キスマークをつける心理とは?場所別の意味や上手な消し方を紹介

キスマークとは?

キスマークには、2種類の意味があります。

・口紅を塗った女性が口づけした跡に残るリップの形

・唇をつけて相手の皮膚を吸った際にできる赤いアザ

この赤いアザは皮膚を強く吸うことにより毛細血管が刺激され、内出血することでできます。医学用語では「吸引性皮下出血」といいます。

キスマークはチュッと軽く唇で触れるだけではできないこと、少し時間がかかること、そして痛みを伴う場合があることから、恋人同士の愛情表現として使われることが多いです。

キスマークはOK? NG? それぞれの意見をチェック

キスマークは愛情表現の1つと言われていますが、OKかNGかは様々な考えがあるようです。それぞれの意見をチェックしてみましょう。

◆キスマークOKの意見は?

自分に夢中になってくれている証だから嬉しい。キスマークの数は女としての魅力があるというバロメーターだと思う。(30代女性)

キスマークはしばらく残るので、跡を見るたびに恋人と一緒にいるような満たされた心地がするので好きです。(20代女性)

恋人がいること、相手に愛されていることが一目でわかるサインなので、恋人の愛や独占欲を感じられて嬉しい。(20代男性)

◆キスマークNGの意見は?

周りの人に見られたらとても恥ずかしいからNG。誰かと肉体関係を持っていることを示すサインでもあるので…。(20代女性)

跡が残るキスマークをつけられると、束縛されているように感じるから苦手かな。まるで犬のマーキングみたい。(30代女性)

浮気を疑われているような気がする。跡が残るものをつけられるのは信用されていないからなのかとモヤモヤ…。(30代男性)

キスマークをつける6つの男性心理とは?

ここからは、キスマークをつける男性心理を紹介していきます。

1.相手を独占したい

「相手を独占したい時にキスマークをつける」…これは、キスマークをつける男性心理の代表的なものといえます。

キスは1つのマーキング行為です。

動物は自分のものや自分のテリトリーを他の動物に示すために、積極的にマーキングをつけます。

これと同じく、「体に印をつけるほど親密である」ということを周囲に示したい、という時や、優越感を得たい時にキスマークをつけたくなるようです。

マーキングには敵対する存在を遠ざける役割もありますので、自分以外の異性を寄せつけないようにするためにつけるケースもあります。

服を着ると隠れる箇所につけるのが一般的ですが、首や鎖骨などわざと見える箇所につける場合は束縛や独占欲が人一倍強いという表れであり、また同時に相手を深く愛しているという証でもあります。

2.相手を喜ばせたい

キスマークを愛情表現として捉えている人は「相手を喜ばせたい」という心理でキスマークをつけることがあります。

特に照れ屋な人や言葉でうまく愛を伝えられない口下手な人は、普段相手に不満を抱かせることがあるぶん、キスマークで愛情を示すことがあるようです。

また以前キスマークをつけて相手が喜んでいた場合、もう一度相手の喜ぶ顔が見たい、ご機嫌を取りたいという気持ちでキスマークを繰り返しつけることもあります。

3.自分を思い出してほしい

「キスマークを見て自分を思い出してほしい」という心理からキスマークをつける男性もいるそうです。

キスマークは外野への牽制だけでなく、つけられた本人に愛情や自分の存在を刻むという意味もあります。

「離れている間も、ふとキスマークを見た時に自分のことを思い出してほしい…」

そんな期待を込めてキスマークをつける人もいるようです。

この心理からキスマークをつける人は比較的束縛が強い人で、少し依存心もあるタイプ。

また寂しがり屋の側面があり、好きな人にたくさん構ってほしいタイプでしょう。

「自分と同じくらい相手にも自分のことを想っていてほしい」という気持ちの表れともいえます。

実際キスマークを見ると自然と相手のことを思い浮かべるでしょうし、同時にキスマークをつけた時の甘いひとときを思い出すということもあるでしょう。

そんな風に会っていない間もお互いを想う時間が増えれば、さらに相手への愛情が深まりそうですね。

4.浮気を防止したい

キスマークをつける男性の心理の1つに「恋人の浮気を防止したい、または余計な虫が寄ってこないようにしたい」というものがあります。

キスマークは“愛し合う恋人がいる”ということを視覚化したものです。

なのでキスマークをつけておくと、言い寄ってくる異性を遠ざける効果が期待できます。

キスマークをつけるようなラブラブな恋人がいる相手には、下心をもって声をかけづらいですよね。

また、もし恋人に浮気心があっても、キスマークがついている間は他の異性にアプローチすることは難しいでしょう。

なので、キスマーク1つで恋人の浮気を防止することができるのです。

ただ、単に「浮気しそうな恋人だから」という疑念からキスマークをつけるというわけではなく、相手のことが好きすぎてどうしても心配なので、少しでも不安を解消させるためにキスマークをつける、という心理なのだそう。

恋人が飲み会などの異性が多い場所に出かける時に、キスマークをつける人も多いようですよ。

5.気持ちが高ぶって思わず

キスマークをつけようと思ってつけるのではなく、相手への愛しさが溢れた時や相手と良い雰囲気になった時、触れ合っている時などに気持ちが高ぶり、思わずつけてしまうというパターンもあります。

「恋人が好きでたまらない」という気持ちが溢れキスだけでは満足できなくなり、より肌に密着したくなるのです。

この場合、衝動的にキスマークをつけているので、首筋や鎖骨など服で隠れにくい場所につけてしまうことが多いでしょう。

6.自分もつけてほしい

スキンシップが好きな人は「自分にもキスマークをつけてほしい」という願望から、先に自分から相手にキスマークをつけることもあります。

キスマークを愛情表現や恋人の証と捉えているため、お互いにキスマークをつけ合えば、言葉で愛を交わし合うのと同様に愛情を伝え合えると思っているためです。

またこの場合、相手が淡白で寂しいと思っているケースもあり、相手からの愛情を確認したくて誘っているということもあります。

場所によって変わるキスマークの意味とは?

首筋や背中など、キスマークをつける場所には、どのような意味があるのでしょうか。

1.首筋

首筋は髪の毛や服で隠れにくく、また急所である頸動脈があることから、その人への【執着】を表していると言われています。

相手を好きすぎるあまり「周囲の異性を牽制したい」「恋人は自分のもの」という思いが溢れ、他の人に見られるかもしれないというリスクを冒してもつけたいという独占欲が強い人がつける場所です。

2.鎖骨

鎖骨へのキスマークは【何か強い欲求を表すもの】と言われています。

人体の急所である首筋や心臓に近く、また周囲の人に見えやすい場所のため、恋人への独占欲や所有欲などの強い欲求を示しています。

また、胸に近い場所のため「先に進みたい」「もっと深く触れたい」という性的な欲求を示している場合もあります。

3.二の腕

キスの場所としてはマイナーな二の腕へのキスマークは、恋人への【純粋な好意】を表しています。

二の腕は服で隠れる場所であり、また性的な箇所ではないため、そこに触れるという行為自体が相手へのシンプルな愛情表現といえます。

また相手が女性の場合、柔らかい二の腕の感触が好きで触れたいというケースもあります。

4.太もも

太ももへのキスマークは【支配欲】を表しています。

相手をコントロールしたいという、S気の強いタイプが好む場所です。

またスカートやパンツの下に隠れる太ももを見られる恋人の特権を感じたいという思いもあります。

逆を言えば「自分以外の異性の前で服を脱ぐようなことは許さない」という気持ちの表れでもあります。

5.胸

胸へのキスマークは【独占欲】や【所有欲】の現れです。

胸は深い関係でないと触れることができない場所なうえ、心臓がある場所なので、そこに愛を刻むという行為には「この人は自分のもの」「誰にも渡さない」という強い思いが込められています。

また太ももと同じく、異性への牽制や威嚇、浮気防止の意味合いもあります。

6.お腹

お腹へのキスマークは【癒やされたい】【甘えたい】という気持ちの表れと言われています。

特に女性には男性にはない柔らかさがあるため、安心感や心地良さを感じられるほか、赤ちゃんを育てる場所として、母性を感じるため、疲れた時や甘えたくなった時にふと触れたくなるよう。

それだけ、気を許している証拠ともいえます。

7.背中

背中へのキスマークは【強い愛情】や【偏愛】を表しています。

背中は本人には見えない場所なので、他の箇所よりも愛情からくるマーキングの意味が込められていると言われています。

また背中は服を脱がないと触れられない場所なので「このキスマークを知っているのは自分だけ」という嗜好的な興奮を感じるようです。

キスマークをキレイにつけるには?

それでは、ここからはキスマークのつけ方を紹介します。

キスマークのつけ方の基本は「相手の皮膚を唇で吸う」です。

しかし簡単なようで意外と難しく、初心者の方はなかなかキスマークがつかなくて苦戦するようです。

そこでキレイなキスマークをつけるコツを伝授いたします。

まずは①唇を舐めて軽く濡らすです。

うまくキスマークをつけるには、肌と唇を密着させる必要があります。

唇が乾燥していると隙間が空いてしまうので、キスマークをつける前に少し湿らせておきましょう。

次に②肌と唇をしっかりくっつけるです。

特に初心者の方の失敗にありがちなのが、“吸う力が弱い”というもの。

相手が痛がりそうと思い、吸いつく力を加減してしまうと痕が尽きません。

しっかりと圧をかけて吸わないと肌に痕は残せないので、うまく力が入るように肌と唇はしっかりくっつけるようにしましょう。

最後にぜひ覚えておいてもらいたいのが③10秒ほど時間をかけるです。

イメージとしては「チュッ」としただけで痕がつきそうですが、実際はそれくらいではつきません。

圧をかけながらしっかり時間をかけると、キレイなキスマークをつけることができます。

キスマークを消すには?

恋人との愛の証であるキスマーク。

しかし存在感があるぶん、つけた場所によっては服などで隠しきれず、困ったことになることもあります。

そこで最後に「キスマークの消し方」についてもご紹介します。

キスマークという名前はかわいいですが、実際は『内出血の痕』になります。

つまり、どこかでぶつけた時の青アザと同じケアで対処することができます。

キスマークがついてから時間が経っていない場合は、すぐにキスマークの箇所を冷やすのが効果的です。

その箇所の内出血の状態が落ち着きます。

キスマークがついてから時間が経っている場合は、逆に血流を良くすることで痕を薄くすることができます。

キスマークの箇所を温めて血行を促進させましょう。

キスマークをつけている時は盛り上がっていても、翌日は仕事なのに見える箇所についていたら「どうしよう…」と慌てますよね。

そんな時は今回ご紹介した方法でキスマークの痕を薄くしてみてくださいね。

それでも効果がない場合には、絆創膏を貼るなどして、キスマークを隠してみてください。

キスマークは愛情表現の1つ。でも配慮も忘れずに

キスマークは、恋人同士のロマンチックな愛情表現の1つです。

ですが、相手の肌に見える痕をつける以上、相手に事前に了承をもらっておく必要があります。

気分が乗ってつい…となると、相手は困ってしまうかもしれません。

またつける場所もしっかり注意したいところです。

「キスマークつけてもいい?」と相手に確認を取りOKが出たら、今回の記事を参考にして、ぜひキレイな愛の証を大切な恋人につけてあげてくださいね。

あなたにおすすめの記事

あなたにおすすめの占い