宿曜占星術【無料占い】生年月日で占うあなたの性格・相性・運勢
宿曜占い
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宿曜占星術とは?
宿曜占星術とは、真言密教における経典の中にあった「宿曜経」から派生した月の軌道を基に運命を読み解く占術です。宿曜経の起源は約3000年ほど前になり、インドで暦として発祥したものとされています。宿曜経を日本に伝えたのが真言密教の開祖である「弘法大師空海」だと言われており、日本においても約1200年ほどの歴史がある占術で、東洋で唯一のホロスコープとも言えます。 宿曜占星術では、月の運行と旧暦(太陽太陰暦)を基に、月の見かけの通り道である白道を27の区分に等分割した「27宿」を用いて鑑定します。その人の生年月日から生まれた時に月がどの宿にあったかによって、性格や運勢の吉凶、相性などを紐解くことができます。
宿曜占星術の27宿とは?
宿曜占星術の27宿とは、月が天球を一周する約27.3日を1ヵ月として捉え、その軌道を27区分に分類したものです。古代中国では宿を28に分類した星宿を説いた経典から28宿が使われており、日本においても流派によっては28宿の宿に分類したものを使用する場合もありますが、「牛宿(ぎゅうしゅく)」を除いた27宿を使用することが一般的になっています。
※28宿を使用する場合は、「斗宿」と「女宿」の間に「牛宿」が入ります。
宿曜盤
◎27宿の種類と象意
1.昴宿(ぼうしゅく)
引き立て運がある。名誉と名声。環境に恵まれる。話術に優れ、人と調和することが得意。知的な魅力に溢れ、頭脳明晰。義理人情に厚く、親分肌気質がある。本物志向の美学を持ち、物事の本質を見極める。
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2.畢宿(ひつしゅく)
財運や健康運に恵まれる。外見は素朴で穏やかな印象を与える。自分なりの世界観を持ち、大きな理想に燃えている。マイペースだが粘り強く最後までやり遂げる忍耐力がある。大器晩成型。家族との絆を大切にする。
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3.觜宿(ししゅく)
頭脳明晰で弁説と知略で財を築いていく。物質運と財運に恵まれる。エネルギー旺盛。慎重で思慮深い。高い社会的地位を得られる。交友関係は広いが本心はなかなか明かさない。論理的で礼儀正しく温厚。
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4.参宿(しんしゅく)
対人運や人気運に恵まれる。才気とエネルギーに溢れ、精力的に物事に取り組む。好奇心が人一倍旺盛で、情報収集能力に優れる。頭の回転が速く、発想力が豊か。正直で人徳があり、人に愛されて出世する。
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5.井宿(せいしゅく)
所有運や財運に恵まれる。経営の才があり、高い社会的地位につく実力を秘める。知的でシャープな頭脳を持ち、口も達者。論争を好み駆け引き上手な頭脳派。几帳面で冷静沈着のため、実務能力にも優れる。
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6.鬼宿(きしゅく)
財運や対人運に恵まれ、高い地位を得られる。円満で親しみやすい性格で、楽天的。社交性があり、目上の人から愛される。感受性が強く慈悲の精神を宿す。優しく包容力があり人を安心させる魅力がある。
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7.柳宿(りゅうしゅく)
交渉運や財産運に恵まれる。外見は温厚だが、内面は激しく奥深い感情を秘めている。強い意志と向上心で我が道を進む。人の心を読み取る能力に長け、交渉が得意。優しい心配りで人やその場の空気を和ませる。
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8.星宿(せいしゅく)
土地宿とも言われ、不動産運に恵まれる。反骨精神が強く、納得できない事には妥協しない。義理堅く面倒見が良い親分肌。たくましく芯が強い。時間がかかっても、夢や理想に向かって邁進し実現させる力を持つ。
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9.張宿(ちょうしゅく)
援助運や海外運に恵まれる。華があり豪快で精力的。学問を好み、知力や説得力がある。堂々とした態度で自己主張ができる。人を束ねる統率力に優れ、ここ一番の勝負強さを持つ。自立心が旺盛で存在感がある。
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10.翼宿(よくしゅく)
名誉運に恵まれ成功しやすい。物事の本質を見抜き、不正を嫌う正義感を持つ。我慢強くマイペースで信念を貫き通す。海外に縁がある。豊かな才能に恵まれ、エンターテイメント業界で活躍できる。
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11.軫宿(しんしゅく)
社交運や海外運に恵まれる。柔和で温厚、精神性が高く純真な心を持つ。話術に長け、社交的。何事も器用にこなし、細かいところまで目が行き届く。縁の下の力持ち的存在。分析力に優れ、真理を探究していく。
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12.角宿(かくしゅく)
ビジネス運や財運に恵まれる。純粋な精神を宿し、楽しいことが大好きで多趣味。手先が器用。人当たりはやわらかく、目上からは可愛がられ、年下からは慕われる。スタイリッシュで華やか。楽天的で気分屋。
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13.亢宿(こうしゅく)
頭領運に恵まれ、人や物を統率・統括する才を持つ。正義感が強く、権威や既成の物事に抵抗する反骨精神を持つ。真面目で不正を嫌う。リーダーの資質を持つ。清廉潔白で品行方正。信念を貫き真っすぐに生きる。
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14.氐宿(ていしゅく)
人気運や物質運に恵まれる。束縛を嫌い自由な精神を持つ。逆境に強く、一度決めた事はやり遂げる。人情味があり憎めない愛嬌がある。先見の明があり勝負強い。野心が強く、一度決断すれば行動が早い。
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15.房宿(ぼうしゅく)
財運に恵まれる。高貴な気品が漂う。洞察力と豊かな探求心を持つ。他人になかなか心を開かず用心深く無口。物事の本質を見抜く直感力で正しい判断を行い、目的に向かって最後までやり抜く力がある。
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16.心宿(しんしゅく)
地位運や対人運に恵まれる。気さくで人当たりが良く、ムードメーカー的存在。人の本心や物事の真理を見通す洞察力を持つ。好奇心旺盛で頭の回転が速い。自然と周囲に人が集まるタレント性を秘める。
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17.尾宿(びしゅく)
財産運や名声運に恵まれる。職人気質で古風。堂々てしており、周りに惑わされることなく迷わず決断・直進する。自分の信念に忠実で、目標を達成するために努力を惜しまない。冒険心や競争心が旺盛。
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18.箕宿(きしゅく)
対人運や独立運に恵まれる。人生で良き理解者に巡り会う。完璧主義。好き嫌いがハッキリしている。大局的な考え方が得意。上昇志向が強く、学びや努力を怠らない。目標が定まると一心不乱に取り組み実現させる。
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19.斗宿(としゅく)
名誉運や財運に恵まれる。穏やかな雰囲気とは裏腹に内面は頑固な一性質を持つ。忍耐力が強く、目標達成のために奮闘する。神秘的なものを好み、直感力に優れる。人を惹きつけるカリスマ性。弱みを見せない。
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20.女宿(じょしゅく)
名誉運や地位運に恵まれる。忍耐力があり実直で真面目な性質。優れた知恵と実行力を持つ。信念が強い。秩序と権威を重んじる。自分にも他人にも厳しい。落ち着きがあり大人びた魅力がある。論理的思考で慎重派。
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21.虚宿(きょしゅく)
財運と成功運に恵まれる。束縛を嫌い我が道を進む。頭脳的で駆け引き上手。人の心を読み解く能力に長け、勘が鋭い。気位が高い。豊かな発想力と強い意志で大きな偉業を成し遂げる可能性を秘める。
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22.危宿(きしゅく)
23.室宿(しつしゅく)
実力運が備わっており、現実を自力で動かす事ができる。自分らしさをしっかり持ち、個性的でユニーク。創造的で革新的な感性や思考を持つ。気配り上手。独自の地位を築き物事を達成させる。
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24.壁宿(へきしゅく)
引き立て運や蓄財運に恵まれる。温厚で優しい。世話好きで、周囲から頼りにされやすい。頼まれると断れない。豊かな直感力を持つ。冷静な観察眼と分析力。粘り強く、転んでもただでは起きない。信心深い。
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25.奎宿(けいしゅく)
蓄財運に恵まれる。清潔感があり上品で礼儀正しい。高い精神性。奉仕精神が強く困っている人がいれば手の差し伸べる。温厚で柔和、人から好かれる。鋭い勘や閃きと豊かな想像力を持つ。軽薄な人や関係性を嫌う。
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26.婁宿(ろうしゅく)
人気運に恵まれる。知恵があり器用に物事をこなす。分析力や検索力に優れる。曲がった事が嫌い。勇敢で正義感が強い。多彩な才能に恵まれる。抜群の行動力と精神力で向上していく。直感やアイデアを大切にする。
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27.胃宿(いしゅく)
勝負運に恵まれる。抜群の行動力を持ち、闘争心旺盛。何事も飲み込みが早く、すぐにコツを掴む。好奇心旺盛。オリジナリティを大切にする。強いリーダーシップ性があり、多くの人が集まる。ユーモア。
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27宿の方角における分類とは?
宿曜占星術で使用する27宿は東西南北の方位に分類することがで、各方位に属する宿は、その方位を守護する宿とされています。また、各方位に対応した青龍・白虎・朱雀・玄武の四神が存在します。
▶東方の守護
四神:青龍
27宿:角宿・亢宿・氐宿・房宿・心宿・尾宿・箕宿
▶西方の守護
四神:白虎
27宿:奎宿・婁宿・胃宿・昴宿・畢宿・觜宿・参宿
▶南方の守護
四神:朱雀
27宿:井宿・鬼宿・柳宿・星宿・張宿・翼宿・軫宿
▶北方の守護
四神:玄武
27宿:斗宿・女宿・虚宿・危宿・室宿・壁宿
27宿に対応する方位と四神
27宿の性質における七科分宿とは?
宿曜占星術の27宿はそれぞれの宿が持つ性質によって、安住宿、和善宿、悪害宿、急速宿、猛悪宿、軽燥宿、剛柔宿7つのグループに分類することができ、これを七科分宿(しちかぶんしゅく)と呼びます。
▶安住宿
27宿:畢宿・翼宿・斗宿・壁宿
安住宿は、地位や名誉、財に恵まれ、安定した人生を送ることができる宿とされています。この宿のグループの人は堂々としており、落ち着きがあるため、周囲からの信頼を集めます。努力するほど大成し、社会的な成功を収めることが期待できます。ただ、予想外の出来事や急な変化には弱い面もあります。また、安住宿となる日は、建築、造園、種まき、結婚などに良い日です。
▶和善宿
27宿:觜宿・角宿・房宿・奎宿
和善宿は、特にコミュニケーション能力に優れており、自分の考えを明確に伝えるだけでなく、相手を楽しませることができる宿のグループです。温厚で柔軟性があり、周囲との和や交流を重視する性格から、常に人々に囲まれ愛される存在です。そのため、困難な状況でも周囲の支援を得て危機を脱し、成功を掴むことが可能です。また、和善宿となる日は学芸、技能を習い、慶事を楽しむのに良い日です。
▶悪害宿
27宿:参宿・柳宿・心宿・尾宿
悪害宿は、心に毒を含み豪胆な性質を宿しています。荒々しく激しい性格を宿していますが、ピンチやいざという状況に強く、その時代の荒波にうまく乗りながら活躍していきます。やや計算高い面があるため、人から恨みを買ってしまうこともあり、それを自分自身も自覚しているため悩む場面もあります。また、悪害宿となる日は仲間を集めてライバルや競争相手に挑戦すると勝ちやすい日です。
▶急速宿
27宿:鬼宿・軫宿・婁宿・胃宿
急速宿の特徴は、行動力と高い適応力にあります。この宿のグループは突然のトラブルにも臨機応変に対応し、周囲から信頼と尊敬を集めることができます。対人関係も得意で、変化に富んだ現代社会で生きるのに適した能力を持っています。ただ、親切すぎるあまりに頼まれごとを断れないため、器用貧乏になることもあります。また、急速宿となる日は散財、物の売買、車などで遠出するのに良い日です。
▶猛悪宿
27宿:星宿・張宿・箕宿・室宿
猛悪宿は、強い意志を持ち、自分の道を突き進む性質を宿します。困難に打ち勝つ力強さがあり、目標を定めれば成功に近づけます。ただし、自分本位になりやすく、他人の意見を聞かない傾向もあります。他人の意見を尊重できれば、さらに大きな運勢に恵まれます。欲望に忠実なので、自分を見失わないよう注意が必要です。また、猛悪宿となる日は神仏を祭るのに良い日とされています。
▶軽燥宿
27宿:井宿・亢宿・女宿・虚宿・危宿
軽燥宿は、努力を重ねることで成長し、一発勝負よりも日常の研鑽や積み重ねを重視します。真面目な性格なので堅実な人生を送ることができます。ただ、やや
短気で思いつきでの言動が多いため、周囲の人との誤解や問題を引き寄せやすい面も
あります。感情のコントロールができれば、人間関係のトラブルを減らすことができます。また、軽燥宿となる日は車や自転車に乗ったり、種まき、薬の服用などに良い日
とされています。
▶剛柔宿
27宿:昴宿・底宿
剛柔宿は名前の通り、剛と柔の2つの性質両面を併せ持った人で、周囲をを惹きつける独特な魅力を宿します。創造性も豊かで芸術的なセンスと気品を持ち、専門的な技術や分野において成功する可能性を秘めたグループです。ただ二面性があるため、周囲の人に誤解を与えたり、謎多き人と思われることもあります。また、剛柔宿となる日は、工作、加工、葬儀など火に関係のある仕事に適した日とされています。
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宿曜占星術の12宮とは?
宿曜占星術の12宮は、太陽の軌道である黄道を12等分したもので、西洋占星術の12星座にあたるものです。宿曜占星術において、27宿と12宮は密接な関わりがあり、27種類ある各宿は、必ず12宮のどれかに属しています。
◎12宮の種類とキーワード
1.羊宮(ようきゅう)
創始、始動、先駆的、革新的、大胆、無邪気、自発的、純粋、天真爛漫、エネルギッシュ、精力的、熱心、決断力、活発、自立心、勇敢
2.牛宮(ぎゅうきゅう)
現実的、生産的、慎重、不変、官能的、感覚的、勤勉、忠実、安定、忠誠心、信用、忍耐強い、堅実、芸術肌、審美眼、家庭的、冷静
3.夫妻宮(ふさいきゅう)
理性的、知的、機転が利く、好奇心旺盛、知識欲、聡明、合理的、文章能力、勉強、社交的、臨機応変、多才、利口、器用、快活、変化
4.蟹宮(かいきゅう)
情緒的、受容力、敏感、温厚、育成、与える、家庭的、遠慮がち、不屈、過去を重視する、記憶力が良い
5.獅子宮(ししきゅう)
自信、活動的、信頼、威厳、高貴、気品、立派、華麗、指導、勇気、誠実、自己表現、創造的、ドラマチック、実行力、親切、陽気
6.女宮(じょきゅう)
有能、明晰、分析的、綿密、洞察力、正確、詳細、厳格、細心、利口、専門的、几帳面、節約、謙虚、真面目、健康的、滅私、衛生的
7.秤宮(ていきゅう)
連帯、共有、協力的、愛想が良い、穏やか、社交的、公正、公平、交渉、愛嬌、審美眼、芸術、洗練、調和的、楽しい、上品
8.蠍宮(かつきゅう)
変容する、多層的、癒す、回復させる、耳に快い、刺激的、徹底的、研究的、洞察力、官能的、強烈、魅力的、力強い、感動的、神秘的、隠された、深い、心理的
9.弓宮(きゅうきゅう)
懸命、理解力、向上心、倫理的、理想主義、先見の明、道徳的、楽観的、有望、陽気、発展的、快活、寛大、慈悲深い、寛容、正直
10.磨宮(まきゅう)
現実的、有能、信頼、規則正しい、忠実、真面目、計画的、成熟、勤勉、建設的、忍耐、秩序、慎重、能率的、控えめ、努力
11.瓶宮(へいきゅう)
改良、進歩的、自由主義、人道主義、民主的、普遍的、博愛主義、寛大、社交的、自由を愛する、独創、革新、直観、鮮明、科学的
12.魚宮(ぎょきゅう)
一体化、広大、繊細、優雅、想像力、幻想的、情緒的、理想主義、空想的、ロマンチック、神秘的、敏感、共感、癒し、同情、献身
宿曜占星術の12宮と行動禁閉法とは?
宿曜占星術における行動禁閉法とは、12宮を日との関係に応用して方位の吉凶を占う判断法です。例えば「5日」が危宿・室宿に当たる12宮の『瓶宮(へいきゅう)』に属した日であれば、「東の方角が大吉」と判断することができます。
◆12宮における吉凶方位について
1.羊宮(婁宿・胃宿の日)⇒西は大凶
2.牛宮(昴宿・畢宿・觜宿の日)⇒北は大凶
3.夫妻宮(参宿・井宿の日)⇒東は大凶
4.蟹宮(鬼宿・柳宿の日)⇒北は大吉
5.獅子宮(星宿・張宿の日)⇒西は大吉
6.女宮(翼宿・軫宿の日)⇒北は大吉
7.秤宮(角宿・亢宿・氐宿の日)⇒東は大吉
8.蠍宮(房宿・心宿の日)⇒南は大吉
9.弓宮(尾宿・箕宿・斗宿の日)⇒西は大吉
10.磨宮(女宿・虚宿の日)⇒南は大凶
11.瓶宮(危宿・室宿の日)⇒東は大吉
12.魚宮(壁宿・奎宿の日)⇒南は大吉
※上記に表示されていない方位は平(可もなく不可もない)とみなします。
宿曜占星術の4区分とは?
宿曜占星術の4区分とは、27宿を12宮に分類し、さらにそれらを『火、地、風、水』エレメントと呼ばれる4つの属性に割り当てたものです。27宿を4つのエレメントのグループに分けることで、各宿が持つ根源的なエネルギーや思考、性質を読み解くことができます。
▶火のエレメント
12宮:羊宮・獅子宮・弓宮
27宿:星宿・尾宿・婁宿・張宿・箕宿・胃宿・昴宿・翼宿・斗宿
火のエレメント特徴
火は、男性的なエネルギーの根源と生命の躍動を象徴します。高いプライドを持ち、自らの道を突き進み、束縛を嫌い自由を求めます。創造性に溢れ、生命の火を燃やし続ける情熱の持ち主です。独立心が旺盛で、様々な体験を経て自我を確立し、人生の荒波を自らの手で切り開いていきます。

▶地のエレメント
12宮:牛宮・女宮・磨宮
27宿:昴宿・翼宿・斗宿・畢宿・軫宿・女宿・觜宿・角宿・虚宿
地のエレメント特徴
地は、現実を着実に歩むエネルギーの根源を象徴します。冷静に物事を捉え、計画的に物事を進めて現実的な問題を解決する能力があります。堅実で、一度決めたことは最後までやり抜く粘り強さがあるため、周囲からは信頼され、地位を確立していきます。

▶風のエレメント
12宮:夫妻宮・秤宮・瓶宮
27宿:觜宿・角宿・虚宿・参宿・亢宿・危宿・井宿・底宿・室宿
火のエレメント特徴
風は、知性や思考するエネルギーの根源を象徴します。コミュニケーション能力が高く、情報の受発信を好みます。知的好奇心に溢れ、収集した情報と自らのアイデアを活かして、世の中を渡り歩いていきます。自由軽快で、物事に執着せず淡泊な性質も持っています。

▶水のエレメント
12宮:蟹宮・蝎宮・魚宮
27宿:井宿・底宿・室宿・鬼宿・房宿・壁宿・柳宿・心宿・奎宿
水のエレメント特徴
水は、女性的なエネルギーの根源を象徴します。深い感受性を宿し、愛情表現力や、人が通常感知できないものを感知する能力に優れています。また、相手を受け入れる事を目標にし、時に自己犠牲的なまでに相手を重視する面もあります。人の縁や、愛、夢を何より大切にします。

宿曜占星術における10惑星とは?
宿曜占星術における10惑星とは、12宮のそれぞれを守護している惑星で、『太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星』からなる7惑星(七曜)に『天王星、海王星、冥王星』の3惑星を加えた10種類の惑星のことを言います。どの惑星の守護を受けているかによって、12宮ならびに27宿に与えている影響やテーマを深く読み解くことができます。
▶太陽(獅子宮の守護惑星)
27宿:星宿・張宿・翼宿
キーワード:スター性・地位と名誉・リーダー・プライドが高い・話題豊富・豪快

▶月(蟹宮の守護惑星)
27宿:井宿・鬼宿・柳宿
キーワード:繊細・思いやりに溢れる・気まぐれ・情緒豊か・世話好き・直観力

▶水星(夫妻宮の守護惑星)
27宿:觜宿・参宿・井宿・翼宿・軫宿・角宿
キーワード:知性・コミュニケーション・論理的・冷静・社交的・情報処理能力

▶金星(牛宮の守護惑星)
27宿:昴宿・畢宿・觜宿・角宿・亢宿・底宿
キーワード:優雅・平和主義・調和・依存心・美的センス・優柔不断・打算的

▶火星(羊宮の守護惑星)
27宿:婁宿・胃宿・昴宿
キーワード:勝気・情熱的・行動力・猪突猛進・闘争心・努力家・目的達成

▶木星(弓宮の守護惑星)
27宿:尾宿・箕宿・斗宿
キーワード:自由奔放・楽天主義・向上心旺盛・哲学・集中力の散漫・寛大・無頓着

▶土星(磨宮の守護惑星)
27宿:尾宿・箕宿・斗宿
キーワード:実直・真面目・社会性・計画的・地道な努力・猜疑心・合理主義・責任感

▶天王星(瓶宮の守護惑星)
27宿:虚宿・危宿・室宿
キーワード:改革・発明・公平性・斬新さ・コミュニケーション・変化・理想・理知的

▶海王星(魚宮の守護惑星)
27宿:室宿・壁宿・奎宿
キーワード:芸術性・神秘的・感受性・信仰心・悲観的・創造力・空想家・心配性

▶冥王星(蝎宮の守護惑星)
27宿:底宿・房宿・心宿
キーワード:ミステリアス・献身的・深い愛情・秘密主義・嫉妬心・洞察力・野心

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■27宿・総合表
ここでは、27宿の各宿に紐づく12宮や4区分、10惑星の要素を表にまとめていますので、どの宿が何の区分に属するのかを確認することができます。
27宿 12宮 4区分
(エレメント)
10惑星
昴宿
ぼうしゅく
羊1/牛3 火1/地3 火星1/金星3
畢宿
ひつしゅく
牛4 地4 金星4
觜宿
ししゅく
牛2/夫妻2 地2/風2 金星2/水星2
参宿
しんしゅく
夫妻4 風4 水星4
井宿
せいしゅく
夫妻3/蟹1 風3/水1 水星3/月1
鬼宿
きしゅく
蟹4 水4 月4
柳宿
りゅうしゅく
蟹4 水4 月4
星宿
せいしゅく
獅子4 火4 太陽4
張宿
ちょうしゅく
獅子4 火4 太陽4
翼宿
よくしゅく
獅子1/女3 火1/地3 太陽1/水星3
軫宿
しんしゅく
女4 地4 水星4
角宿
かくしゅく
女2/秤2 地2/風2 水星2/金星2
亢宿
こうしゅく
秤4 風4 金星4
氐宿
ていしゅく
秤3/蠍1 風3/水1 金星3/冥王星1
房宿
ぼうしゅく
蠍4 水4 冥王星4
心宿
しんしゅく
蠍4 水4 冥王星4
尾宿
びしゅく
弓4 火4 木星4
箕宿
きしゅく
弓4 火4 木星4
斗宿
としゅく
弓1/磨3 火1/地3 木星1/土星3
女宿
じょしゅく
磨4 地4 土星4
虚宿
きょしゅく
磨2/瓶2 地2/風2 土星2/天王星2
危宿
きしゅく
瓶4 風4 天王星4
室宿
しつしゅく
瓶3/魚1 風3/水1 天王星3/海王星1
壁宿
へきしゅく
魚4 水4 海王星4
奎宿
けいしゅく
魚4 水4 海王星4
婁宿
ろうしゅく
羊4 火4 火星4
胃宿
いしゅく
羊4 火4 火星4
宿曜占星術における『相性』の見方
宿曜占星術の特徴として、『相性占い』の的中率の高さがあげられます。自分の本命宿(27宿)と、相手の本命宿から、お互いはどのような関係なのか、縁の深さはどれくらいか、仕事や恋愛、結婚相手としての良し悪しなど、深く読み解くことができます。
宿曜占星術の相性は「自分の宿曜から見た相性」と「相手の宿曜から見た相性」の2つの観点から解読し、『命(めい)』、『業(ごう)』、『胎(たい)』、『栄(えい)』、『衰(すい)』、『安(あん)』、『危(き)』、『成(せい)』、『壊(かい)』、『友(ゆう)』、『親(しん)』合計11の相性タイプに分けられます。
また、この11種類のタイプは、お互いの相性の組み合わせとして『命の関係』、『業・胎の関係』、『栄・親の関係』、『友・衰の関係』、『安・壊の関係』、『危・成の関係』といった6組のパターンに分類されます。
さらに、宿曜占星術では、先に述べたような相性の組み合わせだけはなく、27宿を円状に配置した「宿曜盤」を用いて、お互いの宿の距離(位置)によって相性を深く読み解いていきます。
距離は『近距離』、『中距離』、『遠距離』の3種類があり、“近距離の栄・親の関係”というように鑑定を行います。
◎宿曜同士の相性の組み合わせと特徴
命の関係
■基本相性
命の関係は、性格や価値観が非常に似ており、自然と共感し合える関係です。出会った瞬間から気が合いやすく、無理なく距離を縮められます。考え方が似ているため誤解も少なく、安心感のある関係ですが、似すぎて張り合いやすくなる面も。互いの違いを尊重できれば、強い絆が育ちます。
■仕事相性
仕事ではテンポや判断の基準が近く、ストレスが少なく連携しやすい関係です。阿吽の呼吸で動けるため、チームワークが必要な場面では高い成果を発揮できます。ただし、互いに譲らず対立が起こると平行線になりやすいため、役割分担や客観性を持つことで、より良いパートナーとなれます。
■恋愛・結婚相性
恋愛や結婚では、感情や価値観が重なりやすく、深い共感から強い結びつきが生まれます。安心して素を出せるため、一緒にいると癒される存在となるでしょう。ただし、似すぎて刺激が少なくなるとマンネリ化しやすい傾向も。互いに新しい刺激を持ち込む努力が、長続きの秘訣です。
業・胎の関係
■基本相性
業・胎の関係は魂の縁が深く、出会うべくして出会う不思議な引力を持っています。業は前世の因縁、胎は来世への導きとされ、互いに強く影響を与え合う存在です。関係は一方的に偏ることもありますが、離れたくても離れられないような縁を感じやすく、人生に大きな転機をもたらします。
■仕事相性
業・胎の関係は、片方が主導的に動き、もう片方が支える構図になりやすい相性です。価値観にズレを感じる場面もありますが、それぞれの役割を明確にすれば大きな成果が期待できます。とくに「胎」は導かれるように成長できる関係なので、師弟や上司部下のような形で機能しやすいです。
■恋愛・結婚相性
恋愛では強烈な吸引力と運命的な出会いが起こりやすく、深く惹かれ合います。業の関係は複雑で試練が多く、愛憎入り混じる展開になりやすい一方、胎の関係は安心感や献身的な愛に包まれます。関係のバランスが崩れると一方が疲れてしまうこともあるため、感情のすり合わせが大切です。
栄・親の関係の関係
▶栄・親の近距離の場合
■基本相性(近距離)
栄・親が近距離にある関係は、自然な信頼感と調和が生まれやすく、初対面でも打ち解けやすい相性です。価値観や行動のペースが近く、一緒にいると安心できる存在となります。親は守り育てる役割、栄は相手を輝かせる役割を担い、無理のないかたちで関係性が育ちやすい、穏やかな良縁です。
■仕事相性(近距離)
仕事では、補い合いながら互いを高められる良好な関係です。親はサポート力に優れ、栄は発展や成果をもたらす力を持つため、チームにすると安定感と成長性の両立が期待できます。上下関係でもスムーズに連携しやすく、信頼を土台に成果を築ける相性です。長期的な協力関係に向いています。
■恋愛・結婚相性(近距離)
恋愛や結婚においては、お互いに無理なく支え合える関係で、心から安らげるパートナーになれます。親は見守るような愛情を注ぎ、栄はその愛に応えて自分らしさを伸ばします。感謝と信頼が循環しやすく、穏やかで安定した関係が築けます。刺激より安心感を求める人にぴったりの相性です。
▶栄・親の中距離の場合
■基本相性(中距離)
栄・親の中距離関係は、性格や生活スタイルがやや異なりながらも、根本的な価値観や目的意識が似ているため、自然と歩み寄れる穏やかな相性です。接点が少なくても不思議と気になり、時間をかけて信頼を築けます。ほどよい距離感が心地よく、互いを尊重しながら調和を育める関係です。
■仕事相性(中距離)
中距離の栄・親関係は、直接的な関わりが少なくても、相手の努力や能力を素直に評価し合える関係です。職場やチームで異なる役割を担う中でも、自然と信頼が生まれ、間接的に協力し合うことで成果を高められます。適度な距離があるため衝突も少なく、穏やかな協働関係を築きやすい相性です。
■恋愛・結婚相性(中距離)
恋愛では、お互いに心の余白を保ちながら関係を育てていく穏やかな相性です。無理に合わせることなく、気遣いや思いやりが自然に生まれます。価値観の違いがあっても対立になりにくく、長い時間をかけて信頼が深まります。穏やかで誠実な交際・結婚を望む人に適した関係です。
▶栄・親の遠距離の場合
■基本相性(遠距離)
栄・親の遠距離の関係は、価値観や環境が異なっていても根本的な信頼と調和が育ちやすい縁です。接点が少なくても、互いに自然と尊敬し合える安定感があります。強く干渉しなくても良い距離感を保ちながら、深い理解と支援が成立しやすい、穏やかで持続力のある関係性です。
■仕事相性(遠距離)
遠距離の栄・親の関係は、直接的な連携が少なくても信頼に基づいた補完関係を築きやすい相性です。立場や専門性の違いを活かしながら、互いにない視点を提供し合えるのが特長です。目立たなくても重要な支え合いができるため、大きな組織や長期プロジェクトに向いています。
■恋愛・結婚相性(遠距離)
表面的な共通点が少なくても、時間をかけてじわじわと信頼と愛情を築ける相性です。派手さはないものの、深層でしっかりと支え合える関係で、互いの存在が励みとなります。強い依存をせず、成熟した関係を築けるため、落ち着いた交際や穏やかな結婚に向いています。
友・衰の関係
▶友・衰の近距離の場合
■基本相性(近距離)
友・衰の近距離関係は、親しみやすさがありつつも、どこか力関係の差が生まれやすい相性です。友の側はフラットで軽やかなつながりを求め、衰の側は依存や甘えが出やすく、感情に温度差が生じることもあります。ただし距離が近いため歩み寄りやすく、互いの違いを尊重すれば関係は安定します。
■仕事相性(近距離)
この関係では、友の側が積極的にリードし、衰の側がサポート役に回ることでバランスが取れます。近距離ゆえに意思疎通がしやすく、役割が明確であればスムーズに機能します。ただし、対等性を求めすぎると摩擦が生まれやすいため、互いの得意分野を活かし、役割を尊重することが鍵です。
■恋愛・結婚相性(近距離)
恋愛では、友の側が自由でさっぱりした関わり方を好む一方、衰の側は感情を深く抱えやすく、距離感に差が出やすい傾向があります。ただ、距離が近いことで理解のきっかけは多く、時間と共に安定した関係に育ちます。依存と放任のバランスを見極め、感情の温度差を丁寧に調整することが大切です。
▶友・衰の中距離の場合
■基本相性(中距離)
友・衰の中距離関係は、適度な距離感が保たれ、互いに干渉しすぎない心地よさがあります。友の側は気楽な関係を望み、衰の側はそこに癒しや安心を求めます。価値観や感情の深さに差があるものの、距離がある分ぶつかりにくく、静かに信頼が育つ関係です。無理のない関係性を築けます。
■仕事相性(中距離)
この関係では、友の側が自由な発想や行動力を発揮し、衰の側が安定感や調整役として機能することで、良いバランスが生まれます。中距離のため適度な緊張感があり、過剰な干渉も避けられるのが利点です。役割を明確にし、互いのペースを尊重すれば、無理なく補完し合える相性です。
■恋愛・結婚相性(中距離)
恋愛では、友の側は軽やかでフレンドリーな愛情表現を好み、衰の側は内に秘めた想いを大切にします。中距離のため感情的な衝突は少なく、穏やかに関係が進展する傾向です。強い刺激はないものの、静かな安心感があり、無理に近づこうとしないことで逆に安定した関係を保てます。
▶友・衰の遠距離の場合
■基本相性(遠距離)
友・衰の遠距離関係は、接点が少なく感覚の違いも大きいため、自然な関係構築にはやや時間がかかります。友の側は軽やかに接し、衰の側は内面で深く感じ取るため、温度差が出やすい面も。ただし一定の距離感を保ちつつ関係を続ければ、互いに無理のない安定したつながりが生まれます。
■仕事相性(遠距離)
仕事では、お互いの得意分野や立場が明確に分かれているため、役割分担がはっきりしやすい相性です。直接的な連携はやや難しい面がありますが、互いを尊重し合える関係であればスムーズに進みます。遠距離ゆえに干渉が少なく、独立性を保ちながら協力できる落ち着いた関係性です。
■恋愛・結婚相性(遠距離)
恋愛では、心の深さや関わり方にズレが生じやすく、理解に時間がかかる関係です。友の側は軽やかで自由、衰の側は情が深く、片思いのような構図になりやすい傾向も。ただ、物理的にも精神的にも距離を保つことで関係が安定します。無理に近づかず、信頼を育てる姿勢が長続きの鍵です。
安・壊の関係の関係
▶安・壊の近距離の場合
■基本相性<(近距離)
安・壊の近距離関係は、一方が穏やかさや安心をもたらす「安」の側で、もう一方が破壊や変化をもたらす「壊」の側となります。近距離ゆえに接点が多く、惹かれ合いやすい反面、価値観やテンポの違いが衝突を生みやすい関係です。安定と混乱が交互に訪れるため、関係は波乱含みになりがちです。
■仕事相性(近距離)
仕事面では、安の側が慎重かつ安定志向で進めたいのに対し、壊の側は斬新な発想や強い突破力を持つため、方向性の違いが摩擦を生むことも。近距離で関わりが深くなると、互いのペースが噛み合いにくい場面が増えます。ただし、役割が明確で、違いを活かせれば革新的な成果も期待できます。
■恋愛・結婚相性(近距離)
恋愛では、安の側が心の安定を求めるのに対し、壊の側は刺激や変化を重視するため、近距離だと感情の揺れが激しくなりやすい相性です。最初は強く惹かれ合うこともありますが、関係が深まるほどすれ違いも生まれやすくなります。価値観の違いを認め合い、歩み寄る努力が必要です。
▶安・壊の中距離の場合
■基本相性(中距離)
安・壊の中距離関係は、接点がやや少なく、表面的には大きな問題が見えにくいものの、深く関わると価値観のズレが浮き彫りになりやすい相性です。安の側は調和や安定を重んじ、壊の側は変化や自由を求めるため、距離感を誤ると一方が疲弊します。節度ある関わりが安定の鍵となります。
■仕事相性(中距離)
仕事では、安の側が慎重に積み上げるタイプであるのに対し、壊の側は変革やスピードを重視するため、方針の違いが明確になります。中距離ゆえに衝突は表面化しにくいですが、方針が食い違うと成果に差が出やすくなります。役割分担を明確にし、距離を保って連携すれば補完関係も可能です。
■恋愛・結婚相性(中距離)
恋愛では、安の側が落ち着きと安心感を求めるのに対し、壊の側は変化や刺激を求める傾向があり、歩調が合いづらい相性です。中距離のため衝突は激しくはないものの、関係が進むにつれてすれ違いが増えることも。お互いの価値観を尊重し、無理に合わせようとしない距離感が安定の鍵です。
▶安・壊の遠距離の場合
■基本相性(遠距離)
安・壊の遠距離関係は、接点が少ないぶん表面的には穏やかでも、内側では価値観や方向性の違いが大きく、誤解やすれ違いが生じやすい相性です。遠距離ゆえに距離をとっていれば問題は表面化しにくいものの、関係が深まるにつれ、安の側は振り回されやすく、壊の側は変化を求めて動く傾向が強まります。
■仕事相性(遠距離)
仕事では、安の側が継続性と安定志向を大切にするのに対し、壊の側は変革やスピードを重視するため、根本的な方向性の違いが浮き彫りになります。遠距離関係では直接衝突する機会が少ないため表面上はうまくいきやすいですが、戦略や価値観の不一致が長期的には支障になることもあります。
■恋愛・結婚相性(遠距離)
恋愛では、遠距離の安・壊関係は感情のすれ違いが起こりやすく、無意識のうちにストレスや不満が蓄積されることがあります。安の側は穏やかさや一体感を求め、壊の側は自由や変化を優先するため、歩調が合いにくい場面が増えがちです。適度な距離感を保ち、価値観の違いを尊重することが安定の鍵です。
危・成の関係
▶危・成の近距離の場合
■基本相性(近距離)
危・成の近距離関係は、距離が近いぶん互いに強い影響を与えやすく、関係性が極端に出やすい相性です。成の側は堅実で実利を重んじ、危の側は直感的で自由奔放な傾向があるため、最初は惹かれ合いやすい一方で、価値観の違いが混乱や戸惑いを招くことも。互いの役割を理解すれば補完関係になります。
■仕事相性(近距離)
仕事では、成の側が着実に成果を出す安定型であるのに対し、危の側は突発的な発想や大胆な行動で流れを変える役割を果たします。近距離で密に関わると、協調と混乱の両方が起こりやすい組み合わせですが、互いのスタイルを尊重しつつ使い分ければ、柔軟かつ実効性のあるチームになります。
■恋愛・結婚相性(近距離)
恋愛では、危の側がもたらす刺激や魅力に、成の側が惹かれて始まることが多いですが、近距離で関わると価値観のズレが顕著になりやすい相性です。危の側は気まぐれで感情の波が激しく、成の側は安定を求めるため、関係がブレやすい傾向も。お互いの違いを許容する姿勢が関係維持の鍵となります。
▶危・成の中距離の場合
■基本相性(中距離)
危・成の中距離関係は、互いに一定の違和感を持ちながらも、程よい距離を保つことでバランスが取りやすい相性です。成の側は安定や着実さを重視し、危の側は変化や刺激を求めるため、価値観にギャップがありますが、中距離であれば干渉が少なく、無理のない関係を保ちやすい特徴があります。
■仕事相性(中距離)
仕事では、成の側が堅実に成果を積み重ねる役割を担い、危の側が新しい視点や変化をもたらすポジションに立つことで、互いの長所を活かしやすい相性です。中距離のため直接ぶつかることは少なく、適度な距離感を保ちつつ協力することで、刺激と安定を両立した成果を上げられます。
■恋愛・結婚相性(中距離)
恋愛では、危の側の自由さや魅力に惹かれつつも、成の側がペースを保とうとするため、感情のズレが出やすい組み合わせです。中距離であれば依存や過干渉になりにくく、互いのリズムを尊重した関係を築きやすいのが利点です。違いを前向きに受け入れることで、互いに学び合える関係になります。
▶危・成の遠距離の場合
■基本相性(遠距離)
危・成の遠距離関係は、表面上は衝突が少なくても、根本的な価値観の違いが背景にあり、理解し合うには時間がかかる相性です。成の側は堅実で安定を重視し、危の側は直感と刺激を求めるため、歩調が合いづらい場面も。ただし遠距離ゆえに無理に踏み込まなければ、穏やかな関係を保てます。
■仕事相性(遠距離)
仕事では、役割や立場が大きく異なる場合にうまく機能しやすい相性です。成の側は堅実な成果を出し、危の側は型破りな発想や変化をもたらすため、適度な距離を保つことで衝突を避けつつ、互いにない視点を補い合えます。直接連携よりも、独立したポジションでの協力が向いています。
■恋愛・結婚相性(遠距離)
恋愛では、危の側が自由で予測不能な行動をとりやすく、成の側は安定を求めるため、感情の波長が合いづらい相性です。ただし遠距離であれば過度な干渉や依存が起こりにくく、それぞれのリズムを尊重しながら関係を保てます。お互いの違いを理解し合うには、時間と広い心が必要です。
宿曜占星術における『運勢』の見方
宿曜占星術における運勢は、日運、年運でそれぞれ1日ごと、1年ごとで一定のサイクルで循環します。 毎日の運勢であればその日の宿と自分の本命宿との関係、毎年の運勢であればその年の宿と自分の本命宿との関係が、「命」「親」「友」「壊」「成」「危」「安」「衰」「栄」「胎」「業」のどの位置にあたるかで鑑定していきます。
◎日運について
毎日の運勢は、自分の本命宿を宿曜盤の「命」に置いた時、その日の宿曜が、どのサイクルに位置するかによって決まります。 例えば本命宿が【昴宿】の場合、下記の宿曜盤の配置となり、占いたい日が【参宿】の日であれば『安』の運勢、【井宿】の日であれば『危』の運勢となり、命⇒栄⇒衰⇒安⇒危…のように反時計回りに毎日順繰り回っていきます。
参考:本命宿が【昴宿】の宿曜盤
参考:本命宿が【昴宿】の宿曜盤
日運は上記の宿曜盤を見てわかるように、「命」「業」「胎」それぞれの運勢の間に、「栄」「衰」「安」「危」「成」「壊」「友」「親」までの8種類の運勢が合計3回巡り、27日間かけて宿曜盤の円状を一周します。
また、27日かけて一周する中で『活動期』『衰退期』『転換期』の3つのサイクルにわけることができます。
■活動期
何かを始めたり、実行するのに最適な期間。 【命⇒栄⇒衰⇒安⇒危⇒成⇒壊⇒友⇒親】までのサイクル
■衰退期
物事が進展しにくい停滞期間。 【業⇒栄⇒衰⇒安⇒危⇒成⇒壊】までのサイクル
■転換期
新しい目標や計画を立てたり準備するのに最適な期間 【友⇒親⇒胎⇒栄⇒衰⇒安⇒危⇒成⇒壊⇒友⇒親】までのサイクル
以上の3つのサイクルを27日間かけて活動期⇒衰退期⇒転換期の順に一周し繰り返していきます。

◎年運について
毎年の運勢は、その年に該当する宿を宿曜盤の「命」に置いた時、占う人の本命宿の宿曜が、どのサイクルに位置するかによって決まります。
そのため、日運のサイクルとは逆になり、命⇒親⇒友⇒壊…の順番で一周します。
該当する年がどの宿曜になるのかは、1年ごとに決まっており(旧暦期間)、2022年は【参宿】、2023年は【井宿】、2024年は【鬼宿】…といった形で見ていきます。 例えば2023年の宿曜は【井宿】なので、本命宿が【星宿】の人の運勢を見る場合、下記の宿曜盤の配置となり、星宿の人の2023年の運勢は『安』ということになります。
参考:本命宿が【昴宿】の宿曜盤
2023年:井宿
本命宿:星宿
本命宿が【昴宿】の宿曜盤
※月運について
月運に関しては、日運や年運のように27宿ある一定のサイクルを循環し繰り返すわけではなく、各月の旧暦と新月を基に決まった12種類の宿が存在し、各月の宿と自分の本命宿の関係性から、運勢を鑑定します。
◎各運勢とキーワード
命の運勢
ターニングポイント、原点回帰、初心、新たな目的、問題解決、統一
業の運勢
過去を振り返る、因果応報、軌道修正、繋がり、学び、開花の時期
胎の運勢
未来のビジョン、次のステップ、成長の一歩、開始、挑戦、幕開け
栄の運勢
飛躍、成長、モチベーションの向上、上昇気流、独立、岐路、決断
衰の運勢
保守、停滞、葛藤、集中、学習や復習、蓄える、地盤固めの時期
安の運勢
安定、自由、金運上昇、移動、開拓、基盤を作る、行動開始の時期
危の運勢
仕事運・社交運上昇、刺激、溌剌、ハイリスクハイリターン、出会い
成の運勢
成果、努力が実る、スキルアップ、挑戦、情報収集、創造、挑戦
壊の運勢
断捨離、気持ちの整理、準備期間、謙虚、誤解、感受性、改善
友の運勢
対人運・恋愛運上昇、コミュニケーション、援助、人気、積極性
親の運勢
出会い運・レジャー運上昇、交流、転換、発想、長期的な計画と行動
↓宿曜占星術でもっと詳しく占いたい方は↓

「宿曜占星術」27宿・一覧

昴宿 畢宿 觜宿

参宿 井宿 鬼宿

柳宿 星宿 張宿

翼宿 軫宿 角宿

亢宿 氐宿 房宿

心宿 尾宿 箕宿

斗宿 女宿 虚宿

危宿 室宿 壁宿

奎宿 婁宿 胃宿

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