夫婦の年齢が大きく離れている「年の差婚」。
3歳、5歳程度から、10何歳も離れている、なんていうご夫婦もいますよね。
最近では、芸能人の“年の差婚”というニュースを見ても驚くことが少なくなり、年の差婚自体が結構身近に感じられるようになりました。
ただ、実際のところ「年の差婚」は幸せになれるのかどうか、気になる方も多いのではないでしょうか。
年齢差があると話は合うのかな、とか、困ることはないのかな、とか、本当にうまくいくのかな、など 情報がないからこそ気になって仕方なくなりますよね。
そこで今回は「年の差婚」の年齢差やメリット、デメリットについて紹介したいと思います。
目次
「年の差婚」は何歳差から?
「年の差婚」が何歳差のことを指すのか、はっきりと決められているものはありません。
実際、1歳でも年の差は年の差、ですし、3歳、5歳程度でも自分が中学生の頃に相手が高校生だった、と考えると十分な年の差を感じられると思います。
ただ、婚活市場などでは10歳差以上に年齢が離れるカップルが結婚すると「年の差婚」と言われることが多いようです。
中には親子ほど年齢が離れたカップルが結婚するケースもあるようです。
年齢差10歳以上の芸能人夫婦として、お笑い芸人「よゐこ」の濱口優さんとタレントの南明奈さん、ミュージシャンの福山雅治さんと女優の吹石一恵さんなどは、あなたもご存じかもしれませんね。
「年の差婚」のメリット1 夫婦ケンカが少ない
では、ここからは「年の差婚」のメリットについて、いくつかご紹介したいと思います。
まず1つ目のメリットは「夫婦ケンカが少ない」というものです。
毎日一緒に過ごしていると、どんなに仲良しであれ、何かしらの不満が出てくるものですが、年齢が離れているぶん、お互い譲り合いの心が持てると言われています。
年上は、まずは相手の話を聞いてみようとゆったり構えることができますし、年下はお相手の知識や経験を信じることで、ここはきちんと話を聞いておこう、と思いやすいものです。
年が近かったり、同年代だったりするとどうしても話し合いの態度にイライラしたり、「自分は悪くない!」と張り合ってしまったりしがちになりますものね。
一緒にいる時間が長くなるとわかっている夫婦生活。
当然平和が一番でしょうから、ケンカがない良好な関係は、先を見据えても最大のメリットといえそうです。
「年の差婚」のメリット2 常に新鮮で会話が続けられる
2つ目のメリットは「常に新鮮で会話が続けられる」というものになります。
夫婦は会話がなくなることで関係性が冷めていくのは当然なようで、離婚する夫婦の多くはほとんど会話がないと言われています。
その始まりはどちらかが自分の話ばかりで嫌になったり、仕事や子育てで忙しくて相手をないがしろにしてしまったり、のような些細なことがきっかけにつながるようです。
年代が近いと「それ、私も知ってる」のように流してしまうことも増えてしまいますよね。
その点「年の差婚」の場合、お互いの世代の話を新鮮に聞くことができるため、いつも会話が絶えないようです。
「まだその時は生まれてなかったよ!」と大笑いしたり、好きだったアニメを相手はリアルタイムで見ていて、自分はリバイバルで見ていたことに驚いたりと、ちょっとした会話がとても新鮮に感じられることがあるようですね。
「年の差婚」のメリット3 お互いが成長し合える
3つ目のメリットは「お互いが成長し合える」というものになります。
10歳以上、年齢が離れていると、育ってきた環境がまったく異なり、自分が知らない知識を増やすことができるでしょう。
たとえば、10歳以上、年齢が離れていたら、子育ての方針が違い、育った環境が大きく違うこともあります。
年上の方は、お正月は小学校で凧を作って飛ばしていたかもしれませんが、年下の方は危なくて禁止されており、凧を作ったことがないかもしれません。
10年あればバブル期が氷河期に移行することもあります。
バブル時代を知っている人と知らない人では、物の価値観や考え方が異なっているかもしれませんよね。
このようにお互い常に新しい発見があるので、価値観さえ合えば、一緒にいて刺激的で楽しい、お互いが成長し合える関係を築けるでしょう。
何より、それぞれの話にきちんと耳を傾ける姿勢が大事ですよ。
「年の差婚」のデメリット1 価値観が合わなくなる
ここまで「年の差婚」のメリットをご紹介しましたが、一方でデメリットも少なからずあるようです。
表があれば裏があるのですから、これは仕方がないことですよね。
まず1つ目のデメリットは「価値観が合わなくなる」というものです。
メリットと表裏一体で世代による「価値観の違い」を楽しめている時は問題ありませんが、それができなくなり、埋められない溝になってしまうと一転して、デメリットになってしまいます。
お互いを柔軟に受け入れられず、自分の思いや意見だけを押し通したくなると溝が深まっていきやすくなります。
結婚生活や夫婦としての理想像など、譲れない部分のこだわりは早めに確認し、お互いに歩み寄ることが大切です。
最初に妥協点をきちんと考えておくことで、途中で溝が深まったり、不仲になったりすることをかなり防ぐことができますよ。
「年の差婚」のデメリット2 将来に対する不安
2つ目のデメリットは「将来に対する不安」です。
人は誰しも年齢を重ねていくものですが、年の差があるぶん、子育てや介護など将来に対する不安や悩みも増えるようです。
子どもが欲しい時期についても、女性が年上であればどうしても「早く」となりがちです。
女性が若くても、ご主人が年上であれば子育ての手伝いが難しくなる場合もあるかもしれませんよね。
それこそ親子ほど年が離れていれば、自分の親と自分の配偶者を介護する、という状態になる可能性もあります。
しかし、この悩みは夫婦共通の悩みともいえますので、結婚した当初からしっかり話し合っておくことで悩みや不安は解消されるでしょう。
子どもであれば、何歳までにできなければ2人で生きていくことを選択する、という取り決めや、介護状態になった時にはどうするかなど、お互いの希望をきちんと伝えて将来の計画を作っておくといいですね。
「年の差婚」のデメリット3 相手の友だちとうまくいかない
3つ目のデメリットは「相手の友だちとうまくいかない」可能性があるというものです。
お互い惹かれ合って結婚した同士なので、本人同士は問題ありませんが、その友だちとなると話は変わってきます。
もし相手が友だち付き合いが多い方なら、集まった時の共通の話題やカラオケで選ぶ曲でのギャップ、など、些細なことから年齢差を感じ、うまくいかないケースもデメリットといえるかもしれません。
1人取り残される感じがしたり、まわりから何となく距離を置かれている感じがしたり。
はたまた、「何でこんな年下(年上)と?」のようにいぶかしげに見られることもあるかもしれませんよね。
これに関しては、友だち付き合いについてシミュレーションをしておくにこしたことはありません。
どういうタイプの友だちの時は一緒に行っても大丈夫かなども考えておくといいでしょう。
「年の差婚」で幸せになる心がけ
ここまで「年の差婚」のメリット・デメリットについてご紹介しました。
年の差婚は同年代カップルにはない障害があるぶん、うまくいかなくなる割合も少なくないでしょう。
一番の障害は親の反対で、いつまで経っても許さない、認めない! という状態が続く可能性があるでしょう。
まわりに喜んでもらえないという、その状況に耐えられなくなる人も少なくないんですね。
では、「年の差婚」で幸せになるには、どういった心がけが必要なのでしょうか?
まず大切なのは、年の差のことを気にしすぎないようにし、お互いが対等な関係でいることを心がけましょう。
お互いがまわりに左右されなければ平穏な関係を保つことができます。
そして常に感謝の気持ちを言葉で伝えるようにし、お互いが助け合う気持ちを持ち続けることがとても大切です。
親子関係、友人関係が円満なことも大事ですが、まずは夫婦が基本ですよね。
2人が仲良くいられればまわりは気にしない、がベストなのです。
最後に
「年の差婚」に対して、漠然とした不安を抱いていた方は、この記事を読んで、印象が変わったのではないでしょうか。
確かに子育てや介護の問題、年代ギャップなど大変なこともあります。
でもそれは同年代の恋愛・結婚でも同じです。
「年の差婚」はお互いが理解し合えれば、お互いを尊重し合い、成長し合える幸せな関係を築くことができます。
せっかくならば楽しいほうがいいもの。
年の差をポジティブにとらえて、誰にも負けない素敵な夫婦を目指してくださいね。
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