「人たらし」とはどんな人?特徴や性格、行動、モテる理由を解説

「人たらし」とは?

「人たらし」とは、不思議と人に愛される魅力がある人のことを指します。初対面でも好かれやすく、いつも輪の中心にいるような、目立つタイプの人が多いです。

「人たらし」に似た言葉として、「男たらし」や「女たらし」があります。こちらの場合はどちらも異性をたぶらかしたり、異性関係が派手だったりする人のことを指すため、マイナスイメージで使われていることが主流です。

対して「人たらし」は「多くの人を虜にしてしまう人」という良い意味で使われることが多い言葉です。

ただ、「たらし」という言葉自体がもともと「人を騙す」といった意味合いが含まれるため、なかにはネガティブなイメージを持つ人もいるでしょう。

目次

「人たらし」はどんな人? 性格や行動などの特徴解説

ここからは「人たらし」はどんな人なのか、性格や行動まで、詳しく解説していきます。

  1. ポジティブで社交的
  2. 聞き上手で共感力が高い
  3. 裏表がなく自然体で飾らない
  4. 大らかな包容力がある
  5. どんな人にも気さくに接する
  6. 周りをよく観察している
  7. 自分の弱さもさらけ出せる
  8. ネガティブなことを言わない
  9. 初対面でも笑顔で親しみやすい
  10. フットワークが軽くアクティブ
  11. 褒め方が上手でさり気ない
  12. 人の話した内容を覚えている
  13. 場の空気を読んで行動できる
  14. 人との縁を大事にしている
  15. 連絡がマメで気づかい上手
ポジティブで社交的

人たらしの代表的な特徴として、ポジティブで社交的であることが挙げられます。いつも前向きな姿勢で明るい人は、一緒にいるだけでこちらの気分も上がるような気がするもの。

また、ポジティブな人はいつも目がキラキラしていてとても綺麗です。そんな美しさに魅了されたり、プラスの気に寄せられたりして、多くの人が集まってくるのです。

社交的な性格で引き寄せられてきた人を分け隔てなく受け入れる姿勢も、多くの人を魅了する特徴の1つです。

聞き上手で共感力が高い

聞き上手で、人の気持ちや考えを言われずとも汲み取り、寄り添うことができる共感力の高さも、人たらしの特徴です。

明るく社交的でいつも輪の中心にいますが、決して天狗になることなく、1人1人を大切に扱います。言葉だけでなく、表情や態度からも気持ちを察してくれるので、「その言葉が欲しかった」という一言を投げかけてくれます。

また、とても聞き上手なので「この人なら悩みを相談できそう」と思わせる安心感があります。大事な秘密を打ち明けた人は「この人と深い関係になった」と思うのです。

裏表がなく自然体で飾らない

人たらしな人は、ありのままの自分を大切にしている人が多い傾向があります。

どんな人がいても必要以上に自分を大きく見せることなく、等身大に振る舞います。自然体で飾らない態度は好感が高く、一緒にいる人も肩の力を抜いてリラックスして付き合うことができるので、そばにいるととても心地良く感じます。

また、利益で動かない誠実な人柄だからこそ、「この人なら信用できる」と大事なことを打ち明けてもらえたり、堅物な人も心を寄せたりすることが多いのです。

大らかな包容力がある

人たらしな人には、大らかな包容力があるという特徴があります。

誰かが困っていると「自分がやってあげるよ!」と、さわやかに助っ人を申し出たり、「自分はいいからあなたがやって」と順番を譲ったりしてくれるので、周りの人は助けられることやホッとできることがたくさんあります。

また、何でも「いいよ」と受け止めてくれる安心感があるので、「あの人なら優しく受け止めてくれそう」と、つい人たらしな人に足が向くのです。

どんな人にも気さくに接する

人たらしな人は、人によって態度を変えず、どんな人にも気さくに接します。

たとえば、会社の上司や先輩に対して媚びたり、店員の前で態度が横柄になったりすることはありません。クラスの人気者が相手でも、奥手で友達が少ない人が相手でも変わらず公平に接するため、様々な立場から好かれます。

向こうから来られても拒まず、どんな人でも気さくに受け入れる度量の広さがあるので、話しかけられやすいのも特徴の1つです。

周りをよく観察している

周りをよく観察していて、細やかな気配りが得意なのも、人たらしの特徴です。

周囲の状況を敏感に察知する能力に長けており、周りの状況や人の流れ、気持ちをよく観察しています。持ち前の共感力の高さも相まって、みんなが困っている時にサッと手を差し伸べたり、必要なものを用意したりと、状況に応じた気配りや配慮がすぐにできるのです。

また、人の小さな変化にも敏感です。誰かが前髪を少し切ったり、いつもと違うヘアアレンジをしたりしただけでも「似合っているね」と声をかけ、相手を喜ばせることができます。

自分の弱さもさらけ出せる

人たらしな人はありのままの自分でいることを大切にしているため、自分の弱さもさらけ出すことができます。

どんなにポジティブマインドな人でも、何でもうまくいくわけではありませんし、時には大きな失敗をしたり、失恋をしたりして落ち込むこともあります。そんな時、見栄を張らずに悲しみや悩みを素直に出せるのが人たらしな人の強み。

完璧な人よりもちょっとスキがある人のほうが親しみを感じますし、また弱みを見せてもらえた人は「自分だから頼ってもらえている」と嬉しく感じます。

ネガティブなことを言わない

できそうでなかなか難しいのが、ネガティブなことを言わないということ。

気心知れた人だけになるとついつい愚痴や誰かの悪口が口を出てしまうものですが、人たらしな人はそれがありません。誰が相手でも愚痴や不満などネガティブなことを言わないので、付き合っていてとても気分が良いのです。

また、人の悪口を言わないのは、周りをよく観察する癖がついているため、悪いところだけでなく良いところもたくさん気づけているので、悪口が出てこないのです。

初対面でも笑顔で親しみやすい

人たらしな人はコミュニケーション能力が高く、初対面でも話しかけやすい親しみやすさがあります。

人たらしな人の誰でも公平に接する態度は初対面の人にも発揮され、まるでずっと仲が良かったかのように気さくに振る舞うため、警戒心が強い人もすぐに絆されることが多いです。

また、いつもニコニコと笑顔なのも話しかけやすいポイントの1つ。人たらしな人はただ笑顔なだけでなく、目が合った時にその人に向かってニコッと笑いかけてくれるので、なおのこと受け入れてくれる感があり、話しかけやすいのです。

フットワークが軽くアクティブ

人たらしな人は、フットワークが軽くアクティブです。

基本的に社交的なタイプで、いろいろな人との交流を楽しむ傾向があります。お誘いがあったら即OK。どこへでも何にでも積極的に参加するので、人付き合いも他の人より群を抜いて多いです。

また、楽しいことが大好きなタイプで、「面白そう!」と思ったらすぐに行動に移すことも多いです。そのため、スケジュールは常にパンパン! という人も少なくありません。

褒め方が上手でさり気ない

人たらしな人は、褒め上手な人が多い傾向があります。細かなことにも気づく目や察知能力を持っているため、些細な変化にも気づいて素直に褒めることができます。

褒められることに嫌な気がする人はいませんし、人たらしな人はさり気なく褒めるため、素直に受け取ることができます。そのテクニックに優れていることこそが、人たらしの真骨頂といえます。

また、いつも人を褒めているので自分も陰口を言われることがなく、むしろ良い評判を知らないところで広めてもらえることが多いです。

人の話した内容を覚えている

人たらしな人は、とてもマメな人が多く、人の話した内容をしっかりと覚えています。

会話の中で相手がポロッとこぼした一言さえ覚えているので、次に同じ話になった時に「そういえば前に○○って言っていたよね?」と言って「そんなことまで覚えてくれているの!?」と相手を驚かせることもしばしば。

自分が何気なく話したことも細かく覚えてくれているので、「自分のことをよく見てくれている」と、大事にされている感じが伝わってきます。

場の空気を読んで行動できる

人たらしな人は鋭い観察力があり、周りをよく見ているので、場の空気を読んで状況に応じて行動することができます。

たとえば、険悪なムードになったらさり気なく楽しい話題に変えたり、チームの顔合わせの場で沈黙が流れたら自分から話題を提供したり、喋れていない人に話を振ったりすることができます。

そのため「○○さんがいると場が和む」「○○さんがいたらスムーズに会議が進む」なんて評価を受けていることも多いです。

人との縁を大事にしている

人たらしな人が分け隔てなくいろいろな人と気さくに接したり、困っている人を見かけたら手を差し伸べたりと献身的な一面を見せるのは、根本的に人が大好きだからです。

どんな人でもじっくり話を聞いたり、1人1人大切にしていたりするのは、人との縁を大事にしているから。

人に好かれようなど下心があって打算的に動いているのではなく、人が好きだから一緒にいたい・この関係を大切にしたいという心からの行動なのです。

連絡がマメで気づかい上手

連絡がマメで気づかい上手なのも、人たらしな人の大きな特徴です。

その理由の1つは、人が好きで交流に積極的だから。そのため定期的にごはんに誘ったり、連絡をもらったらすぐに返信したりします。

2つ目の理由は、周りをよく見ていて、人のことに敏感だから。たとえば失敗して怒られている場面を見た時、「その後どうなったかな。大丈夫かな」とその人が気になってフォローの連絡を入れることがあります。

こうした1つ1つの細かな対応の積み重ねで、人々の心を掴むのです。

人たらしな人の恋愛傾向を解説

それでは、自然と人から好かれる人たらしな人にはどんな恋愛傾向があるのでしょうか。

  1. 自然と異性を惹きつけ、モテる
  2. 本命には奥手で、好意が伝わりにくい
  3. 人から好かれて交際が始まることが多い
  4. 恋人に嫉妬されやすい、浮気を勘違いされる
  5. 三角関係など、複雑な恋に巻き込まれやすい
自然と異性を惹きつけ、モテる

いつも明るく笑顔で気さくに接し、人の気持ちに敏感でその人の心に寄り添うことができる人たらしな人には、モテる要素が詰まっています。

誰に対しても公平に接するので社交的な人から引っ込み思案の人まで幅広く人の心を自然と惹きつけます。

人から好意を寄せられることが多いので、告白される機会は人よりも多い傾向があります。そして、告白されたら真摯に向き合い対応してくれるので、なおのこと異性から好かれやすいのです。

本命には奥手で、好意が伝わりにくい

人たらしな人は異性にモテますが、実は本命には奥手で、好意が伝わりにくいという恋愛的特徴があります。

「人たらしな人は社交的な性格なのになぜ?」と思われるでしょうが、これには理由があります。人たらしな人は好かれやすいため、恋愛では告白されて始まる恋が多いからです。

いつの間にか相手に好かれていた、という経験が多いため、いざ本命ができると、どうすれば相手の気を惹くことができるかがわからなくなるのです。

人から好かれて交際が始まることが多い

先に解説した通り、人たらしな人は異性にモテやすいため、相手から好かれて交際が始まることが多い傾向があります。

人たらしな人は相手の気持ちを親身になって考えられるため、「告白してもらったからには相手を大切にせねば」と思い、相手の気持ちを受け入れて交際に発展するケースが多いです。

ただ、そのために本当に好きな人がいても告白された人を優先してしまうということが。モテすぎるゆえの悩みが多いのも、人たらしな人の特徴といえます。

恋人に嫉妬されやすい、浮気を勘違いされる

人たらしな人は異性にとてもモテるため、恋人に嫉妬されやすいという恋愛的特徴があります。なかには恋人がいてもアプローチしてくる積極的な人もいますから、恋人からするとハラハラして仕方がありません。

また、人たらしな人は誰に対しても分け隔てなく優しく接するため「他の異性に好かれようとしているのでは?」と浮気を勘違いされることも。

人たらしな人からするといつも通りに振る舞っているだけなので、戸惑ってしまうでしょう。

三角関係など、複雑な恋に巻き込まれやすい

三角関係など、複雑な恋に巻き込まれやすいのも、人たらしな人の恋愛的特徴です。

人たらしな人は多くの人から好意を寄せられるため、一度に複数人の人から告白されるなんてこともあります。

そして、告白されたら無碍にできないという人たらしな人の真摯な対応が余計に相手を期待させたり、思わせぶりな態度に映ってしまったりして、恋のトラブルに発展してしまうことがあります。

みんなに平等にという態度が裏目に出てしまうパターンといえます。

ズバリ! 人たらしな人がモテる理由は?

フレンドリーな人がモテやすいのは一般的ですが、人たらしな人がモテるのには他にも理由があります。

人たらしな人がモテる理由1つ目は、相手との関係を大切にするマメな行動により、相手への好意が伝わりやすいためです。

親切にしてくれたり、ずっと前に話したことを覚えてくれたりしたら「大切にしてくれている」と感じるはずです。そうして自分から無意識に好意を伝えるため、相手をその気にさせることができるのです。

理由の2つ目は、自分の弱みを見せてくれるからです。

弱みを見せるのは相手を信頼しているからこそできることです。そのため、悩みを打ち明けてもらえた相手は「頼りにしてくれている」と思い、庇護欲が掻き立てられたり、親近感が湧いたりするのです。

人に好かれよう!「人たらし」になるための方法

人たらしになるためには、相手を思いやることや、相手に心地良さを与えることが大切です。

ここからは、実践しやすい「人たらし」になる方法を紹介していきます。

  1. 笑顔を絶やさない、前向きなな言葉を使う
  2. 誰に対しても分け隔てなく接する
  3. 積極的にコミュニケーションを取る
  4. 相手の良いところを探し、褒める
  5. 日頃の感謝の気持ちを伝える
  6. 時には相手に頼る、相手に甘える
  7. 自分に自信を持つ、日常を充実させる
  8. 「人たらし」を目指しすぎない
笑顔を絶やさない、前向きな言葉を使う

人たらしな人を目指すなら、まずは笑顔を絶やさないように心がけましょう。

ツンとしていたり、不機嫌だったりする人には壁を感じて話しかけづらくなります。

笑顔は、いうなれば「ウェルカム」という心のサイン。ニコニコしている人は「優しそう」「話しかけても受け入れてくれそう」と思わせる魅力があります。

また、前向きな言葉を使うことも大切です。愚痴や人の悪口を言う人は、その場では「そうだよね、わかる」と盛り上がっても、「怒らせると怖い人」という印象を与えてしまいます。

いつもポジティブな人は一緒にいて心地良いですから、前向きな態度でいるようにしましょう。

誰に対しても分け隔てなく接する

上司や後輩など立場や間柄に関係なく、誰に対しても分け隔てなく接するようにしましょう。

コツは、誰に対しても敬意を持つこと。「この人についていくと得だ」「この人は仲良くしても利がない」など損得勘定を持つと、意外と簡単に周りの人に見破られてしまいます。

どんな人でも1人の人間として対等に接し、敬意を持って対応すれば「この人は自分のことをちゃんと大切にしてくれる」と多くの人が集まってくれるようになります。

積極的にコミュニケーションを取る

人たらしの最大の特徴は、高い社交性です。人たらしな人は人が大好きで、様々な人と自分から交流することができます。

誰とでも仲良くできるのは天性の才ですが、才能がなくても、いろいろなタイプの人と多く接することで人付き合いのコツを学ぶことができます。

自分から積極的に話しかけたり、あえて自分がいるグループとは正反対のグループに交わったりして、積極的にコミュニケーションを取りましょう。

そうしていくうちに自ずと社交性が身につき、人に好かれる人たらしに近づくことができます。

相手の良いところを探し、褒める

人たらしな人は褒め上手です。そのため、相手の良いところを積極的に探し、褒めるようにすれば、人たらしに近づきます。

「苦手だな」と思う人でも、1日じっくり観察してみれば、良いところに気づくはず。もしかすると、あなたが苦手と思う部分も表面的なものしか見ていないゆえの誤解かもしれませんよ。

そうしていくうちに人付き合いが楽しくなり、多くの人と楽しく交流できる根っからの人たらしになれるかもしれません。

日頃の感謝の気持ちを伝える

相手に対し、日頃の感謝の気持ちを伝えるのも効果的な方法です。相手にしてもらったちょっとした気づかいや親切など、小さなことも見逃さず、しっかり感謝を伝えるようにしましょう。

些細なこともスルーせず言葉にして感謝を伝えることで、相手も「ちゃんと自分のことを見てくれている」と感じますし「自分のことを大切に思ってくれているんだな」と嬉しくなります。

また、こんなに喜んでくれるならと、今後も何かと気にかけてくれるようになるはずです。

時には相手に頼る、相手に甘える

人たらしの凄いところは、他人に与えるばかりでなく、適度に人に頼って持ちつ持たれつの関係を築けるところ。

何でも1人できる完璧な人は素晴らしいですが、スキがないと「私とは釣り合わない人だ」と距離を感じてしまう人もいます。

時には相手に頼る、相手に甘えるようにして「私にはあなたが必要です」ということをアピールしましょう。

頼られた相手は信頼されていると感じて嬉しくなりますし、今度は自分が相手を助けてあげるなどして、より深い信頼関係や絆を築くことができます。

自分に自信を持つ、日常を充実させる

いろんな人に話しかけたり、周りの状況を見て手を差し伸べたりできるのは、自分に自信があってこそできるものです。「どうせ自分なんて…」という気持ちがあるうちは、ここぞという時に動くことができません。

いきなり自信を持つのも難しいので、まずは少しずつ、小さな目標を立ててはクリアしていくことで自信をつけていきましょう。

また、日常を充実させることも大切です。

自分のやりたいことをやったり、毎日楽しそうに笑っていたりする人は、キラキラしていてとても魅力的に見えます。そんな魅力を持つことで「お近づきになりたいな」と向こうから話しかけてもらえる機会も増えていきます。

「人たらし」を目指しすぎない

人たらしを目指す人に一番注意してもらいたいのは、「人たらし」を目指しすぎないことです。

「人たらし」を意識して急に頑張りすぎてしまうと、空回ったり、好意を得ようとする利己的な人と誤解されたりしてしまう恐れがあります。そうなると逆に相手に警戒心を抱かせてしまうので、あくまでさり気なく、自然にできることから始めましょう。

真の人たらしな人は、自分をよく見せるための計算はしません。「好かれたい」という見返りを求めず、自分が相手を好きだから親切にするつもりで動きましょう。

人たらしを目指すうえで、注意すべき点は?

人たらしを目指すうえで、注意すべきなのは、八方美人にならないことです。

人たらしな人は誰に対しても分け隔てなく接するため、加減を間違えると「八方美人」と非難されることがあります。相手の好意を得ようとする気持ちが見抜かれてしまうと「八方美人」と見られやすいため、やりすぎないようにしましょう。

また、親しみやすさと馴れ馴れしさをはき違えないことも大切です。

人たらしな人は誰に対しても仲良く接することができますが、同時に人のことをよく見ているので細かな配慮をしたり、引くべきところは引いたりすることができます。

親密な関係になろうと相手のプライベートな部分にズカズカと入り込むのは馴れ馴れしい人に映りますので、相手のことを第一に考え、適度な対応を取るようにしましょう。

あなたの「人たらし」度は? 自己診断チェック

あなたの人たらし度は高めかどうか、次のうち、いくつ当てはまるかで診断します。

□初対面でも相手と自然に打ち解けることが多い。
□相手の名前や会話内容をよく覚えているほうだ。
□相手の話を遮らず、最後まで聞くようにしている。
□どんな立場の人とも、対等な態度で接することができる。
□人のちょっとした変化(髪型、雰囲気など)にすぐ気づく。
□「あなたと話すと楽しい」と言われたことがある。
□素直に「ありがとう」「ごめんね」が言える。
□困っている人を見ると、自然に手を差し伸べたくなる。
□自分の弱さや失敗も、オープンに話せるほうだ。
□相手の考えや価値観を、まず受け入れてから話すようにしている。

  • 0個から2個、当てはまった方は…これから伸びる予備軍。
  • 人たらしとしての魅力は眠っている状態。まずは笑顔と聞き上手を意識して、安心感を与えることから始めると急成長します。

  • 3個から5個、当てはまった方は…普通・やや控えめタイプ。
  • 一部の人からは好印象を持たれますが、初対面や大人数だと控えめになりがち。共感や軽い冗談を交えて距離を縮めましょう。

  • 6個から7個、当てはまった方は…好印象な人寄せタイプ。
  • 人から好かれやすく、相手の心をほぐすのが上手。意識的に笑顔や相手の名前呼びを増やせば、さらに人たらし度がアップします。

  • 8個から10個、当てはまった方は…超・人たらしタイプ。
  • 誰とでも自然に距離を縮め、信頼を勝ち取る天性の人たらしとしての魅力を持っています。明るさと気配りのバランスが絶妙で、恋愛も仕事も人間関係もスムーズ。周囲にとって「安心できる存在」です。

「人たらし」を目指して、人に好かれよう

誰からも愛される「人たらし」は、多くの人が憧れる存在です。

笑顔で接したり、積極的に交流したり、相手に親切にしたり…と人たらしに近づく行動はいろいろとありますが、真の人たらしに近づくには、まずは「人を好きになること」が何より大切です。

いろんな人と楽しい時間を過ごしたい、この人との縁を大切にしたいと心から思えるようになれば、いつの間にか人たらしに近づくことができます。

今回紹介したコツを参考にして、憧れの人たらしを目指してくださいね。

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