「すごく好きだったのに別れてしまった…」
「振られてしまったけれど、まだ気持ちが切り替えられない…」
辛い失恋をしてしまった時、なかなか立ち直れず、苦しい思いを抱えたまま、どうしていいかわからずに悩んでしまう方がほとんどだと思います。
そこで今回は少しでも早く失恋の傷を癒やすための【辛い失恋の立ち直り方】と、【失恋の傷を深めてしまうNG行動】を紹介します。
辛い失恋をした方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
失恋して辛いと感じるのはなぜ？
そもそも、なぜ人は失恋をすると“辛さ”や“苦しさ”を感じるのでしょうか？
辛い失恋から立ち直るためには、まずは心を蝕む原因を知る必要があります。
理由を把握することで、そこから対処法を考えることができますので、今一度自分の心と状況を振り返ってみましょう。
まず失恋の辛さの大きな原因として考えられるのが、「心にポッカリ穴が開いたような強い喪失感」です。
大好きだった人と離れてしまったことに対し、他のことが手につかなくなるほど大きな喪失感を抱いてしまう人が多いようです。
当然相手への気持ちの本気度が高ければ高いほど、喪失感も強くなります。
もう会えない、触れ合えないという現実に心がついていけていないという状態でしょう。
また、相手に自分を否定されたと感じて「自分の存在価値を見失う」ことも辛さを感じる原因のようです。
このケースの場合、もともと自分に自信が持てない人がこの状態に陥りやすいようです。
辛い失恋からの立ち直り方1 思いっきり泣く
失恋を辛く感じる原因を把握したところで、ここからは【苦しい失恋から立ち直るとっておきの方法】をご紹介したいと思います。
まず1つ目は「心ゆくまで思いっきり泣く」です。
大人になると、どんなに辛いことがあっても涙を流すことには躊躇してしまいますよね。
しかし、涙には持て余した感情を洗い流す作用があると言われていますので、思いっきり泣くことで言葉にできない苦しい気持ちやストレスを発散させることができ、泣いた後はスッキリして心の整理がつけやすくなります。
悶々とした暗い気持ちも消化され、リフレッシュして前向きな考え方ができるようになるでしょう。
まずはたくさん泣いて感情を一旦リセットすることが大切です。
辛い失恋からの立ち直り方2 仕事や趣味に専念する
2つ目は「仕事や趣味に没頭する」です。
失恋後は相手のことが頭から離れず、思い出しては辛くなったり、またどうしてこうなったのかと後悔したり自分を責めたり…という負の連鎖に陥りがちです。
そうしているうちにどんどん自信もなくなり、立ち直る気力も失われていってしまいます。
そんな時は相手のことを考える暇がなくなるほど仕事や趣味に専念しましょう。
これを機に気になっていた新しいことを始めてみるのもおすすめ。
最初は無理やりでも、仕事も趣味も続けているうちに集中して取り組めるようになり、楽しい時間を持てるようになります。
そうして落ち込んだ心を立て直し、新しい一歩を踏み出す前向きな気持ちになれるはずです。
辛い失恋からの立ち直り方3 失恋をテーマにした映画やドラマ、音楽
3つ目は「失恋がテーマの映画やドラマ、音楽と触れ合う」です。
辛い時は、とことん自分の気持ちに寄り添ってみるのも1つの手。
失恋がテーマになっている映画やドラマをたくさん鑑賞したり、自分の気持ちと同調するような失恋ソングを聴いたりして、その世界観に浸ってみましょう。
特に女性は共感する生き物なので、誰かの恋愛物語に寄り添いながら、一緒に自分の気持ちも整理できるようになるはず。
他の人の失恋を見て「自分だけじゃない」と思えますし、どっぷり気持ちに浸ることで逆に気持ちがスッキリするでしょう。
1人の時に失恋ソングを思いっきり歌って気持ちを外に吐き出すのもおすすめ。
歌詞に乗せて辛い気持ちを消化させましょう。
辛い失恋からの立ち直り方4 自分自身を褒める
辛い失恋から立ち直る方法の4つ目は、「自分で自分のことを褒めてあげる」です。
失恋直後は相手に自分を否定されたように感じ、自信を喪失してしまいがちです。
だからこそ自己肯定感を上げることはとても大切なのです。
どんな些細なことでも構いません。
誰かと比較する必要も全くありません。
自分のココが良いと思う！ こんなに頑張っている！ というところをどんどん褒めましょう。
あなたがこれまで頑張ってきたことは、あなたが一番よくわかっているはずです。
あなた自身がまず、それを認めてあげましょう。
さらに、自分を褒めるクセをつけることも自己肯定感を高めるのに効果的です。
「辛いのに今日も仕事を頑張った！」「隣の人に親切にしてあげられた！」などと、1日3つは自分の良かったところを見つけて褒めてあげましょう。
そうしていくうちに笑顔が増え、前向きに物事を考えられるようになり、失恋の痛手も自然と薄れていくはずです。
辛い失恋からの立ち直り方5 次の恋に向けた反省点
最後にご紹介する辛い失恋の立ち直り方は、「次の恋に活かせるよう、今回の失恋の反省点を書き出す」です。
恋愛においてトラブルが起こった時、どちらかが100％悪いということはほぼほぼありません。
何かしら双方の言い分と、理由があります。
失恋した恋を振り返り、「ワガママを言いすぎた」「疑ってしまった」など自分の反省すべき点を書き出して次の恋に活かせるようにしましょう。
「自分はこうしたかったけれど、そのためにはどうしたら良かったのか」という視点でも考えられると良いですね。
ただ失恋直後はまだ気持ちが不安定で感情的になりやすいので、少し気持ちが落ち着き冷静に振り返れるタイミングで行うようにしましょう。
辛い失恋後にしてはいけないNG行動1 無理やり忘れようとする
ここからは辛い失恋からきちんと立ち直るために、【失恋後に絶対してはいけないNG行動】についてお話していきたいと思います。
これをすると立ち直るまで時間がかかったり、より苦しい思いをしてしまったりする恐れがあるので注意してください。
まず1つ目は、「失恋を無理やり忘れようとする」です。
失恋直後は相手のことを思い出すととても辛いですよね。
しかし、その感情は当たり前のこと。
それだけ相手のことが大好きで、素敵な恋だったということなのです。
辛いあまりに自分の気持ちに無理やりフタをしてしまうと、心を傷つけかねません。
気持ちを消化していくには個人のペースがありますので、できるだけ自然に任せるようにしましょう。
辛い失恋後にしてはいけないNG行動2 新しい恋を探そうとする
辛い失恋後にしてはいけないNG行動の2つ目は「無理に新しい恋を探そうとする」です。
よく『失恋の傷を癒やすのは新しい恋』と聞きますよね。
もちろんそれは一理あるのですが、まだ失恋した相手に気持ちが強く残っている状態で無理やり新しい恋を探しても、そううまくはいきません。
癒やされるどころか心のバランスが崩れてしまう恐れもあります。
また未練が残っている状態だと、せっかく新しい出会いがあっても前に好きだった相手とつい比べてしまい、お互いに傷ついてしまうことも。
新しい恋を探す時期がきたら自然と心がそちらへ向いていきます。
それまでは傷心した心を癒やしながら、今回の恋愛で学べたことと向き合っていきましょう。
辛い失恋後にしてはいけないNG行動3 相手のSNSをチェック
辛い失恋後のNG行動の3つ目は、「相手のSNSをチェックする」です。
もともと大好きな相手ですから、失恋した後も相手のことが気になって仕方ない気持ちになると思います。
今はSNSをチェックすればリアルタイムで相手の行動がわかりますし、交友関係もある程度わかるでしょう。
しかし一度チェックしてしまうとずっと相手の行動を追いたくなってしまいますし、万が一異性とのやりとりを発見すれば、さらに辛い思いをすることも。
気になる気持ちはわかりますが、ここはグッと堪えるべき時。
相手のSNSを覗いていると、いつまでも失恋から立ち直ることができません。
誘惑を断ち切れないうちはSNSから離れたほうが得策でしょう。
最後に
失恋の直後は「こんなに苦しいのに本当にいつか忘れられるの？」「新しい恋ができるのかな」と不安に思っている人も多いでしょう。
しかし、いつか必ず「いい恋だったな」「あの恋のおかげで成長できた」と懐かしめる時が来ます。
その時は過去の失敗を乗り越え、一回り成長した素敵な自分になっているはず。
その日を迎えるためにも、今は立ち直れることを信じて、焦らずにゆっくりと気持ちを前向きにシフトしていきましょう。
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