タロットカードには、それぞれそのカード特有のメッセージが込められています。
また、カードが正位置で出ているか、あるいは逆位置で出ているかでメッセージの内容も変わり、占うテーマによっても解釈が異なってきます。
ですから、タロットカード占いをする時は、まずカード本来の意味を知ることがとても重要なんです。
それでは、タロットカードの小アルカナ【ワンドの2(Two of Wands)】について解説していきましょう。
目次
タロットカード「ワンドの2」の基本的な意味
2本の棒の間に、地球儀を手にした男性が立っています。
目の前には山と海が見えており、新しい世界に思いを巡らせている様子が窺えます。
ワンド(棒)は情熱や物事の始まりを、そして「2」という数字は、陰陽や二面性、2つのものに対する葛藤などを表しています。
2本のワンドの間に立つ男性は、今まで目指してきた目標の他に、新しい目標ができたのかもしれません。
また地球儀を手にしていることから、さらに大きな世界へと旅立とうとしているようにも見えます。
【ワンドの2】のカードには「物事の成果が出る」「方向性を決める」「何かを選ぶ」という意味があります。
理想や目的をつかむために、情熱を胸に新しいスタートを切ろうとしているとも読めるでしょう。
「ワンドの2」の解釈キーワード
目的達成・意志の力・影響力ある人・急激な変化・事業がうまくいく・収入増える・支配・不動産・財力・壮大さ |
「ワンドの2」の正位置の解釈
【ワンドの2】の正位置には「理想をつかむ」や「仕事がうまくいく」「計画や予想が当たる」という意味があります。
【ワンドの1】では情熱のままに進んできましたが、【ワンドの2】では経験によって物事を冷静に見ることができる段階に入りました。
また、男性が立っているのは「城の上」のようです。
つまり、努力の結果、求めていた地位や財産が得られたことで、次の新しい発展へと目を向けている状態なのです。
そのことから「財産を築く」「不動産を得る」「影響力のある人物」「発展に向けて尽力する」という意味もあります。
【ワンドの2】が正位置で出たら、おおむね良い結果が期待できます。
選択や決断が迫られることもありますが、自信を持って進んでください。
「ワンドの2」の逆位置の解釈
【ワンドの2】の逆位置が出た場合「経験不足」「やる気が出ない」「冒険を恐れる」という意味になります。
何も持っていなかった時は恐れずに進むことができますが、一度手に入れてしまうと、それを守ろうという気持ちが強くなり、冒険ができなくなる場合があります。
【ワンドの2】の逆位置はまさにそんなイメージ。
「前に進めない」「計画だけで実行できない」「間違った選択をしてしまう」というネガティブな意味になります。
あるいは大きな目的や理想はあるけれど、現実的に知識や準備、材料が足りておらず動けないのかもしれません。
【ワンドの2】の逆位置が出たら、先に進む前に目標について向き合ったり、足りない部分がないか検討してみたりしましょう。
カードに何が描かれている?「ワンドの2」のシンボル
【ワンドの2】のカードに描かれているシンボルには、それぞれ意味があります。
①城壁に描かれた赤い薔薇と白い百合は、情熱と理性の象徴です。男性は情熱だけで進むのではなく、理性を持って進むべき道をしっかり見極めていることを表しています。
②城壁に立つ男性は、物質的な成功を表しています。男性は目的を達成して大きな財産を築きました。そして次に進むべき世界に向けて目を向けている様子が認識できます。
③2本のワンド(こん棒)は情熱や目的の象徴です。2本ということで、男女や二面性を示します。また1本は片手に、1本や地面に固定されていることから、選択肢が2つあることを意味しています。
④右手に持つ地球儀は、グローバルな視点や視野の広がりを表しています。
⑤遠くに見える街は、夢や希望、次の目的地を示します。
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「ワンドの2」の正位置|恋愛での解釈
【ワンドの2】が正位置で出た場合、チャンスが訪れる、次の段階に進むということを意味します。
出会いの場合は、視野を広げて、今までとは違う視点で恋愛と向き合うことでチャンスが得られるようです。積極的に外に出かけて行動範囲を広げるのも良いでしょう。
片思いの場合は、2人の関係が次の段階に進むチャンスが訪れます。また今までとは違うやり方が恋愛成就に効果的です。
両想いの場合は、同じ目標を持つことが2人の絆を深めます。コミュニケーションをしっかり取ることが円満のカギ。同棲や婚約、結婚、出産などのステップアップの可能性も期待できるでしょう。
【ワンドの2】が正位置で出た場合には、重要な選択を迫られる可能性があります。
自分が何を目的としているのか、しっかり向き合って決めてください。
「ワンドの2」の逆位置|恋愛での解釈
【ワンドの2】が逆位置で出た場合、停滞する、やる気を失う、ギャップを感じるです。
出会いの場合は、残念ながら新しい出会いは期待できません。夢や理想を追いかけるのではなく、今の自分にあった人を探すようにしましょう。
片思いの場合は、2人の気持ちが通じ合わず、距離は離れる一方です。思わぬトラブルに巻き込まれたり、相手に誤解されてしまったり、不利な状況になることも。
両想いの場合も、どっちつかずの態度がトラブルの原因になります。関係性もお互いに協力し合えない、心が離れてします、条件ばかり目が向くなど恋の情熱を失ってしまうことになりそうです。
【ワンドの2】の逆位置が出たら、あなたのほうから積極的に歩み寄るように心がけてください。
「ワンドの2」の正位置|仕事での解釈
仕事において【ワンドの2】が正位置で出た場合は、事業の成功、経済的な安定、さらなる発展が期待できます。
今までの成果が認められて大きく評価されそうです。
その結果として新しいプロジェクトに参加したり、責任ある立場へと昇格したりと飛躍のチャンスがやってくるでしょう。
転職や独立、副業にもツキがあります。
経験を活かし、さらにプラスアルファで提供できるような素晴らしいものが出来上がるかも。
行動範囲が広がることから、大きな世界で活躍することも期待できますよ。
「こうなりたい!」という目標に向かってグイグイ進んでいきましょう。
「ワンドの2」の逆位置|仕事での解釈
仕事において【ワンドの2】が逆位置で出た場合は、実力不足や経験不足による失敗、トラブル、保守的な環境という意味になります。
バッドニュースの到来ということで、思いがけないトラブルや自分にとって不利益なニュースが舞い込んでくる可能性が高いです。
担当する仕事も、知識があまりなかったり、苦手意識があったりする内容で、経験不足から失敗してしまうかも。
また何かを選ばなければならないのに優柔不断になる、曖昧な態度で対人関係が崩れるなど、自分の弱さが原因でトラブルが起こる可能性もあるでしょう。
【ワンドの2】の逆位置が出たら、自分の意志をしっかり持つように心がけてください。
「ワンドの2」の正位置|金運での解釈
【ワンドの2】の正位置が金運で出た場合、臨時収入、潤沢な資金、経済的な安定という意味になります。
新しく仕事が決まったり、副収入が入ってきたり、何かとツキに恵まれる予感。
今までの努力に応じて安定した収入が得られそうです。
また貯め込むというよりは、うまく運用して増やしていくチャンスに恵まれそうです。
投資や金融商品を利用しての財産形成などにチャレンジしてみてもいいかも。
【ワンドの2】の正位置が出たら、買い物にもツキがある時です。
お得な価格で良い品物を手に入れやすいので、情報を集めて計画的にお金を使いましょう。
「ワンドの2」の逆位置|金運での解釈
【ワンドの2】の逆位置が金運で出た場合は、散財、浪費、思いがけない出費という意味になります。
予定が立たず、自分でお金の流れをコントロールすることが難しくなります。
また冠婚葬祭や所持品の故障、思いがけない外出が増えるなどで予定外の出費が増える可能性もあるでしょう。
ギャンブルや投資も儲けよりも損する確率のほうが高く、しかも夢中になってしまい散財する恐れがあります。
【ワンドの2】の逆位置が出たら、あっと言う間にお金がなくなるので、財布の紐をしっかりと締めて、帳簿をつけたりフリーマーケットを利用したり、なるべく節約を心がけるようにしましょう。
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他のタロットカードの意味はこちらで紹介しています
◆大アルカナ一覧◆(22枚)
◆小アルカナ一覧(56枚)◆
●ワンド(棒)
●ペンタクル(金貨)
●ソード(剣)
●カップ(聖杯)
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