6.天水訟（てんすいしょう）｜易占い・六十四卦の意味・特徴を解説

2022年7月14日 2022年7月11日

うらなえる編集部

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中国五経の一つである「易経（易占い）」は【陰】・【陽】を組み合わせた『六十四卦』を用いて鑑定を行います。

今回は『六十四卦』の中から「6.天水訟（てんすいしょう）」について、詳しく解説していきます。

天水訟（てんすいしょう）の意味をわかりやすく解説！
天水訟（てんすいしょう）のイメージは？
天水訟（てんすいしょう）の卦が出たら？
天水訟（てんすいしょう）それぞれの運勢を解説

天水訟（てんすいしょう）の意味をわかりやすく解説！

訟は上剛にして下険なり。険にして健なるは訟なり。天と水と違い行く。訴訟の訟。

内卦が水、外卦が天で、水は下がり、天は昇ですから両者は離れていきます。うまく交わらないわけです。訴訟の訟は何か訴えがあるということ。内面の問題としていえば、これは心に葛藤を抱えている、不満があるというふうに見ることができるでしょう。

天水訟（てんすいしょう）のイメージは？

天は上に、水は下に流れる。擦れ違い、食い違い。

天水訟（てんすいしょう）の卦が出たら？

何か訴えがあります。仕事がらみでしょうか。人間関係でしょうか。何か問題が生じている可能性があります。誰かが不平不満を漏らしているようです。あなた自身も欲求不満を抱えることになり、しばらく葛藤が続くでしょう。

争い事は、たとえあなたが正しくとも、今は勝ち目がありません。仕方がない。その時は、天から与えられた試練と受け止め、自分の気持ちが揺らがないように平静を保ちましょう。しっかり深呼吸し、内面を安定させましょう。そして、相手を打ち負かそうとするのではなく、なるべく平和裏に和解の方向に持っていくのが得策です。

天水訟（てんすいしょう）それぞれの運勢を解説

『易経』には、それぞれ卦全体の意味が記されています。天水訟については、次のように書かれています。

訟は、孚（まこと）ありて窒（ふさ）がる。大川を渉るに利（よ）ろしからず。

これは占いの文言として見ると次のような意味になります。

全体運：何か食い違いが生じている。思うようにならない時です。

願い事：思い通りにはなりません。叶っても不満があります。大事を決行する時ではありません。

仕事・人間関係：裁判・調停・弁護・仲介など、訴訟に関連する仕事・法律関係の仕事に就くのが吉。適職です。仕事上の食い違いは、自分のやり方に固執し、押し通そうとすればうまくいきません。たとえ、あなたが正しくても、自分を押し通そうとしないほうが良いでしょう。ここはちょっと引き下がりましょう。何か問題があれば、信頼できる人・見識のある人に相談するのが良いでしょう。

戒め：立場や意見の食い違いから来る争い事が起きないように、慎重に物事を推し進めましょう。

金運：金銭面でのトラブルに気をつけてください。

恋愛：欲求不満を抱えた状態でうまくいきません。相手に対して不満があります。良い相性ではありません。カップルは相手が積極的になるほど、あなたの気持ちは冷めてしまいそう。

恋愛・相性：×あなたが不満。市場を理解してもらえない。問題をこじらす。

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