12ハウスは魂の世界、無意識の室｜12ハウスの意味や天体別の特徴

ホロスコープ「12ハウス」の意味は？

12ハウスは「無意識の世界」や「スピリチュアルな部屋」と言われています。

「11ハウス」では、今まで組み立てた枠組みから、さらに大きな世界へステップアップするため行動範囲を広げていくことがテーマでした。

そして、自分が築き上げた世界から、さらに手を広げ、海外や宇宙などの大きな世界へと意識を向けた結果、個を乗り越えた「精神世界」に辿り着きます。

そのため、12ハウスには「無意識」や「目に見えない存在」、「無償の愛」というキーワードが当てはめられています。

また、12ハウスには「酩酊状態」や「夢の世界」というキーワードもありますが、これも「自分と他者との境目が曖昧になってしまう」ことからきています。

「自分でありながら自分ではない」そんな曖昧な夢の中のような世界が12ハウスの特徴といえるでしょう。

ホロスコープ「12ハウス」の特徴は？

12ハウスは罪の償い、放棄と損失の室。

あなたが、過去に犯した罪の償いや、ボランティア活動、入院、病気など、人生で遭遇する不運な出来事がわかるのが特徴的といえます。

また、手放さなくてはいけない物事についても知ることができる室です。

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12ハウスに「太陽」が入っている人は？

「太陽」は、人生をかけて目指していく目標や自分らしさを司る天体です。

そして12ハウスでは「魂」や「目に見えない世界」など精神的な分野がテーマとなっています。

つまり「太陽」が12ハウスに入っている人は、現実的な世界よりも、精神世界や目に見えない世界を大切にするという特徴が見られます。

外的な評価や物質的な充足より、精神的に満たされることに幸せを感じるのです。

また、ボランティア活動に勤しんだり、環境問題や地球規模での活動に力を入れたり、個ではなく全体のために身を投じることが生きがいを感じる方も多いでしょう。

つまり、12ハウスに太陽がある人は物で満たされなくても、精神的に充実することに自分らしさを感じます。

ただし夢や理想を追い求めるあまり、現実世界での生活とのバランスがうまく取れない…という傾向も少なくないでしょう。

12ハウスに「月」が入っている人は？

「月」は、感情や身体などプライベートな分野を司る天体で、生まれ育った環境や日々の習慣、何かが起こった時に、つい出てしまう心の反応などが「12ハウス」の色を帯びながら表れます。

12ハウスに月が入っている人は「純粋で愛情深い」傾向が強いです。

感受性が豊かで愛情や誠意、善意を信じ、基本的に人を疑うことをしません。

もし裏切られたとしても「何か理由があるのでは…」と思いやりが深く、優しいのです。

また、目に見えない世界からのメッセージを受け取る資質があるため、鋭いインスピレーションを持つ人も多く、霊感体質やスピリチュアルな能力を秘めている方もいるでしょう。

さらに芸術的な感性に恵まれている方も多いでしょう。

一方で夢の世界に生きるようなタイプも多く、時間や約束にルーズな人もおり、どこか別の世界に生きているような現実感が薄い印象を与えることがあるでしょう。

12ハウスに「水星」が入っている人は？

「水星」は、知識や情報、コミュニケーションなど、外の世界と繋がる分野を司る天体で、興味を惹かれる対象や人との関わり方、考え方が「12ハウス」の色を帯びながら表れます。

12ハウスに水星が入っている人は「直感が鋭く、見えない世界からのメッセージを受け取る」ことが多いです。

たとえば、何となく相手の気持ちや行動が分かったり、虫の知らせをよく受け取ったり、予知夢を見たりすることが多いです。

集合的無意識と呼ばれている深い世界からのメッセージを受け取り、表現に活かすことが上手なのも特徴です。

音楽やアート、演劇や小説・漫画など作品で、たくさんの人を感動させるアーティストも、12ハウスに月があるという人が多いでしょう。

ただし感受性が豊かで繊細な心を持つため、とてもデリケートか防衛心から気難しくなるタイプもいるでしょう。

12ハウスに「金星」が入っている人は？

「金星」は、愛情や美しさに対する価値観や、どんなことに喜びを感じるかなどを司る天体で、恋愛や快楽に関する心の動きが「12ハウス」の色を帯びながら表れます。

12ハウスに金星が入っている人は「献身的な愛情を捧げる」傾向があります。

しかも、自分を犠牲にするような愛情を存分に相手に与え、あえて悲劇のヒロインのような状況を作り上げてしまうことも少なくありません。

報われない恋の中に純愛や魂の絆を感じることが多いので、長い片思いや不倫、人には言えない秘密の関係にのめり込んでしまうこともあるでしょう。

また、金星を快楽ととらえるなら、人には言えない趣味や嗜好を持っていることもあります。

社会的には立派に振る舞いながらも、1人もしくは共通の仲間と、こっそり秘密の時間を過ごすことが至福の時間だという人も少なくないでしょう。

12ハウスに「火星」が入っている人は？

「火星」は、自分の中にあるエネルギーの放出や行動を司る天体で、情熱や精神性、動物的な本能として、闘争心やセックスの傾向などが「12ハウス」の色を帯びながら表れます。

12ハウスに火星が入っている人は「いざという時に爆発的な力を発揮する」タイプです。

普段は表立って行動するより、縁の下の力持ちとして働くことを好むので、周りからはあまり注目されないかもしれません。

しかし、いざという時は、内面に蓄えられた大きなパワーを放出し、見えない力を総動員させて局面を乗り越えることがあります。

穏やかで優しいのに怒ると怖い、その典型といえるでしょう。

また、セックスは意外とエネルギッシュでマニアックなプレイを好みますが、肉体的な快楽にこだわりはなく、「精神的な繋がりがあれば行為がなくても平気」というタイプも少なくないでしょう。

12ハウスに「木星」が入っている人は？

「木星」は、拡大の星と言われている天体で、その人がもともと持っている運や、発展・成功するために糧となるジャンルなどが「12ハウス」の色を帯びて表れます。

12ハウスに木星が入っている人は、ズバリ「幸運に恵まれやすい」といえます。

たとえば、ピンチに陥った時に絶妙なタイミングで救われたり、会いたいと思っている人と偶然出会えたり、不思議な幸運に恵まれることが多いです。

また、人脈でも不思議な力を持つ人や、芸術家やアーティスト、普段なら出会えないような社会的ステータスが高い人物と縁ができるなど、ラッキーなことが起こる確率が他の人よりも多い傾向があります。

ただし、生まれついての幸運に甘えてしまうと、怠け癖ができたり、夢ばかり追って現実社会での適応が難しくなったりすることも。

恵まれているからこそ、ツキを活かせる努力が必要といえるでしょう。

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12ハウスに「土星」が入っている人は？

「土星」は、制限やルール、物事に対する枠組みを司る天体で、その人がこだわるポイントや無意識に持っている恐れ、乗り越えるべき試練が「12ハウス」の色を帯びて表れます。

12ハウスに土星が入っている人は「見えない世界を現実世界に落とし込む力」が強くなります。

12ハウスは無意識の世界で、現実に目に見ることも触ることもできませんが、12ハウスに土星がある人は、アイデアや閃きを目に見えるカタチとして表現する能力を持つことが多いです。

たとえば絵画ならばイマジネーションを絵で表現し、音楽なら曲や歌、歌詞で表現することができます。

もちろん忍耐や修行が必要かもしれませんが、12ハウスに土星があるなら、曖昧で不確定なインスピレーションを土星の持つ粘り強さで取り組むことで着実に世に出すことができるでしょう。

12ハウスに「天王星」が入っている人は？

「天王星」は、改革、変化、独自性を司る天体で、その人が成長するために突然やってくるチャンスや出来事が「12ハウス」の色を帯びて表れます。

12ハウスに天王星が入っている人は「見えない世界を明らかにしていく」ことを好む傾向があります。

たとえば、オカルト好きだけどただ楽しむだけではなく、自分でアレコレ検証してみたり、仲間を募って研究したり、何かしらの根拠や根本的な謎を解き明かしたい衝動に駆られることが多いです。

また宇宙やハイヤーセルフなど高次の存在との繋がりを持っていたり、スピリチュアルな世界との親交に没頭したりするタイプも少なくありません。

特徴としては、漠然とした状況を甘んじるのではなく、そこにメスを入れて解き明かすことにやりがいを感じます。

占いや研究関連を生業とすることもあるでしょう。

12ハウスに「海王星」が入っている人は？

「海王星」は、無意識や直感、夢などスピリチュアル的なものや、カタチのない深い部分を司る天体ですが、その人が無意識に持っているエネルギーが「12ハウス」の色を帯びて表れます。

12ハウスに海王星が入っている人は「無意識との親和」が、より強くなる傾向があります。

12ハウスは、もともと海王星と深い関わりがあるため、無意識に相手や周りと深い部分で繋がってしまうことが多く、占いや芸術活動などで活躍する人も数多くいます。

しかし、心が過敏になりすぎたり、自己犠牲的な奉仕にのめり込んだり、現実社会で生き辛さを感じる方も。

海王星は、無意識に自分の心を無防備にしてしまいやすいので、辛い経験をしてしまうことも多いです。

浮き世離れしすぎないよう、意識的に地に足をつけ、見えない世界と現実世界をうまく調和させることが求められるでしょう。

12ハウスに「冥王星」が入っている人は？

「冥王星」は、死と再生、破壊、人の力ではコントロールできない根底的なエネルギーを司る天体で、その人が無意識に持っているパワーが「12ハウス」の色を帯びて表れます。

12ハウスに冥王星が入っている人は「見えない世界からの圧力」を感じさせることが多いです。

たとえば、不思議な特技や才能を持っていたり、そこにいるだけで場の空気が変わったり、独特な個性や雰囲気を持っています。

また、九死に一生を得るような体験をしたり、人生がガラリと変わったり、特殊な経験をすることも。

冥王星の破壊的なパワーにより、自らも破壊と再生を繰り返すような行動をすることもあるため、波乱万丈な人生を送りがちです。

しかし、自分の特性をとことんまで突き詰め、溢れ出るパワーにうまく乗ることができれば、現実社会で大成する可能性も高いでしょう。

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ホロスコープ「12ハウス」の開運方法は？

12ハウスは、見えない世界やスピリチュアルな世界との繋がりが深い、と言われています。

12ハウスを活かして開運するなら、見えない世界の力を信じ、直感に従って行動すると良いでしょう。

たとえば夢日記をつけたり、日頃何となく気になることがあったらメモしたり、見えない世界からのメッセージを現実に落とし込んでみましょう。

イマジネーションや自分の気持ちを言葉や絵画、歌や曲にしてみたり、アクセサリーや絵画など創作物として表現してみたり、アウトプットすると運気アップ。

素晴らしい芸術は国境も人種も飛び越えて、直接人の心に響きます。

次第に仲間ができたり、副業や生業として活かすことができたり、豊かな人生を引き寄せることができるはずです。

12ハウスに星がある人は想像の源が尽きることがありません。

見えない世界からのメッセージを伝えるメッセンジャーを目指してみてください。

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