的な感性にも優れています。

天真爛漫で自由を好み、どこか少女のような無邪気さがあるため、周囲を明るく照らす存在に。一緒にいる人の心をパッと晴れやかにする、不思議な魅力を持った女性です。

寅年(とらどし)の男性の特徴は?

寅年生まれの男性は、行動力と情熱に溢れたエネルギッシュなタイプです。「思い立ったら即行動」がモットーで、周囲がまだ迷っているうちにどんどん前に進み、すでに結果を出しているような頼もしさがあります。

興味を持ったことには一直線で、目を輝かせながら夢中になれる素直さも魅力の1つです。その姿に影響を受け、周囲の人も自然とやる気を引き出される場面が少なくありません。

また、とても面倒見が良く、困っている人を放っておけない温かい心の持ち主でもあります。頼られると口では文句を言いつつも、実際には親身になって動いてくれる懐の深さがあります。

普段はサバサバしていますが、実はかなりのロマンチストでもあり、さりげない優しさや不意打ちのサプライズで人を感動させることもしばしば。熱さと優しさを併せ持つ、魅力的な存在です。

寅年(とらどし)の恋愛傾向は?

寅年生まれの人は、恋愛に対して強い情熱を持つ一方で、とても繊細でロマンチックな心を秘めています。

理想の恋に対する憧れが強く、恋人にも高い理想を抱きますが、それは自分自身も常に磨き続ける努力家だからこそ。理想の相手と出会うために、内面も外見も手を抜かず、自分を高めることに喜びを感じています。

また、デートでは演出にもこだわり、サプライズやロマンチックなシチュエーションで相手を喜ばせるのが得意です。

見た目の堂々とした印象とは裏腹に、実はとてもナイーブな一面を持ち合わせており、相手のちょっとした一言や態度に心を痛めることも。しかし、持ち前のプライドと負けず嫌いの精神でそれを表には出さず、関係を続けていこうと努力します。

そのため、寅年生まれの人にとっては、見た目や肩書きよりも、自分の本心や弱さまでも包み込んでくれるような包容力のある人が理想の恋人といえます。心から安心できる存在を求め、真剣で一途な恋愛を育もうとする傾向が強いのです。

寅年(とらどし)の結婚運は?

寅年生まれの人は、自分のペースを大切にするため、結婚に慎重になる傾向があります。ただ、心から信頼できる相手と出会うと、一気に関係が進展し、結婚に向けて具体的に進んでいきます。特に30代以降に結婚運が安定しやすく、精神的にも成熟した時期に良縁を引き寄せやすいです。

結婚後は、パートナーを大切にし、情熱的に愛情を注ぐ一方で、少し頑固な面が出ることもあるため、適度な距離感とコミュニケーションが重要です。

波風の立たない穏やかな結婚よりも、刺激や成長をもたらしてくれる相手との関係に惹かれる傾向があるため、共通の目標や夢を持つことで絆が深まりやすくなります。

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寅年(とらどし)の仕事運、適職は?

寅年生まれの人にとって、仕事は単なる「生活のための手段」ではなく、「人生の使命」ともいえるものです。

情熱的でチャレンジ精神が旺盛なため、新しいことに果敢に挑む姿勢が評価され、自然とリーダーのポジションに立つことも多いです。困難にぶつかっても諦めず、強い意志で乗り越えていく芯の強さがあり、結果として大きな信頼や実績を得ることができます。

そんな寅年生まれの適職は、経営者や起業家、政治家などのリーダーシップを発揮できる職業です。また、行動力が活かせる営業職や広報、コンサルタント業なども向いています。さらに、自由な発想力や表現力を活かせる、ライターやデザイナーなどのクリエイティブな職業もおすすめです。

一方で、ルーチンワーク中心で変化の少ない仕事や、上下関係が厳しすぎる職場環境はストレスが溜まりやすく、寅年生まれの実力を発揮しにくいです。

自分に合った仕事に出会えれば、生涯をかけて取り組むような覚悟を持つタイプで、年齢を重ねるごとに実力と影響力が増し、キャリア面での飛躍が期待されます。仲間や部下への面倒見も良く、チームの士気を高める存在としても重宝されます。

寅年(とらどし)の金運は?

仕事熱心な寅年生まれの人は、自然と金運にも恵まれる傾向があります。目標を持って稼ぐ力に優れ、「お金を稼ぐ=価値を生み出すこと」という認識が根づいているため、地に足のついたお金の使い方をする人です。

浪費や無計画な出費を嫌い、必要なものと不要なものを見極める力にも長けています。その一方で、夢や目標のためであれば惜しみなく投資することもできるので、自己投資や資産形成の面でも堅実さが光ります。

若い頃は大きな蓄えがなくとも、年齢を重ねるにつれて収入も安定し、財産を築いていける運を持っているため、老後も安心して過ごせる経済基盤を整えられます。

寅年(とらどし)の運気を上げる開運法

寅年生まれの人は、情熱と行動力に溢れたカリスマタイプです。自信に満ち溢れ、どんな逆境にも立ち向かう勇気を持っています。その一方で、理想が高すぎたり、感情が先走ったりして、自らチャンスを遠ざけてしまうことも。寅年にとっての開運の鍵は「周囲との調和を意識すること」「計画性を持つこと」「心の余白を大切にすること」です。

寅年の人にとって運を掴むには、「直感と理性のバランス」がポイントです。勢いに任せるのではなく、一歩引いた目線で物事を見る習慣が、運気を安定させる鍵となります。

■寅年(とらどし)の具体的な開運法

  1. 小さな目標を1つ1つクリアしていく
  2. 寅年生まれの人はスケールの大きな夢や目標を抱く傾向がありますが、遠すぎる理想にこだわると現実とのギャップに苦しむことも。運気を高めるには、身近な目標を立て、1つずつクリアしていく達成感を大切にしましょう。「今できること」に集中し、その積み重ねがやがて大きな成果となって返ってきます。

  3. 「聞き上手」になることを意識する
  4. 寅年生まれの人はリーダー気質で、つい自分の考えを前に出しがちです。しかし、対人運を上げるには「相手の話を聞く姿勢」が不可欠といえます。自分の意見ばかりで押し通すのではなく、相手の立場や気持ちに寄り添うことで信頼関係が深まり、援助者や味方が自然と集まってきます。

  5. 行動に移す前に、一呼吸置く習慣を
  6. エネルギッシュな寅年生まれの人は、時に思いつきで動いてしまう傾向もあります。特に金銭面や人間関係では、勢いで動くと後悔のもとになりやすいので、「一呼吸置く」習慣を身につけると吉。決断前には紙に書き出す、信頼できる人に相談するなど、冷静なプロセスを挟むと、失敗がぐっと減ります。

  7. 自然の中で自分と向き合う時間を持つ
  8. 普段は華やかで活発な寅年生まれの人ですが、運気のバランスを整えるには静かな時間が必要です。自然の中で、ゆっくり読書をしたり、瞑想をしたりするなどの1人の時間を持つことで、心に余白が生まれます。そうした静寂の中で、本当の目標や感情に気づくことができ、より正確な判断ができるようになります。

  9. 「虎」にまつわる開運アイテムを取り入れる
  10. 寅(虎)にちなんだアイテムも、運気を後押ししてくれます。寅年の守り本尊である「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」は、知恵・記憶・勇気を授けてくれる存在。お守りとして持ち歩くと、直感力や判断力が高まります。また、「金」「オレンジ」「赤」などの鮮やかな色が、寅年のエネルギーを活性化させ、仕事運や勝負運を引き寄せてくれます。

寅年(とらどし)と相性の良い干支は?

寅年と相性の良い干支…それは「午年」と「戌年」そして「亥年」です。

「寅年」と「午年」の相性は?

寅年と午年は、とてもエネルギッシュで波長が合う相性です。どちらも直感型で、行動力と勢いがあり、テンポ良く物事が進みます。お互いに刺激を与え合い、尊敬し合える関係が築けます。

仕事面では、寅年と午年のスピード感や決断力が共通点といえます。どちらもリーダー気質ですが、午年が明るく現場を盛り上げ、寅年が大局を見て指揮を執る形が理想的。役割分担を明確にすれば、圧倒的な成果が期待できます。

恋愛面では情熱的な関係になりやすく、一緒にいるとテンションが上がる恋愛相性です。お互いに自由を尊重しつつ、似た価値観を共有できるので、自然体でいられる理想のパートナーになります。

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「寅年」と「戌年」の相性は?

寅年と戌年は、信頼感と絆を大切にする点で通じ合う相性です。寅年の力強さに戌年の忠誠心が寄り添い、お互いに支え合う理想的な関係といえます。意見の食い違いも、話し合いで自然と解決できる安定感があります。

仕事面では寅年が先陣を切って引っ張り、戌年が細やかにサポートするというバランスが◎。慎重で誠実な戌年の姿勢が、寅年の勢いをより良い方向へと導いてくれます。信頼感の強いチームワークが生まれます。

恋愛面では戌年の穏やかで一途な愛情が、寅年の気まぐれな一面を包み込みます。寅年は戌年の誠実さに安心し、徐々に心を開いていきます。自然な形で結婚に進みやすく、末永く良好な関係を築けます。

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「寅年」と「亥年」の相性は?

寅年と亥年は、正直で裏表のない性格同士の好相性です。お互いに遠慮なく本音をぶつけ合えるので、誤解が少なく、自然な信頼関係が築けます。共通の目標があると、一気に距離が縮まりやすい関係です。

仕事面では、どちらも情熱を持って取り組むタイプです。寅年のリーダーシップに亥年が全力でついていく形がベストです。誠実な亥年が周囲の信頼を得て、寅年のビジョンを形にしていくパートナーとなれます。

恋愛においては、亥年の一途さと寅年の情熱が絶妙にマッチ。時に感情がぶつかっても、後に深い絆となって残ります。お互いにストレートな愛情表現ができるため、誤解の少ない穏やかな関係です。

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寅年(とらどし)と相性の良くない干支は?

寅年と相性が良くないという干支は、「巳年」と「未年」そして「申年」の生まれの人です。

「寅年」と「巳年」の相性は?

寅年の直感と勢い、巳年の慎重で理性的な思考は、性質が真逆といえます。テンポや価値観が合いづらく、お互いに不信感を抱きやすい関係です。深く関わるほど、ストレスを感じやすくなってしまいます。

仕事面では、スピード重視の寅年に対し、巳年は計画的に物事を進めたいタイプ。そのため、方針が食い違いがちです。意見の衝突が多く、協力関係を築くにはお互いの役割を明確に分ける必要があります。

恋愛面では、情熱的な寅年に対し、巳年は駆け引きや様子見をする恋愛傾向。寅年は「本心が見えない」と不安を抱き、巳年は「勢いが強すぎる」と警戒してしまいがち。距離が縮まりにくい相性といえます。

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「寅年」と「未年」の相性は?

寅年が外向的で行動派なのに対し、未年は内向的で慎重な性格。生活リズムや価値観が合いづらく、意思疎通に苦労することも。仲良くなっても、どこか居心地の悪さを感じやすい関係です。

仕事面では、寅年は即断即決、未年はじっくり熟考といった具合に、仕事の進め方が真逆な傾向が見られます。協力しようとするとペースが合わず、お互いにストレスを溜めやすくなります。適度な距離感が必要な組み合わせです。

恋愛面では、寅年はストレートで情熱的、未年は繊細で慎重。寅年の強引さに未年が傷つく一方、未年の回りくどさに寅年は苛立ちがち。お互いに歩み寄る意識がなければ、心のすれ違いが起きやすくなります。

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「寅年」と「申年」の相性は?

干支の相性でも「正反対」とされる関係で、まさにぶつかり合いやすい相性です。寅年は堂々とした王者タイプ、申年は賢く要領の良い策略家タイプで、お互いに理解しにくく、摩擦が生まれがちです。

仕事面では、寅年が真っ向勝負で物事に取り組むのに対し、申年は要領良く立ち回ろうとします。その姿勢が寅年には「ずるく」見え、信頼関係が築けにくいです。協力するには共通の目的が不可欠です。

恋愛面では、駆け引きを楽しむ申年に対し、寅年は誠実な愛情を求めます。お互いの恋愛観が大きく異なるため、心の距離が縮まりにくく、気持ちがすれ違いやすい傾向が見られます。安定した関係を築くには、お互いを認め合う努力が必要です。

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寅年(とらどし)を基盤に持つ六十干支を解説

六十干支の「丙寅」「戊寅」「庚寅」「壬寅」「甲寅」は、いずれも寅年を基盤とした干支です。それぞれ、どんな年になるのか、その特徴を解説していきます。

丙寅(ひのえとら)の特徴は?

派手な変化、強いリーダーシップが出やすい時期。
燃え上がるようなエネルギーに満ち、情熱的な改革や変革の兆しを持つ年です。物事が一気に表面化しやすく、派手で活気ある流れになりやすい時期でもあります。大胆なチャレンジが評価されやすい反面、感情的・衝動的な動きも多くなり、冷静な判断が求められます。

六十干支「丙寅」の解説へ

戊寅(つちのえとら)の特徴は?

地道な努力が実を結び、構造改革が進む時期。
大地のような安定感と、成長力を秘めた年。強固な意志で物事を動かすエネルギーが流れ、堅実な努力が実を結びやすい時期です。インフラ整備、制度改革、教育など「地に足のついた変化」が評価されます。派手さはないが、継続的な成果を得られる年です。

六十干支「戊寅」の解説へ

庚寅(かのえとら)の特徴は?

破壊と再生の年、新技術や新価値の創出となる時期。
ぶつかり合いや摩擦から、新しい価値が生まれる年。古い体制や価値観が壊れ、新たな流れが芽吹きます。混乱や対立が起きやすい一方で、突破力のあるリーダーや技術革新が生まれやすい年。鋭い判断力が問われます。

六十干支「庚寅」の解説へ

壬寅(みずのえとら)の特徴は?

情報や学問が鍵。柔軟性ある人が成功しやすい時期。

新たな可能性が大きく育ちやすい、発展運を秘めた年。知識や情報が社会を動かす力になります。教育、IT、国際関係が発展しやすく、チャンスに恵まれやすい年。柔軟性としなやかな発想が成功の鍵に繋がります。

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甲寅(きのえとら)の特徴は?

新しい時代の幕開け。革新・スタートに好機な時期。

始まりのエネルギーが強く、革新的なことをスタートさせるには理想的な年。理想に燃えたリーダーが出やすい。新事業・新政権・制度改正などのスタートに良い時期。勢いがある反面、計画性を欠くとブレやすい側面も。

六十干支「甲寅」の解説へ

寅年(とらどし)生まれの有名人・芸能人は?

・広瀬すず(女優)
・石原さとみ(女優)
・上野樹里(女優)
・福原遥(女優)
・北川景子(女優)
・藤田ニコル(タレント)
・中村倫也(俳優)
・豊川悦司(俳優)
・山崎育三郎(俳優)
・藤井フミヤ(歌手)
・有吉弘行(お笑い芸人)

まとめ

寅年はカリスマ性と行動力がある、生まれながらのリーダータイプです。反面、やや調子に乗りやすいところもありますが、そこが魅力とも言えるでしょう。

相性が良い干支、あまり良くない干支もその理由と共によく分かったでしょうか。人間は生きているとどうしても色んな人と接することになります。

そんな時に、相性の良し悪しを知っておくと「なんでいつもうまくいかないんだろう」と悩むことも減ってくるでしょう。

また、干支で相性の良い人を最初に選んでみると、恋愛や人間関係もスムーズにいくかもしれません。

寅年について詳しく知ることで、寅年生まれののより良い生き方、気になるあの人が寅年であれば、どう付き合ったら良いのか分かりますよ。

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