中国五経の一つである「易経(易占い)」は【陰】・【陽】を組み合わせた『六十四卦』を用いて鑑定を行います。
今回は『六十四卦』の中から「12.天地否(てんちひ)」について、詳しく解説していきます。
天地否(てんちひ)の意味をわかりやすく解説!
11番目に置かれている地天泰とは逆に、天が外卦、地が内卦になります。私たちの常識からすると、天が上にあって天の下に地があるというのは自然な感じがしますが、これはエネルギーの流れについて行っているのです。
ここでは地は下がり、天は上がるということから両者は離れてしまい交わらないということになります。そこで否という字が置かれるわけです。これはここから先、行けない、行き止まりという意味になります。地天泰は肯定ですが、この卦は否定です。
否はふさがって通じぬこと。陰陽相和せず、上下の意志の疎通を欠く状態。
天地否(てんちひ)のイメージは?
天地が引き離され、うまく通じない。ふさがっている状態。
天地否(てんちひ)の卦が出たら?
天地が交わらず、ふさがっている状態です。上下の意思疎通がうまくいっていません。否は否定。答えは「ノー」です。うまくいかないでしょう。そういう時期なのです。何か得する話を持ちかけられても、それに乗ってはいけません。答えは「ノー」です。
このような時は万事控えめに、目立たぬように行動し、外からの災いを避けるようにしましょう。欲望のままに行動しないように。やがて、運気の流れも変わってくるでしょう。
天地否(てんちひ)それぞれの運勢を解説
『易経』には、それぞれ卦全体の意味が記されています。天地否については、次のように書かれています。
否(ひ)はこれ人にあらず。君子の貞(てい)に利(よ)ろしからず。大往き小来る。
これは占いの文言として見ると次のような意味になります。
全体運:何事も控えめにし、外からくる災いを避けるべき時。
願い事:今は叶いません。時期を待ちましょう。 仕事運:小者が幅を利かせています。社内では上下の意思疎通を欠く状態。このような時期は控えめに行動し、余計なトラブルや葛藤を抱えずに、コツコツと実力を蓄え、小者が衰退していくのを待ちましょう。 戒め:物事の結果が「否」と出ても、それで終わることはありません。無理に「イエス」の答えを引き出すようなゴリ押しの態度はかえって運気を衰退させます。 金運:今は倹約に努めてください。 恋愛:良い返事が得られません。運命の相手はその人ではないようです。カップルは気持ちが離れています。お互いにわかり合えるようコミュニケーションを深めましょう。 |
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