自分より優れている人をうらやんだり、好きなあの人が興味を持っている相手や物をねたんだり…。
ぶっちゃけ、いろんな人やものに囲まれて生きていれば、嫉妬することは誰にだってありますよね。
ただ、その嫉妬心と上手に付き合うことができないと、ネガティブな感情を持ち続けて苦しくなったり、時には人間関係にヒビが入ってしまったりすることもあります。
それを防ぐためには、なぜ嫉妬をしてしまうのかという仕組みや、どう対処していけばいいのかを知ることはとても大切。
今回は嫉妬とはどんな感情なのか、そして嫉妬心を上手にコントロールする方法を紹介したいと思います。
目次
そもそも嫉妬とはどんな感情?
嫉妬というのは、他人が自分より優れている、恵まれていると思った時に感じる憎々しさである「そねみ」や、くやしさとも表現できる「ねたみ」といったネガティブな感情のことを指します。
また、自分が好意を持っている相手の興味や関心、愛情が自分以外の人や物に向いた時に起こる「ねたみ」の感情も嫉妬といえるでしょう。
この「ねたみ」は、「焼きもち」なんていう言い方をすることもあります。
こちらのほうがよく聞く表現かもしれませんね。
男女によって嫉妬を抱く感情、態度が異なる
誰にでもある嫉妬、という感情ですが、“嫉妬心”や、嫉妬心を抱いた時の行動には男女差があるようです。
男性の場合、自分より優れている人や能力がある人が身近にいると嫉妬することが多くなるようです。
そして、男性が嫉妬した時の反応や行動は、女性に比べ、表情や態度に出やすいところがあります。
さらに不思議なことに、男性の場合、自分が他人に対し、嫉妬していること自体に気づかないこともあるようですよ。
一方、女性の場合、かわいいとかスタイルに恵まれているといった、女性としての美しさや魅力に対し、嫉妬心が起こる人が多い傾向にあります。
女性も男性のように嫉妬が態度に出てしまう人もいますが、どちらかといえば、人知れずため込むタイプのほうが多い傾向にあるようです。
嫉妬とうまく向き合うコツ1 嫉妬心を受け入れる
それでは、ここからは嫉妬の感情を抱いたら、どう向き合えばいいのか、その対処法についてご紹介していきます。
まず1つ目は「嫉妬心を受け入れる」というものです。
嫉妬はネガティブな感情なので、嫉妬している自分を認めたくないものです。
誰だって、自分がねたみそねみのような感情を持っているなんて受け入れたくないし、信じたくないですもんね。
でも、自分が嫉妬していることを受け入れることが最初のステップです。
誰かにそれを伝える必要なんてないんですよ。
ただ、嫉妬という感情を持っている自分を自分が素直に受け入れればOKです。
嫉妬とうまく向き合うコツ2 嫉妬心を吐き出す
2つ目は「嫉妬心を吐き出す」というものになります。
負の感情って、外に吐き出さずにため込んでいると消えることがないんですよね。
ですから、信頼していて話せる人がいるなら、話を聞いてもらって嫉妬の感情を吐き出しましょう。
そうすることで上手に昇華されていきます。
とはいっても、その感情を外に出すって結構、勇気がいりますよね。
「誰かに話すのはちょっと」という感じでなかなか打ち明けづらい、という場合には、ノートに自分の感情を書くのも効果的です。
誰が見るものでもありませんので、思いっきり書きなぐって、最後に破って捨てるのもスッキリ感が増していいですよ。
嫉妬とうまく向き合うコツ3 自分を褒める
3つ目は「自分を褒める」というものです。
これはちょっと意外かもしれませんが、ここには深い理由があるんです。
嫉妬をすると、その感情ばかりを抱いてしまいがちです。
そして、そんな自分が嫌になってしまったり、自己嫌悪に陥ったりもします。
その場合は、嫉妬を振り切るように、あえて仕事に集中してみたり、夢中になれる趣味を作ったりなど、自分のことに集中してみましょう。
そして、そうやって頑張っている自分をどんどん褒めてあげるようにしましょう!
ちょっとしたことでもとにかく褒めます。
そうすると、不思議と嫉妬していた気持ちが落ち着いてくるはずですよ。
相手から嫉妬を抱かれたら、どう対処すればいい?
これまでは自分が嫉妬した時の対処法についてご紹介してきました。
では、逆に相手から嫉妬された時にはどう対処すればいいのでしょうか?
相手があなたに対して嫉妬の感情を抱いているのがわかったら、まずは相手がどうして嫉妬を抱いてしまうのか、相手の気持ちを聞くようにしましょう。
この時、あなたはとりあえず、自分の意見は引っ込めて、聞くことに徹するようにしてください。
これがとっても大事!
そして、相手が吐き出したところで、こちらから相手の良いところを褒めてあげてください。
本当に思っていることを伝えることがポイントです。
それと同時に「あなたは自分にとって大切な人なんだ」という思いをきちんと伝えれば、相手はあなたへの嫉妬心を抱かなくなるでしょう。
最後に
男女問わず、たくさんの人とお付き合いをしながら日々過ごしていると、恋愛関係、友人関係、学校や職場など、さまざまなシーンで嫉妬が生まれてしまう瞬間は出てきますよね。
誰しもがふとした瞬間に抱いてしまう嫉妬という感情をコントロールするコツを身につければ、かなり生きやすくなるはずです。
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