子育ても落ち着き、少し自分の時間が持てるようになってくる50代。
実は今、まだまだフットワークが軽く、若々しい50代の女性が働き出すケースが増えてきています。
年金受給の補償が5年後、10年後も確かなものなのかがわからない不景気の今、50代からでも仕事に就くことで、老後も永く生活の安定を図ることができます。
でも、ずっと主婦業をしてきた方でもすぐに働けて稼げる仕事ってあるのでしょうか?
そこで今回は、資格の必要がなく、また年齢制限や定年もない、50代女性にピッタリのおすすめの仕事をご紹介します。
目次
50代女性の仕事探しは厳しい?
年々不景気が進む日本。
コロナ禍の追い打ちもあり、仕事探しは以前よりも難しくなっています。
そんな中で50代女性が新しい仕事を見つけることはより困難かもしれません。
それには2つの理由があります。
1つは年齢にともなう体力的な問題です。
やはり20代、30代の頃のような体力はありませんし、そろそろ更年期に入る人も増えていきます。
若い頃と同じようにバリバリと働くことは厳しいでしょう。
2つ目はまとまった時間が取りにくいことです。
子育てが落ち着いても次は親の介護が入ってくることもありますし、また毎日の家事もあります。
限られた時間の中で働ける仕事というと、なかなか見つけることは難しいでしょう。
50代女性ならではの仕事上の強み
しかし50代女性ならではの仕事上の強みもあります。
これを理解し活かせば、スムーズに仕事を見つけることも不可能ではありません。
実際にさまざまな企業が40代、50代の女性を積極的に採用している動きもあります。
50代女性ならではの強みというのは、「人生経験が豊富なこと」、そして「常識やマナーが身についている」、「コミュニケーション能力が期待できる」です。
これらは仕事において即戦力になる能力です。
また年齢が若いと委縮しがちな年配者とのやりとりもスムーズにできる方も多いと思いますし、幅広い年齢層の顧客に対応できる力は、サービス業に限らずどの分野の仕事でも活躍できる素晴らしい強みといえるでしょう。
50代女性が仕事を見つけるポイント1 資格が不要
もし運良く仕事が見つかっても、続けやすい仕事でないと結局辞めたり、すぐに転職を考えたりしなければなりません。
そこで、ここからは50代女性が働きやすい仕事を見つけるポイントをご紹介していきます。
まず1つ目は「資格が必要ないこと」です。
今から資格取得のために勉強を始めるとすると時間がかかりますし、その間は当然ながら無収入の状態です。
また1回で合格できるかはわかりませんし、たとえ合格できても実務経験はゼロなので、即戦力を期待する企業から見るとあまり就職活動の武器にはならないかもしれません。
それに家事や介護をしながらの一からの資格取得は大変ですので、最初から資格が不要な仕事に絞って探すのが良いでしょう。
50代女性が仕事を見つけるポイント2 体力的な問題
50代女性に適した仕事を見極めるポイントその2は、「体力的に無理のない仕事であること」です。
前述したように、50代は20代の頃と比べると多少無理ができるほどの体力はありませんし、さらに更年期が重なってくると体調を崩しやすくなります。
いくらやりがいがあったり給与が良かったりしても、体力的に続かなければ仕事を続けることが難しくなってしまいます。
無理をして、そこから本格的に体を壊してしまう恐れもありますので、労働時間や労働環境など、体力に関わる面はしっかりチェックする必要があるのです。
疲れた時にこまめに休憩が取れる仕事と考えると、外に働きに出なくても、自宅でできる『在宅ワーク』が理想かもしれません。
50代女性が仕事を見つけるポイント3 より長く働ける
50代女性に適した仕事を見極めるポイントその3は、「より長く働ける仕事=定年などの年齢制限がない仕事であること」です。
一般的な企業の社員の定年は、現在「60歳」が最多です。
法律が改正され2025年からは65歳への延長が義務化されるとはいえ、そこまで長い猶予が生まれたわけではなく、また現段階ではあくまで施行予定です。
50代からの就職を考えると、定年がある仕事だと働ける期間がどうしても限られてしまいます。
年齢が上がるごとに仕事を見つけることが難しくなると考えると、今のうちに定年のない仕事を見つけておくのがベストでしょう。
また定年がない仕事であれば、老後の収入に関する不安も軽減されますよ。
50代女性におすすめの仕事は「占い師」
ここまで50代女性にベストな仕事を見つけるポイントを紹介してきましたが、実は3つのポイント全てに当てはまる仕事があります。
それは常に需要があり不況に強い【占い師】です。
「占い師ってとても難しそう…」と思われるかもしれませんが、実は実際に多くの50代女性の方が占い師として活躍されていらっしゃいます。
占い師に必要な資格や学歴はなく、また試験もないので、すぐにでも始めることができます。
また以前は対面式の占いが主流でしたが、現在は「メール・チャット占い」や「電話占い」などオンラインの占いが主流となっています。
なので家事や介護のスキマ時間を利用して、好きな時に在宅のまま働くことができるのです。
また占い師には定年もないので、亡くなる直前まで働かれていた方もいらっしゃいます。
さらに占い師は技術よりも相談者とのコミュニケーション力が重要になってきますので、ここで50代女性の強みを活かすことができますね。
最後に
一般的に新しい仕事を見つけるのは困難だと言われている50代女性。
実際になかなか見つけられず、困っている方は多いでしょう。
しかし不況に強く在宅のまま働ける『占い師』なら、資格も体力も定年も気にすることなくすぐに始めることができます。
これまでの人生経験を活かし相談者にアドバイスをすることによって、ただ働くだけでなく、誰かに感謝されるやりがいを感じることもできるでしょう。