お付き合いしている人から「ちょっとやりすぎじゃないかな…」と思えるほど、行動を制限されるとイヤですよね。
相手を縛ったり、縛る側になってしまったり、どうしても恋愛すると恋人の振る舞いが気になってしまうのは仕方がないけれど、その行為がやりすぎになるのは問題でしょう。
そんな悩みを抱えている人に、今回は、束縛する人の特徴や行動、心理について解説していきます。
対処法も紹介していくので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
恋愛における「束縛」とは?
異性の友人とちょっと話しただけで、恋人から焼きもちを焼かれた経験がある人は、けっこう多いのではないでしょうか。
浮気とかではないのに、疑われると信じてもらえていないと感じて、とても悲しいですよね。
そのうえ「もう、その人とは関わらないでほしい」とまで言われると、それはちょっとやりすぎでは? と感じることも。
こういった行為を、恋愛における束縛と言います。
また、異性間の問題だけでなく、予定をすべて報告することを強制されるといった行動も、相手を縛る行為になります。
いくら好きな人でも、自分の予定や交友関係に口を出されたうえに行動を制限されると、普通は「愛されている」と感じるよりも「ちょっと重い…」と考える人のほうが多いはず。
束縛する人の特徴や心理としては、相手のすべてを管理したくなるパターンが挙げられるため、対処法を考えたほうが良いでしょう。
束縛する人の共通の特徴とは?
束縛する人の特徴を理解することで、対処法がわかってきます。
そこで、ここからは恋愛で束縛する人の心理や行動について見ていきましょう。
メールやSNS、電話が多い
恋愛で束縛する人には、メールやSNS、電話が多いという特徴があります。
会っていない間も恋人の行動を知っておきたい、制限したいという心理が働くため、何かとメッセージを送ってくるのです。
しかも、すぐに返事ができない時があったら「どうして電話に出てくれないの!」と、激しい感情をぶつけてくることも。
この場合は、恋人とちょっとの間でもやり取りできないだけで「もしかして浮気しているかもしれない…」と、被害妄想が膨らんでいくんですね。
こういたケースがあるため、常に連絡を取ろうとする人は、束縛してくる可能性は高いといえるでしょう。
スケジュールを把握したがる
恋愛における束縛する傾向がある人の2つ目の特徴として、スケジュールを把握したがるといった心理があります。
「今日はどこで、誰と、何をするの?」と、常に予定を知ろうとする人は、恋人を縛る可能性が高いでしょう。
ただ、相手のことが心配という意味で、ざっくりとスケジュールを教えてもらおうとする場合も考えられます。
だけど、過剰なほど知ろうとする人だと、たとえば「スケジュール帳を見せてほしい」とまで言い出すケースは注意したほうが良いですね。
そういう人は嫉妬深い性格なので、会っていない時の恋人の行動も制限したいんです。
スケジュールを把握してくる人には、対処法を考えていかなければ、どんどん縛られることが増えていくかもしれません。
友だちが少ない
恋愛における束縛する人の3つ目の特徴に、友だちが少ないケースが挙げられます。
親しい友人や仲間などがいれば、恋人と過ごしていない時でも、遊んだり趣味に励んだりして充実させることができますよね。
だけど、そんなふうに過ごせる友人が少ないと、1人でいる時「今ごろ恋人は何をしているのだろう」と考えがち。
その結果、恋人に依存してしまい「自分だけを見てほしい」という強い想いから、束縛するという行動に出るのでしょう。
たくさんの人と交流しない環境は、視野が狭くなって、ちょっとした愚痴を発散したり、ストレスを解消したりするという対処法も実践できません。
そうなると、恋人だけを見てしまうという心理を作り出すことになるんですね。
束縛する人の心理とは?
恋愛相手を束縛する人の行動や特徴によって、対処法を考えなければいけないことがわかってきました。
ここからは、束縛する人がどんな心理状態なのかについて、紹介していきましょう。
自分に自信が持てない
束縛する人の心理1つ目に、自分に自信が持てないという特徴があります。
自分が魅力的だと思えないため、他の素敵な人のところにいってしまうのではないかと、常に怖がっているんです。
自分のそばにいてくれないと、不安でしょうがないため、恋人の行動を束縛してしまうのでしょう。
また、自信がないと自己評価も低くなりがちなので、相手の愛情を疑ったり試そうとしたりすることも。
相手に「ずっと一緒にいて!」と無理なことを言って、聞き入れてもらえないと、「やっぱり愛されていないんだ…」と、すぐネガティブな思考になるんです。
こういった場合は自信を持ってもらうのが一番の対処法なのですが、なかなか難しいのが現状といえるでしょう。
恋人に裏切られたくない
束縛する人の心理2つ目に、恋人に裏切られたくないという気持ちがあります。
過去、恋愛関係になった相手から、たとえば浮気されたことがあるとか、ひどい裏切りにあったとかで、心に傷を負っているんですね。
まだ立ち直れていないため、どうしても相手を信じられなくて、そばにいれば裏切ることはないはずだと、束縛することで安心感を得ようとしているという特徴が見られます。
過去の経験を繰り返したくないから、対処法として考えた結果、相手を縛ってしまうんです。
「もうあんな苦しみは味わいたくない!」と思っての行動なんですが、こういう状況は自分も相手も心理的に追い込まれてしまいかねいため、注意したほうが良いでしょう。
恋のライバルを減らしたい
恋人を束縛する心理の3つ目に、恋のライバルを減らしたいという気持ちがあります。
相手が自由に友だちと遊びに行ったり仕事仲間と出かけたりすると、他の異性と知り合う機会が多くなりますよね。
そうなると「恋人が他の人に惹かれてしまうかもしれない」と、考えてしまうんです。
だから最悪の結果になる前に、その機会をつぶしてしまおうと、恋人の行動を制限しているのでしょう。
恋のライバルと出会うチャンスを減らせば、自分だけを見てくれるという心理になっているのです。
「他の人なんか興味がないよ」というように、安心させるような対処法を取ったとしても、疑り深い特徴があると、信用してもらうのは難しいかもしれませんね。
束縛する人に共通する行動とは?
恋人を縛ろうとする心理状態の人と付き合うと、対処法を考えていかなければいけませんよね。
そのためには、束縛する人の行動にはどんな特徴があるのかを探っていきましょう。
本当に友だち? 交友関係を聞いてくる
束縛する人が取る行動1つ目に、本当に友だちなのかを聞いてくるという特徴が挙げられます。
「この人は、こういう関係で親しくなった友だちだよ」ときちんと紹介しても「本当に?」と何度も聞いてくるといったことがありますね。
友だちとの関係が怪しいというよりも、最初から信じられないという心理が働いているため、どうしても疑ってしまうのでしょう。
だから何度も何度も恋人を問いただして、険悪になる場合があります。
そのうえ、信じられないからといって、その友だちとの交流をやめてほしいと束縛を強めてくるケースも。
対処法としては、不安を解消してあげれば良いのですが、最初から疑われていると、誤解を解くのは困難といえるでしょう。
今何している? いちいち行動を聞いてくる
どうしても束縛をやめられない人の行動2つ目に、「今何をしているの?」というように、いちいち聞いてくるケースがあります。
相手が何をしているのかわからないと不安になってしまう心理から、とにかく恋人の状況を把握したがるという特徴が見られますね。
「今どこにいるの?」「何をしているの?」「誰といるの?」など。細かく質問攻めにしてくるので、聞かれるほうは疲れてしまいますよね。
また、そういったこまめなやり取りが、愛情表現につながると思っているケースも。だから電話やメール、SNSを使って頻繁に連絡をしてくるんですね。
行動を把握されても気にならないという人ではない限り、対処法を考えていかないと、気持ちが疲弊してしまうでしょう。
突然、家に遊びに来る
恋人を束縛する人の行動3つ目に、突然、家にやって来るという特徴があります。
連絡もしないで相手の家にいきなり行くという行為は、浮気していないか不安だから。突然行くことで、普段の素行や異性の痕跡をチェックしているんですね。
いきなり家に来られるなんて、普通の心理状態だと迷惑だとわかりそうなのに、束縛する人は自分の考えに支配されているので、相手がどう思っているのかが理解できないのでしょう。
恋人に連絡なしで突然こられるのがイヤだと思うなら、しっかりと「迷惑だ」と伝えたり、対処法を考えたりしていかなければいけません。
何もしないままだと、相手を縛る人の行為がどんどんひどくなってしまう可能性があるでしょう。
恋人に束縛されたら…上手な対処法
束縛する人の特徴や心理はわかったけれど、実際どうすればいいのか悩みますよね。
そこで、束縛された時の対処法について、最後に紹介していきましょう。
相手のことが好きなことを伝える
恋人に束縛された時の対処法1つ目は、相手のことが好きだと伝えること。
恋人の行動を制限してしまう心理として、好かれている自信がないという特徴が挙げられます。自信がないから、相手の交友関係や予定など、すべてを把握しようとするんですね。
そのため、安心してもらう意味でも「こういうところが好きだよ」と伝えることが、対処法としてピッタリ。
何度も好きだと伝えることで、愛されている自信にあふれるようになり、恋人を縛ることも減っていくでしょう。不安感を解消することが、束縛してくる人には効果的ですよ。
なるべく異性との付き合いは避け、相手を不安にさせない
恋人に束縛された時の対処法2つ目は、なるべく異性との付き合いを避けて、相手を不安にさせないようにすることです。
異性との交流が多ければ、やっぱり恋人として、「浮気しているかも」「他の人を好きになってしまうんじゃ…」と、不安になるという特徴が起こります。
そのため、なるべく異性と関わらないようにすることは、束縛する気持ちを抑えることにつながるでしょう。不安の元を絶つことで、相手を安心させられるんですね。
もともと異性の知人が多いと難しいかもしれませんが、できるだけ不安な心理をわかってあげようとするのも、愛情を深めていくためには大切ですよ。
恋人に信用されていないことの辛さを伝える
恋人に束縛された時の対処法3つ目に、恋人に信用されないことの辛さを伝えるという行動があります。
ただ、最初から相手の行為を責めると、喧嘩になってしまうかもしれません。そのため「信じてもらえないのが辛い」と、心理的な面を強調するんです。
さすがに辛いと言われると、縛っているほうも「そんなにひどいことをしているんだ」と、自分の行為を反省してくれるかも。
相手のすべてを把握したがる人の特徴には、自分だけの考えにとらわれているというケースがあるんですね。
だから恋人の本当の気持ちを知ることで、自分の行動を客観視してくれるでしょう。
最後に
好きな人から疑われたり行動を制限されたりすると、信用されていないと感じて辛くなりますよね。
束縛する人の心理的な特徴には、不安や自信のなさから、相手の行動を知りたがるというものがあります。
安心してもらえるように、「好きだよ」と言葉に出していくことが、一番大切かもしれませんね。
お互いに愛し合っていることに自信を持てれば、相手の束縛も自然と和らいでいくでしょう。
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