ひまわりの花言葉|色別や本数別の意味、由来や特徴、贈り方を紹介

ひまわりの花言葉は?

夏の風物詩ともいえるひまわりの花言葉は「光輝」「あなただけを見つめる」「憧れ」「情熱」です。

ひまわりの大きさによっても花言葉が変わります。

大輪の場合は「偽りの愛」や「偽金持ち」など、雄大なイメージとは反対の花言葉になります。

小輪の場合は「高貴」「思慕」です。

また、ひまわりといえば黄色の花弁の花をすぐに思いつく人が多いと思いますが、実はオレンジ系や赤・茶色系の花弁のひまわりもあり、花弁の色によっても花言葉が変わります

ひまわりの花言葉の由来は?

ひまわりの一般的な花言葉である「私はあなただけを見つめる」「憧れ」などは、ひまわりが太陽に向かって咲く「向日性」が由来であると言われています。

どこに咲いていても太陽のほうに顔を向け、まるで太陽に届こうとするように真っすぐ長く育つその姿からきているのですね。

ちなみにひまわりは漢字「向日葵」と書き、「日を向く葵」という意味から名づけられました。

英名では「sunflower」といい、太陽に似ているからという節や、「following the sun(太陽に従う)」が由来になったとも言われています。

ひまわりの花言葉には怖い意味もある?

ひまわりの花言葉に怖い意味は特段ありません。

ただ大輪の場合「偽りの愛」「偽金持ち」といったネガティブな花言葉があり、インカ帝国の悲しい歴史が由来となっていると言われています。

インカ帝国には太陽神がおり、ひまわりはその化身として崇められていましたが、スペインによる侵略時にひまわりをモチーフにした宝物が略奪されたのだとか。

ひまわりが敵国のいい様に扱われてしまったことを例えているとされています。

そもそも、ひまわりはどんな花?

ひまわりは、キク科ヒマワリ属の一年草で、実は約60もの種類が確認されています。

太陽に向かって大きな花を咲かせる姿から、「日廻り草」「日輪草」「日車」「日車草」「天竺葵」などの別名もあります。

大きなものでは3mまで成長するものもあり、花弁の色も黄色、オレンジ、紫、茶色、白などさまざまです。

ちなみに近年みる背丈の低い「ミニひまわり」は、品種改良によるものです。

ひまわりの開花時期は7月から10月で、北アメリカが原産です。

花弁が開くまでは太陽を探して動きますが、開くと花弁の向きが東側で固定されます。

ひまわりの花を上手に育てるには?

ひまわりは比較的、育てやすい花と言われており、鉢植えで育てることもできます。

土は、草花用の培養土、または赤玉土6:腐葉土4の土がおすすめです。

場所は日当たり、風通し、水はけが良いところを選び、しっかり肥料を施すことがコツです。

肥料は「緩効性肥料」を使い、花が咲くまで2週間おきに追肥します。

水やりは朝晩の2回が基本で、熱い日中に水をやると蒸発して根を傷つけてしまうため、涼しい時間帯で行いましょう。

ひまわりの色別の花言葉を解説

ここからは、ひまわりの色別に花言葉を紹介していきます。

黄色のひまわり 「願望」「元気な子供」「光り輝く」「憧れ」
オレンジ色のひまわり 「未来を見つめて」「情熱」
「あなたを幸せにします」
赤・茶系のひまわり 「冷静な判断」「悲哀」

ひまわりの本数別の花言葉を解説

ここからは、ひまわりの本数別に花言葉を紹介していきます。

1本のひまわり 「一目惚れ」「あなたが私の運命の人です」
3本のひまわり 「愛の告白」「あなたを愛しています」
7本のひまわり 「密かな愛」「求愛」「恋に落ちる」
11本のひまわり 「最愛」「あなたは私の最愛の人」
15本のひまわり 「ごめんなさい」「謙虚な思い」
17本のひまわり 「絶望の愛」「切ない愛」
99本のひまわり 「永遠の愛」「ずっと一緒にいよう」
108本のひまわり 「私と結婚してください」「一緒に暮らそう」
999本のひまわり 「何度、生まれ変わっても愛します」
「永遠の愛を誓います」

ひまわりのおすすめの贈り方を紹介

ここからは、おすすめのひまわりの贈り方を相手別にご紹介します。

誕生日祝い

ひまわりは「未来を見つめて」という意味の花言葉があるため、年を重ねて未来に進む誕生日を祝うのに、ぴったりの花です。

季節の花のため夏生まれの方に贈るのも喜ばれますし、ひまわりは8月5日、7日、15日の誕生花のため、該当する人に贈ると良いサプライズになるでしょう。

存在感があるためブーケに加えると一層エレガントになりますし、長く楽しんでもらいたいなら鉢植えにして贈るのもおすすめです。

プロポーズ

ひまわりには「あなただけを見つめる」という花言葉がある他、本数によって永遠の愛を伝える意味になるため、プロポーズをする時のプレゼントに最適です。

・1本のひまわりの花言葉「あなたが私の運命の人です」
・99本のひまわりの花言葉「永遠の愛」
・108本のひまわりの花言葉「結婚してください」

一生に残るようなプロポーズがしたい! という方は「何度生まれ変わってもあなたを愛します」の意味がある999本にしてみてはいかがでしょうか。

父の日

ひまわりには「憧れ」という花言葉があるため、お父さんに対する尊敬の気持ちを表すのにぴったりです。

花弁の色は黄色が良いでしょう。

また、太陽に向かって逞しく伸びる姿が家族を守る父親の姿を彷彿とさせます。

またカーネーションなど女性に贈るイメージの強い花とは違い、ひまわりは年齢性別を問わず人気で贈りやすいというのもポイントの1つ。

本数は「思いやりに感謝します」という意味がある8本がおすすめです。

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