好きな人ができた時、たまたま友だちも同じ人のことが好き、なんていうことがあります。
または、なぜかわからないけれど2人の異性から同時に好かれることも…。
どちらもちょっと複雑な、いわゆる“三角関係”と呼ばれる恋愛状況になります。
一言で“三角関係”といっても、さまざまなパターンが存在しますよね。
三角関係とは、一体どんな状況なのでしょうか?
今回は、三角関係になるきっかけや三角関係になった時のパターン別対処法を詳しく解説していきます。
目次
そもそも「三角関係」とは、どんな状況?
ドラマや漫画でよくある設定である“三角関係”ですが、具体的にはどのような状況なのでしょうか?
三角関係とは、3人の人間が恋愛に関わっている関係性を指しています。
パターンとしては「男性2人と女性1人」もしくは「女性2人と男性1人」という状況です。
1人の異性を2人が好きになり、2人が友人同士であるがゆえに友情を取るか、愛情を取るかで悩んだり、友情を優先して譲り合ったり…。
はたから見るとうらやましいような気もしてしまう三角関係ですが、実際そのど真ん中にいる人はきっと、すごく大変なんですよね。
【三角関係になるきっかけ1】友だちと同じ男性を好きに…
それでは三角関係に発展するきっかけには、どのようなものがあるのでしょうか?
三角関係になるきっかけの1つ目は「友だちと同じ男性を好きになってしまう」というもの。
三角関係になるきっかけで、このパターンが一番多いのではないでしょうか?
「好きな人ができたの」「え、私も」「誰が好きなの?」とお互いワクワクで聞いてみたら、同じ名前が出てきてしまった…。
片思い中に、友人が「私、あの人のことが好きになっちゃったんだ」とこっそり教えてくれて、自分の想いを口に出せなくなってしまう…。
最初は、自分が好きになったことを言わなかったから悪い、と考えて友だちに譲ろうと思っていても、だんだん自分の気持ちが抑えられなくなり、恋か友情のどちらかを迫られる、というようなこともあるでしょう。
【パターン別対処法1】友だちと同じ男性を好きになったら…
それでは、もしも友だちと同じ男性を好きになってしまったら、どうすればいいのでしょうか?
まず1つ目の対処法は「友だちが同じ人を好きでも、私も本気であの人が好き!」と自分が間違いなくその人が好きだと思う場合であれば、怖がらずに友だちと真正面から向き合うことをおすすめします。
友だちに「●●さんが好きなんだ…」と、自分の正直な気持ちを伝えてみてください。
どうなるかは正直わからないのですが、後々になって「そんなの知らなかった」と揉めるよりは、自分の本音を打ち明けたほうがお互いの傷は浅いままで終わるかもしれません。
もし、友だちとの友情を崩したくないと感じる場合には、諦めて違う恋を探すというのも1つの対処法といえます。
まだ諦められる、というくらいの気持ちであって、友だちのほうがあなたよりも好きの度合いが高いかも、と感じる場合は、こちらの対処法もいいと思いますよ。
【三角関係になるきっかけ2】自分・友だちの彼氏との関係
三角関係になるきっかけの2つ目は「友だちが自分の彼氏を好きになった、もしくは、自分が友だちの彼氏を好きになった」というもの。
1つ目のきっかけと似ていますが、お付き合いをしているケースであっても三角関係になるきっかけがあるんです。
もし恋愛関係がうまくいっていない場合には、略奪愛(友だちに略奪される、自分が略奪する)に発展する可能性があります。
仲の良い友だち同士は実は三角関係になりやすいのです。
仲が良ければ良いほど、友人の彼氏として紹介されることもあるでしょうし、彼氏に「私の友だちだよ」と紹介して、一緒に遊ぶこともあるでしょう。
その時に意外に気が合ってしまうこともあれば、彼女には言えない、というような相談を受けている間に好きになってしまうこともあります。
恋はいつ落ちるかわからないものですからね…。
【パターン別対処法2】友だちが自分の彼氏を好きになった、もしくは、自分が友だちの彼氏を好きになったら…
それでは、友だちが自分の彼氏を好きになった、もしくは、自分が友だちの彼氏を好きになったら、どうすればいいのでしょうか?
まず、友だちが自分の彼氏を好きになってしまったケースですが、この場合一番大事なのは彼氏との関係を深めることです。
彼氏に自分の好きな気持ちをしっかり伝えれば、そして良い関係を築く努力をしていれば、たとえ友だちから言い寄られてもきちんと断ってくれるでしょう。
次に、自分が友だちの彼氏を好きになってしまったケースですが、基本は友だちとの関係を考慮して素直に諦めたほうが良いと思います。
でも、本気で好きならば、友だちとその彼氏が別れる時まで気長に待ち続けるという対処法もあります。
どのくらい待つことになるかわからないけど、と少し冷静に考えてみると、案外すっと気持ちが冷めてしまうこともあるかもしれませんね。
【三角関係になるきっかけ3】2人の男性から好意を寄せられて…
三角関係になるきっかけの3つ目は「2人の男性から好意を寄せられる」というもの。
自分がフリーの状態で2人の男性から好意を寄せられるケースもあれば、自分に彼氏がいる時に他の男性から好意を寄せられるケースもあります。
また自分が片思い中に、他の男性から好意を寄せられるケースもあるでしょう。
「私はあの人が好きだけれど、こんなに好かれている。どうしたらいいんだろう」という、ドラマによくあるパターンです。
いずれのケースの場合でも、2人の男性からアプローチを受けて悩むことが多く、長くなればなるほど罪悪感なども出てきてしまい、冷静に判断することが難しくなってしまうでしょう。
他人事であれば「なんてうらやましい!」となるだけですが、いざ自分がその状態になるとどうしたらいいのかわからなくなって、毎日胃が痛くなってしまいそうですよね。
【パターン別対処法3】2人の男性から好意を寄せられたら…
それでは、2人の男性から好意を持たれたら、どうすればいいのでしょうか?
まず自分がフリーの状態で2人の男性から好意を寄せられるケースもあれば、自分の気持ちに素直になって決断する他はないでしょう。
どちらかが好きであればその人と付き合ったらいいですし、どちらも好きでない場合は自分の気持ちをきちんと伝える必要があるでしょう。
自分に彼氏がいる時に他の男性から好意を寄せられるケースなら、彼氏を本当に好きで別れるつもりがないのであれば、思わせぶりな態度は取らずハッキリと断る必要があります。
そうしないと、両方ともあなたのそばからいなくなる可能性もありますよ。
また自分が片思い中に、他の男性から好意を寄せられるケースなら、なかなか振り向いてくれない人よりも、好意を寄せてくれる人に魅力を感じて選ぶという対処法もあるでしょう。
自分の気持ちに真摯に向き合った結果であれば、どちらを選んだとしても、間違いではありません。
最後に
三角関係についていろいろお話してきましたが、いかがだったでしょうか。
どんなパターンであれ、三角関係が続けば、どうしても「幸せ」とはいえない状況なので、辛く感じることも多くなるでしょう。
今回の記事を参考に、自分の気持ちに素直になって、早めに対処していくことが大切ですよ。
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