INFP（仲介者）の性格とは？特徴や強み・弱み、適職や相性を解説

INFP（仲介者）とは？

INFP（仲介者）とは、MBTI診断における16の性格タイプの1つで、内向型（Introversion）、直感型（Intuition）、感情型（Feeling）、調整型（Perceiving）の特徴を持つ性格タイプです。

社会問題や人間関係のことに敏感で、豊かな想像力と共感力を武器に、世界をより良いものにしたいと考える理想主義者です。

また豊かな感性と独創性を持つアーティストタイプで、独自の世界観があり、自己表現が得意で芸術や文学に携わる傾向が見られます。

INFP型の2つのタイプ「INFP-A」「INFP-T」とは？

INFPは、さらにINFP-A とINFP-Tの2つのタイプに分類されます。A（Assertive）は自己主張を指し、T（Turbulent）は慎重さを指します。

INFP-Aは自己肯定感が高く、感情が安定しているタイプで、ストレスに対しても落ち着いて対処する冷静さがあります。芯がしっかりしている半面、周囲の変化を受け入れる柔軟性も持ち合わせています。

INFP-Tは感情の揺れ幅が大きいため乱気流型とも呼ばれ、不安や自己疑念を抱えやすく、ストレスに強く反応する性質です。その繊細さは創造性にも繋がっており、豊かな表現力を持ちます。他者からの評価に敏感ですが、自己反省して改善に努める意欲もあります。

INFP（仲介者）の性格は？

INFP（仲介者）は他者への共感性が高く、人の気持ちやニーズに機敏に察知できる思いやりのある性格の持ち主です。

良好な人間関係を築くことを大切に考えており、内向的な性格ながらも、他者に寄り添い、相手の気持ちを汲み取ったコミュニケーションができます。

一見、大人しそうに見えますが、心の内には情熱を秘めており、崇高な理想を掲げています。より良い社会を作ることを目指しており、理想を実現するためにひたむきに努力します。

繊細ですが強い芯があり、周りの意見に左右されずに正しいと思う道を進みます。

また創造力や空想力が豊かで、自己表現や独創的なアイデアを生み出すことが得意です。

INFP（仲介者）の特徴は？

INFP（仲介者）は、内向型（Introversion）、直感型（Intuition）、感情型（Feeling）、調整型（Perceiving）の特徴を持っています。

INFP（仲介者）の強みは？

ここからは、INFP（仲介者）の3つの強みを解説していきます。

INFP（仲介者）の弱みは？

ここからは、INFP（仲介者）の3つの弱みを解説していきます。

INFP（仲介者）の恋愛・結婚傾向は？

感情を大切にするINFP（仲介者）は、恋愛においても内面を重視する傾向が見られます。

好きな人ができたら深い愛情で一途に尽くし続けます。そのぶん相手の裏切りには敏感で、一度裏切った相手は決して許しません。それくらい感受性が強く、良くも悪くも恋愛にのめり込みやすいので、相手に振り回されてしまうこともしばしばあります。

愛情は深いものの、内向的な性格なため、言葉で愛を伝えるのは少し苦手です。深い感情ほど内に秘めて自分の世界で大切に愛でるところがあるため、相手に誤解されることもあります。

理想が高く、自分が納得できる素敵な人を探し求め、なかなか恋人ができないことも。妥協をして結婚するなら一生独身を選ぶくらいこだわりがあります。

INFP（仲介者）の仕事傾向は？

INFP（仲介者）は柔軟性が高く、臨機応変に物事に対応できるため、どんな仕事・職種においても活躍することができます。

共感力が高く、良くも悪くも周囲の人に寄り添い合わせるので、居心地の良いアットホームな環境だと伸び伸びと働けます。また内向的な性格のため、集中できる職場だとなお良いでしょう。

しかし即断即決が苦手なため、起業したり、責任あるポストに就いたりするのは、あまり向いていません。

INFP（仲介者）の適職は？

INFP（仲介者）の適職は、3種類あります。

1つは他者の気持ちを汲み取れる共感力を活かせる仕事です。

カウンセラーやケアマネージャーなど悩みを抱えている人をサポートする仕事や、看護師や介護士など医療・介護系の仕事に適性があります。

2つ目は独創的な発想力を活かすクリエイティブな仕事です。

音楽家や作家、フォトグラファー、グラフィックデザイナー、ファッションデザイナーなどが向いています。

3つ目は高い集中力を活かせる仕事で、研究者や企画業務なども適性があります。

INFP（仲介者）の人間関係は？

INFP（仲介者）は他人の気持ちを察知するのがうまく、基本的に人間関係は円滑なほうです。

INFP（仲介者）自身も人間関係を大切にしているので、困っている人がいたら手を差し伸べたり、他人に尽くしたりします。

しかし、そのぶん周りに気をつかいすぎてストレスを溜めたり、自分の意見をうまく表現できずに悩んだりすることがあります。

さらにINFP（仲介者）は理想主義者のため、「こうあるべき」という理想的な考えが常にあり、周囲の人の行いを見て理想と現実のギャップに人知れず苦しむことも。

また、人が多いほど思い通りに進まないこともあり、嫌気がさしてしまうこともあります。

INFP（仲介者）と相性が良いタイプは？

INFP（仲介者）と相性の良いタイプは【ESTP（起業家）】【ISTJ（管理者）】【ENFJ（主人公）】です。それぞれの相性を解説していきます。

INFP（仲介者）とESTP（起業家）の相性は？

INFP（仲介者）とESTP（起業家）は、お互いを補い合える相性です。

内向的なタイプのINFPと外向的なタイプのESTPで性格は真逆ですが、そのぶん相手にない長所を持っており、弱点を補完し合うことができます。

INFPは感情的に行動しますが、INFPは論理的思考に基づいて行動するため、ここぞという時は相手に流されず自分の意志で判断できます。

INFP（仲介者）とISTJ（管理者）の相性は？

INFP（仲介者）とISTJ（管理者）は、お互いを鼓舞し、相手の失敗をカバーできるとても相性の良い関係です。

直感で行動し柔軟性のあるINFPと、真面目で計画通りにコツコツ進めるISTJは、お互いの長所と短所が補完し合える関係。

2人がタッグを組めば、刺激し合いながら勢いを持って物事を進められます。

INFP（仲介者）とENFJ（主人公）の相性は？

INFP（仲介者）とENFJ（主人公）は、似ているところが多く、一緒にいて居心地の良い相性です。

どちらも関心を持つことが同じなうえ、INFPもENFJも共感力に優れ、人の気持ちを察することが得意なので、お互いが相手を思いやる良い関係を築けます。

しかし、ENFJは自己主張が強いので、時にINFPが疲れることもあります。

INFP（仲介者）と相性が悪いタイプは？

INFP（仲介者）と相性の悪いタイプは【ESTJ（幹部）】【ESFP（エンターテイナー）】【ENTP（討論者）】です。それぞれの相性を解説していきます。

INFP（仲介者）とESTJ（幹部）の相性は？

INFP（仲介者）とESTJ（幹部）は、考え方やスタイルが正反対で相性が悪い関係です。

INFPは感情を優先し直感的に行動するのに対し、ESTJは現実主義者で客観的データに基づいて行動するため、意見が対立しやすい関係といえます。

またINFPは内向的なのに対し、ESTJは外向的なので、コミュニケーション面でも合いません。

INFP（仲介者）とESFP（エンターテイナー）の相性は？

INFP（仲介者）とESFP（エンターテイナー）は、衝突と理解を繰り返す相性です。

内向的な性格で感情を内に秘めるINFPに対し、ESFPは外向的でパワフルなタイプのため、性格が真逆で相性が悪いです。

どちらも楽しいことは好きなため共通の話題を持つと一時仲良くなりますが、付き合うにつれて合わないところが目立ち、衝突が起きやすくなります。

INFP（仲介者）とENTP（討論者）の相性は？

INFP（仲介者）とENTP（討論者）は、正反対の価値観を持ち、歩み寄りが難しい相性です。

内向的で感情や直感を重視するINFPに対し、ENTPは外向的で物事を多角的に捉える理論派タイプ。

重視するものが異なるため話が合わず、また、どちらもお互いの意志を曲げない頑固なところがあるため理解を深めるのは難しいといえます。

INFP（仲介者）タイプは、共感性が高く鋭い観察力の持ち主

それでは最後に、INFP（仲介者）の特徴をまとめて、ご紹介します。