
四柱推命「庚(かのえ)」とは?
四柱推命の「庚」は、十干のうちの7番目にあたる要素で「かのえ」と読みます。
五行を陽と陰の2つに分けたものを「十干」と呼びますが、「庚」は五行の「陽」の「金」にあたる性質です。
「庚」は自然界では加工されていない「硬い物質」を表します。
「戊」も陽の土で「大地や固い地面」を表しますが、「庚」は岩石や金属など塊で、人の手が加わることで役に立つ金属を指しています。
季節では、作物が実る「秋」にあたり、植物でたとえるなら、種から芽吹いた植物が夏を超えて成長し、次に命を繋ぐために果実や種を実らせている状況を表しています。
目次

四柱推命「庚(かのえ)」の意味は?
四柱推命における「庚(かのえ)」は、十干の7番目に位置し、自然界では「鋼鉄」「金属」「刃物」など、力強く鍛えられた金属を象徴します。「庚」は“鍛錬された強さ”を意味し、まっすぐで揺るがない意志、そして実行力を備えたタイプです。環境の影響を受けて形を変える金属のように、試練を通して磨かれ、困難の中でこそ真価を発揮します。そこから、「正義」「行動」「信念」といったキーワードが結びつきます。
「庚」の人は、思い立ったらすぐ行動に移す実践派です。理想を掲げて努力を惜しまず、責任感を持って物事を進めます。筋の通らないことや不正を嫌い、公平さを重んじるため、リーダー的な立場でも信頼を集めやすい存在です。外見はクールでも内には熱い情熱を秘め、やると決めたら最後までやり遂げる強い意志を持っています。
一方で、正義感の強さが裏目に出ると、頑固さや融通の利かなさとして表れることもあります。自分の信念に固執しすぎると、周囲との衝突や孤立を招く恐れがあります。そのため、「庚」の人にとっては“柔らかさ”を身につけることが重要です。自分の意見を貫きつつも、他者の立場を理解し、調和を意識することで運気が安定します。
「庚」は変革と再生を象徴する十干でもあり、古いものを壊して新しい形を生み出すパワーを秘めています。困難を恐れず、挑戦を重ねることで成長を続けるタイプです。自らを磨き、社会に貢献する姿勢を貫けば、その強さと誠実さが多くの人の信頼を呼び、人生の大きな成功へと繋がります。
「庚」の人の基本性格は?
「庚」の人の性格は、頭の回転が速く合理的、自分の力で道を切り開く強さがあります。
「庚」は、陽の金の性質を持つことから、強い意思と簡単には折れない強固さが特徴です。
目標を決めたら、困難に陥っても挫けることなく、正々堂々と真正面からぶつかって物事をクリアしようと努めます。
また視野が広く博識で、多角的に物事を判断し、最短の方法を探す合理的思考の持ち主。
強情なところがありますが、自分が決めたことに対してはとても誠実でまっすぐなので周りから信頼されるでしょう。
ただ、表面的には物静かで気持ちなどはあまり表に出さないため、物静かなタイプだと思われることもありますが、内面はとてもエネルギッシュで積極的。
我が道を進むカリスマ的な魅力があります。
短所は、自信家で自尊心が強く、敵対する人に対して容赦がありません。
思ったことをストレートに伝えてしまう傾向があるため、キツい人物だと思われることも少なくないでしょう。
「庚」の人の長所・短所は?
「庚」の人の長所は、強い意志と行動力にあります。どんな状況でも冷静に判断し、目標に向かって一直線に進む力を持っています。責任感が強く、与えられた役割を最後までやり遂げる誠実さも特徴です。また、公平さを重んじ、筋を通す姿勢が周囲からの信頼を集めます。困難に直面しても諦めず、努力を重ねて自らの力で道を切り開くタイプです。リーダーとしての資質も高く、仲間をまとめて実績を上げる力を備えています。
一方で、「庚」の人の短所は、頑固さと融通の利かなさです。自分の正義を貫こうとするあまり、他人の意見を受け入れにくくなることがあります。完璧を求めすぎる傾向もあり、妥協や譲歩が苦手な面も。信念の強さが行き過ぎると、他人を批判的に見たり、孤立してしまったりすることもあります。
成功するためには、「庚」の持つ芯の強さを保ちつつ、柔軟さを意識することが大切です。自分の価値観を押しつけるのではなく、相手の考えを尊重しながら調和を図ることで、より大きな成果と信頼を得られます。
「庚」の人の人生傾向は?
「庚」の人の人生傾向は、「鍛錬・改革・信念」が大きなテーマとなります。
自然界でいえば「庚」は鋼鉄を象徴し、火を通して鍛えられることで強く美しく輝く金属です。そのため「庚」の人の人生も、試練や困難を経てこそ本来の力を発揮する傾向があります。若い頃は理想が高く、自分の信念を貫こうとするあまり、周囲との衝突や孤独を感じることもあります。しかし、その中で磨かれるのが「庚」の最大の魅力である意志の強さと実行力です。
中年期にかけては、厳しい状況の中でもブレない姿勢が評価され、信頼と地位を築いていく時期です。仕事面ではリーダーとして頭角を現し、自らの手で環境を整える改革者として活躍する人も多いです。一方で、完璧を求めすぎるとプレッシャーに縛られ、頑固さが人間関係の壁となることもあります。柔軟さを学ぶことで運気が大きく開けます。
晩年は、自らの信念を貫いた人生が安定期に入り、周囲から尊敬される立場となります。後進を導いたり、培った知識を社会に還元したりすることで真の充実を得られます。
「庚」の人は、「鍛えられることで輝く鉄」のように、挑戦と努力を恐れず、自らを磨き続けることで人生を豊かに切り拓くことができます。
「庚」の人の恋愛傾向は?
「庚」の人は、根は素直で純粋ですが、なかなか本音を見せない天邪鬼なところがあります。
聡明で判断が速い「庚」は、恋愛も直感的に「この人!」と感じ取ったら惚れ込むパターンが多く、好きになったらまっすぐにその人を見つめます。
しかし、ロマンチックな展開は苦手で、むしろお互いに自立し、尊重し合えるようなサバサバとした関係を求めます。
さらに本心を素直に見せることに少し抵抗があるようで、思っていることと反対のことを言ってみたり、わざと気のないフリをしたり、ひねくれた態度を取ってしまうことも多いため、誤解されてしまうことも少なくありません。
また好意を寄せられても簡単に落ちるようなタイプではないため、「庚」の恋は一筋縄ではいかないことが多いです。
しかし、そのクールさや自信が相手の心を魅了することも多いので、周りが羨むような人物から思いを寄せられることも。
交際はベタベタした関係は苦手で、どこかビジネスライクな付き合いになりがちですが、距離があるほうが良い関係を築くことができるでしょう。
「庚」の人の家庭運・結婚運について
「庚」の人は結婚をしても、我が道を進むマイペースなタイプです。
「庚」にとって恋愛も結婚も、人生の中のイベントの1つというような考え方があるようで、結婚したからといって家庭第一になるとは限りません。
もちろん大切な家族を守るために奮闘しますが、一方的に守ったり守られたりという関係ではなく、お互いに役割をこなしながら協力していくチームのような関係を好むでしょう。
また結婚をしても所帯じみることはなく、オシャレや身だしなみ、趣味などにも手を抜きません。
スキルアップやキャリアアップにも貪欲で、つねに理想に向かって努力し続けます。
パートナーも同じように理想が高くアクティブな人なら互いに刺激し合い、良い関係を築くことができるでしょう。
「庚」の人の仕事運・適職は何?
「庚」の人は頭脳明晰でチャレンジ精神が旺盛、先陣をゆくパイオニアタイプです。
頭の回転が速く、判断力や決断力がある「庚」の仕事はスピード重視で合理的。
得意なことに対しては時間を忘れてしまうほど没頭し、面白そうだと感じたら積極的に向かっていきます。
逆に苦手なことに対しては全く手をつけないなど極端なところがありますが、得意な分野を突き詰めていくことで才能をメキメキ発揮していくでしょう。
また、表向きはクールで物静かですが、内面は負けず嫌いで承認欲求が強いです。
競争心も強いため、数字や実績が数字として現れる営業や販売、タフさが求められるハードな仕事に適性があります。
また人の下で働くよりも、上から指示するほうが向いているので、リーダーや経営者、幹部としても活躍できますが、団体行動は苦手で独立独歩の人なので、協調性が求められるような職場ではトラブルになりやすいかも。
自由に動ける仕事なら能力を最大限に活かすことができるでしょう。
「庚」の人の適職は?
「庚」の人は強い正義感と使命感を持ち、社会の秩序や安全を守る分野で力を発揮します。ルールを重んじ、責任を全うする姿勢は、公務員・警察・司法・防衛関係などの仕事に最適です。冷静な判断力とブレない信念を活かし、組織の中でも頼れる存在として信頼を集めます。 「庚」は鋼鉄を象徴し、強い意志と実行力で物事を切り開くタイプ。困難な状況でも諦めずに突破口を見つける力を持っています。リーダーシップを発揮し、的確な判断と責任感で組織を導く経営者や管理職に向いています。改革や改善に携わるポジションでも成功しやすいです。 緻密さと集中力を兼ね備えた「庚」は、技術や技能を磨く分野でも優れた才能を発揮します。特に、金属・機械・ITなど「金」に関わる仕事との相性が良く、専門性を高めることで大きな成果を得られます。几帳面な性格と探求心で、プロフェッショナルとして信頼されます。 論理的思考と決断力に優れ、正義と秩序を守る性質を持つ「庚」は、弁護士やコンサルタントなどの分野でも能力を発揮します。明確な判断と率直な意見が求められる環境でこそ、真価を発揮できるタイプです。 |
「庚」の人の金運・財産や貯蓄は?
金の性質を持つ「庚」の金運は悪くありませんが、収支の波が大きいタイプです。
思い切りが良く、合理的な考えをする「庚」は、お金に対しても「貯める」より「増やす」ことを好みます。
たとえば投資やギャンブルで一攫千金を狙ったり、資産を元手にして運用し経済を回して利益を得たりするなど流動的なお金の使い方をしていきます。
また、生活のためにお金を使うより、オシャレや趣味、仕事のためにお金を使うなど精神的な満足度を追求していくうえ、競争心で見栄を張るために欲しくもないものを購入してしまうこともあります。
そのため良い物を持っていても、実はローン地獄に陥っている…ということも考えられるので、「庚」はお金のコントロールを意識するように心がけると良いでしょう。
「庚」の人の人間関係は?
「庚」の人は、正義感が強く、誠実で筋の通った性格が人間関係でも際立ちます。言動に一貫性があり、信頼を裏切らないため、周囲からは「頼れる人」「ブレない人」として一目置かれる存在です。思ったことをはっきり伝える率直さも魅力で、リーダー的な立場に立つことも多いです。
ただし、その正直さが時に厳しさや冷たさとして受け取られることもあります。相手の甘さや曖昧な態度にイライラしやすく、思ったことをそのまま口にすると摩擦を生むことも。正しさを貫く姿勢は長所ですが、相手の背景や感情に少し寄り添う余裕を持つことで、より円滑な人間関係を築けます。
「庚」は、信頼関係を築くのに時間がかかるタイプですが、一度心を許した相手には徹底的に尽くす義理堅さを持ちます。年齢を重ねるにつれて角が取れ、穏やかさと包容力が増していくため、最終的には信念を持ちながらも人の痛みが分かる人として、多くの人から慕われる存在となります。
「庚」の人の友情や家族、職場での関わり方は?
家族における「庚」の人の関わり方
「庚」の人は家族に対して強い責任感と守る意識を持っています。まるで堅い金属のように、家族を外の世界から守る“盾”のような存在です。特に困難な状況では冷静に判断し、実務的なサポートを惜しみません。経済的な安定を重んじ、家族が安心して暮らせる基盤を築こうと努力するタイプです。
一方で、感情表現がやや不器用なところがあり、「言わなくても分かるだろう」と思ってしまう傾向も。家族に対しても完璧さを求めすぎるとプレッシャーを与えてしまうことがあります。時には自分の弱さを見せたり、感謝の言葉を伝えたりすることで、より温かい絆を築くことができます。
友情における「庚」の人の関わり方
友情においての「庚」は、義理堅く頼りがいのあるタイプです。約束を守り、困った友人を見捨てない誠実さがあり、「庚」が一度信頼を寄せた相手とは長く付き合う傾向があります。軽いノリの関係よりも、信念を共有できるような“本物の友情”を求めます。
ただし、プライドが高く、感情をストレートに表現するのが苦手なため、誤解されやすい一面も。時には「冷たい」と思われることもあります。相手を信じて素直な気持ちを見せることで、より深く信頼される関係を築けます。
職場での「庚」の人の関わり方
職場では「庚」は信頼と実行力の象徴です。与えられた責務を確実にこなし、組織の規律を守る姿勢で周囲から厚い信頼を得ます。リーダーや管理職としても優秀で、ルールを重んじ、公平な判断でチームを導きます。
しかし、正しさを優先するあまり、他人のやり方を受け入れにくい面も。部下や同僚の意見を尊重し、柔軟さを持って接することで、信頼関係がさらに強固になります。根が真面目で努力家な「庚」は、現場の実務にも精通し、安定した成果を出すことで組織の中心的存在となります。
「庚」の人の開運法は?
「庚」の人は、まるで鋼鉄のように強靭な意志と実行力を持つタイプです。どんな環境でも自らの信念を貫き、困難を突破していく力があります。しかし、その強さゆえに周囲と衝突したり、自分の理想を追い求めすぎて孤立してしまったりすることもあります。開運の鍵は、「頑固さを柔軟さに変えること」と「力の使い方を磨くこと」です。
具体的な開運法としては、まず「整理整頓」と「断捨離」が大切です。庚の人は金属を象徴し、磨かれるほどに光り輝く性質を持っています。身の回りを整えることで思考もクリアになり、行動に無駄がなくなります。また、メタリックカラーの小物やステンレス製のアクセサリーを取り入れると、庚の金の気が活性化し、決断力と運の流れが強まります。
さらに、自然の中でリフレッシュすることも効果的です。特に「岩場」「山」「鉱物」など“金”を象徴する場所に足を運ぶと、庚のエネルギーが整います。無骨さの中にある静けさが心を落ち着かせ、冷静な判断力を取り戻してくれます。
学びの面では、実用的なスキルの習得が開運に繋がります。経営、テクノロジー、デザイン、金融など、現実的で成果を形にできる分野に挑戦すると、庚の人の本領が発揮されます。
人間関係では、「譲る強さ」を意識することが重要です。自分の意見を貫くだけでなく、他者の価値観を尊重し、協力の中で力を発揮することで、より大きな成果を得られます。
開運カラーは、シルバー、グレー、ホワイト、ネイビーなどの金属的で洗練された色です。これらを身につけることで、庚の人の品格と運気がさらに高まっていきます。
こうした習慣を意識することで、庚の人が持つ鋭さとリーダーシップがバランス良く磨かれ、強さが優しさへと変わる時、人生は一層輝きを放ちます。
「庚」の十二支別の組み合わせを解説
ここからは、「庚」と十二支との組み合わせによる性格や特徴について詳しく解説していきます。
十二支の組み合わせ「庚子(かのえね)」の性格・特徴は?
「庚子(かのえね)」は頭脳明晰、合理的で何事もスピーディな人です。
判断が速くテキパキしている「庚子」は、何事も自ら率先して取り組んでいくリーダータイプ。
決断力もあり、周りから頼られることも多いでしょう。
一方で、思い込みが強く頑固で、一度決めたらなかなか進路変更できないなど柔軟性に欠けるところがあります。
周りに対しても強いこだわりを押し通そうとするため、圧が強いと感じさせてしまうかも。
相手の良い面に注目することが円満のコツになるでしょう。
十二支の組み合わせ「庚寅(かのえとら)」の性格・特徴は?
「庚寅(かのえとら)」の人は、自ら道を切り開いていくアグレッシブなタイプです。
自立心が旺盛な「庚」ですが、さらに競争心や負けん気の強さが加わります。
好奇心が旺盛で情熱的、面白いことや刺激を求めて、いつも何かにチャレンジしているでしょう。
ただ、気分の移り変わりが激しく気まぐれ、中途半端で方向転換する傾向もあります。
結果が出るまで粘り強く取り組むことで、よりダイナミックなチャンスを手に入れることができるでしょう。
十二支の組み合わせ「庚辰(かのえたつ)」の性格・特徴は?
「庚辰(かのえたつ)」の人は自由奔放、我が道を進むマイペースタイプです。
もともと独立心が旺盛ではありますが、さらに自由奔放で大らかな気質が加わります。
「庚」はタフなぶん、人に対しても厳しい一面がありますが、「辰」の性質が加わることで愛嬌やカリスマ性に磨きがかかり、人の目を惹きつける魅力が生まれます。
ただ、やや感情的になりやすいのが玉にキズです。
人間臭さも魅力ですが、気持ちのコントロールができれば、さらに親しまれるでしょう。
十二支の組み合わせ「庚午(かのえうま)」の性格・特徴は?
「庚午(かのえうま)」の人は思い込んだら一直線、好きなことに猪突猛進するタイプです。
「庚」も向上心が高くスキルアップに意欲的ですが、さらに目標に向かって突っ走る性質が加わります。
しかし競争心の強さが、自分自身をより磨き成長させる糧になることも少なくありません。
目標をしっかり定めることができれば、粘り強く成功をつかむことができるでしょう。
ただし健康面が疎かになりやすいので無茶は禁物。
定期的に健診を受けるなど気配りが必要かもしれません。
十二支の組み合わせ「庚申(かのえさる)」の性格・特徴は?
「庚申(かのえさる)」の人は、独特のセンスとアイデアを武器に周り引っ張るカリスマタイプです。
視野が広く、物事に対して柔軟に考えることができる「庚申」は、とても器用で要領が良く、世渡り上手です。
対人関係でも、相手を傷つけない微妙なバランスを取るのが上手。
サービス精神も旺盛でいろいろと気がつくタイプなので、周りから頼りにされることも多いでしょう。
ただ、精神的に1人で抱え込んでしまいやすい傾向があります。
十二支の組み合わせ「庚戌(かのえいぬ)」の性格・特徴は?
「庚戌(かのえいぬ)」の人は誠実で真面目、一度決めたらまっすぐに進む一途タイプです。
性格は物静かで穏やか、内面は情熱的で好奇心が旺盛など、いろいろな引き出しを持っているため、友人も多く人気があります。
仕事に対しても真面目で一生懸命に取り組むため、リーダーとして頼られることも多いでしょう。
ただ、やや融通がきかない一面があるため、人と衝突しやすいのが難点かも。
譲り合う気持ちとコミュニケーションを大切にすることが、「庚戌」の成長ポイントといえるでしょう。
「庚」と他の十干との相性を解説
ここからは、「庚」と他の十干の相性を【基本相性】【仕事】【恋愛】の3つのテーマで解説していきます。
「庚」と「甲」の相性は?
ここからは、十干同士それぞれの相性について詳しく解説していきます。庚にとって甲は自分が力を分け与えるという関係になります。たとえば枝を剪定するために斧や刃物を使うように、甲にとって庚の存在は自分を磨き、成長させてくれる助けになり、庚にとって甲は面倒を見てあげたくなる存在といえます。しかし庚のキツさが出てしまうと甲に嫌がられてしまうことも。礼儀や節度を心がけると良い関係を保つことができます。
仕事では、庚がリーダーシップを発揮し、甲がその導きのもとで成長する理想的な関係です。庚の的確な判断と実行力により、甲は自分の能力を磨くチャンスを得ます。甲は真面目で責任感が強く、庚にとっても信頼できるパートナーとなります。ただし、庚が厳しすぎる態度を取ると、甲の意欲を削いでしまうことも。指導する側の庚が「見守る姿勢」を意識すると、甲の才能は自然と開花していきます。お互いが尊重し合えば、長く安定したビジネス関係を築ける相性です。
恋愛では、庚が主導し、甲をリードしていく関係になりやすい組み合わせです。庚の頼もしさや決断力に、甲は惹かれやすく、安心感を覚えます。一方の庚も、素直でまっすぐな甲に心を許し、つい世話を焼きたくなります。ただし、庚が強すぎる態度を見せると、甲が萎縮してしまう可能性があります。お互いの意見を尊重し、感情を丁寧に伝え合うことで、信頼と愛情の絆が深まります。相手のペースを大切にしながら歩むことが、長続きの秘訣です。
「庚」と「乙」の相性は?
陽と陰の組み合わせになる庚と乙は、庚に乙が頼るような関係になりやすいです。乙は枝や根が伸びる柔らかい草花ですが、ハサミで草花を整えるように、庚のサポートで乙は美しく磨かれていきます。庚にとっても従順で素直な乙は、思わず助けてあげたくなる存在でしょう。しかし、庚の鋭さが、繊細な乙を傷つけてしまうことも。乙と付き合う時は言葉や態度に注意が必要です。
仕事では、庚が指導的立場となり、乙を導く関係になりやすい組み合わせです。庚の実行力と判断力、乙の柔軟さと繊細な感性が噛み合うと、理想的なチームワークが生まれます。乙は庚の的確な指示に従うことで力を発揮し、庚も乙のサポートで業務をスムーズに進められます。ただし、庚の言葉が厳しくなりすぎると、乙は傷つきやすく心を閉ざしてしまう傾向があります。相手の努力を認め、思いやりを持って接すれば、信頼と成果が自然に積み重なっていく関係です。
恋愛では、庚が頼れる存在として乙をリードし、乙はその優しさに安心感を抱く関係です。庚の強さと包容力に乙は惹かれ、献身的に尽くそうとします。庚にとっても、控えめで優しい乙は癒やしの存在となります。ただし、庚のストレートな物言いが乙の心を傷つけてしまうこともあるため、言葉選びには注意が必要です。感情表現が苦手な庚が、時に優しい態度や感謝を言葉で伝えることで、絆がより深まり、穏やかで支え合う関係が続きます。
「庚」と「丙」の相性は?
パワフルに輝く丙と硬い金属のパワーを持つ庚は、やや苦手意識を感じる関係。たとえば強い火は金属を溶かしてしまうように、庚にとって丙は天敵のような存在です。庚の頑固さと丙の強引さがぶつかりやすいので、一緒にいると疲れを感じてしまうかも。相手の良い面を尊重し、見習おうという気持ちで接することが円満な関係を築くポイントになるでしょう。
仕事では、庚と丙の組み合わせは、刺激的で活発なチームとなります。丙は明るくエネルギッシュにアイデアを出し、庚はそれを現実的な形に落とし込む力を持っています。理想と実行のバランスが取れれば、大きな成功を掴める相性です。ただし、丙の勢いが強すぎると庚が疲弊し、逆に庚が主導権を握りすぎると丙の情熱を消してしまうこともあります。お互いの得意分野を尊重し、役割分担を明確にすれば、創造力と行動力が融合し、革新的な結果を生み出せる関係です。
恋愛では、丙の明るさと庚の誠実さが惹かれ合う関係です。丙は庚の頼もしさに安心感を抱き、庚は丙の華やかさに刺激を受けます。初めのうちは情熱的で相性抜群ですが、時間が経つと庚の堅実さと丙の自由さがぶつかることも。丙の行動に庚が口を出しすぎると、関係が冷めやすくなります。お互いの個性を認め、相手のペースを尊重することが大切です。庚が余裕を持って見守り、丙が感謝を忘れなければ、刺激と信頼のバランスが取れた恋愛が長続きします。
「庚」と「丁」の相性は?
金の性質を持つ庚と火の性質を持つ丁は、刺激し合い、共に成長できる関係です。丁の繊細さや芸術性、アイデアなどが庚の心を惹きつけます。庚にとっても丁にサポートしてもらうことで、より実力発揮のチャンスを得ることができるでしょう。ただし丁が一方的に尽くす流れになると関係は破綻します。丁に対する礼儀を忘れないようにしましょう。
仕事では、庚と丁の組み合わせは、お互いに刺激し合いながら成長できる関係です。庚は現実的で行動力があり、丁は繊細な感性と発想力を持つタイプ。庚が実行部隊として形にし、丁がアイデアを出すことで理想的なチームワークが生まれます。丁の柔らかさが庚の堅さを和らげ、庚の決断力が丁の迷いを払うなど、足りない部分を補い合える関係です。ただし、庚が強く出すぎると、丁が萎縮して能力を発揮できなくなることも。お互いの違いを尊重できれば、大きな成果を生み出す組み合わせです。
庚と丁の恋愛は、惹かれ合いながらも火花が散るようなドラマチックな関係です。庚の頼もしさや誠実さに丁は強く惹かれ、丁の優しさやロマンチックな一面が庚の心を癒やします。お互いに異なる魅力を持つため、最初は惹かれ合いやすいですが、関係が深まるほどぶつかることもあります。庚が感情表現を惜しまず、丁の気持ちを受け止めてあげることが、愛を長続きさせるポイント。丁は庚の不器用な優しさを信じて見守ることで、穏やかで安定した関係に育っていきます。
「庚」と「戊」の相性は?
大地の性質を持つ戊と金の庚は、戊の力を借りることで庚がパワーアップします。土から金属が生まれるように、戊のバックアップで庚は助けられるでしょう。戊にとっても庚は思わず世話をしたくなる存在ですが、庚にとって戊は目上の存在になりやすく、距離が近すぎると息苦しさを感じてしまうかも。ビジネスライクな関係がちょうど良いかもしれません。
仕事では、庚と戊は実務的で頼りがいのある組み合わせです。戊は大地のようにどっしり構え、庚は現場を切り開く実行役。お互いの強みが明確なので、役割分担がうまくいけば大きな成果を出せます。ただし、戊は管理者、庚は実働タイプのため、序列を意識しすぎると関係が硬直しがち。特に庚が意見を強く主張しすぎると、戊の信頼を損ねることも。目標を共有し、感情ではなく結果で語る姿勢が円満の鍵です。安定感と突破力を兼ね備えた理想的なビジネスパートナーといえます。
恋愛では、庚と戊は堅実で現実的な愛を築ける相性です。戊は包容力があり、庚を安心させる存在。一方の庚は率直で頼もしく、戊に刺激を与えます。長く付き合うほど信頼関係が深まり、家庭的な安定を求める関係になりやすいです。ただし、どちらも頑固でプライドが高いため、感情表現が乏しくなるとすれ違いが起こることも。時には素直に感謝や好意を伝えることが、関係を温かく保つ秘訣です。信頼を軸にした成熟した恋が育つ相性です。
「庚」と「己」の相性は?
柔らかい土の性質を持つ己と金の性質を持つ庚は、穏やかで平和な関係になれます。豊かな土壌の己は、優しく細やかに庚をサポートし、動きやすい環境を作るなど世話をしてくれます。また庚のほうも、己になら素直に甘え、本音を伝えられます。庚が己に対して感謝の気持ちを示していけば、良い関係を長続きさせることができるでしょう。
仕事では、庚と己は補い合えるバランスの良い相性です。己は柔らかく調整力に優れ、庚は実行力と判断力が光ります。己が環境を整え、庚が動くという流れができると、仕事がスムーズに進行します。ただし、庚が焦って単独行動に走ると、己は疲弊してしまうことも。お互いのテンポを尊重し、信頼して任せ合う姿勢が重要です。穏やかで効率の良いチームを作りたいなら、この組み合わせは最適。安心感と実力を兼ね備えたパートナー関係です。
恋愛では、庚と己は穏やかで支え合う理想的なカップル相性です。己は相手の気持ちを察して動けるタイプで、庚はそんな優しさに癒やされます。庚は強く見えても甘えたい一面があり、己にだけ素直になれる関係です。お互いに思いやりがあり、争いを避けるため長続きしやすいです。ただし、庚が強気に出すぎると己が心を閉ざしてしまうため、優しいコミュニケーションが鍵に。安らぎと信頼に満ちた、穏やかな愛を育める相性です。
「庚」と「庚」の相性は?
精錬前の硬い金属の性質を持つ庚同士は、良きライバルとして高め合える存在です。同じ性質を持つモノ同士、理解しやすく、一緒にいて居心地が良い関係になれます。ただし似ているからこそぶつかりやすく、お互いに頑固なので譲り合いません。相手の良い面を認め、自分の糧とするように心がけることが円満な関係を築くポイントになるでしょう。
仕事では、庚同士は実力派同士の緊張感ある相性です。庚同士は仕事への意識が高く、妥協を嫌うため、お互いに刺激を受けて成長できる組み合わせです。ただし、どちらも主導権を握りたがる傾向があり、衝突も多め。意見がぶつかると激しい対立に発展することもあります。チームで動く際は明確な役割分担が必須です。お互いをライバルではなく、切磋琢磨できる同志として認識できれば、大きな成果を生み出せる強力な組み合わせになります。
恋愛では、庚同士は情熱的だが衝突も多い相性です。どちらも自立心が強く、相手に依存しない恋愛スタイルを好みます。似た者同士のため感性が合いやすく、付き合い始めはテンポ良く進展しますが、意見のぶつかり合いが多くなると距離ができがち。プライドが高い2人なので、どちらも謝らないと関係が冷え込むことも。お互いの意見を尊重し、素直さを大切にすれば、刺激的で実りある恋を続けられます。
「庚」と「辛」の相性は?
陽の金の性質を持つ庚と、陰の金の性質を持つ辛は、フィーリングが合い一緒にいて楽しめる関係です。オシャレで品があり、わかり合える部分も多いので気楽に付き合うことができます。しかし庚のほうが主導権を握りやすく、辛は圧倒されて振り回されてしまう傾向があります。ストレスを溜めやすい辛に対し、庚は細やかな気配りを心がけると良いでしょう。
仕事では、庚と辛は上品で完成度の高い仕事ができる組み合わせです。庚は構築力、辛は繊細な仕上げの力を持っています。お互いのセンスが噛み合えば、美しい成果物を生み出せます。ただし、庚が強引にリードしすぎると、辛が疲れてしまいます。辛の感性を尊重し、意見を引き出す姿勢が成功の鍵。バランスを保てれば、品格と実力を兼ね備えた最強の仕事相性となります。
仕事では、庚と辛は惹かれ合いますが、支配と依存のバランスが鍵となる相性です。同じ金の性質を持つため理解しやすく、第一印象からフィーリングが合います。庚はリード役、辛は受け身ですが、庚の押しが強すぎると辛は心を閉ざしてしまいます。お互いの距離感を大切にし、尊重し合うことで穏やかな愛を育てられる関係です。感性が近いため、趣味や美意識を共有するとより絆が深まります。
「庚」と「壬」の相性は?
陽の水である壬と陽の金である庚は、庚が壬の面倒を見る関係になります。自立心が旺盛で人は人、自分は自分という庚ですが、壬に対してはなぜか世話を焼きたくなる相性。壬も庚のアドバイスを受けて成長していくため、師匠と弟子のような信頼関係になるでしょう。しかし壬が調子に乗りすぎると、庚の手に負えなくなってしまいます。干渉しすぎず、遠くから見守るくらいが上手に付き合うコツかもしれません。
仕事では、庚と壬は勢いと柔軟性を併せ持つ、活気ある相性です。庚は現場のリーダーシップに優れ、壬は流れを読む感性に長けています。ともに行動力があり、目標達成へのスピードが速い組み合わせです。ただし、庚が前へ出すぎると壬がコントロールしようとし、主導権争いが起こることも。どちらもプライドが高いため、相互尊重の意識が必要です。庚が指針を示し、壬が環境を整える役に回れば完璧。お互いを信頼し合えば、圧倒的な実行力で成功を掴める相性です。
恋愛では、庚と壬は刺激的で惹かれ合いますが、気持ちの温度差に注意が必要な相性です。庚は情熱的に愛を表現しますが、壬は感情の波が激しく、時に距離を取りたくなるタイプです。惹かれ合う力が強いぶん、ぶつかると関係が冷えやすい傾向があります。ただし、庚が壬の自由を尊重し、壬が素直に頼る姿勢を見せれば、絆は深まります。師弟のように成長し合える関係でもあり、お互いに相手がいてこそ輝けると実感できる組み合わせです。
「庚」と「癸」の相性は?
陰の水の性質をもつ癸と、陽の金の性質を持つ庚は、度がすぎると依存しやすい関係です。テキパキと物事を合理的に進めていく庚と、細やかな気配りをする癸は、社長と秘書のような関係です。しかし甘え上手の癸は、無意識に庚を利用したり依存したりしてしまいがち。距離が近くなるほどトラブルになりやすいので、あまり距離を詰めないほうが良い関係といえるでしょう。
仕事では、庚と癸は理想と現実のバランスが取れる相性です。庚は計画性と決断力に優れ、癸は観察力とサポート力が抜群。社長と秘書のような関係で、お互いに補い合うことができます。癸の細やかさが庚の粗削りな部分をカバーし、全体をまとめる役に立ちます。ただし、距離が近くなりすぎると上下関係が曖昧になり、依存が生まれることも。庚が感情的にならず冷静に引っ張り、癸が裏方に徹することで、信頼に満ちた最高の仕事相性になります。
恋愛では、庚と癸は惹かれ合いますが、依存関係に注意が必要な相性です。庚は頼れる存在で、癸は守ってもらいたいタイプで、最初は理想的な関係に見えます。情で繋がりやすく、庚がつい世話を焼き、癸が安心して甘える流れが生まれます。しかし、距離が近すぎると庚は疲れ、癸は過剰に依存してしまうことも。お互いに自立心を持ち、思いやりを持って関係を築くことで、穏やかで長続きする愛が育ちます。
【まとめ】四柱推命「庚」の特徴は?
「庚」は金属を象徴し、剛直で力強いエネルギーを持つ十干です。硬い鉄のように意志が固く、信念を貫くタイプです。どんな状況でも自分を曲げず、困難を突破する粘り強さがあります。一本筋の通った生き方を望み、正義感と責任感を重んじる姿勢は周囲からの信頼を集めます。物事を白黒はっきりさせたい性格で、妥協を嫌い、自分にも他人にも厳しい傾向があります。
また、行動力・判断力・実行力に優れ、結果を出すまでやり抜きます。リーダーシップに恵まれ、周囲を引っ張る統率力も備えています。正々堂々と勝負するタイプで、不正を嫌い、筋を通す姿勢が魅力。仕事では信頼される存在となり、努力を積み重ねて確実に成果を出します。
一方で頑固さと融通の利かなさがあります。信念が強すぎるあまり、他人の意見を受け入れにくくなることも。また、理屈で割り切りすぎて感情表現が苦手になりがちです。時には柔軟に考え、相手の気持ちを汲む余裕を持つことで、人間関係もより豊かに育ちます。
家庭では責任感が強く、家族を守るために全力を尽くすタイプ。友情面では義理堅く、信頼した相手には一生付き合う深い絆を築きます。職場では真面目で仕事熱心、仲間思いで周囲を支える存在になります。
開運の鍵は「柔らかさ」と「余白」。完璧を求めすぎず、他人の個性を受け入れることで運が開けます。自然と触れる時間を持ち、心をリセットすることも大切です。開運カラーは「シルバー」や「グレー」、落ち着きと品格を高めてくれる色が良縁を呼びます。
「庚」の人は、まさに“鍛えられた金”。試練を通じて真価を発揮し、努力を積み重ねるほど光を放ちます。信念を貫きながらも、柔軟な心を忘れないことで、人生はより豊かで力強いものとなります。
生まれ持った性質や運勢を完全無料で鑑定します
↓「四柱推命」の細密本格鑑定はコチラ↓
100年先まで見通す占いの帝王【四柱推命】で
あなたの本質と人生の履歴を細密に鑑定します
四柱推命は生まれた時に定まった「運命の方式」となる命式から、先天的に備わった宿命と後天的に変わる運勢を知ることができます。あなたの性質やチャンス、転機、重要な選択、晩年に至るまで明らかにしましょう。
・あなたの運命すべてを四柱推命で明らかにします
・旺衰からわかる、あなたの性格と運の勢い
・蔵干通変星で見る、あなたの隠された傾向
・五行のバランスから見る、あなたの周囲からの評価
・月柱地支からわかる、あなたが発揮しきれていない「美点」と「能力」
・ピンチの時、あなたを助けてくれるキーパーソンは?
・今、あなたは何に注力するべき?意識するポイント
・あなたがこの先の人生で果たす役割
・天干の関係性で見る、あなた独自の「個性」と「魅力」
・地支の関係性で見る、あなたが生まれつき、特に優れた資質
・あなたが注意した方がよい繋がりや悪縁
・あなたがこの先、絶対逃してはならない「チャンス」
・あなたにとって重要な健康面と心身のバランス
・あなたの人生に影響を及ぼす特殊星と吉凶
・あなたの恋愛運と幸せをもたらす結婚・婚期
・あなたの金運・貯蓄運と収入を上げるための秘訣
・あなたの仕事運と才能を発揮できる分野
・現在、あなたに巡ってきている人生の「ステージ」
・特殊星からわかる今あなたに訪れている「幸運」
・次、あなたに訪れる新たな人生の岐路
・あなたが大きく人生で飛躍する時期・状況
・5年後、あなたが直面している選択肢
・10年後の未来であなたが得ている幸せ
・あなたが残りの人生でやりとげる役割
・あなたが幸せな人生を全うするために大切なこと




































Keikoの恋占い◆あの人の本心は何?
水晶玉子が占う、2人の本当の恋相性


















