「天堂星(てんどうせい)」の意味・特徴は?
天堂星(てんどうせい)は、四柱推命では「衰」にあたる星で、人間にたとえるなら「60代以降の老年期」にあたります。
老年期は、今ではまだ現役バリバリという人もいますが、昔は盛りを過ぎて隠居するくらいの年齢。
そのため、体力や活力は少ないのですが、優れた洞察力や観察力、そして冷静な判断が得意です。
基本的には受け身で物事に対しての反応もゆるやかですが、そのぶん落ち着きがあり、物事にじっくりと取り組みます。
柔軟性もあり、相手をうまく包み込んだり、良い方向に導いたりといった柔らかなリーダーシップも持ち合わせているのが特徴です。
天堂星を持つ人は、とても慎重で堅実、地に足がついた行動を好みます。
目次
「天堂星」の人はどんな性格の持ち主?
天堂星の人は控え目で優しく、そこにいるだけで安心感を与えるような雰囲気があります。
「衰」である天堂星は、人生の盛りを過ぎていることから、前に進むという活力はいまひとつなのですが、そのぶん洞察力が鋭く、細かい部分にもよく気がつきます。
落ち着きがあり、誰に対しても穏やかな姿勢を崩さないため、自然と周りから親しまれ、頼られることも多いでしょう。
クールな判断力と的確な指摘をするため、情熱的なリーダーの参謀、という立ち位置がぴったりです。
一方で、物静かなあまり、ミステリアスで自分のことを隠したがる傾向があります。
また、あまり感情を表に出すことがないため、何を考えているかわからない一面があるでしょう。
「天堂星」の人の恋愛傾向は?
天堂星にとって、恋愛は信頼できる人と過ごすことです。
自分のことよりも相手のために行動することを好む天堂星は、恋愛でも受け身なタイプ。
好きな人ができても、物陰からそっと見守るような静かな恋愛を好みます。
しかし消極的という訳ではなく、信頼や親密度を高めるためにジワジワと距離を近づけていったり、相手が喜ぶような行動をしたり、意外と戦略的な面もあります。
交際は誠実で一途、お互いに心地良く過ごせるような安心感や信頼、絆を大切にします。
結婚願望も強いのですが、それは「愛する人と一緒にいたい」という気持ちからであり、安定や将来のことはそれほど考えていないこともありますが、家族愛は強く、親やこども、パートナーに誠実に向き合うでしょう。
「天堂星」の人の仕事運・適職は何?
責任感が強く、コツコツと地道に努力していく天堂星は、堅実で安定した仕事に適性があります。
天堂星は、自分の利益や出世よりも、社会的に有益だったり、人が喜んでくれたりするような仕事を好みます。
また、安定志向で保守的、伝統やルールを守ることを大切にすることから、公務員や歴史のある企業、古い体制が残るような職場に適性があります。
大きな変化や決断が求められることに苦手意識がありますが、持ち前の観察力と判断力で適切な行動を起こしていきます。
基本的に受け身で控え目ですが、影でそっとサポートしてくれる頼りがいのある人物として重宝されるでしょう。
また、マイペースなので自分の裁量で仕事ができるフリーの仕事にも向いています。
天堂星(てんどうせい)の位置は? 人体図の配置別に解説
算命学では、生年・生月・生日から1人1人に全8種類の星を割り出して『人体図』と呼ばれる、いわば“運命の縮図”のような表に当てはめていきます。
人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足という8つの項目があり、このうち頭と胸、腹、右手と左手には、その人の個性や、各場所が指す人たちとのつながり方などが自然と表れるのです。
ちなみに左肩、右足、左足は順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表していて、その時代にどんな流れがやってくるのかを導き出すことができます。
天堂星が初年期(左肩)にある人の特徴は?
天堂星が初年期(左肩)にある人は、引っ込み思案な恥ずかしがり屋な特徴が見られます。
天堂星は、前に立って行動するよりも後ろでサポートに回ったほうが安心できる性質です。
特に初年期は、まだ魂としての経験も浅く、自分の才能や力をしっかり把握できていません。
自己肯定感が低い傾向があり、生まれつき、もしくは生まれ育った環境で抑圧や苦労が多い可能性があります。
そのせいか、自信のなさや受け身の面が目立ち、社会に出ても苦労することが多いかもしれません。
しかし、コツコツと努力を重ねて経験を積むことで、少しずつ自信も現れ、前に出ることができます。
晩年になるほど安定してくる運気です。
体質として虚弱な傾向があるため、健康管理には注意したほうが良いでしょう。
天堂星が中年期(右足)にある人の特徴は?
天堂星が中年期(右足)にある人は、調子良くバランス感覚に優れた人物になる傾向が見られます。
天堂星は中年期になると、相手や周りの空気を読みながら、うまく立ち回ることが得意になってきます。
穏やかで争い事を好まず、誰に対しても安定した姿勢で向き合うことができるなど、人付き合いでは要領良く立ち回ることが可能です。
また控え目ですが、抜群の洞察力と観察眼で物事をしっかり見通し、適切にサポートすることができます。
受け身ですが聞き上手だったり、相手に安心感を与えたりするため、親しまれることが多いでしょう。
一方で気疲れしやすく、自分が言いたいことを言えないなど、ストレスは溜まりやすいかもしれません。
流されやすく、本意ではない方向に向かいやすいので注意しましょう。
天堂星が晩年期(左足)にある人の特徴は?
天堂星が晩年期(左足)にある人は、心穏やかで落ち着いた運気に包まれています。
天堂星は生まれつきエネルギーが弱く、控え目な印象を与えますが、晩年期は「酸いも甘いも噛み分けた、落ち着いた人物」という熟年の雰囲気を漂わせます。
余計なプレッシャーがなく、ありのままの自分を表現できるので、そこはかとない自信を感じさせるでしょう。
人生としては意外と波乱万丈でアップダウンの経験が多くなりがちですが、マイペースで苦しいながらも自分が好きなことをコツコツ進めていくなど、飄々としたところがあります。
対人関係は、器用で誰からも好まれるタイプですが、八方美人なので面倒なタイプから言い寄られるなど面倒に巻き込まれることも。
流されやすいので、「自分はこう生きる」という信念をしっかり持つことが大切です。
人体図に「天堂星」が2つある人の特徴は?
天堂星を2つ持っている場合は、家族やパートナーへの愛が強いタイプです。
天堂星は、運勢的なエネルギーが弱く、自分が前に出るというよりは、人を助けながら守ってもらう傾向が強いせいか、仲間や家庭を大切にします。
お金や仕事、自分の趣味よりも、まずは「家族や仲間のため」という意識が強く、誰かを助けるための労力は惜しみません。
高い理想を持ち、献身的に振る舞うことに充実感を得るでしょう。
内面も優しく、争い事を好まない穏やかな心根の持ち主ですが、流されやすく主体性がありません。
頼まれると「イヤ」と断ることができないため、1人で苦労を背負い込んでしまうことも少なくないでしょう。
恋愛では尽くす系になりやすいタイプといえます。
【まとめ】天堂星を持つ人はこんな人!
天堂星を持つ人は、控え目で落ち着きがありますが、人付き合いが良く献身的なタイプです。
性格は保守的で穏やか、欲が少なく、誰かのために頑張ることに充実感を得ます。
若い頃は自信がなく引っ込み思案、苦労が多い傾向がありますが、経験を積むことで克服することができるでしょう。
仕事は保守的で安定しており、人のために頑張るなど、奉仕的な仕事に適性があります。
金運は堅実で着実に財を成していくことが可能ですが、自分以外の人に使うことが多いかもしれません。
周囲に流されやすいところがあるので、主体性を持って生きる姿勢が幸運を引き寄せるでしょう。
宿命・運勢・性格を完全無料で占います
↓算命学の超細密・本格占いはコチラ↓
【山倭厭魏】が本格・算命学の理論を駆使して
あなたの人生と運命の一部始終を詳細に占います
TV出演/雑誌監修/書籍出版/イベントなど多岐にわたる活躍。確かな実績と自信があるからこそ、多くの顧客が支持する山倭厭魏の人生鑑定。この鑑定であなたの人生の「運命反転劇」を現実のものにしてください。
・ようこそ。こちらへお越しいただきまして深いご縁を感じます。
・中心星で見る、あなたの人生における宿命と使命
・第一従星で見る、晩年のあなたの暮らしと生き甲斐
・第二従星で見る、近い将来あなたに舞い込みやすい幸運
・現在、あなたが周囲の人に与えている影響や変化
・あなたが今後の人生で築く人脈と大切な縁
・【陰占命式】六十干支で知る、あなたの性格と人柄
・【陰占命式】あなたの長所とまだ花開いていない素質
・あなたの生涯の「仕事運」と「成功運」
・あなたの生まれ持った金運と生涯で成す財産
・あなたの恋愛運と結婚によってあなたが手にする幸せ
・現在、あなたに巡っている「運気」と「人生のテーマ」
・≪運命反転≫あなたの人生に変化をもたらす一大転機
・【●月●日】あなたの身近に生じる影響と迫られる決断
・今後、あなたが乗り越えるべき壁と、人生好転の秘訣
・3年後、あなたにとって“必要不可欠になっている”ものや日常
・5年後、あなたが人生で叶えている目標
・健やかな晩年を過ごすために健康で気を付けること
・晩年、あなたが手に入れている人生の成功と幸せ
・あなたの毎日を充実させ、幸せな人生を進むために
算命学・十二大従星はこちらで解説しています
算命学・十大主星はこちらで解説しています
人気番組出演で「当たる」と話題沸騰!
【山倭厭魏】が詳細な命式でズバリ鑑定
↓算命学であなたの運命を占います↓