6月は全部で30日ありますが、その1日、1日に当てはめられている「誕生花」と「花言葉」の意味についてご紹介したいと思います。
6月生まれの方は自分の誕生花を調べてみるのもいいでしょう。
また、大切な人が6月生まれならその人の誕生花を調べ、プレゼントしてみてはいかがでしょうか?
きっと驚かれ、そして喜ばれますよ。
目次
- そもそも「誕生花」とは?
- 【6月1日の誕生花】バラ
- 【6月2日の誕生花】シャクナゲ
- 【6月3日の誕生花】アジサイ
- 【6月4日の誕生花】マツバギク
- 【6月5日の誕生花】マリーゴールド
- 【6月6日の誕生花】スターチス
- 【6月7日の誕生花】シラン
- 【6月8日の誕生花】ジャスミン
- 【6月9日の誕生花】スイートピー
- 【6月10日の誕生花】ラベンダー
- 【6月11日の誕生花】ベニバナ
- 【6月12日の誕生花】アカンサス
- 【6月13日の誕生花】トケイソウ
- 【6月14日の誕生花】ブーゲンビリア
- 【6月15日の誕生花】ゴデチア
- 【6月16日の誕生花】カンパニュラ
- 【6月17日の誕生花】キバナコスモス
- 【6月18日の誕生花】フランネルフラワー
- 【6月19日の誕生花】アリウム
- 【6月20日の誕生花】ベルフラワー
- 【6月21日の誕生花】フロスフラワー
- 【6月22日の誕生花】アマリリス
- 【6月23日の誕生花】ベロペロネ
- 【6月24日の誕生花】バーベナ
- 【6月25日の誕生花】ヒルガオ
- 【6月26日の誕生花】グロリオサ
- 【6月27日の誕生花】サンダーソニア
- 【6月28日の誕生花】ツルハナナス
- 【6月29日の誕生花】アガパンサス
- 【6月30日の誕生花】ジャーマンアイリス
そもそも「誕生花」とは?
誕生花とは、1年365日の1日1日すべてに当てはめられている花を指します。
もともと海外では日本よりも早くから誕生花をプレゼントする習慣があったのだとか。
365日それぞれに当てはめられている花は、実は地域によって異なるそうですが、誕生花という考え方の発祥は、ギリシャ・ローマの神話時代にさかのぼるそうです。
その頃、人々は花や木々は神秘的な力や神様からのメッセージを宿すものと考えていました。
そのような思想を持っていたギリシャ・ローマの人たちは、神様からのメッセージと花を結び合わせ、暦にしたのです。
その結果、生まれたのが誕生花だと言われています。
それぞれの誕生日に当てはまる花があるって素敵ですよね。
【6月1日の誕生花】バラ
6月1日の誕生花は「バラ」です。
バラ科の植物で、花期は4月から11月。
気高い姿と芳醇な香りがとても魅力的です。
その花言葉は「愛」「美」というもの。
花の色によって花言葉が異なり、白は「純潔」「尊敬」、ピンクは「感謝」「幸福」、黄色は「友情」「平和」、珍しい青は「神の祝福」「夢叶う」です。
本数によっても意味が異なり、一度はもらいたい100本は「100%の愛」です。
【6月2日の誕生花】シャクナゲ
6月2日の誕生花は「シャクナゲ」です。
ツツジ科の植物で、花期は4月から5月。
その花言葉は「危険」「荘厳」というもの。
生息地が高山の奥地であったため、なかなか目にすることができないというところから、高嶺の花の代表とされています。
また、大きな花を房状に咲かせる姿が素晴らしいため、花木の女王という呼び名もついています。
女性ならば、ぜひあやからせていただきたい花です。
【6月3日の誕生花】アジサイ
6月3日の誕生花は「アジサイ」です。
アジサイ科の植物で、花期は5月から7月。
その花言葉は「家族」「和気あいあい」というもの。
確かに、小さな花が寄り添って咲く姿は家族のようにも見えますし、みんな仲良く楽しそうですよね。
育つ土のphによって色が変わります。
そして色で花言葉が異なり、ピンクは「強い愛情」、青は「高慢」、白は「ひたむきな愛情」、そして紫は「神秘」です。
【6月4日の誕生花】マツバギク
6月4日の誕生花は「マツバギク」です。
ハマミズナ科の植物で、花期は4月から6月。
その花言葉は「順応性」「心広い愛情」というもの。
その名の通り、葉っぱが松の葉のような形をしています。
また、花も菊の花のようですが、キクではなく、サボテンに代表される多肉植物の仲間です。
そのため、サボテンのように強く厚い葉を持つ、ということで「サボテンギク」という別名もつけられています。
【6月5日の誕生花】マリーゴールド
6月5日の誕生花は「マリーゴールド」です。
キク科の植物で、花期は6月から10月。
アーティスト「あいみょん」の歌でも知られていますね。
その花言葉は「変わらぬ愛」「悲しみ」というもの。
花期が長く、年に10回くらいある聖母マリアの祭日にいつも咲いていることから「聖母マリアの黄金の花」=マリーゴールドと呼ばれるようになったそうです。
色で花言葉が異なり、黄色は「健康」、オレンジは「予言」です。
【6月6日の誕生花】スターチス
6月6日の誕生花は「スターチス」です。
イソマツ科の植物で、花期は5月から6月。
その花言葉は「永遠に変わらない」「変わらぬ心」というもの。
地中海原産の花で、乾燥に耐えられるよう極端に水分が少なく、カサカサしています。
そのため、ドライフラワーにしやすく、プレゼントとしてもぴったりです。
色で花言葉が異なり、淡紫は「上品」、ピンクは「永久不変」、そして青紫は「知識」です。
【6月7日の誕生花】シラン
6月7日の誕生花は「シラン」です。
ラン科の植物で、花期は5月から6月。
つぼみが美しい赤紫色で、花はランに似ていることから漢字では「紫蘭」と書きます。
その花言葉は「あなたを忘れない」「変わらぬ愛」というもの。
実は花の色は紫、赤紫以外にも白やピンク色、葉に斑が入った斑入りなどがあります。
蘭の中では育てやすいので、鉢植えで育ててプレゼントにするのもいいですね。
【6月8日の誕生花】ジャスミン
6月8日の誕生花は「ジャスミン」です。
モクセイ科の植物で、花期は7月から9月。
近くに咲いているとすぐにわかるくらい、良い香りが周囲に漂います。
「香りの王様」と呼ばれ、香水の原料にもなります。
その花言葉は「愛らしさ」「愛想の良い」というもの。
色で花言葉が異なり、白は「柔和」、黄色は「優雅」というものです。
古代中国では、不老不死の薬としても使われていたそうですよ。
【6月9日の誕生花】スイートピー
6月9日の誕生花は「スイートピー」です。
マメ科の植物で、花期は4月から5月。
まるで蝶のようにひらひらとした花びらと甘い香りが印象的。
その花言葉は「別離」「門出」というもの。
色で花言葉が異なり、白は「ほのかな喜び」、ピンクは「繊細」です。
その花言葉から、卒業式や謝恩会、送別会などに渡す花として活用されています。
旅立ちを迎える人へのプレゼントにぴったりです。
【6月10日の誕生花】ラベンダー
6月10日の誕生花は「ラベンダー」です。
シソ科の植物で、花期は5月から7月。
鮮やかな紫色の花と香りが特徴的なハーブで「ハーブの女王」とも呼ばれています。
その花言葉は「清潔」「沈黙」というもの。
香りや精油にリラックス効果があるということで、アロマとしても重宝されています。
他のハーブと組み合わせた生花のアレンジメントも素敵ですが、ドライフラワーにしてもキレイなので贈り物におすすめです。
【6月11日の誕生花】ベニバナ
6月11日の誕生花は「ベニバナ」です。
キク科の植物で、花期は5月から7月。
アザミのような細い花びらの、オレンジ色の花が咲きます。
染料の他、植物油の原料としても有名ですね。
その花言葉は「化粧」「装い」というもの。
有名な「源氏物語」で出てくる末摘花(すえつむはな)は、実はベニバナの別名です。
花はオレンジですが、その色を出した後の花びらからは紅色の染料が取れます。
【6月12日の誕生花】アカンサス
6月12日の誕生花は「アカンサス」です。
キツネノマゴ科の植物で、花期は6月から9月。
紫色のがくと白い花のコントラストがとても美しく印象的です。
その花言葉は「芸術」「技巧」というもの。
アカンサスは古代ギリシャ建築やつぼなどの装飾のモチーフとなっていることから、この花言葉がついたようです。
ギリシャでは古くから親しまれてきたアカンサスは、国花に指定されています。
【6月13日の誕生花】トケイソウ
6月13日の誕生花は「トケイソウ」です。
トケイソウ科の植物で、花期は5月から10月。
3つのめしべがまるで時計の針のように見える、面白い花を咲かせます。
その花言葉は「信仰」「聖なる愛」というもの。
英名は「Passion flower」で、キリストの受難を表しています。
トケイソウはパッションフラワーであり、その実はパッションフルーツです。
ちょっと意外な感じがしますね。
【6月14日の誕生花】ブーゲンビリア
6月14日の誕生花は「ブーゲンビリア」です。
オシロイバナ科の植物で、花期は4月から5月、10月から11月。
ピンクや赤、オレンジなどの色鮮やかな原色の花が特徴的です。
その花言葉は「魅力」「情熱」というもの。
フランスの探検家、ブーガンビルが発見したことから「ブーゲンビリア」の名がつけられました。
ちなみに色鮮やかな部分は葉の一部で、その先にちょこんと咲くのが本物のお花です。
【6月15日の誕生花】ゴデチア
6月15日の誕生花は「ゴデチア」です。
アカバナ科の植物で、花期は5月から6月。
まるでサテンのような光沢のある花が印象的です。
赤や紫、ピンクなどのいろいろな色も楽しめます。
その花言葉は「静かな喜び」「変わらぬ熱愛」というもの。
鮮やかな花色と、上向きに咲くその姿からつけられたようです。
春の終わりを告げるということで、英名は「Farewell to spring」です。
【6月16日の誕生花】カンパニュラ
6月16日の誕生花は「カンパニュラ」です。
キキョウ科の植物で、花期は5月から7月。
その花言葉は「感謝」「誠実」というもの。
カンパニュラは「小さい鐘」という意味、和名は「風鈴草(フウリンソウ)」、そして別名は「釣鐘草」です。
どれも、花の形がまるで釣り鐘のように見えることからついた名前のようです。
釣り鐘のような形の花が上向きに咲く姿は豪華で、贈り物としても人気が高い花です。
【6月17日の誕生花】キバナコスモス
6月17日の誕生花は「キバナコスモス」です。
キク科の植物で、花期は6月から10月。
その花言葉は「野性的な美しさ」というもの。
コスモスの花に似ていますが、鮮やかな色合いが野性味あふれているということでこの花言葉がつけられたようです。
花はそっくりなのですが、よく見ると草丈や葉の形、そして生息地も花期も異なる別品種です。
キバナコスモスのほうが暑さに強いのが特徴です。
【6月18日の誕生花】フランネルフラワー
6月18日の誕生花は「フランネルフラワー」です。
セリ科の植物で、花期は品種によって違います。
その花言葉は「高潔」「誠実」というもの。
花や葉、茎が細かい毛でびっしり覆われているのがフランネル生地に似ていることからこの名前がつきました。
花も、白い花びらの先と中心部が緑で彩られ、とても特徴的な様相をしています。
気候変動や病害虫にも強く、結婚式の贈り物としてよく使われます。
【6月19日の誕生花】アリウム
6月19日の誕生花は「アリウム」です。
ユリ科の植物で、花期は4月から9月。
その花言葉は「優しい」「円満な人柄」というもの。
そのかわいらしく優しい印象の丸い姿からこの花言葉が生まれたようです。
ニンニクやタマネギ、ネギなどの仲間で、切るとほんのりネギのような香りがします。
そういえばネギ坊主にそっくりな形をしていますよね。
その姿からか、和名は「花葱(ハナネギ)」です。
【6月20日の誕生花】ベルフラワー
6月20日の誕生花は「ベルフラワー」です。
キキョウ科の植物で、花期は4月から6月。
その花言葉は「楽しいおしゃべり」「誠実」というもの。
和名がオトメギキョウなので、乙女たちのイメージからこの花言葉がついたようです。
小さなベルのような紫色の花が、株が見えないほどびっしり生い茂るので、見ごたえがあります。
カンパニュラの仲間で、やや花が小ぶりなことから「乙女」と足されました。
【6月21日の誕生花】フロスフラワー
6月21日の誕生花は「フロスフラワー」です。
キク科の植物で、花期は5月から10月。
青や紫の、アザミに似た花を咲かせます。
その花言葉は「信頼」「安楽」というもの。
アゲラタムやカッコウアザミの名でも知られています。
青系の花の中では飛びぬけて花期が長く、その色合いを楽しむことができます。
また、花丈も長めなので、花瓶に生けるのにも向いており、プレゼントにはぴったりです。
【6月22日の誕生花】アマリリス
6月22日の誕生花は「アマリリス」です。
ヒガンバナ科の植物で、花期は4月から6月。
赤や白、ピンク色の、ユリに似た大輪や中輪の花を咲かせます。
その花言葉は「誇り」「内気」というもの。
凛とした、しかし主張しすぎないその佇まいからこの花言葉がついたようです。
太い茎の中は空洞なので、生ける時には茎の中に割りばしなどを入れて補強をすると長く楽しむことができます。
【6月23日の誕生花】ベロペロネ
6月23日の誕生花は「ベロペロネ」です。
キツネノマゴ科の植物で、花期は5月から10月。
まるで小エビのしっぽのようなその姿にちなみ「コエビソウ」という名前もついています。
その花言葉は「思いがけない出会い」「ひょうきん」というもの。
朱色の苞(花のねもとにつく小さな葉)が重なった色鮮やかな見た目で、その間から白い花を咲かせます。
花持ちがとても良く、見た目もユニークなのでプレゼントすると喜ばれるでしょう。
【6月24日の誕生花】バーベナ
6月24日の誕生花は「バーベナ」です。
クマツヅラ科の植物で、花期は4月から11月。
桜のような美しい花を咲かせ、別名は「美女桜」です。
その花言葉は「魅力」「魔力」というもの。
なるほど、美女桜ですよね。
色で花言葉が異なり、ピンクは「家族の和合」、赤は「団結」、白は「私のために祈ってください」、そして紫は「私はあなたに同情します」です。
プレゼントする際には色に注意しましょう。
【6月25日の誕生花】ヒルガオ
6月25日の誕生花は「ヒルガオ」です。
ヒルガオ科の植物で、花期は5月から8月。
アサガオに似た花を、名前の通り昼間でも咲かせます。
アサガオと比べると色の種類が少なく、基本的にはピンク色です。
その花言葉は「絆」「友達のよしみ」というもの。
これはヒルガオはつる性で、つるが絡みつく様子からついたようです。
これ以外にも「情事」という少しセクシーなイメージの花言葉もあります。
【6月26日の誕生花】グロリオサ
6月26日の誕生花は「グロリオサ」です。
ユリ科の植物で、花期は6月から8月。
半つる性で、他の植物にまきついてどんどん伸び、まるで炎のような形の花を咲かせます。
赤と黄色のグラデーションが美しいということで人気があります。
その花言葉は「栄光」「勇敢」というもの。
あらゆるところにつるを伸ばして自分の世界を躊躇なく広げていくところから、この花言葉がついたようです。
【6月27日の誕生花】サンダーソニア
6月27日の誕生花は「サンダーソニア」です。
イヌサフラン科の植物で、花期は6月から7月。
別名が「クリスマスベル」なのですが、これは南半球のクリスマスの時期に咲くからです。
その花言葉は「祈り」「愛嬌」というもの。
下向きに咲くベルのような花が、どことなく上目遣いに感じることで「愛嬌」が、そして発見者の冒険家・ジョン・サンダーソンにちなみ「祈り」とついているようです。
【6月28日の誕生花】ツルハナナス
6月28日の誕生花は「ツルハナナス」です。
ナス科の植物で、花期は7月から10月。
薄紫色の星型に似た花を咲かせます。
それがナスの花に似ており、かつ、つる性植物なのでこの名前になっています。
その花言葉は「さみしがりや」「微笑み」というもの。
ツルハナナスの花は集まって咲くことから「さみしがりや」が、つるからゆらゆらと垂れ下がって咲く花の姿から「微笑み」がついたようです。
【6月29日の誕生花】アガパンサス
6月29日の誕生花は「アガパンサス」です。
ヒガンバナ科の植物で、花期は5月から7月。
最初は大きなネギ坊主のような形なのですが、それが破れ、飛び出すようにしてユリに似た形の、小さな青や紫の花をたくさん咲かせます。
その花言葉は「恋の訪れ」「愛の訪れ」というもの。
大きなネギ坊主の中から、小さな花々がちらりと顔をのぞかせるその姿から、この花言葉がついたようです。
【6月30日の誕生花】ジャーマンアイリス
6月30日の誕生花は「ジャーマンアイリス」です。
アヤメ科の植物で、花期は5月から6月。
アイリスの中ではかなりカラーバリエーションが豊富なので「レインボーフラワー」とも呼ばれます。
その花言葉は「恋のメッセージ」「使者」というもの。
これは虹の女神イリスにちなんでいます。
ジャーマンアイリスはファラオの墓石にも彫られていることがあり、勇気や知恵の象徴としても知られています。
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