
壬戌(みずのえいぬ)とは?
「壬戌」とは『みずのえいぬ』と読み、十干と十二支の60通りあるうちの1つで、59番目の組み合わせです。十干の「壬」と、十二支の「戌」から構成されています。
・十干の「壬」は陽の水にあたり、自然界では、海や湖、大きな川などの水源を表します。
・「戌」は、十二支の11番目で、時刻では19時から21時、月は旧暦では9月、新暦では10月にあたり、季節は「秋の土用」と呼ばれる頃にあたります。 |
壬戌を持つ人は、たとえるなら秋が終わる頃の海の風景。
静かでゆったりとしており、すべてを包み込んでくれそうな荘厳さを感じさせる…「壬戌」は、そんな落ち着きのある人物なのです。
目次 [▲]
「壬戌」の年はいつ?
前回の壬戌は1982年でした。 次回の壬戌は2042年です。
「壬戌」の人はどんな性格の持ち主?
壬戌の人はとても優しくて、穏やかな心の持ち主です。
壬は、自然界では海や大きな湖、広い河川を表しますが、壬戌も、大きな海のような広い心と包容力を持っています。
また、責任感が強く、何事も誠実に取り組むため、周囲からの信頼も厚いです。
壬戌の人がいるだけで周りが安心するような、温かな人柄を感じさせます。
そして、想像力はとても豊かで、夢やアイデアを描くのが得意なのも特徴。
穏やかでおっとりして見えますが、実はフットワークも軽く、思いついたらすぐに実行します。
やや夢見がちで浮き足立ってしまうところもありますが、そんなところも魅力です。
流されやすく、感情的な面もありますが、人間らしく親しみやすい人物といえます。
「壬戌」の女性に見られる特徴とは?
壬戌を持つ女性は心がピュアで誠実、穏やかで親しみやすい人柄が特徴です。
第一印象は、人懐っこく可愛らしいタイプ。
年齢も若く見えることが多く、思わず守ってあげたくなるような雰囲気があります。
性格は朗らかで明るく、おしゃべり好きです。
誰とでもすぐに仲良くなれるため、男女問わず好意を抱かれることが多いでしょう。
ただ、あっけらかんとしているようで内面は秘めることが多く、悩みを隠してしまう傾向があります。
心が優しく困っている人を見過ごせないため、自分から損な役回りを引き受けてしまうことも少なくないようです。
「壬戌」の男性に見られる特徴とは?
壬戌を持つ男性は、マイペースかつ要領が良いのが特徴です。
第一印象は、穏やかで人当たりが良く、親しみやすい雰囲気。
活動的で引き締まった体型をしていることが多いです。
性格は、誠実で優しく、どんなことが起こっても受け止める包容力の持ち主です。
流されやすく見えますが、芯は強く、一度決めたことはトコトンやり抜く根気強さと根性があります。
同じ目標に向かって進むなら、この上なく頼りがいのある人物といえます。
ただ、自分が困っていても人に明かさず1人で抱え込むなど、秘密主義な一面もあるでしょう。
「壬戌」の人の恋愛傾向は?
壬戌の人の恋愛傾向は、時間をかけて愛情を育てるタイプです。
親しみやすく、包容力のある壬戌は、周りから好意を抱かれることも多く、かなりモテます。
そのため自分から積極的にアプローチすることは少なく、相手から告白されるか、友情から恋へと進展するパターンが多いでしょう。
交際では穏やかで誠実なお付き合いを好みます。
サービス精神が旺盛なので、恋人が望むならどんなことも叶えようと頑張るところがあります。
恋愛からそのまま結婚に至る傾向が高いのも壬戌です。
ただ、あまり自分の気持ちを積極的に伝えようとはしないので、相手を不安にさせてしまう傾向があります。
話し合いを大切にすることが交際を長続きさせるポイントになります。
「壬戌」の人の家庭運・結婚運について
壬戌の人は、結婚後も仕事と家庭の両立を頑張るタイプです。
安定志向がある壬戌は、愛する人と慎ましく、温かな家族を作ることを望みます。
自然の中でのんびり過ごすような、優しい家庭を築くでしょう。
しかし、内面には強い情熱も持ち合わせているため、結婚後も変わらずマイペース。
家族であっても「人は人、自分は自分」という考えがあるため、自分の仕事や趣味も独身時代と変わらず打ち込みます。
もちろん家族も大切にしますが、アレコレと世話を焼くよりも、困った時は助ける、というような大きな気持ちで見守ることが多いでしょう。
「壬戌」の人の仕事運・適職は何?
壬戌の人は、人と人を繋ぐ仕事に適性があります。
誠実で責任感が強く、協調性もある壬戌は、人をまとめたり、サポートしたりする役割がベストマッチ。
人当たりが良く、誰とでもすぐに親しくなれる包容力は、一緒に働く人を安心させます。
営業や接客業、コンサルティングやマネージャー、上司としてもその優しさと包容力が信頼され、おおいに活躍できるはずです。
また、豊かな発想力と、それをカタチにする行動力があるので、企画や広報などにも向いています。
一方で、緻密な作業はやや苦手なほうで、誰とも話さないような単調作業も飽きてしまうでしょう。
「壬戌」の人の金運・財産や貯蓄は?
壬戌の人の金運は、晩年になるにつれアップしていく運勢です。
壬戌の「壬」は海や川など、大きなパワーを秘めているため、金運は悪くありません。
しかし水が流れていくように、手元に入ったぶん出費として出ていくことが多いです。
また、あまり深く考えずにお金を使うところがあるので、若いうちはなかなか貯まらないでしょう。
しかし仕事には恵まれ、着実に出世していくタイプなので、年を重ねると昇給も見込めます。
定期預金や投資をしたり、お金へ対する知識を深めたり、お金に対する取り組みをしっかり行えば、堅実に財産を殖やしていけるでしょう。
「壬戌」の人との相性ランキングTOP3!
ここからは「壬戌」の人との相性がいい日柱の人、相性が悪い日柱の人をランキング形式でご紹介します。それぞれのTOP3はコチラ!
1位「壬戌(みずのえいぬ)」×「丁卯(ひのとう)」 2位「壬戌(みずのえいぬ)」×「癸亥(みずのとい)」 3位「壬戌(みずのえいぬ)」×「丙寅(ひのえとら)」 |
1位「壬戌(みずのえいぬ)」×「戊辰(つちのえたつ)」 2位「壬戌(みずのえいぬ)」×「己卯(つちのとう)」 3位「壬戌(みずのえいぬ)」×「庚辰(かのえたつ)」 |
「壬戌(みずのえいぬ)」と「丁卯(ひのとう)」の相性は?
「壬戌」と「丁卯」は、プラスとマイナスのようにしっくりくる最高の相性です。
大らかな壬戌と、繊細で細やかな丁卯は、お互いに違う部分を補えるベストパートナー。
丁卯は人の気持ちを察するのがうまく、さりげない優しさで安心させてくれます。
壬戌も、どっしりとした安心感と包容力で丁卯を包み込んでくれます。
友人としても恋人としても末永く仲良く過ごせるでしょう。
「壬戌(みずのえいぬ)」と「癸亥(みずのとい)」の相性は?
「壬戌」と「癸亥」は、お互いに認め合える相性です。
壬も癸も、同じ「水」の五行で価値観も似ており、共感し合える関係です。
癸亥はクールで落ち着いていますが、意外とチャレンジ精神が旺盛で情熱的な性格です。
壬戌も、目標に向かって一途に進んでいく努力家です。
ぶつかることなく、共に協力し合えるでしょう。
「壬戌(みずのえいぬ)」と「丙寅(ひのえとら)」の相性は?
「壬戌」と「丙寅」は、気兼ねなく楽しく過ごせる相性です。
活動的でチャレンジ精神旺盛な丙寅と、落ち着いてますが内面に情熱を秘めた壬戌は、共に高め合い、励まし合える関係です。
どちらも社交的で裏表がないため、自然体で過ごすことができます。
パートナーとしても友人としても、無邪気に語り合える関係になれるでしょう。
「壬戌(みずのえいぬ)」と「戊辰(つちのえたつ)」の相性は?
「壬戌」と「戊辰」は、なぜか足並みが揃わない相性です。
前向きでパワフル、物事に対して堅実に進んでいく戊辰と、大らかで落ち着きのある壬戌。
表面上ではうまく付き合えますが、内面は価値観の違いから足並みが揃いません。
また戊辰は頑固なところがあるため、調和を重んじる壬戌にとっては何となく近寄りがたいところがあるでしょう。
「壬戌(みずのえいぬ)」と「己卯(つちのとう)」の相性は?
「壬戌」と「己卯」は、何となく近寄りがたい相性です。
己卯は控え目でおとなしく、とても穏やかな性格ですが、自己主張はあまりせず引っ込み思案なところがあります。
壬戌も穏やかで優しいのですが、本心をあまりおおっぴらにしないため、親しくなるまで時間がかかります。
また親しくなっても遠慮し合うことが多いので、なかなか距離が縮まらないでしょう。
「壬戌(みずのえいぬ)」と「庚辰(かのえたつ)」の相性は?
「壬戌」と「庚辰」は、一緒にいるとペースを乱される相性です。
品があり凛とした性格の庚辰と、親しみやすくおっとりとした壬戌。
どちらも誠実で責任感も強いため、最初はすぐに意気投合します。
しかし、気が強く頑固な庚辰が壬戌を振り回してしまうことが多く、壬戌も損な役回りを引き受けてしまいがちです。
気を使いすぎるなど、足並みが揃いにくい関係といえます。
壬戌の人は、誰をも包み込む優しい心の持ち主
最後に壬戌の特徴をまとめてご紹介します。
・朗らかで細かいことは気にしない
・誠実で責任感が強く、頼りがいがある ・第一印象では明るく可愛がられる愛されキャラ ・実は秘密主義で、本音はなるべく人に見せないタイプ ・恋愛は受け身がち、時間をかけて愛情を深める ・結婚してもマイペースで、家庭も仕事も両立させる ・仕事は人と接する内容が得意 ・金運は年を重ねるほどアップする大器晩成型 |
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