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松田広子
 1972年、青森県八戸市生まれ。南部八戸イタコ六世代。現役のイタコでは最年少のため、「最後のイタコ」と呼ばれる。

 南部一之宮・櫛引八幡宮の流れをくむ非常に信心深い家庭に育つ。幼少の頃からイタコとの縁も深く、中学三年生のときに「イタコになろう」と決意。南部八戸イタコ五世代・林ませ氏に弟子入りし、高校一年生の夏から イタコ修行を始める。1991年7月、恐山の夏の大祭(毎年20~24日)でイタコとしてデビューを果たした。

 現在は、八戸市在住の郷土史家・江刺家均氏に師事しながら“オシラ様遊ばせ”など青森に根付く信仰や風習を後世に引き継ぐべく活動中。
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