
胡蝶蘭の花言葉は?
胡蝶蘭の花言葉には「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」「尊敬」「発展」「あなたを愛しています」といった意味があります。
良い意味の花言葉をたくさん持っているので、お祝い事や自分の気持ちを伝えたい時、そして愛の告白など、どのシーンでも使えるのが胡蝶蘭の魅力です。
また、胡蝶蘭の英語の花言葉としても「Love(愛情)」や「Beauty(美しさ)」「Luxury(高級・豪華さ)」「Refinement(上品さ・優雅さ)」などが挙げられます。
日本語でも英語でも、とても良い意味の花言葉がたくさんつけられているので、まさに誰に贈っても喜ばれる花言葉を持つ花の代表といえます。
目次
胡蝶蘭の花言葉の由来は?

胡蝶蘭の花言葉は、胡蝶蘭という花が持つ優美な姿に由来しています。
胡蝶蘭の花の姿が、蝶が舞い踊っているように見えることから「幸福が飛んでくる」といったような花言葉に繋がっています。
胡蝶蘭の美しさから学名は、愛と美の女神であるアフロディーテに基づいた「Phalaenopsis aphrodite(ファレノプシス・アフロディーテ)」となっています。
それが英語の花言葉である「Love」「Beauty」「Luxury」「Refinement」は、日本語の「純粋な愛」「あなたを愛しています」の由来になっています。
胡蝶蘭の花言葉には怖い意味もある?
胡蝶蘭の花言葉には、怖い意味はありません。
愛と美の女神アフロディーテにちなんだ花ですから、むしろ美しさを賞賛したり、愛を伝えたりするのにぴったりな花言葉や、お祝いに良さそうな発展的な花言葉ばかりとなっています。
ただ、日本ではお祝いの贈り物としても人気ですが、胡蝶蘭の白い花は葬儀でもよく見られるようになっています。葬儀でよく見かけるから、悲しい意味があるのかもしれないと思われることはありそうです。
しかし、実際には怖い意味や不吉な意味はないので、送る時も、もらう時もその意味については深読みしなくても大丈夫です。
そもそも、胡蝶蘭はどんな花?
胡蝶蘭は、ラン科の植物で、東南アジアに分布している多年草です。
原産地は熱帯アジアで、その開花期は3月から5月の春頃と言われますが、温室栽培や温かい室内で育てるなどすれば違う時期でも花を楽しむことができます。
「蝶が舞い踊っているような」華やかな見た目ですが、香りは少なく、また花粉も落ちにくいという特徴があります。
私たちがよく見かけるのは同じ方向を向いて垂れ下がって咲くタイプですが、バラバラの方向を向いて咲くものもあります。
その花のサイズも大中小と分かれており、色も様々で、胡蝶蘭は世界中で数万種類もあるとも言われています。
胡蝶蘭の色別の花言葉を解説
ここからは、胡蝶蘭の色別に花言葉を紹介していきます。
白い胡蝶蘭の花言葉は?

白い胡蝶蘭の花言葉は「清純」「純潔」です。
華やかだけれど、何物にも染まっていない白い胡蝶蘭は、とても清らかで美しい乙女を連想させます。その花の姿からこのような花言葉がつけられたようです。
白い胡蝶蘭の見た目と花言葉から、結婚式のブーケとして人気があります。晴れの門出を飾るにふさわしい花といえます。
ピンク色の胡蝶蘭の花言葉は?

ピンク色の胡蝶蘭の花言葉は「あなたを愛しています」です。
白い胡蝶蘭が清らかで無垢な乙女ならば、ピンク色の胡蝶蘭は恋を知り、頬を染めた愛らしい乙女といった印象です。その可愛らしさと乙女の一途さが感じられることから、この花言葉がついたようです。
たくさんの愛を伝えたい時にはピンク色の胡蝶蘭がぴったりです。
黄色の胡蝶蘭の花言葉は?

黄色の胡蝶蘭の花言葉は「進出」「活発」「商売繁盛」です。
実は黄色に関してはその由来がハッキリしていないのですが、黄色は風水では金運との結びつきが強い色であること、黄色自体がビタミンカラーと呼ばれ、はつらつとしたイメージがあることから、これらの花言葉がついたようです。
鮮やかな黄色の胡蝶蘭は見るたびに元気になれそうです。
青色の胡蝶蘭の花言葉は?

青色の胡蝶蘭の花言葉は「愛」「尊敬」「誠実」です。
青色は花を青に染めたものなので、胡蝶蘭自体が持っている花言葉がつけられています。
ただし、遺伝子技術を取り入れた品種改良によって生まれた「ブルージーン」には、その成り立ちからか「奇跡の巡り逢い」という特別な花言葉がつけられています。何ともロマンチックです。
紫色の胡蝶蘭の花言葉は?

紫色の胡蝶蘭の花言葉は「誠実」「尊敬」です。
紫色の胡蝶蘭には、実は決まった花言葉を持っていません。しかし、紫は昔から高貴な色とされていることから、この花言葉がついたとされています。
胡蝶蘭が持つ英語の花言葉、「Luxury(豪華さ)」「Refinement(優雅さ)」なども、紫色にはぴったり合いますね。
胡蝶蘭のおすすめの贈り方を紹介

ここからは、おすすめの胡蝶蘭の贈り方をシーン別にご紹介します。
開店・開業祝い
見た目も華やかで見栄えのする胡蝶蘭は、開店祝いや開業祝いの贈り物に向いています。
胡蝶蘭の花言葉には「幸せが飛んでくる」「発展」という意味がありますから、その後の発展を祈念していることがしっかり伝わります。
また、黄色の胡蝶蘭には「商売?盛」という花言葉があるので、見た目の華やかさはもちろん、縁起担ぎとしても喜ばれます。
贈る際には花束よりも、ぜひ鉢植えを。そのほうが長く咲き続き、見栄えの良さが続きます。
結婚祝い
その学名から愛と美の女神アフロディーテにあやかれそうな胡蝶蘭は、結婚式の贈り物にも最適です。
特に「純粋な愛」「幸福が飛んでくる」の花言葉を持つ白い胡蝶蘭や、「あなたを愛します」の花言葉を持つピンク色の胡蝶蘭は、実はウエディングブーケとしても大人気です。優雅な花姿の胡蝶蘭は、その門出を晴れやかに祝福してくれます。
プレゼントにするなら大きく華やかさのある花束にして渡すと、もらった方の喜びもひとしおです。
母の日
「幸福が飛んでくる」「尊敬」「愛」などの花言葉を持つ胡蝶蘭は、母の日の贈り物としても喜ばれます。
基本的に良い花言葉しかない胡蝶蘭ですので、白はもちろんですが、ピンク、黄色など、相手が好きな色を取り入れるのもおすすめです。特にその見た目の華やかさと「あなたを愛しています」の花言葉から、ピンク色の人気が高いようです。
お花を育てるのが好きな人に贈るなら、お部屋においても楽しめる小さめの鉢植えをプレゼントすると喜ばれます。
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