中国五経の一つである「易経(易占い)」は【陰】・【陽】を組み合わせた『六十四卦』を用いて鑑定を行います。
今回は『六十四卦』の中から「2.坤為地(こんいち)」について、詳しく解説していきます。
坤為地(こんいち)の意味をわかりやすく解説!
坤為地(こんいち)の卦は地が二つ重なったものです。すべてが陰の記号になります。これは男性原理である天に対して、女性原理を表しています。そのイメージは大地のようにすべてを育み、すべてを受け入れる性質です。剛柔の柔、積極的に対して消極的、強さに対して弱い、ないしは優しいなどのイメージです。
『易経』は孔子をはじめとする儒家の影響があります。その価値観は先祖崇拝と父親の権威を頂点とする家父長制に基づく身分制度があります。家族の中に長男が上といった順位があります。その価値観が易経の文言の中にも反映しています。それが女性にとって現代の男尊女卑のニュアンスがあり、受け入れがたい印象を与えることがあります。
広大な土地で雌馬が仔馬を連れて草を食べているところをイメージしてみてください。草木や生き物を育む大地のようにゆったりと、また仔馬を連れた雌馬のように優しく、おおらかでいましょう。
今は自ら積極的に動く時ではありません。受け身の姿勢で、受け入れ、受け止める時です。受容することにも強さが必要です。ガンガン自己主張するのではなく、人の言うことを受け入れ、従うのが良いでしょう。養い育てる仕事は、保育や養育に限らず、植物や動物を育てたり、世話したり、また人の話の相談に乗るのも向いています。
坤為地(こんいち)のイメージは?
どこまでも広がる大地。それは、生命を育み、すべてを受け入れる母なる大地。雌馬が仔馬を連れ、ゆったりと草を食んでいる平和でのどかな風景。
坤為地(こんいち)の卦が出たら?
すべてが陰の卦。純陰の卦、地の徳。従順、受け入れる。地の働き。人の先を行くより、人に従う。大地はものを生み出す場所。ものを生み出す大地に神の意志が通じるのが坤。順いて天を承(う)く。貞に安んずれば吉なり。従順の徳。女性原理。自ら先頭には立たない。
坤為地(こんいち)それぞれの運勢を解説
『易経』には、それぞれ卦全体の意味が記されています。坤為地については、次のように書かれています。
坤(こん)は、元(おお)いに亨(とお)る。牝馬(ひんば)の貞(てい)に利(よ)ろし。
これは占いの文言として見ると次のような意味になります。
全体運:吉。大地のごとく受け入れる時期。自分から動かずに従う時。積極的に動こうとすれば迷いが生じます。
願い事:大いに叶います。 仕事運:人の先・人の上に立とうとするより、人の後に従ったほうがうまくいきます。西南の方向に行けば、友人が得られます。受け入れる・養い育てることに関係する仕事に向く。 戒め:人に従いつつも、自分を見失わないようにしっかりとした態度で。何事にも寛容になりましょう。 金運:安定しています。なるべく無駄な出費は避けましょう。 恋愛:東北の方角に行けば、出会いがありそうです。相手に合わせ、相手の話に耳を傾ける姿勢でいれば、好感を持たれます。カップルはどちらも相手に従うタイプ。恋の進展スピードは遅いので、時間をかけて付き合いましょう。 |
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