最近「おひとり様」という言葉をよく耳にするようになりました。
有意義に1人の時間を満喫している人のことを指す言葉ですが、一方で友達と呼べる人が少ない、もしくは友達がいないことに悩んでいる方もたくさんいると言われています。
しかし多くの方が、友達がいない原因がわからず、解決できずにいるようです。
そこで今回は友達がいない人の特徴を割り出して友達がいない理由を究明し、さらに友達がいない時に抱く孤独感や不安の解消法についても詳しく紹介します。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。
目次
友達がいなくて孤独や不安を感じる瞬間は？
友達がいないことで生活に支障が出るとすれば、それは「孤独や不安を感じる」ということでしょう。
常に感じる人もいれば、日常生活の中では意識していなくても、“あるきっかけ”から孤独を感じることも多いそうです。
1つは「多くの友人に囲まれている人を見た時」です。
友達と楽しそうに会話したり、一緒に何かを楽しんでいたりする姿を見ると、とても羨ましく感じますよね。
また、困った時や落ち込んでいる時に友達に慰められている姿を見ると、羨ましさと共に「自分が何か困った時や励まして欲しい時に側で支えてくれる人はいるのかな」と不安になるようです。
このように友達がいる人と比較した時に孤独と不安を強く感じるといえます。
友達がいない人の特徴1 人に合わせると疲れてしまう
それでは、ここからは友達がいない原因を客観的に見直すため、『友達がいない人の特徴』を解説していきます。
自分と当てはまるところがないかチェックしてみてください。
まずは「他人と合わせることに疲れを感じてしまう」というもの。
どれだけ仲が良くなっても、やはり自分とは違う考え方や趣味趣向を持つ他人同士です。
行動が常に一致することはありえません。
一緒にいる間にちょっとした違和感を抱いたり、相手の意向を気にしたりして気疲れしてしまい、帰宅してついため息が出てしまった…なんてことはないでしょうか？
もちろん誰かと一緒にいる楽しさはあるものの、疲れてしまうことがわかっているからこそ、交友に心から積極的になれないようです。
友達がいない人の特徴2 ネガティブ、自分に自信がない
友達がいない人の特徴の2つ目は、「ネガティブ思考で、自分に自信がない」という点です。
本当は自分も友達に囲まれてワイワイしたいと思っているけれど、自分に自信がなく話しかけられなかったり、「どうせ自分なんて…」と卑下して積極的にいけなかったりするところが、友達の縁を遠ざけてしまうようです。
また、ついネガティブな考え方をしてしまう人も注意が必要です。
会話をしていて「いや、」とか「でも」などと否定的な言葉から話を始めてしまう癖がついていないでしょうか？
正論だとしても、友達との会話には楽しさを求める人が多いもの。
話しているうちに楽しい気持ちがしぼんでしまう相手からは、離れていってしまう人が多いでしょう。
友達がいない人の特徴3 自分1人で行動するのが好き
友達がいない人の特徴の3つ目は「1人行動や1人時間が好きな人」です。
1人の時間を楽しく過ごしたり、有意義に過ごせたりする人は、そもそも友達をそれほど必要としていない場合が多いです。
また、そういう人は何でもこなしてしまう器用な人が多いので、誰かがいないと困るということもあまりないでしょう。
何事もマイペースに楽しみたいという思いもあり、週末やイベントも1人で楽しむ予定をすぐ立ててしまう…ということもありがちではないでしょうか。
また1人の時間が好きな人は趣味や習い事に没頭しているケースも多く、友達と遊ぶ時間が取れないということも。
他者といる必要性を感じない限りは、友達ができにくいかもしれません。
友達がいない人の理由とは？
ここまで「友達がいない人の特徴」についていくつか解説しました。
これらの特徴を元にして考えると、【友達がいない人の理由・原因】は「他人に関心がない」、「自分が優先」、「忙しい」ということが挙げられます。
他人に合わせることに疲れる人は、他人に関心があまり持てないことが原因でしょう。
もっと相手のことを知りたいという気持ちが湧かなければ、自分とは違う考え方や行動に違和感を抱いているだけで終わってしまいます。
相手に興味が持てなければ話も続かず、交流も長続きしないでしょう。
また自分が優先の人は、1人時間のほうが有意義に感じてしまい、お誘いを断ったり、1人で先に行動してしまったりしがちです。
ただ、単純に仕事や勉強、趣味などが忙し過ぎて時間が取れないことが原因の場合もあります。
他者と接する機会が少ないと、友達ができるチャンスも当然減りますし、つながりがあった縁も時間経過とともに疎遠になることもあるでしょう。
友達がいなくて孤独を感じた時の対処法1 SNSでコミュニケーション力を磨く
それではここからは、『友達がいなくて孤独を感じた時の対処法』をいくつかご紹介していきたいと思います。
孤独な気持ちを抱え続けると、精神的に病んでしまうこともあります。
上手に気持ちの整理をつけて、心のバランスを保ちましょう。
まず紹介する対処法は、「SNSで他者と交流を深める」です。
友達がいない人は、コミュニケーション能力に自信がない人が多いです。
対面での一対一のやり取りは緊張しますが、SNSなら気軽に自分のペースでコミュニケーションが取れますので、会話の練習にうってつけでしょう。
また、SNSは共通の趣味や価値観を持つ人を見つけやすいので、コミュニケーションが取りやすいところも利点です。
友達がいなくて孤独を感じた時の対処法2 積極的に外出する
対処法2つ目は「積極的に外に出る」です。
友達がいない人は、予定がない時は必然的に自宅で1人きりで過ごすことがほとんどかと思います。
しかし孤独や不安を感じた時に1人で家にこもっていると、よりその気持ちが強くなってしまいます。
そういう時は外出の機会を増やしましょう。
たとえば好きなことを1人でするのではなく、教室などの習い事に通って楽しむようにすれば、そこで共通の趣味を持つ人を見つけて友達になれるかもしれません。
また、ただ外出するだけでも街の賑やかさを感じ、孤独な気持ちを忘れることができるでしょう。
さらに外に出た時に発見したお店や流行りのモノといった情報が友達作りに役立つこともありますよ。
友達がいなくて孤独を感じた時の対処法3 昔の知り合いに連絡してみる
対処法3つ目は「昔の知人に連絡を取る」です。
地元の知人や学生時代の友達、または前の職場などで親しくしていた人に、久しぶりに連絡を取ってみるのも1つの手。
就職や進学、引っ越しなどで物理的に疎遠になっただけで、案外連絡を取ってみたら以前のような関係に戻れた！ ということもよくあります。
たとえ今置かれている立場や環境がお互いに違っても、以前仲良くしていたのなら、すぐに打ち解けられる可能性が高いでしょう。
そして以前のように一緒に遊ぶようになると、1人で過ごす孤独な時間が減り、寂しさや不安な気持ちも解消されていくはずです。
メッセージのやり取りだけでも充実感を得られるので、ぜひ試してみてください。
最後に
「自分は友達がいないのかも…」と感じた時の孤独感と不安は辛いものがありますよね。
しかし大人になれば、学生時代の時のように毎日ベッタリ！ という友達はいない人がほとんどでしょう。
孤独を感じる瞬間は誰にでもあるのです。
なので友達がいないと感じても焦らず、少しずつ交流の機会を広げていきましょう。
無理をして育んだ友情は壊れやすいものです。
あなたのペースで、ゆっくり自分に合う人を見つけてくださいね。
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