馬顔の特徴は？パーツ別のメイク術や代表的な女性芸能人を紹介

馬顔とは？

馬顔とは、馬のように面長で、シャープで整った顔立ちを指します。

昔から「馬面」という言葉もあり、日本では馴染み深い、ポピュラーな顔の系統の1つです。縦に長いフェイスラインは大人っぽく、実年齢より上に見られる傾向があります。

ただ、「馬面」という言葉の響きや、縦に長い顔に対してコンプレックスを感じている方も多いようですが、スーッと通った鼻筋に彫りの深いパーツなど、美形要素が詰まった魅力的な顔立ちでもあります。

その証拠に、イケメン・美女と称される有名芸能人の中にもたくさん馬顔の方がいらっしゃいます。自分が気づいていないだけで美男美女が多く、魅力的な顔立ちなのが馬顔さんなのです。

馬顔の女性芸能人は？

馬顔の男性芸能人は？

馬顔の特徴を解説

ここからは、馬顔の特徴について、詳しく解説していきます。

面長な輪郭

馬顔の最大の特徴といえば、やはり面長の輪郭です。馬顔は本物の馬のようにシュッと縦に長いフェイスラインをしていて、スッキリとした印象や大人びた印象を与えています。

知的でクールな雰囲気もあり「あの人勉強ができそう」「仕事ができそう」と思われることも多いはず。縦に長いフェイスラインは女性を中心にコンプレックスに感じる方もいますが、こうした良い印象を与える役得な動物顔といえます。

また、頬もスッキリとシャープなラインをしているので、痩せているように見えるのも、馬顔の長所といえます。

シャープな顎

馬顔は、本物の馬のように顎がシャープでスッキリとしています。

細い顎は口元をスッキリ見せてくれる他、顔全体を引き締めてくれる効果があるため、普通にしていても知的な雰囲気や、大人っぽいクールな印象があります。

また、視覚的な錯覚として、人は顔がスッキリしていると体型まで痩せているように見えます。そのため馬顔の人は普通の体型でも痩せているように見られることが多く、モデルのような雰囲気があります。

逆に小動物系の顔のようにフェイスラインがふっくらしていると、体型までふくよかに見えるため、痩せて見えるのは馬顔の特権といえます。

狭いおでこ

馬顔の人は面長なので、顔の面積が広そうに見えますが、おでこの幅だけは狭いという特徴があります。そのため、顔の下半分の面積が広い人が多く、その顔の余白の面積のバランスが、より面長な印象を与えています。

本物の馬も両目が顔の上部にきていて鼻から口元までの距離が長いため、より馬に近い顔立ちといえます。

人間の顔立ちの傾向として、顔のパーツが下に集まっていると輪郭が丸く見え、幼い印象になります。対して馬顔はおでこが狭いゆえに目が上のほうにあり、パーツが縦長に並んでいるので大人っぽい顔立ちに見えるのです。

キリっとした切れ長の目

馬顔の最大の魅力であるクールビューティーな印象を強めているのは、キリっとした切れ長の目です。馬顔の目元は、本物の馬のように横にスーッと長く、シャープな形をしています。

切れ長の目は、性別や年齢を問わず、知的で落ち着きのある印象を与えてくれます。そのため、特別なことをしていなくても「頭が良さそう」と頼りにされたり、しっかり者と思われて信頼されたりすることが多いです。

また、本物の馬のように両目が中心から離れている傾向があります。この絶妙な目の距離とのバランスが、個性的な美しさを生み出しています。

スーッと鼻筋が通る高い鼻

本物の馬も顔のパーツの中で一番鼻が特徴的なように、馬顔の人も鼻筋がスーッと通った、印象的な高い鼻をしています。シャープな鼻を持っているからこそ、美男美女が多く、横顔もキレイなのが特徴です。

日本人離れした彫りの深い形をしており、こっそりと馬顔の人の美しい鼻筋に見とれている人も少なくないはず。

また、本物の馬と同じく、鼻全体が長い傾向があります。そのため中顔面の人が多く、大人っぽいクールな雰囲気を作り出しています。ただ鼻が長いだけでなく、鼻と上唇の間の人中は短いため、顔が整っていて美形に見えます。

唇が薄く、小さめの口元

馬顔の人は唇が薄く、小さめの口元であることも特徴の1つです。

本物の馬も切れ長な目や鼻筋の通った長い鼻が目立っていて、口元の印象があまりありません。同じく馬顔の人も口元は控えめで、あまり目立たない傾向があります。

目や鼻、面長の輪郭など他の特徴が目立っているぶん、口元の控えめさが良いバランスを作り出しています。この絶妙な顔のパーツのバランスが、淡白で洗練された馬顔の美しい顔立ちを生み出しているのです。

また、口元の印象が薄いため、笑うとより笑顔の印象が強くなり、好感度が高いというのも馬顔の特徴です。

クールな雰囲気

馬顔の魅力は、なんといっても端正で整った顔立ちから醸し出す、クールな雰囲気です。

凛々しい太い眉、シャープな面長のフェイスライン、キリリとした切れ長の目、鼻筋がスーッと通った長く高い鼻、そして小さく尖ったシャープな顎など、かっこいい要素がたくさん詰まっています。

そのため、顔が整っている顔立ちの中でも「かわいい」系統ではなく、女性も男性も「キレイ」や「かっこいい」系統に分類される傾向があります。

また、子供っぽい印象はほぼなく、子供の頃から実年齢より上に見られたり、しっかり者として見られたりすることが多いです。

あなたは馬顔？　自己診断チェック

あなたは馬顔かどうか、次のうち、いくつ当てはまるかで診断します。

□自分の顔は縦に長いと思う？
□フェイスラインはシャープなほう？
□目は切れ長で、涼しげな印象と言われる？
□鼻筋が通っていて、高さに自信がある？
□頬に丸みがなく、平らでスッキリ？
□小顔に見られることが多い？
□「落ち着いている」「クール」と言われる？

馬顔の性格は？

ここからは、人相学から馬顔の性格を解説していきます。

自立的で1人でいるのが好き

馬顔の持つ狭いおでこは、人相学的に見ると、高い自立心を持っていることを表しています。

人が嫌いなわけではありませんが、それよりも誰に気兼ねすることなく自由に過ごせる1人の時間が大好きという人が多いです。

ただ、馬顔の持つシャープな顎は人相学的に見るとコミュニケーション能力が高いと言われているため、グループ行動でもそつなく動くことができ、周囲から人気が高い傾向があります。

しかし、恋愛においては終始ベッタリは苦手なため、自分の時間も大切にできる自立心のあるパートナーのほうが相性が良いでしょう。

冷静だけど、情熱を内に秘める

馬顔の特徴的な薄い唇は、人相学的には冷静な性格で、心の内に情熱を秘めていることを表しています。

涼やかで控えめな口元は、知的でクールな印象があります。落ち着いて状況を分析する判断力があり、1つずつ堅実に物事を進めていく傾向があります。

また、面長のフェイスラインや鼻筋の通った鼻も、人相学的に安定感や落ち着きがあると言われており、物事に動じない性格であることも冷静さに繋がっています。

しかし、淡白なようでいて、一度決めたことは何が何でもやり遂げるという熱い気持ちを持っているのも、馬顔の性質の特徴です。

マイペースで頑固

馬顔は基本的には冷静で落ち着きがありますが、根幹にはのんびりとマイペースなところがあります。

ただ、事前に計画を練ってコツコツと堅実的に進めていくタイプのため、「これが正解」だと思ったら自分のペースを崩すことはあまりありません。

いつでも冷静であるゆえに、外から見るとイレギュラーが起きても慌てず1人落ち着いているため、マイペースに見られるのも1つの原因といえます。

また、馬顔の人は内に激しい熱を秘めているため、普段は気配りができても「自分にとって大事なことは譲れない」という頑固な一面を見せることもあります。

馬顔におすすめのパーツ別メイク術を解説

ここからは、馬顔におすすめのパーツ別メイク術を紹介していきます。

ベースメイクで縦長感をカバー

面長のフェイスラインは馬顔の魅力の1つではありますが、ベースメイクで縦長の印象を抑えて輪郭をカバーすることができます。

まずは、ファンデーションの塗り方に注目。

肌の粗を隠そうとファンデーションをベタ塗りすると、輪郭が膨張して縦長のフェイスラインがより際立ってしまいます。そこでおすすめなのが、ファンデーションを2色使いして立体感を出すメイク術です。

耳の下から顎の先までのサイドの部分にワントーン暗めのファンデーションを塗るだけで、逆三角形のシャープなフェイスラインが作れます。

2色使いが難しい場合はシェービングをサイドに入れても同じ効果があります。

グラデーションのアイシャドウ

馬顔の人の特徴である縦長感と離れ目は、横に広がるようにアイシャドウをのせることでカバーできます。

まず、アイホール全体に、目の形に合わせてアーモンド形にグラデーションを作っていきます。目頭から黒目の中心までをしっかり濃く、目尻に向かうごとに薄くなるようにのせましょう。

中心に濃い色をのせて視線を集めることで、離れ目をカバーすることができます。

また、グラデーションにより立体感が出て、顔の縦ラインの印象が薄くなります。さらに、目の下にもホワイトや薄ピンクのラメを入れると、女性らしい華やかさをプラスすることができます。

眉は長めに描き、眉尻は下げる

キリリとした凛々しい眉は、眉尻を下げ気味で描くことで、女性らしく柔らかな印象に仕上げることができます。

強い意志を感じる眉も素敵ですが、人によっては気の強い女性という印象を与え、とっつきにくさを感じさせてしまうことも。優し気な印象に仕上げることで、男性も声を掛けやすくなり、異性から好感を得やすくなります。

馬顔の人はもともとつり眉の傾向があるので、丸いアーチを描きながら長めに眉を描くと自然な柔らかさを演出できます。眉の色は髪の色よりもワントーン明るめにすると、より優しく華やかな眉に仕上がります。

ぽってり感を演出するリップ

馬顔さんの知性を感じる涼やかな口元は魅力的ですが、大人っぽさやクールさのある顔立ちが気になる人は、リップメイクでぷっくりした唇と作ると、若々しく女性らしい可愛さを演出できます。

ただ、馬顔の場合、顔の下のほうにある唇に視線を集めすぎると、目と唇の間の余白が目立ち、面長感が強調されてしまいます。そのため、リップは自然の血色のような薄めのカラーを選ぶと良いでしょう。

リップを薄く唇全体に塗った後、つや出しリップやグロスを唇の中心部にのせると、違和感のないぽってり唇に仕上がります。また、唇の中央を中心に少しオーバー気味にリップライナーを引くと、よりぽってり感が増します。

前髪は左右どちらかに分ける

前髪は、顔の輪郭にも大きな影響を与えます。

馬顔の場合、おでこを出してしまうと顔の縦長感が強調されてしまうので、前髪を作っておでこを隠したほうが面長感をカバーすることができます。

ただまっすぐに下ろすよりも、9：1か2：8くらいに分けて、サイドに自然に流すほうが、女性らしい柔らかな印象に仕上がります。

前髪の長さは、目の上くらいの長めのほうが、顔が隠れやすいのでおすすめです。短くても眉下までが理想です。眉より短くなってしまうと、せっかく前髪を作っても余計に顔の縦長感が強まってしまうので、前髪の長さのバランスには注意してください。

メイクをマスターして、馬顔の魅力を引き出そう

女性でも男性でも知的でクールな格好良さがある、魅力的な馬顔。芸能人やモデルにも馬顔の人が多く、人気の動物顔の1つです。

今回紹介した馬顔のコンプレックスをカバーし、さらにキレイに見せるメイク術をマスターすれば、馬顔の持つ魅力を最大限に引き出すことができます。

特徴をうまく活かしつつ、さらなる魅力アップを目指してみてくださいね。