「恋したい!」「愛されたい!」とは思うものの、自分を好きになってくるのはいつも“好みじゃない人”ばかり。
そんな悩みを抱えているあなたに、好みのタイプ、好きな人からだけアプローチされるための心理や思考方法について詳しくお話しましょう。
好きな人との恋を進めるために大切なことをいくつか紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
思い込みを捨ててみましょう
自分に自信がない人は、「自然な自分(素の自分)では好かれない」「頑張っていないと愛してもらえない」と思ってしまいます。
もちろん、好きな人のために努力をするのは素敵なことです。
ただ、モテたい人にはモテず、モテたくない人にばかりモテているのであれば、頑張っている時の自分は空回りしているのかもしれません。
今のあなたは、好きな人の前で頑張りすぎて、不自然な自分になってしまっていませんか?
ひょっとしたら、あなたが普段、好きな人以外に自然に見せている姿のほうが、“魅力的なあなた”なのかもしれませんね。
つまり、モテたい人にだけモテるには、肩の力を抜くことも時には大切なのです。
人から嫌われたくないと思わないこと
好きでもない人からモテてしまう原因の一つは、“みんなにいい顔をしてしまうこと”が挙げられます。
みんなにいい顔をしていると、なぜ好きでもない人にモテてしまうのでしょうか?
これは人間が持つ心理に関係があります。これは、人から何かをしてもらったら、何かお返しをしなければならないと自然に思ってしまう感情のことです。
この心理の一つには「好意の返報性」というものがあります。これは“こちらが好意を見せると、相手も好意を返してくれる”というものです。
つまり、あなたがみんなにいい顔をして優しくしていると、それを「好意」と受け取られ、相手も「好意」を持ってしまうのです。
必要以上にいい人に思われようとしないこと
だったら、好きな人にも好意を返してもらえるはず! と考える人もいるかもしれません。
この場合、どうして「モテたい人にだけモテる」ことができないのでしょうか?
それは、あなたが恋愛対象として魅力を感じない人は、他の女性からもモテていない可能性が高いからかもしれません。
モテない人は、小さな優しさをとても大きく感じます。
つまり、あなたの何気ない優しさが「自分のこと、好きなのかな?」という誤解を生んだり、「優しくしてくれた、好き!」という強い好意につながってしまったりする可能性が高いんです。
わざわざ人に嫌われるようとする必要はありませんが、「誰にも嫌われたくない」と思うあまり、必要以上に“いい人”でいようとしていませんか?
好きでもない人に変な期待を持たせないように、“みんなにいい人”をやめてみるのも手かもしれません。
最後に―好きな人にだけ好かれるには
たとえば、苦手なタイプの人からお誘いがきたとします。
そんな時は……
「愛想笑いで対応するとさらに好意を持たれてしまう。一線を引いた態度、対応をすべし」
「誘いに乗らない。嫌なことはしっかり断る」ことが大切です。
基本的には好意の返報性でモテてしまっているはずなので「好意を見せない(冷たく淡々と対応する・断る)」は効果的です。
好みのタイプ、好きな人にだけ好意を寄せられるには、やっぱり「その人にしか見せない、特別な好意」が必要なんです。