「天庫星(てんこせい)」の意味・特徴は?
天庫星(てんこせい)は漂っていた魂が入墓し、後世を見守る時代を表す星です。
天庫星は四柱推命では「墓」にあたる星で、人間にたとえるならあの世に旅立った「死後の世代」にあたります。
死後の世代とは、この世から肉体がなくなり、霊魂だけになった「無」の状態を指しますが、そこから墓に入り、子孫を見守る…そんな世代を指します。
「無」なので、「こうしたい」という情熱や欲求はありませんが、代わりに周りの人や自分の子供、子孫のために役目を果たしたいという気持ちが強くなります。
現世では、長男や長女、あるいは一人っ子や跡継ぎとして、その家系を守る責任を負う役目を担う人が天庫星になりやすい傾向があります。
目次
「天庫星」の人はどんな性格の持ち主?
天庫星の人は責任感が強く真面目、そしてストイックな魂を持つ努力家です。
「墓」である天庫星は、「自分の役割を果たす」という運命を背負っているせいか、とても使命感に満ちていて、物事に対しても現実的で厳しい一面を持っています。
しかし、私利私欲で行動することはなく、すべて周りや愛する人のため、チームや仕事のために、努力を重ねるということが多いです。
歴史やルールを重んじる、礼儀正しく規則を守る性格ですが、新しいことや変化を受け入れることは苦手です。
感情表現が不器用で誤解されることも少なくありませんが、人となりを知れば頼られ、慕われるタイプです。
ただし、頑固で融通が利かない面もあり、ネガティブ方面に傾くと傲慢でワンマンな顔を見せることがあるでしょう。
「天庫星」の人の恋愛傾向は?
天庫星の人は、心に決めた人をひたむきに愛する一途なタイプです。
誠実で責任感が強く、曲がったことが嫌いな天庫星は、恋愛でも倫理や常識を重んじ、誠実に相手と向き合うことを好みます。
基本的には軽はずみな行動はせず、じっくりと時間をかけて距離を深め、信頼を育んでいくような恋愛をしますが、自由恋愛にこだわらず、お見合いなどで結婚を決めることもあります。
交際が始まっても、なかなか本音を見せることができずにドライに接するため、誤解されることが多いかも。
結婚後もドライな態度はあまり変わりませんが、家族や家庭、仕事と大切にします。
また、家族を持った場合は、どんなに辛くてもひたむきに努力し、自分の役割を全うするために力を尽くすでしょう。
「天庫星」の人の仕事運・適職は何?
天庫星の人は、周りのために力を尽くす仕事に適性があります。
頑張り屋ですが自己アピールが苦手な天庫星は、自分のペースでコツコツと頑張れる仕事や環境が向いています。
歴史や伝統がある会社や、ルールや規則が厳しい会社など、「個」よりも「団体」を重んじる傾向がある職場・会社でうまく馴染むことができます。
たとえば警察や政治家、教師、自衛隊など公務員や、銀行や信用金庫などの金融関係、また地元に密着した中小企業などで出世することができるでしょう。
また責任感が強く、自分の力で切り盛りするような自営業もおすすめです。
仕事に関しては求められると頑張ってしまうワーカホリックになりやすいので、時間の管理を心がける必要があります。
天庫星(てんこせい)の位置は? 人体図の配置別に解説
算命学では、生年・生月・生日から1人1人に全8種類の星を割り出して『人体図』と呼ばれる、いわば“運命の縮図”のような表に当てはめていきます。
人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足という8つの項目があり、このうち頭と胸、腹、右手と左手には、その人の個性や、各場所が指す人たちとのつながり方などが自然と表れるのです。
ちなみに左肩、右足、左足は順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表していて、その時代にどんな流れがやってくるのかを導き出すことができます。
天庫星が初年期(左肩)にある人の特徴は?
天庫星が初年期(左肩)にある人はリーダーシップがあり、周りをまとめるのが得意です。
天庫星は、この世から肉体がなくなり、魂が墓に入る段階の状態です。
自分のことよりも、周りに対する気配りや気づきが多く、細かい部分までサポートしてくれます。
加えて強い責任感と、献身的な行動力で、役割を全うするために力を尽くします。
私利私欲ではないため、周囲からの信頼も厚く、それがまた人柄を磨き、人望が輝きます。
頼りがいのあるリーダーとして活躍することができるでしょう。
一方で、精神的な成長が早いため若い時は周囲から浮いてしまう傾向があります。
賑やかに過ごすというより、どこか大人びた雰囲気のある若者になるでしょう。
天庫星が中年期(右足)にある人の特徴は?
天庫星が中年期(右足)にある人は礼儀正しく真面目な人物といえます。
天庫星は中年期の場合、「自分の役割」を強く意識するようになります。
四柱推命でいう「墓」にあたる天庫星は、その名のとおり「墓」を守るための役割を担う者です。
自分の気持ちややりたいことを達成するより、運命的に定められた役割を全うすることが生きがいになります。
そのため、あまり自己表現はせず周りを尊重するなど、協調性が高い人物になる傾向が強く、おおむね控え目で従順、礼儀正しく真面目です。
仕事を任せたら責任を持って最後まで成し遂げてくれるでしょう。
一方で、こだわりが強く融通が利かないところがあります。
一度決められたことを曲げる、ということに抵抗を感じるでしょう。
天庫星が晩年期(左足)にある人の特徴は?
天庫星が晩年期(左足)にある人は、周りをよく見ている観察者タイプです。
年を取ると性格が円くなる人が多いですが、まさに天庫星が晩年期にある人も、心が穏やかで周りに対する気配りを忘れません。
周りがあってこそ、自分という気持ちが強く、周囲のためにできることを探し、責任や役割を全うしようとします。
基本的に優しく穏やか、包容力もあり、頼りがいのある人物です。
しかし感情表現は苦手で不器用なところがあり、表面的には穏やかだけど本当は何を考えているのか計り知れないというところがあります。
たとえるなら、村の長老や村はずれに住んでいる隠居した人物などのイメージです。
あまり表舞台で活躍しませんが、ここぞという時に頼りになるアドバイザーのような人物といえます。
人体図に「天庫星」が2つある人の特徴は?
天庫星を2つ持っている場合は、大きな転機により人生がガラリと変わるタイプです。
天庫星は、基本的には穏やかで落ち着いた人生を送りますが、中年期など人生の半ばあたりに大きな変化が起こりやすいと言われています。
たとえば仕事で転職して全く違う人生を送るようになったり、結婚や離婚によってそれまでの生活スタイルや人生、キャリアが変化したり、まさに転機を経験することが多いです。
順風満帆に進んでいる場合、その転機によって人生そのものがガラリと変わるため、まるで2回、新たな人生を送っているような感覚になる人も少なくありません。
その転機をうまく活かすかどうかによって、その後の人生が変わってくるのでチャンスがきた時には見逃さないように注意が必要です。
【まとめ】天庫星を持つ人はこんな人!
天庫星を持つ人は、自分のことより周りを優先する人格者です。
性格は穏やかで控え目、責任感があり、周りから信頼される人物です。
しかし、礼儀やこだわりを優先することも多く、人によっては「融通が利かない」と捉える人もいます。
真面目さ故に自ら苦しい道を進むこともありますが、周りのためだけではなく「自分の幸せ」を意識することが開運に繋がります。
人生の中で大きな転機に見舞われた時は、ぜひポジティブな方向を選ぶように心がけてください。
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