本当は相手のことが好きで好きで仕方ないのに、本人を目の前にするとついつい素気ない態度を取ってしまい後悔する…あなたにもそんな経験、ありませんか?
あなたが好きな人に取ってしまう、心とは裏腹のその素気ない行動や、気になる相手があなたに見せる冷たい態度は本心ではなく、もしかしたら「好き避け」と呼ばれるものかもしれません。
あまり耳慣れない言葉ですよね。
その「好き避け」って何? っていう感じの方も多いと思います。
そんなあなたのために、今回は、特に女性に多いとされる「好き避け」について、詳しく見ていきましょう。
目次
好き避けとは?
好き避け(すきよけ)とは、「好きゆえに避けてしまう」という行動のこと。
「すきさけ」と読むこともあります。
これは、自分が相手に寄せている好意とは裏腹に、思っていることと逆の行動をしてしまう行為です。
つまり、好きなのに嫌いとか興味ない、という態度を取ってしまうことなんです。
ツンデレではなく、ただひたすらツンツンしちゃうことでもあります。
これはよく小学生ぐらいの男の子が、好きな子をついいじめてしまうような行為とちょっと似ているかもしれませんね。
好き避けしてしまう人の心理を解説
それでは好き避けしてしまう人の心理は、一体どのようなものなのか、についてお話していきたいと思います。
好き避けをしてしまう人の心理として「自分に自信がない」ということがあります。
自己肯定感が低く「私なんて…」や「私には無理」などのように考えてしまう傾向があるようなのです。
そのため「自分なんかに好かれたとしても嬉しくないだろう」とか「好きなことを知られて嫌な顔をされたらどうしよう」というようなことが常に頭の中をぐるぐるしてしまい、自分の気持ちを表に出すことができないんです。
このように、好き避けをしてしまう女性は、本当に好きな人には、嫌われるのが怖くてなかなか素直になれない部分がある、ということなんですね。
好き避けしてしまう人が取りがちな行動1 相手から逃げてしまう
自分に自信がない人は、自分では知らず知らずについ、好き避けの行動を取ってしまうケースが多いようです。
自覚がない、という人もきっと多いと思うので、まずは今からお伝えすることが自分に当てはまっていないかどうか、チェックしてみてください。
まず一番わかりやすいのが「相手から逃げてしまう」という行動です。
大好きだから、本当はその人と話したいのだけれど、いざとなると話すのが恥ずかしかったり怖かったりして相手と会わないように逃げてしまったり、ツンツンして話しかけられないようにしたりしてしまいがちになります。
あなたは大丈夫でしょうか?
好き避けしてしまう人が取りがちな行動2 相手と目線を合わせない
2つ目は「相手と目線を合わせない」という行動です。
これ、結構やってしまいがちなんですよね。
好きな人を前にすると恥ずかしくなって、全く相手を見ることができないんですよね。
そしてそれを隠そうとして、相手を無視するような態度を取ったり「あなたと話したいなんて思っていないんだけど」のような態度を取ってしまったりしてしまいます。
しかも、恥ずかしがっているというかわいらしい感じに映らないのが困ったものなのです。
好き避けしてしまう人が取りがちな行動3 相手に対して好意がないように見せる
最後にチェックしたい行動は、「相手に対して好意がないように見せる」というもの。
本当はその人のことが大好き、つまり、恋愛感情があるにも関わらず、相手のことを「全然タイプじゃない」と好意がないふりをしてしまうということです。
これは、実際はやればやるほど後で落ち込んでしまうのですよね…。
しかもこのパターンは、友達とライバルになった時に「興味ないんなら私のことを応援してね」と言われてしまい、断れなくなることがあります。
好き避けをやめるにはどうすればいい?
本当に相手が嫌いなら何の問題もないのです。
でも、本当は好きなのに素直になれない、という好き避けの場合、相手からすれば「もしかして、嫌われているかも」と、自分の好意とは真逆にとられてしまう可能性もとっても高くなります。
そんな状況、どうにかしたいですよね?
では、好き避けについての解説の最後に、「好き避け」で後悔しないために、どうすればやめられるのか、その克服方法をご紹介します。
まずは自分が「好き避け」をしているということ、そして自分は本当は相手のことが好きなんだという気持ちを素直に認めましょう。
そして、相手を変に意識しなくなるまで、相手と一緒にいることに慣れましょう。
別に無理をして積極的に話しかけていく必要はありません。
ただ、同じ空間にナチュラルに一緒にいることを心がけてください。
最初は緊張してしまうかもしれませんが、相手と関わる機会が増えれば、徐々に慣れていき、好き避けしなくなりますよ。
気づいたら会話も弾むようになっている…そんな関係を目指してみてください。
最後に
自分への自信のなさから、つい心とは裏腹の行動を取ってしまいがちな「好き避け」。
これは正直、自分にとっても、また相手にとってもいいことはありません。
もし今、あなたに好きな人がいて、なかなか距離が縮まらない…と悩んでいるのなら、無意識のうちに「好き避け」してしまっているかも可能性もゼロではありません。
そのためには、まず自分が好き避けをしてしまっていることを認め、受け入れることです。
この時、自分を責める必要はありませんよ!
ただただ、好き避けをしてしまうという自分の心理をふまえて、前向きな行動を心がければ、相手との恋は進展しやすいでしょう。
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