「どんな人が好み?」と聞いた時、あなたはなんて答えますか?
容姿やファッションセンスについて語る人もいると思いますが、大半の人は「優しい人」と答えるのではないでしょうか。
でも、「優しい人」というのも、結構漠然としていて抽象的な答えです。そもそも「優しい人」ってどんな人のでしょうか。
今回は、「優しい人」について、その特徴や自分が「優しい人」だと思われるためにはどう振る舞えば良いのかなどについて、ご紹介したいと思います。
目次
そもそも「優しい人」とは? どんな意味?
まず「優しさ」について紐解いていきましょう。
純粋な言葉の意味として調べてみると、「優しさ」とは
・「他人に対して親切で、思いやることができる」
・「情が細やかで、相手の気持ちを察することができる」
・「素直な性質を持ち、心根が温厚なこと」
などなど、基本的に「人の性格を表現する時」に用いられる言葉です。
つまり、
・感情が穏やかで細かいことにもよく気がつく
・穏やかに振る舞える人
・素直で相手の言うことをゆるやかに受け止められる人
という人は、基本的にまわりの人から「あの人は優しい人だ」という印象を持たれることが多いといえます。
「優しい人」ってどんな人? 5つの特徴を紹介
では、具体的にどんな人が「優しい人」認定されるのでしょうか?「優しい人」に見られる特徴を、5つほどご紹介しましょう。
・相手に見返りを求めず行動する
本当に優しい人の特徴、その1つ目は「相手に見返りを求めず行動する」というものです。
心の底から優しい人は、相手がどんな人であっても、困っていたら「助けてあげたい!」と手を差し伸べるところがあります。
そこには純粋な親切心と献身的な気持ちしかありません。
しかし、打算的な人やずる賢い人であれば「助けてやったんだから何かしらお礼をしてもらわないと損だ」とか「恩を売ってやろう」という下心やずるい計算が原動力になります。
つまり、本当に優しい人は、手助けすることによって利益やメリットを得ようという気持ちはなく、強いて言うなら「困っている人を見ていられない」という気持ちが原動力です。
純粋な親切心や慈愛を持ち、自分の利益ではなく純粋な善意で行動できる人が、「本当の優しさ」を持っている人でしょう。
・相手の気持ちを尊重し行動する
本当に優しい人の特徴、その2つ目は「相手の気持ちを尊重し行動する」というものです。
優しい人はとても感受性が豊かで、相手の気持ちを察したり、態度や様子を見たりして行動します。
相手が喜んでいる時は、その喜びに対して「良かったね!」と自分のことのように共感してくれますし、誰かが落ち込んでいる時は、心から心配し、少しでも気持ちが楽になるように働きかけてくれます。
その人の価値観を大切にし、心に寄り添ってくれますので、優しい人に対する信頼感はかなり大きくなると思います。
一方で、表面的に優しく振る舞う人は、相手のことよりも自分を優先します。
相手気持ちを考えながら、自分が可能な範囲でいろいろと協力してくれる人や、嬉しい時も悲しい時も、大変な目にあっている時も変わらずに寄り添ってくれる人が、本当に優しい人の特徴といえます。
・相手を思って自分の意見を伝える
本当に優しい人の特徴、その3つ目は「相手を思って自分の意見を伝える」というものです。
「優しい人」というと、どんなことでも相手の意見を肯定し、何でも「いいよ!」と受け入れてくれることだと思ってしまいがちです。
しかし本当に優しい人は、ただ相手を肯定するだけではありません。
「本当に優しい人」は、どんなことが相手のためになるのか、時と場合を考慮しながら親身になって考えてくれます。
ですから、もし相手が間違った道を進もうとしている場合は心配してくれますし、状況によっては耳が痛くなるような苦言でも遠慮なく忠告する、という強さを持っています。
相手の気分を損ねるような言葉は言いにくいものですが、自己保身をせずに、相手のためになるなら「ダメなことはダメ」と、はっきり言うのが、「本当に優しい人」といえるでしょう。
・どんな人にも平等で優しく接する
本当に優しい人の特徴、その4つ目は「どんな人にも平等で優しく接する」というものです。
本当に優しい人は、誰に対しても平等に接します。
自分が好きな人、たとえば家族や恋人、親しい友人、あるいは自分にとって利益が得られる人が困っている時は全力で助けるくせに、それ以外の人が困っている時は知らんぷりしたり、スルーしたりする人はいませんか?
本当の優しさを持っている人は「相手からよく思われたい」「見返りを求めたい」ではなく、純粋に「相手を心配する」「相手を大切にしたい」という気持ちで行動します。
好き嫌いで判断したり、自分の利益を優先したりして接し方を変えることはしません。
家族や友人、恋人だけではなく、子供でもお年寄りでも、上司でも部下であっても、誰にでも平等な態度で接しようとする人が、本当に優しい人の特徴といえます。
・人に感謝の気持ちを持っている
本当に優しい人の特徴、その5つ目は「人に感謝の気持ちを持っている」というものです。
本当に優しい人は、現実的に利益があるかなど損得勘定よりも「人の心」を大切にします。
優しい人は、純粋な親切心で行動するので、誰かが自分のために何か行動してくれると、些細なことであっても相手の心配りを嬉しく思ってくれます。
つまり、まわりに対して常に感謝の気持ちを持っている人は、逆にいうとまわりからも感謝されて助けられているということです。
また、優しい心はまわりにも伝わり、お互いに協力し合うことができます。
つまり「本当に優しい人」は「ありがとう」と素直に受け取ることもできますし、逆に感謝されることを率直に行うことができるのです。
「自分が優しくしている」ということに奢らず、周囲の優しさにも感謝できる人…それが「本当に優しい人」の特徴といえるでしょう。
要注意! うわべだけの「優しい人」の特徴
ここまで「本当に優しい人」の特徴について5つ紹介しました。
しかし、本当に優しい人だと思わせながらも、実は“うわべだけ”の優しい人がいることも少なくありません。
では、うわべだけの優しい人には、どんな特徴があると思いますか?
これからうわべだけの優しい人の見分け方を紹介しましょう。
うわべだけ優しい人は『優しかったり、冷たかったり、人によって態度が変わる』というケースが多いですが、本当に優しい人は、どんな人にも平等に優しく接します。
ですから、普段優しさを見せているとしても、その対象がその人にとって都合が良い人など特定の誰かだけに優しさを向けている場合は、うわべだけ優しい人かもしれませんね。
また『口だけで、本当には行動してくれない』というのも、うわべだけの優しい人といえるかもしれません。
口では応援する素振りを見せつつ、現実的には何にも動いてくれないなど、行動が伴っていない人は「うわべだけ」と判断して良いでしょう。
【大公開】「優しい人」になる3つの方法
「本当に優しい人」になるには、どのように振る舞えば良いと思いますか? これから、優しい人になるための「3つの方法」をご紹介しましょう。
・相手の気持ちを考える癖を身につける
優しい人になるために、行うべき行動その1つ目は「相手の気持ちを考える癖を身につける」というものです。
自分が「こうすれば相手は嬉しいはず!」と思うことと、相手が「こうして欲しい」と望んでいることは、必ずしも同じとは限りません。
「小さな親切、大きなお世話」というように、良かれと思ってした行動も相手にとっては迷惑になる場合があります。
なので、自分本位に考えず「こうしたら相手はどう感じるだろう…」「相手のためになることかどうか」など、相手の気持ちや様子を考えるように心がけましょう。
また、たとえ自分と考えが合わなかったとしても、相手は「こう思うんだな」と受け止めていけば、相手が望むことがわかるようになっていきます。
・常に相手への感謝の気持ちを持つ
優しい人になるために、行うべき行動その2つ目は「常に相手への感謝の気持ちを持つ」というものです。
「優しさ」は、形にして示さなければならないものではなく、相手を大切にしたいという気持ちの表れです。
何か特別なことをしなくても、相手に「ありがとう」と伝えるだけでも、感謝の気持ちや優しさが伝わるものです。
「優しくしよう!」と変に意気込まなくても、まわりに対して「ありがとう」という気持ちを持ち続ければ、相手にも誠意が伝わり、より良い人間関係を築くことができるでしょう。
また、もし誰かに裏切られるようなことがあっても「ありがとう! これからの成長のきっかけにつなげよう。」と向上心に変えられれば、優しい人に近づいていけるでしょう。
・何事にも余裕を持つ
優しい人になるために、行うべき行動その3つ目は「何事にも余裕を持つ」というものです。
優しい人は「心の余裕」があることについて前述で触れましたが、心の余裕は時間的な余裕と影響し合うことが多いです。
たとえば時間に追われて忙しい生活をしていると、どうしても不安や焦りを感じやすく、自分のことで手一杯になってしまいますよね。
結果的に、誰かに優しくするほどの余裕がなくなるか、優しくしても自分が損をしてしまう状況になるでしょう。
ですから、「本当に優しい人」を目指すのであれば、まずは自分自身が余裕を持って生活するように心がけてください。
予定を組む時も、空白の時間を設けておくなど毎日のスケジュールに余裕を持たせておくと良いでしょう。
最後に
「優しさ」の受け止められ方は、人によって異なる場合があります。
「困っているから手助けをする」も、「その人の成長のため手を出さず見守る」も、同じ優しさからくる行動です。
しかし、受け止めるほうも「助けてくれてありがとう」と思うか、「余計なお世話だった」と感じるかは、人によっても違いますよね。
ですから、状況や相手に合わせて、どのように振る舞うかがとても大切なんです。
ただ、どのような場面であっても、相手の気持ちを考えて行った「優しさ」は相手の心に届くはずです。
思いやりを忘れずに、より良いコミュニケーションを取っていきたいですね。
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