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算命学とはどんな占い?
算命学(さんめいがく)は、生まれた年・月・日の干支からその人の運命を算出し占う古代中国発祥の占術です。学問としてしっかりとした裏づけのある、理論性の高い占術で、およそ2300年もの歴史があるとされています。

算命学では、私たちの自然界にある、あらゆる生き物や物質を象徴する陰陽五行(木・火・土・金・水)からなる「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の要素を組み合わせた「干支(かんし)」を使って、人の運命を細かく鑑定していく鑑定法です。算命学の命式では、生まれた年・月・日を干支から、「8つの星」が割り出されます。この8つの星が描かれる縮図が、算命学でいうところの命式『人体図』と呼ばれるものになります。算命学で導き出した人体図と、その中に配置された星の配置を読み解くことで、その人の個性や現在、過去から未来の流れまでハッキリと明確になるのです。

算命学の成り立ちは?
算命学の発祥・起源は中国春秋戦国時代とされており、思想家・縦横家の鬼谷子(きこくし)という人物が開祖と言われています。鬼谷子が陰陽五行の思想と運命予測の技術をまとめ、「鬼谷算命学」という形で戦乱の世で軍略にも使われ、王朝内で門外不出の秘技として重宝されていました。そして、時代の流れとともに、歴代の王朝が崩壊していく中で算命学の一部が門外に流出し、後に四柱推命や周易、気学など様々な東洋占いに派生していったといわれています。

ただし「鬼谷子」は中国古代の言葉を操る謀略が記された書物の名称でもあり、その作者が鬼谷であると言われているが、歴史学上は想像上の人物とされている説が多く実在したかどうかは不明とされている。

算命学と四柱推命の違いは何?
算命学と四柱推命の違いは、生まれた時間を考慮するか否かの点にあります。算命学では占う人物の生まれた「年・月・日」の3つの柱における干支(かんし)を使って鑑定しますが、四柱推命では「年・月・日」の他に「生まれた時刻」を加えた4つの柱における干支を考慮して占います。

算命学が時刻を考慮しない理由は、算命学が自然の法則や理論をベースにした鑑定法だからです。「時刻」という要素は人間が作り出した人為的な要素であり、自然の法則ではありません。算命学では、天(宇宙)と地(地球)の関係において、この2つの要素を繋ぐ接点が地球の自転と考えられており、時間の最小単位を地球の自転にかかる「一日」としているのです。そのため算命学は時刻を必要としない占術となります。

◎算命学の【陰占法】と【陽占法】について
算命学の陰占法とは何?
「陰占」とは、陰陽五行の「陰(いん)」にあたる部分で、その人の隠れた潜在意識や宿命について知ることができます。陰占の基本は、命式で算出された甲・乙・丙…などの「十干(じっかん)」と、子・丑・寅…などの「十二支(じゅうにし)」の要素や、それらの五行のバランスや組み合わせから鑑定をしていきます。
算命学における陰占法の十干とは?
算命学で使用する陰占法の十干は、古代中国から伝わる陰陽五行論における、「陰(マイナス)と陽(プラス)」、そして「木・火・土・金・水」の五行を組み合わせてできた空間を表す10種類の要素です。十干は【甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸】の10種類から成り、五行・陰陽・自然界の要素に分類することができます。
十干 五行分類 陰陽 自然界での分類
甲(きのえ) 森林、樹木
乙(きのと) 草花、雑草
丙(ひのえ) 太陽
丁(ひのと) 灯火、灯
戊(つちのえ) 山岳
己(つちのと) 畑、田
庚(かのえ) 鋼鉄、刀
辛(かのと) 宝石、貴金属
壬(みずのえ)
癸(みずのと) 雨、水滴
十干のぞれぞれの特徴とは?
陰占法の十干は、どの五行に属し、陰陽のどちらのタイプかによって性質や特徴が異なります。十干は、陽の木(甲)、陰の木(乙)、陽の火(丙)、陰の火(丁)、陽の土(戊)、陰の土(己)、陽の金(庚)、陰の金(辛)、陽の水(壬)、陰の水(癸)に分類することができ、五行と陰陽を組み合わせた特徴がそれぞれに現れます。
甲(きのえ)の特徴
・健全な野心を持ち、前向きに上を目指していく
・自立心が大変強い
・根性があり、困難があっても自分の意志を貫く
・着実かつマイペースに頑張る実力派
・マイペースかつスローテンポ。大器晩成
⇒「甲」について詳しく見る
乙(きのと)の特徴
・穏やかで優しく、慈愛に満ちた性質
・直感力に優れ人の気持ちを良く察する
・しなやかさとしたたかさがバランスよく同居している
・困難や窮地にあっても順応する忍耐強さがある
・はかなげな印象とは裏腹に、独占欲や嫉妬心が強い
⇒「乙」について詳しく見る
丙(ひのえ)の特徴
・明るく行動的かつ積極的
・集団の中にいても目立つ存在
・何事も楽しめるパワーを持ち、人生を満喫する
・細かなことは気にしないが、目指す目標があれば執念は強い
・競争心が強くトップを目指す
⇒「丙」について詳しく見る
丁(ひのと)の特徴
・表面は聡明で穏やかだが、内面は情緒的で情念的
・知性派。分析力・観察力が抜群で話にキレがある
・怒りを溜め込みやすく、感情が不安定になりやすい
・やや神経質で疑り深い
・身近な人にはとても親身で温かな愛情を注ぐ
⇒「丁」について詳しく見る
戊(つちのえ)の特徴
・心にも態度にも落ち着きがあり忍耐強い
・心が揺れにくいため温厚で大らか
・軽率な行動はせず、素朴で実直なため信用されやすい
・優しく情にも厚いため、人の世話を焼くのが好き
・何事も一途で真面目、信念を曲げない。
⇒「戊」について詳しく見る
己(つちのと)の特徴
・穏和で温厚な面を持ち、和合性がある
・マイペースで堅実、慎重に物事を進める
・人間関係では自ら折れて相手の下につくことも厭わない
・あらゆる方面の細部に気がつくため気苦労も多い
・現状に妥協やすく、急な変化や緊急な対応は苦手
⇒「己」について詳しく見る
庚(かのえ)の特徴
・知性的で賢く、物事に対してドライな一面を持つ
・切れ味の鋭い知性を持ち、物事を一刀両断に判断する
・曖昧なことを嫌い、時に衝動的な行動を取ることも
・潔く意志も強いため、何者にも屈しない力がある
・変化を求めるために一つのことを続けることが苦手
⇒「庚」について詳しく見る
辛(かのと)の特徴
・静かつ現実的で、感情に流されることはない
・無意識に防衛本能が発達している
・粘り強さは天下一品で、その道を究める
・感性が豊かで、独特な思考を持つ
・義理堅く、約束は必ず守る
⇒「辛」について詳しく見る
壬(みずのえ)の特徴
・大らかで度量があり、社交的
・包容力があり、来る者を拒まない
・社交的で世話好きなため、人間関係のトラブルは少ない
・自由を求め、束縛されることを嫌う
・闘争本能が強く、一気に事を成す行動力を持つ
⇒「壬」について詳しく見る
癸(みずのと)の特徴
・穏やかで愛情深く、人の面倒を良く見る
・周囲に役立つ奉仕活動などにも積極的に参加する
・生活の潤いや自分の気持ちを大切にする
・正直かつ潔癖なため、規則や道徳を重んじる
・拘りが強く物事を悪く解釈して悲観的になりやすい
⇒「癸」について詳しく見る
▼【十干】の詳しい解説はコチラ▼
算命学における陰占法の十二支とは?
算命学で使用する陰占法の十二支は、地の気を表し、「子」「丑」「寅」「卯」「辰」「巳」「午」「未」「申」「酉」「戌」「亥」の12種類からなる要素です。

算命学における十二支は、十干と同じく五行の性質が含まれているため、子(ねすい)、丑(うしど)、寅(とらぼく)、卯(うぼく)、辰(たつど)、巳(みび)、午(うまび)、未(ひつじど)、申(さるきん)、酉(とりきん)、戌(いぬど)、亥(いすい)と呼ぶことがあります。

十干 五行分類 陰陽 季節 区分
子(ねすい) 四正
丑(うしど) 冬土用 四庫
寅(とらぼく) 四隅
卯(うぼく) 四正
辰(たつど) 春土用 四庫
巳(みび) 四隅
午(うまび) 四正
未(ひつじど) 夏土用 四庫
申(さるきん) 四隅
酉(とりきん) 四正
戌(いぬど) 秋土用 四庫
亥(いすい) 四隅
十二支の特徴
子の特徴
知恵と柔軟性に富み、物事を敏感に察知する能力があります。社交的で情報収集力に優れ、チャンスを見逃さない現実主義者。内面には冷静さと計算高さもあり、時に孤独を好む一面もあります。波に乗ることで成功をつかむ運。
⇒「子」について詳しく見る
丑の特徴
忍耐強く、地道な努力を積み重ねる安定型。慎重で信頼されやすい性格ですが、頑固で変化に弱い一面も。時間をかけて成果を得るタイプで、大器晩成の運勢。真面目さが評価されるほど人生が開けます。
⇒「丑」について詳しく見る
寅の特徴
勇敢で行動力があり、リーダーシップに長けた存在。理想に燃え、直感で動く傾向があります。反骨精神と誇り高さがあり、孤高を貫く場面も。波乱を恐れず突き進むことで運が開けます。
⇒「寅」について詳しく見る
卯の特徴
優雅で調和を重んじる平和主義者。人との関係性を大切にし、柔らかく上品な印象を与えるタイプです。繊細で感受性が高く、周囲を癒す力がありますが、傷つきやすい面も。人との縁が運を導きます。
⇒「卯」について詳しく見る
辰の特徴
強運とカリスマ性を備え、夢や理想を形にする力があります。自信家でスケールの大きな人生を求める反面、空回りに注意。天からの加護を受けやすく、運命的な転機に恵まれやすい星でもあります。
⇒「辰」について詳しく見る
巳の特徴
知性と洞察力に優れ、慎重で計画的。神秘的な魅力を持ち、内に強い情熱を秘めています。表には出さずとも深く考える傾向があり、駆け引き上手。チャンスを見極めて掴む戦略家です。
⇒「巳」について詳しく見る
午の特徴
明るくエネルギッシュで、自由と行動を好むタイプ。好奇心旺盛で、自分の信じた道を突き進む力があります。束縛を嫌い、独立心が強いですが、孤立に注意。自らを信じ切ることで道が拓けます。
⇒「午」について詳しく見る
未の特徴
優しさと包容力を持ち、人に安心感を与える存在。感受性が高く、協調性にも富んでいますが、内面では不安や迷いを抱えやすい面も。人の役に立つことで運が開け、信頼が財産になります。
⇒「未」について詳しく見る
申の特徴
器用で頭の回転が速く、ユーモアと社交性にあふれた人気者。変化への対応力が高く、柔軟な発想でチャンスを掴みます。落ち着きのなさが短所になりがちですが、多才さで道を切り開く運です。
⇒「申」について詳しく見る
酉の特徴
美意識が高く、細やかで几帳面な性格。自己表現や発信力に優れ、華やかな場面に縁があります。自尊心が強く負けず嫌いな一面も。秩序を守りながら個性を活かすことで輝きを放ちます。
⇒「酉」について詳しく見る
戌の特徴
忠誠心と正義感にあふれ、周囲から信頼される存在。責任感が強く、真面目に物事を進めます。保守的で不器用な面もありますが、安定した人生を築く力があります。信頼が人生の支えとなる干支。
⇒「戌」について詳しく見る
亥の特徴
純粋で真っすぐな性格。情熱的で意志が強く、一度決めたら一直線に突き進む力があります。頑固で視野が狭くなりがちですが、その集中力と誠実さが成功を呼びます。素直さが最大の武器。
⇒「亥」について詳しく見る
▼【十二支】の詳しい解説はコチラ▼
算命学の位相法とは?
算命学の位相法とは、十干や十二支の中に存在する組み合わせの法則のこといい、大きく分けて『合法』『散法』のグループがあります。『合法』はお互いの十干や十二支をまとめて強固にする組み合わせで、『散法』はぶつかり合って壊れる組み合わせとなります。
▶合法となる組み合わせ
支合、干合、方三位、三合会局の4種類
支合とは?
支合とは、陽性の地支と陰性の地支が結びつくことで、十二支の中でも最も強い結びつきを持つ組み合わせです。支合となる組み合わせは『子と丑』、『亥と寅』、『戌と卯』、『酉と辰』、『申と巳』、『未と午』の6種類存在します。
支合の種類 合化した後の五行
子-丑
寅-亥
卯-戌
辰-酉
巳-申
午-未
干合とは?
干合とは、陽性の十干と陰性の十干が結びつくことによって、別の五行に変化する作用をもたらす十干同士の組み合わせのことです。干合の組み合わせは『甲と己』『乙と庚』『丙と辛』『丁と壬』『戊と癸』の6種類からなります。
干合の種類 変化する十干 変化する五行
甲-己 -己
乙-庚 -庚
丙-辛
丁-壬
戊-癸
方三位とは?
方三位とは、十二支の中で同じ季節(五行)を表す地支が三つ揃うことをいい、季節に対応する五行のエネルギーを増大させる組み合わせです。十二支を季節でわけると冬が【亥、子、丑】、春が【寅、卯、辰】、夏が【巳、午、未】、秋が【申、酉、戌】となります。
方三位となる十二支 季節 五行
亥・子・丑
寅・卯・辰
巳・午・未
申・酉・戌
三合会局とは?
三合会局とは、十二支の中である特定の三つの地支が結びつく組み合わせのことをいいます。三合会局は、季節の中心に位置する十二支である旺支(おうし)を中心として三角形の形になり全部で4種類あります。
三合となる地支 五行
亥・卯・未
寅・午・戌
巳・酉・丑
申・子・辰
▶散法の組み合わせ
冲動、刑、害、破の4種類
冲動とは?
冲動とは、十二支を円状に並べた時に、真反対に位置する地支の組み合わせのことをいいます。冲動は、陽性の地支同士または陰性の地支同士が互いに剋し合う二つの地支の組み合わせとなり、『午と子』『未と丑』『申と寅』『酉と卯』『戌と辰』『亥と巳』の6種類あります。
刑とは?
刑とは、三刑ともいい、十二支の中で三つもしくは二つの地支が互いに剋し合う関係になる三つの組み合わせのことです。また、十二支のうち勢いが強い同じ十二支同士の関係で、該当する1つの地支が自分で自分の地支を剋す形となる組み合わせを自刑といいます。
害とは?
害とは、十二支の中で互いに分離したり剋し合ったりする2つの地支の組み合わせのことをいい、『酉と戌』『申と亥』『未と子』『午と丑』『巳と寅』『辰と卯』の6種類存在し「六害」とも呼ばれます。
破とは?
破とは、散法の中では最も作用が弱く、影響力は少ないもので、『子と酉』『午と卯』『丑と辰』『未と戌』の4種類の組み合わせのことを言います。また、散法の組み合わせによっては、破の影響力が大きくなります。その中でも【破と害】が重なる場合が最も作用が強く出るとされています。
算命学における納音とは?
算命学における納音(なっちん)とは、十干と十二支の組み合わせによって成り立つ60種類の干支(かんし)において、「天干が同一」かつ「地支が冲」になる組み合わせのことを言います。つまり、六十干支を円状に配置した時、ちょうど対角線上に位置する2つの干支の組み合わせが納音にあたります。

例えば「丙辰」と「丙戌」の場合、天干である「丙」が同一で、地支である「辰と戌」が冲の関係になるため、納音していることになります。

▶納音の特徴
命式に納音がある場合、人生を歩む中で自分の意志とは関係ない抑制力が働きやすく、予期せぬ出来事が起こったり、今の環境や状況を変えざるを得ない場面に遭遇しやすい等の特徴があります。ですが、納音を持っている人は、逆境に強く、波乱の状況下にあったとしても、新鮮で前向きな気持ちで乗り越える力があります。

予想外の出来事に遭遇した時こそ「現状を見つめ直すチャンス」と捉え、周囲の人や物事に対して誠実に向き合い、努力を積み重ねることで、大きな飛躍に転換することができます。

異常干支とは何?
異常干支(いじょうかんし)とは、通常、十干と十二支の組み合わせによって成り立つ60種類の干支(かんし)の中で、特別な意味合いや特徴を持っている13種類の干支のことを言います。また異常干支は6種類の『通常異常干支』と、7種類の『暗号異常干支』に分類されます。
■異常干支一覧
異常干支
通常異常干支 暗合異常干支
甲戌(きのえいぬ) 辛巳(かのとみ)
乙亥(きのとい) 壬午(みずのえうま)
戊戌(つちのえいぬ) 丁亥(ひのとい)
庚子(かのえね) 丙戌(ひのえいぬ)
辛亥(かのとい) 戊子(つちのえね)
丁巳(ひのとみ) 癸巳(みずのとみ)
己亥(つちのとい)
■異常干支の特徴
▶五行のバランスに偏りがある
異常干支は陰陽・五行(木・火・土・金・水)のエネルギーバランスが極端に偏っているため、特殊な干支として扱います。
▶特殊な個性や運勢の持ち主
流派によって解釈は様々ありますが、基本的に命式に異常干支がある人は、他の人とは異なる特別な個性や才能、カリスマ性を持っていたり、特異な人生経験をしたり、逆に波乱万丈な人生になることがあるとされています。
異常干支別の特徴について
●通常異常干支
甲戍(きのえいぬ)
平凡な結婚生活を送る場合に異常性が現れるとされています。
一方で、大きく年が離れている結婚や、国際結婚など他とは異なる結婚生活をしている場合は、異常性はほとんど出ないとされています。どちかというと男性に強く出る干支です。
乙亥(きのとい)
甲戌(きのえいぬ)と似た異常性が現れます。いわゆる一般的な結婚生活を送る場合に波乱が起きやすいとされており、その傾向は特に女性に強く出る干支といわれています。
戊戌(つちのえいぬ)
もともと頭脳明晰な干支のため、必要以上に高度な知識や教養を身につけると、「秀才・天才」ではなく「奇人・変人」になりやすく、異常性が現れるとされています。ただし、若いうちに知識よりも技術を身に着け社会に出ると異常性はほとんど出ないと言われています。
庚子(かのえね)
両親の庇護を厚く受け育つと健康面に異常が出やすいとされています。早い断簡で親元を離れたり、大家族で育ったり、寮などの集団生活を送っている場合は、異常性は出ないと言われています。
辛亥(かのとい)
身体に異常が出やすいため、ケガへの注意が必要です。また、勘が良すぎるため、思った事を口に出し、波乱をもたらしやすい傾向も。これらを注意することで、異常性が出にくくなります。
丁巳(ひのとみ)
栄えた家系に生まれやすい傾向にあり、家の事業を継承したり、努力を怠ったりすると家系が低迷すると言われています。強力な一代運を持っているため、事業を継承するよりも、自営や一代で成功を築く方向に向かえば異常性は出ず、運を活かすことができます。
●暗合異常干支
辛巳(かのとみ)
金銭的に貧しい環境や家庭で育つと異常性が現れるとされています。一方、裕福な家庭環境で育つと異常性は出ないと言われています。結婚相手は自分と同等の経済状況の人を選ぶと生活が安定します。この干支は未来を予測できるほどの強い霊感を持っているのも特徴です。
壬午(みずのえうま)
無難で楽な道を選んだり、平凡な結婚生活を送ると異常性が現れるとされています。霊感が強く予知夢を見るほど先見の明があるため、その才能やアイデアを活かせば、大きな成果や成功を手にする可能性を秘めています。
丁亥(ひのとい)
他の干支に比べて最も霊感が強く、勘が鋭い傾向があります。自然と未来の予測ができたり、人の思考が理解できる一方で、自身の精神面に負担を抱えやすく異常が出やすくなります。周囲の意見に耳を傾けることで精神性も安定していきます。
丙戌(ひのえいぬ)
戊戌(つちのえいぬ)と似た傾向を持っており、高い学歴を持ったり、多方面の分野に知見を広げ過ぎると異常性が現れると言われています。もともと頭が切れるタイプなので、特定の分野を選択しそれを究めることで才能が活かされ活躍できます。
戊子(つちのえね)
奔放な家庭で育つと異常性が出やすくなります。一方で、逆境や苦難が多い環境や、躾が厳しい家庭に身を置いた方が人間性が磨かれ、運が開けていきます。持ち前の発想力とセンスを活かせる場所で活躍できます。
癸巳(みずのとみ)
結婚を繰り返すと波乱が起きやすく異常性が現れるとされています。初婚となるパートナーをしっかり見極め、添い遂げることで運が安定し、異常性は出なくなります。秀でた感性を活かした創作活動や芸術の分野で成功する可能性を秘めています。
己亥(つちのとい)
周囲が驚くような特技を持っていたり、他の人にない能力を発揮することが異常性として現れやすくなります。霊感もあり、直感力が優れていいるため、障害やリスクを事前に避けることができます。特に体にまつわる特技や特異性がある干支です。
算命学の陽占法とは何?
「陽占」とは、陰陽五行の「陽(よう)」にあたる部分で、その人の表に出る性質を表し、生まれ持った性格や行動、あらゆる人間関係の中で出てくる性質や一面について知ることができます。

算命学の陽占では、生年・生月・生日から1人1人に全8種類の星を割り出して『人体図』と呼ばれる、いわば“運命の縮図”のような表に当てはめていきます。

人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足という8つの項目があり、このうち頭と胸、腹、右手と左手の5ヵ所にある星が「主星」と呼ばれ、その人の個性や、各場所が指す人たちとのつながり方などが自然と表れます。

また、左肩、左足、右足の3ヵ所にある星が「従星」と呼ばれ、順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表していて、その時代にどんな流れがやってくるのかを導き出すことができます。このように算命学では、自分の長所や弱点をしっかり把握することが可能となるのです。

人体図
場所 該当する星 各場所の意味・読み解き方
第四命星
(十大主星)
両親・先輩・上司など目上の人に対して発揮される第四の主星。
中心星
(十大主星)
本人の本質や資質、価値観などの個性を象徴する重要な主星。
第二命星
(十大主星)
部下や後輩、子供など目下の人や社会活動に対して発揮される第二の主星。
右手 第一命星
(十大主星)
配偶者やパートナー、家庭における一面を象徴する第一の主星。
左手 第三命星
(十大主星)
兄弟姉妹や友人・知人など、利害のない縁や交流、関係性を表す第三の主星。
左肩 第三従星
(十二大従星)
初年期における運勢や運命、子供のころの性格や希望などが反映される第三の従星。
左足 第二従星
(十二大従星)
中年期における運勢や運命、人生の使命や役割などを象徴する第二の従星。
右足 第一従星
(十二大従星)
晩年期の運勢や生涯の宿命、前世から受け継がれた魂などを象徴する第一の従星。
十大主星と十二大従星について
■算命学の十大主星とは?
十大主星は人間の5つの本能(守備本能、伝達本能、引力本能、攻撃本能、習得本能)をそれぞれ陰陽(-+)で区分した10種類の星です。10種類の星には名称があり、それぞれ意味や解釈を持っています。十大主星は、算命学の命式【人体図】「頭」、「胸」、「腹」、「右手」、「左手」の5ヵ所に配置され、どの場所にどの星が配置されるかによって鑑定していきます。
十大主星 五行 陰陽 象意・キーワード
貫索星
かんさくせい
健全な野心・独立心を持ち、前向きに上を目指していく。キーワードは自我、根性、忍耐力、誠実、不器用な優しさ、プライドなど。
⇒「貫索星」について詳しく見る
石門星
せきもんせい
統率力・リーダーシップを発揮し人と調和していく。キーワードは、素直、温和、社交的、芯が強い、集団行動、平等、経営能力など。
⇒「石門星」について詳しく見る
鳳閣星
ほうかくせい
自由と自然体を愛し人生を楽しむ大らかな性質。キーワードは、行動的、多趣味、情熱的、公正明大、遊び、味覚、平和型、健康など。
⇒「鳳閣星」について詳しく見る
調舒星
ちょうじょせい
繊細でデリケート。鋭い感性と芸術性を宿す表現者。キーワードは、創造性、美意識、孤独、集中力、神経質、知性、観察力など。
⇒「調舒星」について詳しく見る
禄存星
ろくぞんせい
面倒見が良く、周囲を引き込むカリスマ性と魅力を持つ。キーワードは、愛情、奉仕、打算、世話好き、現実主義、自己顕示など。
⇒「禄存星」について詳しく見る
司禄星
しろくせい
穏やかで慎重。何事も時間をかけて自分のものにする。キーワードは、温厚、心配性、堅実、家庭的、真面目、保守的、倹約、質素など。
⇒「司禄星」について詳しく見る
車騎星
しゃきせい
向上心が強く多忙。竹を割ったようなさっぱりした性質。キーワードは、行動力、知性、働き者、短気、正直、爽やか、変化など。
⇒「車騎星」について詳しく見る
牽牛星
けんぎゅうせい
自尊心が高く責任感がある。名誉を好む高級志向タイプ。キーワードは、品位、地位、人気、几帳面、浪費家、組織、役人、規律など。
⇒「牽牛星」について詳しく見る
龍高星
りゅうこうせい
常識を嫌い自由と変化を愛するチャレンジャー。キーワードは、行動、臨機応変、柔軟、包容力、アイデア、改革、放浪、外国、大胆など。
⇒「龍高星」について詳しく見る
玉堂星
ぎょくどうせい
知的好奇心が旺盛で、伝統や知恵を大切にする学者肌。キーワードは、理性的、学問、古典、理論、情緒的、包容力、教育、批判力など。
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算命学の十大主星で年運を見る方法は?
算命学で年運を見るには、自分の日干と、その年の十干との関係から十大主星を導き出し読み解くことができます。その年の十干が自分にとってどの主星に該当するかによって、1年のテーマがわかります。例えば「禄存星」が巡る年なら愛情や財運、「車騎星」なら行動や勝負の年といった形で占います。この星が示す運気の質を知ることで、その年に力を入れるべき方向性や注意点をつかむことができます。
◆十大主星早見表
日干
貫索星
石門星
鳳閣星
調舒星
禄存星
司禄星
車騎星
牽牛星
龍高星
玉堂星
◆十大主星が巡ってくる年の運勢について
未の特徴
自立と我慢の年。自分の意思を貫くことが求められ、他人に流されない姿勢が運を開きます。孤独を感じる場面もありますが、それは自分の軸を強化するチャンスです。大きな変化よりも基盤作りに最適な年。こつこつと積み上げたものが、後に大きな成果となって返ってきます。
石門星(せきもんせい)が巡る年
人とのつながりがカギとなる年。友人や仲間、同じ志を持つ人との縁が深まり、チームワークの中で成功をつかみます。一人で抱え込まず、分かち合いの姿勢が運気を活性化。情報交換やネットワークの拡大が幸運を呼び、視野が広がる年になります。
鳳閣星(ほうかくせい)が巡る年
自然体で過ごすことが幸運を呼ぶ年。無理にがんばるよりも、自分のリズムで楽しむことが大切です。食事や趣味、芸術など“豊かさ”を感じられることに意識を向けましょう。人に自分を見せる、発信することで新たな可能性が開け、恋愛や対人運も上昇します。
調舒星(ちょうじょせい)が巡る年
感受性や創造力が高まる年。芸術やスピリチュアルなど、内面の世界と深く向き合う機会が増えるでしょう。言葉や表現が冴えるため、発信活動に向いています。繊細な分、誤解や孤独も感じやすいですが、それが自己理解と成長に繋がるきっかけとなります。
禄存星(ろくぞんせい)が巡る年
人からの愛情や支援が集まる“モテ期”のような年。人気運、金運ともに上昇し、人間関係が広がります。困ったときには誰かが手を差し伸べてくれるでしょう。ただし、甘えすぎず感謝の気持ちを忘れないこと。与えられることで自分の魅力に気づける年です。
司禄星(しろくせい)が巡る年
安定や信頼がキーワード。生活基盤を整えたり、貯蓄を増やしたり、家庭を見直すのに最適な年です。堅実な努力が認められやすく、積み重ねたものが実を結びます。地道であるほど運が開けるので、焦らずじっくり取り組むことが成功のカギとなります。
車騎星(しゃきせい)が巡る年
行動力が問われる年。忙しくなりやすく、気合と根性で物事に立ち向かうことになります。スポーツや勝負事にも向いており、実力を試す機会に恵まれます。対人トラブルには注意が必要ですが、誠実に向き合えば信頼を得られる年です。体調管理も大切。
牽牛星(けんぎゅうせい)が巡る年
責任や社会的評価がテーマとなる年。人前に立つ機会や、公的な役割を担うことが増えそうです。外見や礼儀が評価の鍵になるので、立ち居振る舞いには気を配りましょう。真面目さが強く出る年でもあり、ストレスを抱え込みやすいので、適度な休息を忘れないことが大切です。
龍高星(りゅうこうせい)が巡る年
学びと変化の年。引っ越し、転職、旅など新しい環境への移動や挑戦が開運のカギ。知的好奇心が高まり、今まで興味のなかった分野にも縁が広がります。変化に柔軟に対応することが成功への近道。学びや資格取得にも向く年で、視野が大きく広がります。
玉堂星(ぎょくどうせい)が巡る年
内省と知識の年。過去を振り返り、心の深い部分を整理する時期になります。家族や伝統、師との関係から学ぶことが増えるでしょう。派手な成果よりも、精神的な成熟がテーマ。古典や歴史にも縁があり、自分のルーツを深く知ることで新しい道が見えてきます。
■算命学の十二大従星とは?
十二大従星は、人の生命が宿り母体の中にいる瞬間から、生まれて死に、死後の世界に至までの時間の推移を象徴し、その期間を12の世代で分類した星です。十二大従星は、算命学の命式【人体図】「左肩」、「左足」、「右足」の3ヵ所に配置され、それぞれ初年期、中年期、晩年期における運勢や運命を鑑定していきます。
十二大従星 エネルギー強弱 状態 象意・キーワード
天報星
てんぽうせい
3 胎児 天報星は、変転変化の星。キーワードは、多芸多才、移り気、多面的な才能、ユニークな感性、無から有を生み出す力など。
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天印星
てんいんせい
6 幼児 天印星は、無心かつ受け身の星。キーワードは、ユーモア、憎めない魅力、遊び、のんびり屋、養子、純真など。
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天貴星
てんきせい
9 子供 天貴星は、自尊心の星。キーワードは、好奇心、向上心、教育、指導者、信頼される人柄、真面目、潔癖など。
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天洸星
てんこうせい
7 少年 天恍星は、夢とロマンの星。キーワードは、模索、自由、憧れ、反抗、美しいもの、セクシュアリティなど。
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天南星
てんなんせい
10 青年 天南星は自信と評論家の星。キーワードは、青春、批判精神、正直、チャレンジ精神、おしゃべり、マスコミなど。
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天禄星
てんろくせい
11 壮年 天禄星は安定と忍耐の星。キーワードは、穏やか、粘り強い、観察力、慎重、堅実、理性的、医学、平和など。
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天将星
てんしょうせい
12 頭領 天将星は頂点とリーダーの星。キーワードは、気品、包容力、自我心、主導権、精神の強さ、面倒見が良いなど。
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天堂星
てんどうせい
8 老人 天堂星は誠実で大人の星。キーワードは、参謀、平穏、控えめ、集団生活、用心深い、自制心、不器用など。
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天胡星
てんこせい
4 病人 天胡星は創造と直感力の星。キーワードは、霊感、美意識、夢、音感、デリケート、語学、芸術など。
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天極星
てんきょくせい
2 死人 天極星は純粋で無欲の星。キーワードは、勘の鋭さ、精神性、霊感、宗教、哲学、技術、柔軟性など。
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天庫星
てんこせい
5 入墓 天庫星は墓守・長男長女の星。キーワードは、凝り性、学問、集中力、探求心、マニアック、地味など。
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天馳星
てんそうせい
1 あの世 天馳星は活動と瞬発力の星。キーワードは、閃き、冷静な判断力、直観、スピーディ、お人好しなど。
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◆十二大従星ごとの運勢傾向について
天報星(てんぽうせい)の運勢傾向
天報星は「胎児」を象徴し、十二大従星の中でも最も未成熟で可能性に満ちた星です。陽占人体図においてこの星を持つ人は、常に新しいことへの関心が高く、変化と放浪のエネルギーを持ちます。性質的には知恵と直感に優れますが、現実逃避傾向や飽きやすさも併せ持つため、定着力に課題があります。人生テーマは「模索と創造」。流動性を活かし、柔軟に未来を切り開くことが鍵です。
●左肩(初年期)に天報星がある場合
幼少期から落ち着きがなく好奇心旺盛。多才だが集中力に欠け、迷いやすい傾向。柔軟な発想力が光る。
●左足(中年期)に天報星がある場合
社会や家庭での試行錯誤が多く、方向転換や転職を繰り返しやすい。変化を恐れず挑戦することで開運。
●右足(晩年期)に天報星がある場合
社会や家庭での試行錯誤が多く、方向転換や転職を繰り返しやすい。変化を恐れず挑戦することで開運。

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天印星(てんいんせい)の運勢傾向
天印星は「幼児」を象徴する十二大従星で、無垢・純真・守護のエネルギーを持ちます。命式にこの星を持つ人は、自然体で人を惹きつけ、他人からの引き立てや支援を得やすい“福星”の持ち主です。陽占人体図での位置によって、人生のどの時期に愛され運が強く働くかが変わります。運勢の鍵は「受容と信頼」。愛される存在であるがゆえに、依存ではなく感謝と自立を意識することで、福運が安定して継続します。
●左肩(初年期)に天印星がある場合
幼少期から周囲に可愛がられ、家庭運に恵まれる。人懐っこく素直な性格で、愛されることで安心感を育む。
●左足(中年期)に天印星がある場合
職場や家庭で人に助けられ、自然と良縁を引き寄せる。頼られ愛される存在となり、人間関係が安定しやすい。
●右足(晩年期)に天印星がある場合
晩年は穏やかで人に囲まれた生活に。感謝を忘れず人に尽くすことで、豊かな心と支え合いの中で過ごせる。

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天貴星(てんきせい)の運勢傾向
天貴星は「子供」を象徴する星で、礼節・知性・品格を備えた気品あるエネルギーを持ちます。理性的で向上心が強く、学問や礼儀を重んじる傾向があり、他者から認められることで自信を育みます。陰占の支えを受けて成長し、他人の期待に応えようとする奉仕的側面も。社会的信頼を築くことが人生の主軸となり、真面目さや謙虚さが評価されやすい運命です。人生テーマは「自制と品格の中で育む信頼」。目標を定めて一歩ずつ進むことが、堅実な発展へとつながります。
●左肩(初年期)に天貴星がある場合
幼少期から真面目で礼儀正しく、親や先生からの信頼が厚い。学業運に恵まれやすい。
●左足(中年期)に天貴星がある場合
社会での評価が高まり、信頼を得て責任ある立場に。堅実な努力が成果へとつながる時期。
●右足(晩年期)に天貴星がある場合
晩年も品位ある人柄で慕われ、後進の育成や社会貢献に生きがいを感じる安定した運勢。

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天洸星(てんこうせい)の運勢傾向
天恍星は「少年期」を象徴し、夢や理想、美意識、恋愛感情など感覚的で華やかなエネルギーを持ちます。異性運に恵まれ、人を惹きつける魅力にあふれる一方で、現実から乖離しやすく、浮ついた印象を与えることも。芸術や美に関する感性が鋭く、非日常に惹かれる傾向があります。人生のテーマは「魅せることによる自己確立」。自分の感性や幻想を形にすることで輝きを放ちますが、地に足をつけることが運気安定のカギです。自由奔放さと理想のバランスを取ることが重要です。
●左肩(初年期)に天洸星がある場合
感受性が豊かで空想好き。芸術的センスや好奇心が早くから芽生え、個性が際立つ幼少期。
●左足(中年期)に天洸星がある場合
仕事や恋愛で華やかな運気。注目を浴びやすいが、現実逃避や浮き沈みに注意が必要な時期。
●右足(晩年期)に天洸星がある場合
晩年は自由や美を追求し、精神的な豊かさや趣味の世界に生きがいを見出す。華やかな老後。

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天南星(てんなんせい)の運勢傾向
天南星は「青年期」を象徴し、勢いと野心、強い行動エネルギーを持つ実践派の星です。独立心や自己主張が強く、困難を跳ね返す意志と粘り強さがあります。競争を好み、勝負に挑むことで成長する傾向があり、目標を持つと力を発揮します。ただし、若さゆえの短気や攻撃性が出ることも。人生のテーマは「突破と挑戦」。理想を現実に変える推進力に優れる一方で、協調性を意識することでさらに大きな成功をつかめます。
●左肩(初年期)に天南星がある場合
子供の頃から負けず嫌いでエネルギッシュ。競争意識が強く、早熟で活発な性格として表れる。
●左足(中年期)に天南星がある場合
最も力を発揮する時期。仕事や家庭で中心的存在となり、多忙ながら社会的成果を得やすい。
●右足(晩年期)に天南星がある場合
晩年も行動的でパワフルな気質が続く。活動し続けることで生きがいを感じるが、無理は禁物。

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天禄星(てんろくせい)の運勢傾向
天禄星は「壮年期」を象徴し、落ち着きと安定を重んじる保守的な星です。現実的で堅実な行動を好み、信頼と責任を大切にするタイプ。勤勉さと粘り強さに優れ、目立たずとも確実に成果を積み重ねていきます。社会的地位や財産を築く運を持ち、信頼されることで地盤が安定します。一方で、変化を嫌いすぎるとチャンスを逃す可能性も。人生テーマは「継続と信頼の構築」。慎重さと誠実さで人生を安定させ、後半に向けての基盤を築いていく運命です。
●左肩(初年期)に天禄星がある場合
幼少期から落ち着いていて堅実。派手さはないが、責任感が強く、信頼されやすい性格。
●左足(中年期)に天禄星がある場合
社会的に安定しやすい時期。地道な努力が実を結び、経済や地位の面で信頼を得る。
●右足(晩年期)に天禄星がある場合
晩年は堅実で安定した暮らしに。家族や周囲から頼られ、落ち着いた生き方が運を呼ぶ。

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天将星(てんしょうせい)の運勢傾向
天将星は「壮年の頂点」、すなわちリーダーや統率者を象徴する最も強いエネルギーの星です。権威、責任、支配力を宿し、命式に持つ人は人の上に立つ器を備えます。精神力・統率力が強く、自他に厳しくストイックな傾向がある一方で、人を導き、守る使命感にあふれた存在です。強星ゆえに孤独感を抱きやすく、理解者を持つことが安定のカギ。人生のテーマは「使命と指導」。自らの強さを私利私欲でなく、周囲への貢献に使うことで、大きな運勢と影響力を手にします。
●左肩(初年期)に天将星がある場合
幼少期から責任感が強く、年齢以上に大人びた印象。人の上に立つ素質が早くから芽生える。
●左足(中年期)に天将星がある場合
最も力を発揮する時期。仕事や家庭で中心的役割を担い、リーダーシップが開運の要となる。
●右足(晩年期)に天将星がある場合
晩年も人から頼られ、影響力を持つ存在に。高い精神性で後進を導くカリスマ的晩年を過ごす。

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天堂星(てんどうせい)の運勢傾向
天堂星は「老年期」を象徴し、静けさ・孤独・精神性を表す星です。人生の騒がしさを離れた内向的エネルギーを持ち、物事を深く考える思索型。感情を表に出さず、慎重で控えめな性質があり、周囲の喧騒とは距離を置きます。命式にこの星を持つ人は、若い頃から達観したような落ち着きを持ち、精神性や信仰、学問の世界に惹かれる傾向があります。人生テーマは「静の中の真理探究」。目立たずとも自分の内面世界を大切にし、深い洞察力をもって人や物事に向き合うことが運気安定のカギです。
●左肩(初年期)に天堂星がある場合
子供時代から物静かで内向的。自分の世界を大切にし、大人びた雰囲気で周囲から一目置かれる。
●左足(中年期)に天堂星がある場合
中年期は人との距離を保ちつつ、専門性や精神性を追求。孤独に強く、黙々と成果を上げる。
●右足(晩年期)に天堂星がある場合
晩年は静かで穏やかな暮らしに満足を感じる。心の平安や精神的充足を求める落ち着いた運勢。

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天胡星(てんこせい)の運勢傾向
天胡星は十二大従星の中で「病人」「幽界」「非現実的存在」を象徴します。これは必ずしも身体の病を意味するのではなく、社会的現実とのズレ、もしくは内面に意識が向きやすい性質を表すものです。命式にこの星を持つ人は、繊細で感受性が豊か、孤独を恐れず内面世界を深く掘り下げる傾向があります。霊性や芸術的センス、ヒーリング的な才能に恵まれる一方、現実逃避や精神的疲労を抱えやすい面も。人生テーマは「目に見えない世界との調和」。外界に合わせるより、自分の感性や直感に従い、生き方を確立することで真価を発揮します。
●左肩(初年期)に天胡星がある場合
幼少期から繊細で傷つきやすく、孤独感を抱きやすい。空想力や芸術的感性が早くから育つ。
●左足(中年期)に天胡星がある場合
中年期は現実とのズレに葛藤もあるが、癒し・芸術・精神分野で独自の役割を担う可能性大。
●右足(晩年期)に天胡星がある場合
晩年は精神性がさらに高まり、俗世から離れた静かな世界に安らぎを見出す。内面重視の生活へ。

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天極星(てんきょくせい)の運勢傾向
天極星は「死者」を象徴し、十二大従星の中でも最も極限的な場所…この世とあの世の境界に位置する星です。人生や運命に対する深い洞察力を持ち、精神世界・宗教・死生観に強い関心を持つ傾向があります。感情を表に出すのが苦手で、孤独を恐れず、物事を極めようとする探究者タイプです。命式にこの星を持つ人は、現実に対する達観や冷静な分析力を備え、どこか人知を超えた雰囲気を持つことがあります。人生テーマは「終わりから始まりを見つめること」。死や無常を理解することで、より深く豊かな生を選び取る力を宿しています。
●左肩(初年期)に天極星がある場合
幼少期から大人びて見られがち。孤独や環境の制限を経験しやすいが、内面の成熟が早い。
●左足(中年期)に天極星がある場合
中年期は精神的葛藤や境界的な出来事を通して、運命観や人生観が深まり、芯の強さが育つ。
●右足(晩年期)に天極星がある場合
晩年は俗世への執着を手放し、精神的自由や静寂を求める。死生観が確立し穏やかに生きる。

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天庫星(てんこせい)の運勢傾向
天庫星は「墓所」や「蔵」を象徴し、蓄積・管理・記憶・秘密を司る星です。十二大従星の中でも“現世の終盤”に近く、人生で得たものを内面に納め、整理していくエネルギーを持ちます。命式にこの星を持つ人は、記憶力や保守力に優れ、学問・記録・コレクション・相続など、形あるものを蓄えることに縁があります。内向的で慎重、何事にもじっくりと取り組む堅実派。表には出さずとも、内面では豊かな知識や情を秘めています。人生テーマは「蓄積と伝承」。焦らず積み上げたものが、やがて深い価値となり、人や時代を支える知的財産となります。
●左肩(初年期)に天庫星がある場合
幼少期から物静かで慎重。観察力に優れ、コツコツと物事を蓄えるタイプ。控えめな性格。
●左足(中年期)に天庫星がある場合
中年期は精神的葛藤や境界的な出来事を通して、運命観や人生観が深まり、芯の強さが育つ。中年期は貯蓄・資産・人脈など蓄積が開運の鍵に。知識や技術の習得にも向き、安定志向が強まる。
●右足(晩年期)に天庫星がある場合
晩年は人生の集大成として蓄えた経験や知恵を整理し、伝える役割に。静かで実り多い時間に。

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天馳星(てんそうせい)の運勢傾向
天馳星は「魂が肉体を離れてあの世へ向かう」状態を象徴し、十二大従星の中で最もスピードと変化のエネルギーが強い星です。「風」のように捉えどころがなく、状況に応じて柔軟に動ける一方で、落ち着きに欠ける性質も。命式にこの星を持つ人は、環境適応力が高く、直感的で瞬発力に優れていますが、持続力にはやや難があり、常に変化や刺激を求める傾向があります。人生テーマは「移動と自由」。一つの場所や価値観に縛られず、身軽に生きることでその俊敏性と情報収集能力が発揮されます。飽きやすさを克服し、目的を明確にすることで成功に近づけます。
●左肩(初年期)に天馳星がある場合
落ち着きがなく好奇心旺盛。転校や引越し、習い事など多くの体験を通して感受性が育まれる。
●左足(中年期)に天馳星がある場合
仕事や人間関係で変化が多く、柔軟性が試される時期。移動や転職を通じて運が動きやすい。
●右足(晩年期)に天馳星がある場合
晩年も活動的で自由な気質を保つ。定住を嫌い、旅行や趣味など流動的な生き方に喜びを見出す。

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天中殺の期間は?
天中殺(てんちゅうさつ)は、十干・十二支において「天が味方しない時」に該当する期間。四柱推命では「空亡(くうぼう)」、六星占術では「大殺界(だいさっかい)」などとも呼ばれています。12年の中で2年間が天中殺の時期にあたりますが、年だけはなく、月や日、時間の天中殺も存在し、12ヵ月の中で2ヵ月間、12日間の中で2日間、24時間の中で4時間など細かく算出することができます。

天中殺は「戌亥天中殺」「申酉天中殺」「午未天中殺」「辰巳天中殺」「寅卯天中殺」「子丑天中殺」の合計6種類存在し、戌亥天中殺の人の場合は、戌亥年、戌亥月、戌亥日、戌亥時間に該当する時期が天中殺となります。

天中殺の時期は「運気の低迷」「悪い事が起きやすい」というイメージがありますが、実際には良いことも悪いことも影響力が強く、運気の波が激しい状態なので、決断や選択には注意が必要だったり、休養期間と捉えられることが多いのです。

算命学で天中殺を調べる方法は?
算命学における自分の天中殺を知りたい場合は、【陰占】の要素である日柱の「十干」と「十二支」の組み合わせ、つまり六十干支から判断することができます。自分の六十干支が何かによって、戌亥・申酉・午未・辰巳・寅卯・子丑6種類の天中殺に分類していきます。
戌亥天中殺の人に該当する十干・十二支の組み合わせ
甲子・乙丑・丙寅・丁卯・戊辰・己巳・庚午・辛未・壬申・癸酉
申酉天中殺の人に該当する十干・十二支の組み合わせ
甲戌・乙亥・丙子・丁丑・戊寅・己卯・庚辰・辛巳・壬午・癸未
午未天中殺の人に該当する十干・十二支の組み合わせ
甲申・乙酉・丙戌・丁亥・戊子・己丑・庚寅・辛卯・壬辰・癸巳
辰巳天中殺の人に該当する十干・十二支の組み合わせ
甲午・乙未・丙申・丁酉・戊戌・己亥・庚子・辛丑・壬寅・癸卯
寅卯天中殺の人に該当する十干・十二支の組み合わせ
甲辰・乙巳・丙午・丁未・戊申・己酉・庚戌・辛亥・壬子・癸丑
子丑天中殺の人に該当する十干・十二支の組み合わせ
甲寅・乙卯・丙辰・丁巳・戊午・己未・庚申・辛酉・壬戌・癸亥
算命学における天中殺ごとの運勢は?
自分の天中殺がわかれば、その名称にもなっている「申酉」「辰巳」などの十二支に該当する年や月、日がその人にとっての天中殺の時期になります。例えば、申酉天中殺の人は申年・酉年になる2年間、申月・酉月になる2ヵ月間が該当します。天中殺の種類とその時期に訪れる運勢は以下にまとめています。
天中殺ごとの運勢
天中殺の種類 運気・キーワード
戌亥天中殺 大きな分岐点にさしかかる時期。深く考えずに一方の進路を選択して後で悔やんでしまうことがあるため注意が必要。重要な事柄に関しては自分ひとりで決めようせず、信頼できる人に相談することが大切。最後に決めるのは自分ですが、客観的データを集め、じっくり検討して結論を出せば、大きな失敗は予防でき軌道修正ができる時。
申酉天中殺 ライバルに差をつけられたりして自信を失いやすい時期。自分の中にマイナスな思考が芽生え始めたと感じたときこそ前向きにチャレンジしていく姿勢を忘れないようにすることが大切。仕事でミスをしたとしても、そのミスをどう挽回するかを積極的に考えれば、その態度に周囲の評価も上がり運気好転の鍵となる。
午未天中殺 あらゆる物事がスムーズに運ぶようなる反面、悪い影響が出てしまう場合がある時。順調だからといってつい安心して判断力が鈍ったり、慢心がトラブルを招くことがあります。この時期は、いつも謙虚な気持ちを忘れないことが大切。物事がうまくいっている時こそ、まだまだ努力が必要と自分い言い聞かせる気配りができれば運気は上昇。
辰巳天中殺 時間的な面と金銭的な面で余裕がなくなりやすい時期。仕事などに追われてストレスを抱えたり、周囲の人にとげとげしい態度を取ってトラブルを招いてしまう可能性があります。この時期は時間的・金銭的なゆとりをもつように心がけることが大切。スケジュールを立て、自分が「無理」と感じたときは正直に伝えて断る事も必要です。
寅卯天中殺 自分を取り巻く環境や周囲の人間関係がガラリと変わりやすく、新しい場に馴染むために苦労しやすい時期です。早く溶け込まなければと焦ってしまうと空回りしたり周囲の印象を悪くしてしまう原因に。環境が変わったとしても、全てをリセットせず、以前のやり方や人脈も大切にしながらアプローチすることが幸運の鍵となります。
子丑天中殺 1つの物事ややり方にこだわり過ぎて、他の良い方法や改善点を見落としやすくなる時期。この時期はたとえ目標が1つだとしても、意識的にそれ以外のことにも時間を割いてバランスを取った方が運気が安定します。逆に今まで全く興味が向かなった分野に手をつけることで知識や幅も広がり、最終的に自分の目標に近づくことになります。
算命学における天中殺タイプごとの性格は?
天中殺は時期や運勢だけを表すものではなく、「戌亥・申酉・午未・辰巳・寅卯・子丑」からなる6種類の天中殺の中で、自分がどの天中殺タイプかによって、生まれ持った性質や気質も読み解くことができます。
・戌亥天中殺タイプの人の特徴
繊細な精神と大胆な発想を併せ持つカリスマ的魅力に溢れた人。人当たりが良く、周りの人を魅了し支持を得ていく。完璧主義の一面もあり、目標を達成するまで粘り強く努力する。繊細ゆえに孤独を感じやすい側面もある。
⇒「戌亥天中殺」について詳しく見る
・申酉天中殺タイプの人の特徴
円滑な人間関係を育み、周囲からの信頼を獲得するムードメーカタイプの人。トップよりも2番手として人をサポートしたり支えたりすることに大きな力を発揮できる。特に目上の人から可愛がられ、一目置かれる存在。
⇒「申酉天中殺」について詳しく見る
・午未天中殺タイプの人の特徴
周囲の人間をまとめることが得意で、人の輪の中心になるリーダータイプの人。地道に努力して着実に成果をあげていくため、周りからの信頼も厚い。バランス感覚にも優れ、自分の感情をコントロールし、時間をかけて人間関係を築いていく。
⇒「午未天中殺」について詳しく見る
・辰巳天中殺タイプの人の特徴
純粋かつ素直な性質を持ち、何事にも前向きに取り組んでいく優しさに溢れた人。人との関係を大切にし、損得勘定抜きに誰に対しても分け隔てなく接していく。思い立ったらすぐ行動しゴールまで突き進んでいく側面もある。
⇒「辰巳天中殺」について詳しく見る
・寅卯天中殺タイプの人の特徴
何事も躊躇うことなく挑戦し結果を追い求めるチャレンジ精神に富んだ人。人懐っこい面もあり、初対面の人とでもすぐに仲良くなれるタイプ。責任感が強く、一度決めたことは最後まで曲げずやり遂げる一途な性質を持つ。
⇒「寅卯天中殺」について詳しく見る
・子丑天中殺タイプの人の特徴
思いやりに溢れ、困っている人がいれば率先して手を差し伸べ助けられる慈愛の人。ゼロから新しい事をスタートさせたり、新しものを創り出すことが得意。自立心が旺盛で独立や起業をする人も多いタイプ。面倒見が良く年下に慕われる
⇒「子丑天中殺」について詳しく見る
▼【天中殺】の詳しい解説はコチラ▼
算命学の守護神とは何?
算命学における守護神は、調候守護神ともいわれ、自分自身を表す「日干」が喜び最大限生かしてくれる十干のことをいいます。調候とは、“季節を調整する”ことを意味しており、守護神を割り出すためには、陰占命式にある「日干」と、その人が生まれた季節がわかる「月支」の組み合わせを見る必要があります。
■守護神の考え方
守護神の考え方の基本は、命式の五行のバランスで日干が弱まっている場合は、日干を生じる十干。五行のバランスで日干が強まっている場合は、日干を剋する十干が守護神になります。
例えば、日干が乙(木)で、月支が巳(火)の人の場合で見ると、巳は季節でいうと「夏」を表し、乙は草木・草花を表すことができます。そして、夏の暑い季節の草花は日に焼けて水分を失ってしまうため、水が必要になります。そのため、この人の場合は「雨水」を表す十干である「癸」が第一候補の守護神としてあげることができます。
◆日干に対す守護神一覧
日干10種類と、それぞれの生まれ月(月支)における、守護神は以下の通りです。生まれ月によっては、守護神が複数ある場合もあり、日干10種類と、それぞれの生まれ月(月支)における、守護神は以下の通りです。生まれ月によっては、守護神が複数ある場合もあり、左から第一守護神、第二守護神、第三守護神といったように、守護神としての効果や影響が高い順に記載してあります。に記載してあります。
日干:甲(木)
月支 守護神 月支 守護神
2月 丙/癸 8月 庚/壬/丁
3月 庚/丁/己 9月 庚/丙/丁
4月 庚/丁/壬 10月 庚/丁/癸
5月 癸/庚/丁 11月 丁/庚/戊
6月 癸/庚/丁 12月 丁/庚/戊
7月 癸/庚/丁 1月 丁/庚/戊
日干:乙(木)
月支 守護神 月支 守護神
2月 丙/癸 8月 丙/癸/己
3月 丙/癸 9月 丙/丁/癸
4月 癸/丙 10月 丙/癸/辛
5月 癸/辛 11月 丙/戊
6月 癸/丙/辛 12月
7月 癸/丙/辛 1月
日干:丙(火)
月支 守護神 月支 守護神
2月 8月 壬/戊
3月 壬/己/辛 9月 壬/癸
4月 壬/甲/庚 10月 甲/壬
5月 壬/庚/癸 11月 甲/壬/戊
6月 壬/庚 12月 壬/戊/甲
7月 壬/庚 1月 壬/甲
日干:丁(火)
月支 守護神 月支 守護神
2月 甲/庚 8月 甲/庚/丙
3月 庚/甲 9月 甲/庚/丙
4月 甲/庚 10月 甲/庚
5月 甲/庚 11月 甲/庚
6月 壬/庚/癸 12月 甲/庚
7月 甲/庚/壬 1月 甲/庚
日干:戊(土)
月支 守護神 月支 守護神
2月 丙/甲/癸 8月 丙/甲/癸
3月 丙/甲/癸 9月 丙/癸
4月 甲/丙/癸 10月 甲/癸/丙
5月 甲/丙/癸 11月 丙/甲
6月 壬/丙/甲 12月 丙/甲
7月 癸/丙/甲 1月 丙/甲
日干:己(土)
月支 守護神 月支 守護神
2月 丙/癸/甲 8月 丙/癸
3月 甲/癸/丙 9月 丙/癸
4月 丙/癸/甲 10月 甲/丙/癸
5月 癸/丙 11月 丙/甲/戊
6月 癸/丙 12月 丙/甲/戊
7月 癸/丙 1月 丙/甲/戊
日干:庚(金)
月支 守護神 月支 守護神
2月 戊/丙/甲 8月 丁/甲
3月 丁/甲 9月 丁/甲/丙
4月 甲/丁 10月 甲/壬/丁
5月 壬/丙/戊 11月 丁/丙/甲
6月 壬/癸 12月 丁/丙/甲
7月 丁/甲 1月 丙/丁/甲
日干:辛(金)
月支 守護神 月支 守護神
2月 己/壬/庚 8月 壬/甲
3月 壬/甲/己 9月 壬/甲
4月 壬/甲 10月 壬/甲
5月 壬/癸/甲 11月 壬/丙
6月 壬/癸/甲 12月 丙/壬/甲
7月 壬/庚/甲 1月 丙/壬/甲
日干:壬(水)
月支 守護神 月支 守護神
2月 庚/丙/戊 8月 戊/丁
3月 戊/辛/庚 9月 甲/庚
4月 甲/庚 10月 甲/丙
5月 壬/庚/癸 11月 戊/丙/庚
6月 癸/庚/辛 12月 戊/丙
7月 辛/甲/癸 1月 丙/丁/甲
日干:癸(水)
月支 守護神 月支 守護神
2月 辛/丙 8月 丁/甲
3月 庚/辛 9月 辛/丙
4月 丙/辛/甲 10月 辛/壬/癸
5月 辛/壬/庚 11月 庚/丁/戊
6月 庚/壬/癸 12月 丙/辛
7月 庚/壬/癸 1月 丙/丁

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