紫微斗数の副星【擎羊星・陀羅星】の特徴・12宮別の解釈を解説

紫微斗数の副星【擎羊星・陀羅星】とは？

紫微斗数の副星である「擎羊星（けいようせい）」と「陀羅星（だらせい）」は、凶星（きょうせい）と呼ばれていて、とても強烈なエネルギーを発する星であり、命宮など重要な宮に入るとトラブルを巻き起こしやすくなる傾向があります。

しかし、必ずしも「凶」に作用する訳ではありません。擎羊星・陀羅星が持っている気性の激しさや自己主張の力は、人生で何かにチャレンジする時の原動力になり、未来を切り開いていく強いエネルギーとなります。

特に、宮の吉星と「加会」と呼ばれる星配置になった場合は、地位や権力を掴む可能性が期待できます。

擎羊星（けいようせい）の意味、解釈は？

擎羊星（けいようせい）は、物事を切り開いていくエネルギーを持つ星です。

陰陽五行では陽性の「金」にあたり、洋剣や針など、鋭い金属のイメージで、別名「羊刃星」とも呼ばれています。

また、擎羊星は「刑」を象徴し、ケンカや事故、格闘、乱暴、散財などのキーワードを持っています。

感情の波は激しく、肉体的なトラブルを起こしやすいという特徴がありますが、マンネリ化した状況を打破し、未来を切り開いていく前向きなエネルギーも持ち合わせています。

陀羅星（だらせい）の意味、解釈は？

陀羅星（だらせい）は、集中して粘り強く物事に取り組んでいくパワーを持つ星です。

陰陽五行では陰性の「金」にあたり、鉄を何度も打って作り上げる日本刀のような冷たく鋭い印象です。

陀羅星は「忌」を象徴し、争いや孤独、短気、病気、骨折、虫歯など内面に関するトラブルのキーワードを持ちますが、一方では根気強く集中するなど「持続的なエネルギー」があります。

擎羊星を「目に見える破壊」とするなら、陀羅星は「目に見えない破壊」というイメージです。

擎羊星の基本性格は？

擎羊星の影響を受ける人は、気性が激しく荒っぽい性格の持ち主です。

思い立ったらすぐに行動しないと気が済まない衝動的な性格で、周りからどう思われようと気にせずに自分がやりたいことを貫いていくため、周囲と衝突しがちです。自己中心的でゆがんだ正義感があり、自分に都合が良いように道理を曲げるため、人との縁に恵まれにくいです。

短気で後先考えずに行動する傾向が強く、怪我や事故、他人とケンカしてしたり、衝動買いで散財したり、行動そのものが派手。一方で前向きな行動力があるため、状況を打破する強いパワーを持っています。

陀羅星の基本性格は？

陀羅星の影響を受ける人は、嫉妬心が強く、自己中心的な性格になる傾向が見られます。

神経質で細かいことを気にする性格ですが、他責的で嫉妬心が強いため、身内や仲間内で感情的なトラブルを起こしがちです。短気で横暴、荒っぽい性格ですが、策略的で周りから見えないように行動する傾向があります。

孤独感が強いけれど見栄っ張りで欲望が強く、嫉妬深いため、感情的な部分で周りとトラブルになることも多いです。

虫歯や骨折、病気、手術などに悩まされたり、なかなか居場所が安定しなかったりなど、不遇な状況に見舞われることが多いです。

擎羊星の長所・短所は？

擎羊星の長所は決断力があり、積極的に行動していくところです。

勝ち気で勝負事になると強いパワーを発揮する擎羊星。「こうしたい」と一度決めたなら、どんなに困難な状況になったとしても諦めることなく、果敢に立ち向かっていきます。

前向きで外交的、目標達成のためなら他人からどう思われても気にしません。状況次第では世界と切り開くパイオニアとして活躍する可能性を秘めています。

短所は、自己中心的で短気、衝動的なところです。他人と摩擦を引き起こしたり、ケンカや事故などのトラブルにより下手をすると事件に発展したりする場合があります。

陀羅星の長所・短所は？

陀羅星の長所は粘り強い性格で、難しい局面にぶつかっても諦めずにやり遂げるところです。

擎羊星とは双子の星なので長所・短所は共通していますが、擎羊星が外の世界を切り開いていくことに対し、陀羅星は内側の世界を深く探求していきます。精神的にタフで簡単に揺らぐことがないため、試練にぶつかってもそれを糧に、堅実に成長していくことができるでしょう。

短所は嫉妬深く、短気で横暴な一面です。孤独感が強いせいか、承認欲求や物欲、食欲、性欲などの「欲」に感情が支配されてしまうことがあります。自分の利益のために他者とトラブルを起こす場合も多いです。

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12宮における擎羊星と陀羅星の影響について

紫微斗数における擎羊星・陀羅星は、どの12宮に入るかで表れる特徴や運勢傾向が変わります。ここからは、12の宮ごとの擎羊星・陀羅星が入った場合の具体的な意味について解説します。また、擎羊星・陀羅星が同時に入った場合の影響についても紹介いたします。

命宮（めいきゅう） 兄弟宮（けいていきゅう） 夫妻宮（ふさいきゅう） 子女宮（しじょきゅう） 財帛宮（ざいはくきゅう） 疾厄宮（しつやくきゅう） 遷移宮（せんいきゅう） 奴僕宮（ぬぼくきゅう） 官禄宮（かんろくきゅう） 田宅宮（でんたくきゅう） 福徳宮（ふくとくきゅう） 父母宮（ふぼきゅう）

擎羊星・陀羅星が同時に入った場合の影響は？

擎羊星・陀羅星が同時に存在する場合は、人生においての試練や衝突やトラブルを経験しやすくなる一方で、それを糧に成長を促される可能性が高いです。

擎羊星が持つ衝動性と、陀羅星が持つ執着性が同時に存在するため、人生の様々な場面や、その宮に応じたテーマに関して挑戦的な経験をすることになります。

擎羊星・陀羅星は凶星ですが、とてもタフで強靭な性質を持っているため、大変なこともありますが、乗り越えることで大きく成長することが期待できます。

命宮に擎羊星・陀羅星が入っている場合の意味は？

命宮は、本人の性格や才能を司ります。ここに擎羊星・陀羅星が入ると気性が激しく自己中心的な性格になります。

擎羊星が強い場合は、行動力があり負けず嫌い。決断力がありテキパキと物事を進めていきますが、せっかちでトラブルを起こしやすくなります。陀羅星が強い場合は、忍耐強くタフ、時間をかけて物事に取り組むため大きく失敗することは少ないです。しかし、執着心や嫉妬心が強いため、感情面で周りとトラブルを巻き起こす傾向があります。

命宮に擎羊星・陀羅星が同時に入っている場合の意味は？

命宮に擎羊星・陀羅星の2つが入っている場合、強い闘争心と粘り強さを兼ねそろえたタイプになります。

何かとトラブルを引き寄せやすいタイプですが、持ち前の行動力と前向きなパワーでグイグイと人生を切り開いていきます。若いうちは葛藤や悩みを経験することが多いですが、乗り越えることができれば大器晩成型として大きな成功を手に入れることができます。

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兄弟宮に擎羊星・陀羅星が入っている場合の意味は？

兄弟宮は兄弟や同僚などの身近な存在を司ります。ここに擎羊星・陀羅星が入ると家庭内や兄弟、身近な存在とぶつかる傾向があります。

擎羊星が兄弟宮にあると、兄弟や友人との衝突が激しく、怪我や事故などトラブルが多いです。お互いに刺激し合って成長する側面もありますが、ライバルとして反目し合う可能性も否めません。陀羅星が兄弟宮にあると、誤解が多く表面的、どことなく距離を取りつつ付き合う関係になりやすいです。

兄弟宮に擎羊星・陀羅星が同時に入っている場合の意味は？

兄弟宮に擎羊星・陀羅星の2つが入っている場合、兄弟姉妹や近い友人との関係性でトラブルや波乱が生じやすい傾向があります。

兄弟や友人との間で誤解やトラブルが生じやすく、人間関係の距離感で悩むことが多いです。しかし、刺激し合うことで成長する可能性もあるため、前向きな行動が必要となります。時間をかけて信頼を築くことが必要になります。

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夫妻宮に擎羊星・陀羅星が入っている場合の意味は？

夫妻宮はパートナーや結婚生活を司ります。ここに擎羊星・陀羅星が入ると夫婦間の衝突やトラブル、不和が起こりやすい傾向があります。

擎羊星が夫妻宮に入ると、刺激的で情熱的な恋から結婚する流れが多いです。しかし、衝動的で感情的にぶつかりやすく、離婚や別居をする可能性も高まります。陀羅星が夫妻宮に入ると、愛情に対する執着が強く、独占欲や嫉妬がケンカの原因になりがち。冷戦状態や仮面夫婦になる可能性も高まります。

夫妻宮に擎羊星・陀羅星が同時に入っている場合の意味は？

夫妻宮に擎羊星・陀羅星の2つが入っている場合、恋愛や夫婦間において激しい愛憎をぶつけ合う傾向があります。

情熱的で相手に対して激しい刺激を求めてしまう傾向があります。感情をぶつけ合いながらお互いに成長し、信頼を築いていくスタイルになります。お互いの個性や意志を尊重することで深い絆を築くことができます。

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子女宮に擎羊星・陀羅星が入っている場合の意味は？

子女宮は子どもや次世代を司ります。ここに擎羊星・陀羅星が入ると子や次世代との衝突やトラブルが多くなります。

擎羊星が子女宮に入ると、独立心が旺盛な子に恵まれます。しかし、自己主張が強すぎる子や部下に手を焼いたり、衝突したりすることも多いです。陀羅星が子女宮に入ると、忍耐強く慎重な子どもに恵まれます。しかし、物欲や承認欲求など欲望が強すぎる子になったり、親として子に対して過干渉、過保護になったりする場合もあります。

子女宮に擎羊星・陀羅星が同時に入っている場合の意味は？

子女宮に擎羊星・陀羅星の2つが入っている場合、子どもと衝突しやすく、教育方針や価値観の違いを経験しやすくなります。

独立心が旺盛な子どもや部下と関わることが多く、考え方の違いやこだわりによって衝突しやすくなります。ちょうど良い距離感を掴みにくいため、過干渉になったり、放任主義になったり、極端になる場合があります。

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財帛宮に擎羊星・陀羅星が入っている場合の意味は？

財帛宮は、流動的な資産を司ります。ここに擎羊星・陀羅星が入ると経済的な面でトラブルや衝突、不和、散財に見舞われる傾向が高まります。

擎羊星が財帛宮に入ると、勝負運や金運は強いのですがトラブルも多く、不安定です。慎重に取り組むことで安定することができます。陀羅星が財帛宮に入ると、お金に対して非常に慎重で節約上手になりますが、度が過ぎてケチになったり、金銭欲にかられてしまったりする場合も。蓄財運はありますが、お金に対して執着しすぎると運気が下がる可能性が高いです。

財帛宮に擎羊星・陀羅星が同時に入っている場合の意味は？

財帛宮に擎羊星・陀羅星の2つが入っている場合、収入や稼ぎの波が激しく、安定しない運気です。

金運の波が激しく、チャンスも多いですがリスクの可能性も大きく、不安定な運気。衝動性や短気さ、お金に対する執着心をコントロールしすることが必須ですが、慎重に計画すれば長期的に安定した金運を手に入れることができます。

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疾厄宮に擎羊星・陀羅星が入っている場合の意味は？

疾厄宮は健康を司ります。ここに擎羊星・陀羅星が入ると健康面でトラブルが多く、怪我や事故、病気で悩む傾向が強くなります。

擎羊星が疾厄宮に入る場合、事故や怪我、出先での急な体調不良などに悩まされることが多いです。ストレスが体調不良に直結しやすいので注意が必要です。陀羅星が疾厄宮に入る場合、骨や虫歯、内臓系の病やトラブル、不調に悩まされることが多いです。慢性化しやすいため、異変を感じたら早急な対処が求められます。

疾厄宮に擎羊星・陀羅星が同時に入っている場合の意味は？

疾厄宮に擎羊星・陀羅星の2つが入っている場合、怪我や事故に遭いやすく、ストレスによる病や体調不良を起こす可能性が高まります。

擎羊星により突発的な怪我や事故、陀羅星により慢性的なストレスや病に悩まされやすくなります。衝動的な行動を控えたり、感情を内側に溜め込まないようメンタルケアを心がけたりすると良いでしょう。

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遷移宮に擎羊星・陀羅星が入っている場合の意味は？

遷移宮は家から外に出た世界を司ります。ここに擎羊星・陀羅星が入ると出先や旅先での事故や病気、トラブルに遭いやすくなります。

擎羊星が遷移宮に入る場合、社会的な活動が活発になり、環境の変化も目まぐるしく活動的になります。怪我や事故に注意が必要ですが、才能を発揮して風雲児として注目される可能性もあります。陀羅星が遷移宮に入る場合、環境の変化に対応するまで時間がかかりますが、慎重に行動すれば落ち着いて過ごせるようになります。

遷移宮に擎羊星・陀羅星が同時に入っている場合の意味は？

遷移宮に擎羊星・陀羅星の2つが入っている場合、積極的に運を切り開き、自分の世界を広げていくタイプになります。

外出先や旅先、社会的な場で衝突やトラブルに巻き込まれやすいですが、それを糧に成長していく期待度も高い配置です。試練を乗り越える度に大きく成長していくため、早い段階から成功を掴むことができます。

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奴僕宮に擎羊星・陀羅星が入っている場合の意味は？

奴僕宮は友人や部下、協力者を司ります。ここに擎羊星・陀羅星が入ると自己主張が強く、個性的な部下や後輩と関わる傾向があります。

擎羊星が奴僕宮に入る場合、ケンカや波乱は多いものの、お互いに衝突しながら信頼を育んでいくスタイルになります。面倒もありますが、お互いに高め合うことができます。陀羅星が奴僕宮に入る場合、警戒心が強く、嫉妬心を抱いてしまう傾向があります。信頼関係を育むまで時間がかかります。

奴僕宮に擎羊星・陀羅星が同時に入っている場合の意味は？

奴僕宮に擎羊星・陀羅星の2つが入っている場合、部下や仲間との対立や衝突、トラブルが多くなる可能性が高いです。

個性的で自己主張の激しい部下や仲間に揉まれて苦労しやすい配置です。しかし、お互いに本音をぶつけ合い、信頼の絆を深めることができれば唯一無二の仲間として成長し合うことができます。人間関係のバランスの取り方が人生のテーマになります。

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官禄宮に擎羊星・陀羅星が入っている場合の意味は？

官禄宮は、その人の仕事や目指すキャリアを司ります。ここに擎羊星・陀羅星が入るとビジネスやキャリア面でどのように人生を切り開いていくかがわかります。

擎羊星が官禄宮に入る場合、行動力や決断の早さを武器に仕事をしていくスタイルです。競争が激しい現場で才能を発揮することができます。陀羅星が官禄宮に入る場合、地道な努力を重ねて成功を築くタイプ。粘り強さやスケジュール管理、計画性が評価されます。

官禄宮に擎羊星・陀羅星が同時に入っている場合の意味は？

官禄宮に擎羊星・陀羅星の2つが入っている場合、プレッシャーの多い仕事に就く可能性が高まります。

競争が激しかったり、ハードルが高かったりなど難しい職場で働く傾向がありますが、困難を克服して経験を積むことで実力が磨かれていきます。表舞台に立つ仕事や起業、研究職など専門や能力を発揮する場で活躍することができます。

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田宅宮に擎羊星・陀羅星が入っている場合の意味は？

田宅宮は不動産など大きな財産を司ります。ここに擎羊星・陀羅星が入ると住環境や財産に関連するトラブルが起こりやすくなります。

擎羊星が田宅宮に入る場合、不動産や家庭環境でトラブルが起こる傾向があります。しかし、新築やリフォームなど大胆に状況を変えることで開運することができます。陀羅星が田宅宮に入る場合、保持するという性質が強く出るため、長期的な資産形成に恵まれます。ただし、遺産関連のトラブルには要注意です。

田宅宮に擎羊星・陀羅星が同時に入っている場合の意味は？

田宅宮に擎羊星・陀羅星の2つが入っている場合、不動産や大きな財産を手に入れますが、同時に波乱やトラブルも生じやすいです。

大きなお金を手に入れやすく、不動産や家、車などを所持する可能性が高い反面、転居や財産問題で悩まされる傾向があります。引き継いだものや手に入れたものを継続していく力を養うことがポイントです。

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福徳宮に擎羊星・陀羅星が入っている場合の意味は？

福徳宮は心の安定度を司ります。ここに擎羊星・陀羅星が入ると衝動的で刺激的なことを好む傾向があります。

擎羊星が福徳宮に入る場合、スリリングでアクティブな趣味を持つ傾向があります。また、スポーツや格闘技など体を動かすことがストレス発散に繋がります。陀羅星が福徳宮に入る場合、1つの趣味を徹底的に掘り下げていく傾向があります。哲学や心理学など内面を掘り下げていく出来事に喜びや充実感を得るはずです。

福徳宮に擎羊星・陀羅星が同時に入っている場合の意味は？

福徳宮に擎羊星・陀羅星の2つが入っている場合、こだわりが非常に強く、神経質なタイプになります。

擎羊星の意志の強さと行動力、陀羅星の粘り強さと集中力が混在するため、自分の世界を深く掘り下げていく傾向が強くなります。職人気質が強いため、音楽や絵画など芸術や研究の分野で成功する可能性が高いです。

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父母宮に擎羊星・陀羅星が入っている場合の意味は？

父母宮は自分の父母や目上の人との関係性を司ります。ここに擎羊星・陀羅星が入ると親や目上の人とどんな関係か、トラブルの有無などを見ることができます。

擎羊星が父母宮に入ると、親や上司と意見がぶつかるなど何かと衝突しやすい傾向です。しかし、自立心が育てられ、自分の力で道を切り開いていく性格となります。陀羅星が父母宮に入ると、素直になれない、遠慮してしまうなど、親や上司に対して複雑な感情を持ちやすくなります。信頼関係を築くまで時間がかかります。

父母宮に擎羊星・陀羅星が同時に入っている場合の意味は？

父母宮に擎羊星・陀羅星の2つが入っている場合、親や目上の人との関係性で緊張感が生まれやすい配置です。

目上の人と意見が衝突したり、トラブルが発生したり、何かと波乱に満ちた運勢ですが、それば人生の学びになっていきます。反目することがあっても時間をかけて信頼関係を築いていくことで、大きな後ろ盾を手に入れることができます。

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