「天胡星(てんこせい)」の意味・特徴は?
天胡星(てんこせい)は、四柱推命では「病」にあたる星で、人間にたとえるなら「この世の最後の世代」にあたります。
最後の世代とは、年を取って生命エネルギーを使い果たし、疲れやすくなったり、病にかかりやすくなったり、死期が近づいてくる年代。
老いにより身体の自由が利かなくなっても、人生の中で培った経験や知識は変わりません。
むしろ、身体の自由が利かなくなることで、洞察力や観察眼、想像力などの精神的な活動への比重が大きくなります。
天胡星を持つ人は、想像力があり、豊かな感性の持ち主です。
また、病にかかると健康のありがたみを感じるように、人生や自分の身体への意識が高いのも特徴といえます。
目次
「天胡星」の人はどんな性格の持ち主?
天胡星の人は思慮深く、あまり感情を出すことはしない慎重な性格です。
「病」である天胡星は、前に進む活力は今一つですが、一方で洞察力や感受性が豊かで、頼れるブレーンという立ち位置であることが多いです。
控え目で一歩引いたところから周りを見渡すタイプで、どちらかというと地味で目立ちません。
しかしサービス精神は旺盛で人が喜ぶ顔が好き、意外と社交的でユーモア溢れる一面があります。
頭の回転は速く、物事を素早く把握しますし、計算高く損得勘定に長けています。
なお毒舌家で、人の弱点を的確にグサリと突くような厳しさがあり、敵を作ってしまうことも。
頑固でプライドも高いので、初対面の場合「扱いにくい人物」と思われることも少なくないでしょう。
「天胡星」の人の恋愛傾向は?
天胡星の人にとって恋愛は、穏やかで楽しいのが一番という考え方です。
毒舌家で斜に構えたような雰囲気を漂わせる天胡星は、好きな人ができても自分からはなかなか行動しません。
受け身で相手の様子を観察しながら、近づけるチャンスを窺い、傷つくことや失敗を嫌うため、確実に成就できるという確信がないと動きません。
そして恋愛に対しては意外とロマンチスト。
サービス精神も旺盛なほうで、交際では相手を楽しませようとしますし、相手にも楽しませてくれることを望みます。
「楽しい恋愛」を求めるため、やや浮気性なところはありますが、遊びは遊び、本気は本気と自分の中で切り分けており、本気の場合は結婚を視野に入れて付き合うなど一途なところもあります。
「天胡星」の人の仕事運・適職は何?
エネルギーが弱く、ストレスや疲労を抱えやすい天胡星の人は、頭脳労働や感性が求められる仕事に適性があります。
頭脳明晰で観察眼が鋭い天胡星は、基本的に頭脳労働に適しています。
たとえば研究開発など緻密さが求められる仕事や企画、経理や総務などのバックヤード、教師や塾の講師、カウンセラーやコンサルタントなどデスクワークに向いています。
特に経済観念が抜群なので、お金に関する仕事で手腕を発揮するでしょう。
また身体や健康への関心も高いため、医師や薬剤師、アロマテラピスト、整体師にも向いています。
画家や画商、陶芸家、ピアニストなどの芸術関係にも適性がありますが、エネルギーが少ないため体力をあまり使わない仕事のほうが良いでしょう。
天胡星(てんこせい)の位置は? 人体図の配置別に解説
算命学では、生年・生月・生日から1人1人に全8種類の星を割り出して『人体図』と呼ばれる、いわば“運命の縮図”のような表に当てはめていきます。
人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足という8つの項目があり、このうち頭と胸、腹、右手と左手には、その人の個性や、各場所が指す人たちとのつながり方などが自然と表れるのです。
ちなみに左肩、右足、左足は順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表していて、その時代にどんな流れがやってくるのかを導き出すことができます。
天胡星が初年期(左肩)にある人の特徴は?
天胡星が初年期(左肩)にある人は心が敏感で繊細、傷つきやすい面が強調されます。
天胡星は、病を目の前にして我が身を振り返るような、どちらかというとネガティブなエネルギーが強いです。
「こうありたい」というプライドが高い反面で思うように動けないストレスやジレンマ、自己肯定感が低くなることが多いです。
頭の回転は速いのに行動に移したり、「自分はこう思う」など自己主張をしたりすることが少ないため、消極的だとも思われがちです。
結果として、なかなかチャンスが得られないなど不遇な状況に立つことも多く、負のスパイラルに陥りやすい面も。
しかし、物事に対して慎重で、地に足がついた考え方をする面では定評があります。
的確なアドバイスで人を救うことも少なくないでしょう。
天胡星が中年期(右足)にある人の特徴は?
天胡星が中年期(右足)にある人は悩みやすく、人生に対して生き辛さを感じやすい傾向が強いです。
天胡星は中年期の場合、意識が内側に向かうことが多く、ストレスや「自分とは」という問いに悩むことが多いです。
頭脳明晰で知識欲が高く、読書好きであったり、物事を広く観察したりするなど、能力はとても高いのですが、今一つ自分に自信がなく、強く打ち出ていくことに苦手意識を感じやすいです。
しかし「迷い」や「悩み」について考え続ける思慮深さが中年期の特徴でもあり、悩みながらも世の中とうまく折り合いをつけ、生きることへの真理を探究することがテーマでもあります。
哲学や心理学、自己啓発に夢中になる人も少なくないでしょう。
天胡星が晩年期(左足)にある人の特徴は?
天胡星が晩年期(左足)にある人は自分らしく、マイペースに生きるタイプです。
エネルギーが弱い場合、周りに流されやすい傾向がありますが、天胡星の場合はしっかりと「自分の好き嫌い」や「こうしたい」という気持ちを持って進むことができます。
晩年期にある人は、初年期や中年期よりも人付き合いがうまく、賑やかな場所でもうまく立ち回ることができますが、オンとオフはきっちり分けるタイプ。
無理はせず、人の輪から外れてマイペースで過ごすことが多いでしょう。
また、エネルギーの弱さとも上手にバランスを取ることができるため、比較的健康で行動的であることも多いです。
ただし、自分の力を過信しすぎると失敗してしまうので、慎重さを忘れないように心がけましょう。
人体図に「天胡星」が2つある人の特徴は?
天胡星を2つ持っている人は洞察力や観察眼に優れているタイプです。
天胡星は、運勢的なエネルギーが弱く、自分で前に出ることはあまり好みません。
しかし、一歩引いて周りを観察することで、状況を的確に判断したり、相手がどう考えているのかを察してみたり、細やかさが求められるような状況で活躍できます。
特に2つ星を持っている場合、直観力にも磨きがかかり、未来を見通すような力を発揮することも少なくありません。
また、現世利益よりも無償の愛が強くなるなど、奉仕的な活動も強くなるのが特徴です。
「人が喜ぶ顔が見たい」という気持ちで尽くしたり、サービス精神を発揮したりと、人と人のつながりやクリエイティブな仕事への活動が多くなるでしょう。
【まとめ】天胡星を持つ人はこんな人!
天胡星を持つ人は受け身で慎重、しかし鋭い観察眼を持つ頼もしきアドバイザーです。
性格は受け身で細かいことを気にするタイプ、引っ込み事案でエネルギーが弱い傾向がありますが、芯が強くマイペースです。
仕事は知識や観察眼、緻密さが求められるような頭脳労働が得意、特に経理関係と健康に関する分野で活躍できそうです。
金運は節約上手でコツコツと貯蓄していくタイプ。
自己肯定感が低く悩みやすいですが、そのぶん、人の痛みや弱さに共感することができるでしょう。
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