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紫微斗数の鑑定は、生年月日に加え、生まれた時刻を重要視するため、その人の運命を詳細に鑑定することが可能です。その人の出生情報から宿命や運命を示す紫微斗数の「命盤(めいばん)」を作成し、生まれ持った性格や運勢、相性、過去・現在・未来について解き明かしていきます。命盤の全ての要素を見た場合、そのパターンは約25万通りにもなり、人生・恋愛・仕事・人間関係・金運など様々なテーマを細かく分析し的確な答えを示すことができる占術として、昨今は日本においても注目を浴びている鑑定法の1つです。
日本においてはまだ歴史が浅く、第二次大戦以前に阿部泰山が紫微斗数の講習を行っていた頃から広がっていき、多くの占術研究家が解釈を試み多数の流派が生まれています。また、台湾に紫微斗数が伝わったのは、日本よりも後のことでこちらも歴史的には浅くなりますが、30年ほど前から台湾や香港では紫微斗数が流行し現在メジャーな占術の1つとなっています。
つまり、紫微斗数は東洋占術で使用される「十干」や「十二支」と旧暦との関係を「星」という象徴に表し、人の本質や心理状況、前世、因縁、運勢など、より「個人」の運命や人生の目的にフォーカスした内容を占うことを得意とする占術です。
十二宮の名称と、それぞれの宮が持つテーマや象意は以下で紹介していきます。
「命宮」が先天的な運勢や持って生まれた性格、容貌、体質、職業、生活環境などに影響を及ぼすのに対して、
「身宮」は同宮した宮の星をもって、その人の後半の人生に影響を及ぼします。
身宮は独立した宮をもっていないため、必ず他の十二宮のどこかに入り込み、命宮と同じように生まれた月と生まれた時間から導き出すことができるのですが、子時(ねどき)と午時(うまどき)生まれの人は、命宮と身宮が同居することになります。
来因宮の意味を知り大切にすることで、人生の満足度や運も上がり、最終的には生まれてきた理由に繋がる重要な宮として注目されています。来因宮がどの宮と同宮しているかによって、その人の人生にとって大切なものを解読することができます。
星の階級については細かく分類すると、「甲級星、乙級星、丙級星、丁級星、戊級星」の5段階に分けられ、階級が下がるほど人生に及ぼす影響力は弱くなるため、丙級以下の星が使われることはほとんどありません。
名前の通り主星は「主役」となる星です。その人にとって影響力の強い主星から十二宮のテーマに沿った特性や運勢を明確に読み解くこができる重要な星となります。
主星の名称 | 陰陽五行 | キーワード |
---|---|---|
紫微星 (しびせい) |
陰/土 | 威厳・品格・自尊心・礼節・プライド・誠実・知性・名誉・地位・成功・管理能力・若い経営者 |
天機星 (てんきせい) |
陰/木 | 知恵・学問・精神・理想・変動・情報・認識・移動・参謀役・聡明・企画力・知的探求心・計画性 |
太陽星 (たいようせい) |
陽/火 | 勇気・明朗・陽気・活発・慈悲・博愛・出世・発展・男性的・浪費・責任感・恋愛・結婚・出産 |
武曲星 (ぶごくせい) |
陰/金 | 勇敢・快活・実業・指揮・決断・忍耐・真面目・努力家・勤勉・素直・実務能力・金銭感覚・短気 |
天同星 (てんどうせい) |
陽/水 | 文章・恋愛・平和・慈悲・協調・融和・楽天的・社交的・温厚・無邪気・八方美人・中立・中庸 |
廉貞星 (れんていせい) |
陰/火 | 現実・制裁・公平・裁判・利益・狡猾・異性・情事・恋愛・正義感・ギャンブル・損得勘定 |
天府星 (てんぷせい) |
陽/土 | 寛容・聡明・温厚・伝統・安定・禄庫・女性的・母性・家庭・広い心・慈悲・優雅・苦労が少ない |
太陰星 (たいいんせい) |
陰/水 | 清潔・感性・美意識・芸術・優しい・純粋・家庭愛・慎み・謙虚・不動産・母性的・神秘的 |
貪狼星 (どんろうせい) |
陽/木 | 欲望・社交・歓楽・自由・美意識・恋愛力・嫉妬・教養・芸術・芸能・合理的・楽天的・きまぐれ |
巨門星 (こもんせい) |
陰/水 | 研究・分析・弁論・言葉・飲食・思想・収集癖・哲学的・細かさ・干渉・舌禍・思索家 |
天相星 (てんそうせい) |
陽/水 | 慈悲・参謀・寛容・奉仕・犠牲愛・博愛・協調性・穏和・真面目・正直・礼儀・品行方正・勤勉 |
天梁星 (てんりょうせい) |
陽/土 | 親分肌・職人・指導・実務・医療・経験・学術・淡白・長寿・プライド・強情・頑固・古い |
七殺星 (しちさつせい) |
陽/金 | 豪快・武勇・語学・勇敢・独立・自由・出世・気まぐれ・不屈の精神・潔い・個性的・強い意志 |
破軍星 (はぐんせい) |
陰/水 | 投資・破壊・創造・決断・短気・変動・改革・再生・勇気・直感・型破り・破天荒・孤独・離散 |
紫微斗数の甲級主星の中で『最も中心的な存在が「紫微星(しびせい)」です。この星は「帝星」とも呼ばれ、帝王の気質を持つ高貴な星です。紫微星を命宮に持つ人は、威厳とカリスマ性を備え、人の上に立つ資質を生まれながらにして持っています。思慮深く、慎重で、内に強い決意と理想を秘めた人格者として評価されることが多く、周囲から自然と尊敬を集める存在です。ただし、慎重すぎて決断が遅れたり、孤独を感じやすい一面もあります。
この紫微星は、道教における「紫微大帝」に由来します。紫微大帝は北極星を司る神であり、天界の中心に座す存在です。古代中国では北極星は不動の星として尊ばれ、天子の象徴とされました。漢代以降、北斗七星や紫微垣(しびえん)と呼ばれる星座群が皇帝の権威と結びつけられ、紫微星はまさに「天命により統治する者」を象徴する星とされてきたのです。この神聖な星の性質が、紫微斗数においても運命の中心核として扱われる理由となっています。
「天機星(てんきせい)」は、知恵と機転、思考の働きを象徴する星です。柔軟で頭の回転が速く、分析力や応用力に優れた人物に多く見られます。発想力が豊かで、学問や技術、情報処理の分野に強く、変化に対しても巧みに対応する「知の星」です。穏やかで控えめな印象を与える一方、内には好奇心と観察眼を秘めており、人の心や状況を読むのが得意です。ただし、考えすぎて決断が遅れたり、安定を欠きやすいという面もあります。
歴史的には、天機星は古代中国における「天意を読む者」の象徴として捉えられてきました。周の時代、周公旦や太公望のように、星や天象、陰陽五行を駆使して政治や軍略を助けた「智臣」たちの存在が天機星の原型とされています。特に「機」という字には、織機や戦機、天の巡りを察する機微という意味が含まれており、これは天の動き(天道)を人間の知によって読み解く力と結びついています。そのため、天機星は「知の神使」とも言える存在として、紫微斗数において知恵と戦略を司る要の星となっているのです。
「太陽星(たいようせい)」は、その名の通り、明るさと活力を象徴する星です。太陽星を命宮にもつ人は、正義感が強く、公明正大で、他者のために尽くす精神を持っています。人当たりがよく、陽気で親しみやすい一方で、使命感や責任感が強く、リーダーとしての資質にも恵まれています。誰かの役に立ちたいという思いが強く、公共性の高い仕事や奉仕的な役割に向いています。ただし、自分の理想や正しさを押しつけすぎると孤立することもあるため、柔軟さが鍵となります。
太陽は古代中国において「天の眼」とされ、天帝の意思を地上にもたらす存在と考えられていました。特に殷・周の時代には、太陽の運行をもとに暦が作られ、農耕や政治が律されていました。また、太陽は王の徳を照らす象徴ともされ、「日出ずるところに天子あり」といった思想にもつながります。太陽星は、まさに天命を受けて民を照らす者、つまり「民のために光を与える存在」として紫微斗数に取り入れられた星であり、その背景には、光が闇を祓い、人々を導くという精神的・社会的な理想像が色濃く反映されているのです。
「武曲星(ぶごくせい)」は、勇気・実行力・財運を象徴する星です。武曲星を命宮に持つ人は、行動力と独立心に優れ、実務的で地に足のついた現実主義者です。言葉よりも結果を重んじ、自らの力で道を切り開く「戦士タイプ」であり、責任感が強くリーダーシップもあります。財を築く力に長けており、金融・ビジネス・管理職などで実力を発揮します。反面、感情表現が不器用になりやすく、頑固な一面を見せることもあるため、対人関係では柔らかさが求められます。
武曲星は古代中国における「武徳の象徴」として登場します。特に周の時代、武王のような軍略に長けた将軍・政治家がモデルとされ、武力だけでなく、戦略・統治・経済を支える実務能力の高さが重視されました。また、「曲」は財宝や計略を意味するとも解釈され、単なる武力ではなく、計算された力の使い方=知勇兼備の星とされます。天子の国を護り、実際に動かす力の星が武曲星です。紫微星が「帝」であれば、武曲星は「将軍」として、帝を支え天下を動かす実務の星と位置づけられています。
「天同星(てんどうせい)」は、穏やかさ・優しさ・協調性を象徴する星です。天同星を命宮に持つ人は、平和を愛し、他者と調和しながら生きる柔和な性質を持ちます。優しく社交的で、人の気持ちに寄り添う力があり、温かい雰囲気で周囲を和ませる存在です。理想主義的な一面もあり、芸術や福祉、教育などの分野で才能を発揮することも。反面、依存心や現実逃避傾向が強まると、流されやすくなったり、決断力を欠くこともあるため、自立心を育むことが課題になります。
天同星は天界において「和合・慈愛」を司る神格とされ、特に古代中国で理想とされた「仁政」や「徳治」の精神と結びついています。周の時代には、聖人と呼ばれる文王・周公旦のように、争いを避け民を思いやる政治姿勢が重視され、その姿勢が天同星の象徴とされました。また「同」は「共にある」「平等」を意味し、これは天下万民がともに生きるという理想郷=大同世界思想と深く関係しています。天同星は、争わずして人を導く、理想の調停者・平和の守り手として、紫微斗数において柔らかくも重要な位置を占めています。
「廉貞星(れんていせい)」は、欲望・情熱・改革心を象徴する星です。この星を命宮にもつ人は、強い個性と自己主張を備え、内面に燃えるような情熱を秘めています。正義感が強く、理不尽を許さない反骨精神の持ち主で、既存の体制や常識にとらわれず、新しい道を切り開く力があります。恋愛にも情熱的で、愛憎の起伏が激しい傾向がある一方、外見はクールで理性的に見えることも。人によってはスキャンダラスな面や波乱の多い人生を歩みやすいですが、逆境においてこそ輝く「再生と改革の星」でもあります。
廉貞星は古代中国の「官吏監察」を担った役職や精神に由来すると言われています。特に、周の時代に設けられた「廉政(清廉な政治)」を監視する制度や、悪政を正す役目を担った臣下の姿が、この星の精神的源流とされています。また「廉」は清らかさ、「貞」はまっすぐな意志を意味し、外的な欲望と内的な道義心の間で揺れ動く人間の複雑さを表しています。そのため、廉貞星は「激情と規律のはざまに立つ者」として、波乱を超えて成長する人物像を象徴しており、紫微斗数の中でも非常に人間的でドラマ性に富んだ星です。
「天府星(てんぷせい)」は、蓄財・安定・守成を象徴する星です。この星を命宮にもつ人は、穏やかで落ち着きがあり、器の大きな人格者として信頼を集めます。計画性と統率力に優れ、財運にも恵まれやすいため、経営や管理、組織運営の分野で力を発揮します。また、守りに強く、現状維持や安定を好む傾向があり、慎重ながらも着実に成果を積み重ねていく「安定の星」です。欲をあまり表に出さず、おおらかな包容力で周囲をまとめる「保守的なリーダー」のような特徴を持っています。
天府星は天界における「財庫(ざいこ)」や「蔵府(ぞうふ)」の神格を担う存在とされ、天子の財政や蓄えを管理する役割を象徴します。特に周の時代、国庫を司る官職や、農政・穀物管理を担当した重臣の姿に重ねられています。「府」とはもともと「貯える場所」や「政庁」を意味し、天府星は豊穣と秩序を保つ神の化身とされました。また、天府星は紫微星と対になる存在であり、帝の命を受けて天下の秩序を支える「賢臣」としての役割を持ちます。そのため、紫微斗数においては、王国を安定させ、財と人心をまとめる中核的な星として重んじられています。
「太陰星(たいいんせい)」は、感受性・内省・優雅さを象徴する星です。月を意味するこの星を命宮に持つ人は、繊細で情緒豊か、直感力や芸術的センスに優れています。控えめで柔らかな物腰を持ち、人との距離感に気を配る配慮深さが魅力です。物事を深く考え、感情の機微を読み取る力があり、癒し手や文化的な仕事に向くタイプです。一方で、環境や感情に左右されやすく、心の安定を保つことが課題になることも。昼の太陽が外の世界を照らすなら、太陰は内なる世界を照らす「夜の守り手」と言える存在です。
太陰星は古代中国において「陰(いん)の徳」を象徴する星とされ、女性性・静寂・潜在的な力を司ってきました。特に殷・周の時代には、月は神聖なものとされ、暦(太陰暦)や祭祀の基準として重視されていました。太陰はまた、天子の背後を支える后(きさき)や母性的な存在とも結びつき、「静かにして民を潤す」存在として理想視されました。紫微斗数においても、太陰星は単なる補助役ではなく、内面の豊かさや精神性、静かなる力の象徴として、人生に深みと余白を与える重要な星と位置づけられています。
「貪狼星(どんろうせい)」は、欲望・魅力・多才を象徴する星です。貪狼星を命宮に持つ人は、好奇心旺盛で感性が鋭く、多彩な才能を持ちます。人を惹きつける華やかな魅力があり、芸能、芸術、接客、恋愛面でも強い影響力を発揮します。欲するものに対する執着が強く、快楽や刺激に惹かれる傾向もありますが、その分努力と情熱も人一倍で、波乱を乗り越えて成功を掴む器の大きさを持っています。反面、気分の浮き沈みや衝動性に注意が必要です。
貪狼星は古代中国で「北斗七星の第一星(貪狼)」とされ、七殺・破軍とともに“三奇星”と呼ばれる一群に属します。これらは天帝の軍を率いる武将の象徴であり、貪狼はその先鋒、つまり開拓者・征服者の役割を担っていました。また、「貪」という文字には「貪欲」だけでなく「求め続ける力」の意味もあり、殷末周初のような乱世においては、旧体制を壊し、新たな価値を築く「変革の旗手」として重要視されました。紫微斗数における貪狼星は、強い欲望と魅力を武器に、人生を大胆に切り拓く“運命の挑戦者”を象徴しているのです。
「巨門星(こもんせい)」は、「言語」「知識」「争論」を象徴する星です。この星を命宮にもつ人は、弁が立ち、頭の回転が早く、観察力に優れた知的タイプです。教育、評論、法曹、交渉、文筆など言葉を使う仕事に適性があり、深く掘り下げる探究心と分析力も併せ持ちます。ただし、批判精神が強すぎると人間関係でトラブルを招くこともあり、感情表現のコントロールが課題となることもあります。善にも悪にも転びやすく、陰陽両面を併せ持つ「口の星」とも言われています。
巨門星は古代中国における門(関所・出入口)に由来し、天界と地上をつなぐ知識の通路、秘密を守る門番的存在とされていました。とくに殷末から周初にかけて、言論や占術、祭祀を通じて王に助言した史官(しかん)のような知識階級がモデルとされるとも言われています。「巨門」はまた暗がりを象徴し、物事の裏側・本質を見抜こうとする力も示します。そのため、巨門星は単なる弁論家ではなく、真実を見通す「知の探究者」として、紫微斗数において深遠でミステリアスな役割を担う星です。
「天相星(てんそうせい)」は、補佐・礼節・社交性を象徴する星です。この星を命宮にもつ人は、穏やかで思いやりがあり、調和を重んじる性質を持っています。誰かを支え、助ける立場に立つことで本領を発揮する「参謀タイプ」であり、優れたバランス感覚と人間関係の調整力を備えています。外見も柔和で上品な印象を与えることが多く、礼儀正しく、人から信頼されやすい人物です。ただし、受け身になりすぎたり、優柔不断になりやすい面もあり、意志の強さが課題となることもあります。
天相星は天帝の側近や補佐官のような存在を象徴しており、特に周の時代に重用された「賢臣」がモデルとされています。たとえば、文王を支えた周公旦は、王の意を正しく受け止め、民に伝え、秩序を保つ役目を担ったとされ、まさに天相星の理想像です。「相」は「宰相」「補佐役」を意味し、帝の側に仕えて徳をもって世を整える存在です。紫微星(帝)を中心とした命盤において、天相星はその右腕となり、内政・人事・礼法の整備など、地上に調和をもたらす星として、非常に重要な役割を果たしています。
「天梁星(てんりょうせい)」は、保護や正義、救済の精神を象徴する星です。この星を命宮にもつ人は、強い正義感と人を助けたいという奉仕の気持ちを持ち、困っている人を見過ごせない優しさと責任感にあふれています。教育や医療、法律、宗教、福祉といった分野での適性が高く、年齢と共に人徳が増していく晩成型の傾向があります。信念を大切にする一方で、考えに固執しすぎたり、人への干渉が強くなりすぎることには注意が必要です。
天梁星は天帝の屋根を支える柱、つまり国家や秩序を支える賢臣を象徴しています。古代中国では、清廉で忠義に厚い官僚が「国家の梁(はしら)」と呼ばれ、天と地、人と人の橋渡しをする存在として尊ばれました。特に周の時代に重んじられた「礼と徳による政治」は、この星の本質と深く結びついています。天梁星は、道義によって人々を導き、社会に安定と安心をもたらす守護的な存在として、紫微斗数において重要な役割を担っています。
「七殺星(しちさつせい)」は、破壊・突破・独立を象徴する星です。この星を命宮に持つ人は、大胆で行動力があり、常識や既存の枠にとらわれない開拓者的な気質を持っています。困難な状況でも果敢に挑戦する強さを備え、プレッシャーの中でこそ本領を発揮するタイプ。人に頼らず自力で道を切り開くため、孤高になりやすい一方、信頼できる指導者として尊敬されることもあります。ただし、強すぎる意志や急進的な性格が衝突を招くこともあるため、周囲との調和を意識することが課題となります。
七殺星は古代中国の軍神や武将を象徴する星とされ、特に殷末から周初にかけての動乱期に活躍した猛将たちの姿が重ねられています。「七殺」とは「七つの敵意」や「外敵を討つ力」の象徴とされ、天帝の軍を率いる破壊と再生の担い手として描かれました。また、国家の腐敗や秩序の崩壊を正すために登場する「時代の変革者」としての側面も持ちます。そのため七殺星は、混沌の中で新たな秩序を築く人物像として、紫微斗数において非常に強い影響力を持つ星とされています。
「破軍星(はぐんせい)」は、崩壊・変革・再生を象徴する星です。この星を命宮に持つ人は、既成概念を壊しながら新たな道を切り開く、革新性と極端さを併せ持つ人物です。大胆かつ個性的で、波乱万丈の人生を歩むことが多いですが、その中で独自の価値観や生き方を確立していきます。安定よりも刺激や挑戦を求める傾向があり、転職や環境の変化も多くなりがちです。破壊と再生の力を持つため、表現者や改革者、起業家などに多く見られますが、感情や衝動に振り回されない自己制御が重要な課題となります。
破軍星は北斗七星の最後の星「破軍(ポージュン)」に由来し、天帝の軍の中でももっとも過激で制御しがたい存在とされていました。特に殷末から周初の王朝交代期には、旧体制の破壊者としての役割を果たす将軍や謀反人、変革の象徴として語られました。破軍という名のとおり、軍を破る者、すなわち旧秩序に終止符を打ち、新たな歴史を始める者の象徴です。紫微斗数における破軍星は、破壊を恐れず、混沌の中から新たな秩序を生む力を持つ「運命の再構築者」として、最も劇的な人生を暗示する星のひとつです。
また、甲級副星15星の中に含まれる『化禄星、化権星、化科星、化忌星』の4つの星を総称して「四化星(しかせい)」と呼び、命盤上で特殊な働きや作用をもたらす星として分類されています。
副星の 名称 |
陰陽 五行 |
吉凶 | キーワード |
---|---|---|---|
文昌星 (もんじょうせい) |
陰/金 | 吉 | 動的芸術・文章・学問・文芸・文化・芸能・創意・創作・作家・優しさ |
文曲星 (もんごくせい) |
陰/水 | 吉 | 静的芸術・恋愛・優雅・学問・文芸・文化・芸能・書籍・芸能・演劇 |
左輔星 (さほせい) |
陽/土 | 大吉 | 人望厚い・風流・平穏・平和・協力・計画・援助・真面目な交際・穏やか |
右弼星 (うひつせい) |
陰/水 | 大吉 | 責任感・頭脳明晰・作家・文筆・異性・援助・補佐・享楽的な交際・美意識 |
天魁星 (てんかいせい) |
陽/火 | 大吉 | 昼貴人・聡明・秀麗・清廉・援助・協力・地位・博識・出世・名誉・名声 |
天鉞星 (てんえつせい) |
陰/火 | 大吉 | 夜貴人・妖艶・魅力・援助・協力・補佐・地位・正直・従順・慈悲・恋愛 |
禄存星 (ろくぜんせい) |
陰/土 | 大吉 | 財産・官禄・円満・物質・倉庫・節約・金持ち・土地持ち・豊満な人物 |
擎羊星 (けいようせい) |
陽/金 | 大凶 | 喧嘩・事故・怪我・散財・乱暴・強情・反骨精神・格闘・治療 |
陀羅星 (だらせい) |
陰/金 | 大凶 | 争い・堕落・残忍・孤独・短気・決断・事故・病気・骨折・困難 |
火星 (かせい) |
陽/火 | 凶 | 外的闘争・活力・心臓・行動力・情熱・外部に発散する感情 |
鈴星 (れいせい) |
陰/火 | 凶 | 内的闘争・孤独・怒り・不満の矛先・煩悩・内にこもった感情 |
化禄星 (かろくせい) |
- | 吉 | 財禄・福徳・出世・社交的・勤勉・寛大・ユーモア・芸術的センス |
化権星 (かけんせい) |
- | 吉 | 権勢・権力・指導力・威厳・良識・慎重・実業家・文才・引き立てや援助 |
化科星 (かかせい) |
- | 吉 | 才能・名声・文学・学術・学芸に秀でる・試験に強い・聡明・外交の才能 |
化忌星 (かきせい) |
- | 大凶 | 困難・災難・挫折・トラブル・嫉妬・失敗・失恋・破産 |
また、四化星のうち、化禄星、化権星、化科星の3つの星は「三奇星」と呼ばれ吉星であるのに対して、化忌星のみが凶星といわれています。
四化星 | 特徴 |
---|---|
化禄星 (かろくせい) |
福禄寿をつかさどり、福徳の神とも呼ばれ、禄存星と似た性質を持つ大型の財星。運命全般、仕事にも財運にも対人運にも幸運をもたらす。落ち着きがあり大らかで、多くの人に慕われる星。 |
化権星 (かけんせい) |
大いに努力して地位や名誉を手にする。実行力や統率力、リーダーシップをもたらす吉星。権力や指導力、地位向上が叶う。人の上に立つポジションに就く。 |
化科星 (かかせい) |
聡明で知識や技能に優れ、人から愛されやすい人柄を得る吉星。名声をつかさどり、文才にすぐれ、試験・裁判などに強く、名誉をもたらす。 |
化忌星 (かいせい) |
あらゆることに妨害を受け、物事が進まず、挫折や失敗を多く経験する波乱をもたらす大凶星。失敗、失恋、失業など「失う」ことが多く、災難がつきまとう星。 |
副星の 名称 |
陰陽 五行 |
吉凶 | 星級 | キーワード |
---|---|---|---|---|
天馬星 (てんませい) |
陽/火 | 吉 | 乙級 | 移動・旅行・引っ越し・異動・出張・躍動・多忙・乗り物・運転 |
紅鸞星 (こうらんせい) |
陰/水 | 吉 | 乙級 | 美貌・恋愛・性愛・美しさ・おしゃれ・異性との出会い・派手 |
天喜星 (てんきせい) |
陽/水 | 吉 | 乙級 | 品格・清楚・婚姻・慶賀・恋愛・温厚・正直さ・聡明・真面目 |
竜池星 (りゅうちせい) |
陰/水 | 吉 | 乙級 | 風流・優雅・聡明・端麗・才能・水・出世・名声・健康 |
鳳閣星 (ほうかくせい) |
陽/土 | 吉 | 乙級 | 古典的・試験・才能・名誉・温和・美貌・笑顔・人間関係良好 |
地劫星 (ちごうせい) |
陽/火 | 大凶 | 乙級 | 虚言・孤独・災厄・紛争・不誠実・無報酬・無気力・哲学・宗教 |
天空星 (てんくうせい) |
陰/火 | 大凶 | 乙級 | 精神・空虚・苦労・失墜・懊悩・虚しさ・哲学的・心理学・消極的 |
天刑星 (てんけいせい) |
陽/火 | 吉凶 混合 |
乙級 | 孤独・医療・法律・裁判・学者・争い・強情・苦労性 |
天姚星 (てんようせい) |
陰/水 | 吉凶 混合 |
乙級 | エロス・早熟・妖艶・風流・異性との出会い・社交的・好色・酒色 |
三方四正は本宮・三合宮・対宮の位置関係の宮で、本宮を命宮とした場合において、本宮自身と本宮の位置から左右4つ隣にある宮の3つを三合宮といい、本宮の位置からちょうど対角にある宮を対宮といいます。そして三合宮の3つの宮を「三方」、対宮を加えた4つの宮を合せて「四正」とし、これらを『三方四正』と呼びます。

ただし、実際の鑑定や研究では、輝度の分類が細かく煩雑になってしまうため、基本的には得地・利益・平和を【利】として扱い、また平和・不得地・陥を【陥】として扱い、全てまとめて【廟旺利陥(びょうおうりかん)】と呼ばれる4段階に分けて使用されることが一般的です。
輝度は星自体が持つ力ではなく、回座した宮によって、その宮との相関性で力量が変わってくるため、吉星も凶星も、この輝度によって本来の力を発揮しなかったりします。
燦々と輝く最明最高の輝度。吉星は凶星を恐れず、凶星は廟がつくと凶意を失う。同宮に吉星があれば、その星を助けてくれます。
吉星は大いに光り輝き、凶星はその光に遮られ、凶意を出すに至りません。吉星と同宮していれば、旺度の凶星はかえってその吉星の力量を高めてくれます。
夜明けの明るさを象徴する輝度。吉星は吉星のままですが、その力量や吉兆は半減します。凶星はまだ凶意を無視できる段階です。
吉凶混合の輝度。吉星・凶星ともに力量は微々たるもので、吉星は吉星として期待できず、凶星は他の凶星との同宮があればやや凶兆を表します。
この輝度から凶地に入ります。吉星は効果が無力化され沈黙状態となり、凶星は本来の凶星として存在しますが、凶意としては半分程度となります。
吉星は輝度を完全に失い凶作用はありませんが無力化されます。凶星は本来の凶意を存分に発揮し、他の凶星と同宮しているとさらに凶意を強めます。
吉星は完全に無力化され暗黒星となります。凶星は凶意が最大限強まり、他の凶星と同宮もしくは三合域内に加会があれ、さらに一層凶意を発揮します。
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