失恋した時は本当に辛いですよね。そんな時、温かく前向きな名言と出会うと、心の傷がほんのり癒やされます。
失恋して立ち直れない時、誰かの一言が傷ついた心を癒やし、支えとなってくれることもあるのです。
名言として語り継がれる言葉には、心を揺り動かす力がありますので、失恋した時に読んでみてはいかがでしょうか?
ここでは、あなたが辛い別れを経験した時、心が落ち着く名言を5つ厳選しています。
これらの名言を読み、失恋の傷が早く癒やされますように…!
目次
【名言1】恋をして恋を失った方が一度も恋をしなかったよりも増しである
(アルフレッド・テニスン / イン・メモリアム)
失恋した時は、まるで人生のドン底かのように絶望します。
本当に相手が大好きだったからこそ、別れると本当に辛いのですよね。
こんなに辛くなるくらいなら、もう恋なんて二度としない!と、極端な決意をする人もいるでしょう。
こんなに傷つくなら好きにならなければ良かった…と、後悔する人もいるのでは。
しかし、一度きりの人生で、もし心から愛せる人と一度も恋愛できなかったらどうでしょう。
傷つくことはないかもしれませんが、あまりに寂しくないでしょうか。
愛とは無縁になり、愛されること、愛することの楽しさや喜びが経験できません。
恋愛がらみで悩むことはなくなり、楽かもしれません。ですが、恋愛していたほうが人生はより豊かで刺激的になるのです。それだけでなく、愛に癒やされたり、生きる勇気をもらったりとプラスになることも多いのですよ。
【名言2】愛されることは幸福ではない。愛することこそが幸福だ
(ヘルマン・ヘッセ / メルヒェン(アウグスッス))
どんな別れ方にせよ、失恋して「愛されなかった」と悲観的に考えるのは誤りです。というのも、恋愛における真の幸せは愛することだからです。
別れる前は幸せだったでしょう。それは、あなたが愛されていたことより、愛していたから幸福だったんです。もし相手に愛されるばかりで、あなたは全然相手が好きじゃなかったら…。
それでも幸せといえますか?
相思相愛が一番ですが、あなたが人を好きになったこと自体がもう幸せなんです。それを踏まえると、失恋して悲しいのはそれだけあなたが人を愛した証拠です。あなたは幸福だったという証なのです。
人を愛したことで、他の人にも寛容になれたのではないでしょうか?人を愛することで自分も成長できるのです。
【名言3】翼を持たずに生まれてきたのなら、翼を生やすためにどんな障害も乗り越えなさい
(ココ・シャネル / ココ・アヴァン・シャネル / アンヌ・フォンテーヌ監督)
『どんな障害も乗り越えなさい』とは、叱咤激励ですね!多くの女性が尊敬するココ・シャネルのメッセージです。映画「ココ・アヴァン・シャネル」にも使われていました。
ココ・シャネルはファッション業界で大成功を収めましたが、孤児院育ちでした。恵まれない生い立ちでも、タフな精神で厳しい時代を生き抜いてきたのです。トップデザイナーまでの道は険しかったものの、彼女には強い芯と信念がありました。
翼はもって生まれたものではなく、自分ではやすものとは、孤児院育ちの彼女だからこそいえる堂々たる名言です。
失恋も人生においては障害にあたりますよね。しかしココ・シャネルなら、失恋を乗り越えれば翼ははえ、大きく羽ばたける日が来ると伝えるでしょう。
失恋という障害が怖くなくなり、ひたすら前を向いていこうと勇気をもらえます。
【名言4】恋心ってやつは叱りつけて追い出すことはできません
(ウィリアム・シェイクスピア / じゃじゃ馬ならし シェイクスピア作 / 小田島雄志訳)
恋心はコントロールできるものではありません。恋は理屈ではないからです。自分で操作して人を好きになったり、嫌いになったりできるものではありません。だからこそ恋は取り扱いが難しいのですね。
一番難しいのは失恋した時でしょう。
この名言を読めば、恋心はどうにもできないから仕方ないと、開き直ることができます。関係がダメになったのは自分のせいじゃないと、冷静になれます。
失恋して悲しいのはあなたの責任ではありません。いずれにしてもコントロール不能だったのです。だって実際そうなのですから…。
失恋すると失意で絶望し、後悔や自分を責めることがありますよね。でもこの名言を読むと、どうにもできなかった運命だと思えて気持ちが楽になるはずです。
【名言5】愛とは決して後悔しないこと
(ジェニファー / ある愛の詩 エリック・シーガル作 / アーサー・ヒラー監督)
短い言葉ですが、力強く、的を射ている気がします。
愛の形によっては、2人でずっと一緒にいることではないかもしれません。別れも1つの愛のカタチ。
そう思わせてくれた映画「ある愛の詩」に出てきたのが、この名言です。
とにかく別れても後悔しないこと!
それが重要です。
失恋してあまりに辛いと、つい今までの恋愛を否定し後悔したくなることがあります。結末はどうであれ、愛を後悔するなんてすごくもったいないです。
今は別れてしまっても、人を愛し、愛されていたことは確かですよね。それを否定しなくていいのです。素晴らしいことなのですから!たとえ過去の話でも、その記憶は一生残るでしょう。
どうして愛してしまったのかしら…なんて、考えても仕方ないことです。たとえ別れても、一緒にいた時間は素敵な思い出として大切にしましょう。
最後に
いかがでしたか?
名言からパワーがもらえたのではないでしょうか?
失恋は辛いですが、恋していた時は楽しかったはずです。幸せに満ちあふれていたでしょう。
人を愛し、愛されたことですべてが輝いて見え、他人にも優しくなれたのではないでしょうか。
自分が人を本気で愛したという事実が、何より宝物です。結果は関係ありません。
たとえ失恋しても、その障害はあなたの人生経験を豊かにし、成長のきっかけとなります。
偉人たちの名言の意味をじっくり考え、ぜひ、今後も前向きに取り組んでくださいね。