2人にはこの先どんな試練が待ち受ける?W不倫が終わりを迎える時

お互いに配偶者がいながら惹かれ合い、不倫してしまうW不倫……

恋愛ドラマでよくありがちなシチュエーションですよね。

ですが、実は現実の世界でも内密にW不倫をする人は少なくありません。

W不倫が配偶者にバレた場合は、離婚の危機だってあり得ます。
もちろん配偶者にバレる前に、自然に終わるW不倫もあります。

それでは、どういった理由からW不倫は終わりを告げるのでしょうか?
現在W不倫をしていて、何らかの事情で終わりにしようか迷っているあなたも、ぜひご参考にしてみてくださいね。

W不倫が終わりを迎える時とは

W不倫を続けつつも、心のどこかではいけないことをしていると分かっているあなた。

今度こそ終わりにしなきゃ!と決心する時もあるでしょう。

しかし、W不倫の終わらせ方が分からないと不安ですよね。
W不倫の終わらせ方に困っていても、友人にだってそう簡単に話せる内容ではないですよね。
だから1人で悶々と悩んでしまうのです…。

W不倫は先が見えない不安もあるでしょう。
今のパートナーと離婚し、W不倫の相手と結婚する選択肢もありますが、現実はなかなか難しいものです。

最初は相手への強い愛情だけでW不倫に走っても、時が経てばいつか冷静になります。

自分は何をしているんだろう?
こんなことを続けたままでいいのかな?

と、何度も自問自答することもあるでしょう。

不倫相手といくら愛し合っていても、真の家族ではありません。
お互いに帰る場所は違います。

それぞれ別の結婚相手がいて、日々家庭内でもいろんなことが起こります。
W不倫をずっと続けることに限界を感じていても、誰にも頼れない状態は苦しいですよね。

1人で迷っているあなたに、どのような理由でW不倫に別れが訪れることが多いのか、これからご紹介していきます。
ぜひご自身と照らし合わせてみてくださいね。

夫や妻にバレる/疑われる

W不倫が終わる理由には、単純に夫/妻にバレてしまい、強制終了になるパターンがあります。
本人たちはまだW不倫を続ける意向があっても、パートナーにバレる、あるいは疑われてしまうと、W不倫を続けるのは困難です。

疑われているのに続行するのは、かなり勇気のいることでしょう。
パートナーにバレてしまうきっかけとして多いのは、以下の通りです。

・スマートフォンを見られた
・あなたの外見や内面が大きく変化して気づかれた
・長年の結婚生活で培われた相手の勘
・現場をみられた
・家にいる時間が極端に減った
・探偵を雇われた
・GPS機能で居場所が特定された
・自分でポロッと疑われるような発言をしてしまった

自分でポロッと不倫を匂わせてしまうことや、現場を見られてしまうのは不注意ですが、相手が興信所や探偵事務所で探っていた場合や、勘が鋭い場合は防ぎようがないですよね。
W不倫は家庭は変わらなくても、ライフスタイルやあなた自身にかなり影響してきます。

外見や好み、思考や雰囲気が大きく変わったら、敏感なパートナーの場合、「何か怪しい…」と勘ぐってしまうのは、十分あり得ます。
あなたが特に自分の変化を意識していなくても、W不倫による変化は、日常生活の様々なところで自然と出てきてしまうものです。

結婚生活が長い程、パートナーはあなたの人間性もマスターしています。
どんなにうまくW不倫を隠し通せているつもりでも、相手はちょっとした変化や嘘を見破ってしまう可能性があります。

家族への罪悪感

W不倫がバレて終了するというのは外的な要因ですが、内面的な要因からW不倫が終わるケースもあります。
それは、あなたの家族への罪悪感が大きくなってしまった時です。

W不倫は、最初はとにかく不倫相手に夢中で、理性がきかないような状態。
だから不倫というモラルに反したことが、平気でできてしまうのです。
時が経てば、その勢いはだんだん落ち着いてくるでしょう。

自分を客観的に見た時、家族に罪悪感を抱く瞬間がたびたび訪れることがあります。
不倫相手と会いに出かける時、パートナーに毎回嘘をついて出かけるのが心苦しくなる時もあるのです。

帰宅が遅くなった時や終電を逃した時、

・飲み会で遅くなったから
・同僚のグチを聞いていたから

といったように、何かしら言い訳を考えなくてはなりません。
その都度理由を考えるのも疲れますし、何より結婚相手に毎回嘘をつくのも、裏切っている気分で嫌なものです。

不倫相手と一夜を過ごした後、何もなかったかのように家庭に帰り、パートナーや子どもと笑顔で接している自分が、とても悪い人間に感じてしまうこともあるのです。
このような罪悪感に耐えられなくなった時、W不倫は終わるのです。

相手への興味が薄れた

シンプルに、相手への興味が薄れたことが原因でW不倫が終わるケースもあります。

あなたか相手のどちらかに愛情がなくなってしまった、あるいは両方の熱が冷めてしまったら、W不倫はどうしても終わりを迎えてしまいます。

・他に気になる人ができた
・燃えやすく飽きっぽい性質だった

このようなことは、別れの背景としてよくあります。
普通の恋人同士でもあるです。

惚れっぽい人の中には、家庭があろうが不倫に走り、何度も不倫を繰り返す人もいます。
長く続いているW不倫は、本当に相手のことを心から愛し、たとえ不倫でも関係を大事にしている印象を受けます。

しかし、どちらかあるいは両方が熱しやすく冷めやすいタイプの場合、相手への興味がなくなり、短期間でW不倫が終わることは多いでしょう。
この場合、結局は一時的な気の迷い、遊びだったのではないかといえます。

お互いの気持ちの重さのズレ

お互いの気持ちの重さのズレが原因で、W不倫が終わるケースもあります。
不倫相手の方が自分のことを好き過ぎて、束縛が激しくて別れたくなることもあるでしょう。

どちらか一方がW不倫に依存していると、その片方は重すぎてつらいものです。
これはW不倫に限らず、普通の男女の付き合いでも同じことがいえますよね。

反対に、あなたの方が不倫相手に依存してしまい、嫉妬に狂って終わりにしたくなる時もあるでしょう。
お互いに家庭があるのだから、会っている時間だけ割り切って楽しみましょうとドライになれるならいいのですが、もしもあなたがかなり不倫相手に感情移入してしまっている場合、割り切るのは難しくなります。
不倫相手にも家庭があって、子どもやパートナーと生活するのは当然なのに、嫉妬してしまうこともあるでしょう。

あなたが不倫相手を好き過ぎて、自分の家庭生活がおろそかになってしまうこともあります。
パートナーや子どもに十分な愛情が注げなくなってしまうことも考えられます。

W不倫のせいで、本来の家庭がダメになってしまうのです…。
それを避けるためにも、W不倫を終わらせて元の家庭に戻るという選択肢をとることもあるでしょう。

お互いに、「好き」の度合いが一致するというのは、夫婦でも恋人でも難しいかもしれませんね。
W不倫も、お互い同じ温度差で愛し、付き合っていければまだいいものの、温度差が開き過ぎると別れの原因になることがあります。

将来が見えない関係への不安

W不倫は、将来が見えない不安定な関係でもあります。
お互い別の結婚生活を送っている限り、不倫を正当化することはできません。

もし今の結婚相手と離婚し、お互いフリーになって付き合うのであれば、クリーンな関係になれます。
しかしそこまでたどり着くのは、現実的に難しいものです。

なぜなら離婚するにも障害があるからです。
慰謝料や養育費といった、金銭的な事情もあるでしょう。

離婚して不倫相手と堂々と付き合えるようになるのはメリットです。
しかし、離婚によってデメリットになることも出てきます。

W不倫の場合お互い別の配偶者があり、ともに社会上許されないことをしています。
よって、自分の配偶者+不倫相手の配偶者から、ダブルで慰謝料を請求されてしまいます。

慰謝料が高額になることが予想されます。
厳密にはいえませんが、100万~500万くらいはかかるでしょう。

慰謝料の負担も考慮した上で離婚を決意したならいいですが、実際問題、離婚に立ちはだかる障害が大きく諦める事例も多いです。
どちらも離婚しないとなると将来性はなくなります。
これによって、W不倫を終わらすという選択肢も出てくるのです。

最後に

W不倫は、配偶者にバレず、誰も傷つけていないうちは、平穏に続けやすいかもしれないですね。
しかしバレる危険性については常に意識していなければならず、慎重に行動する必要があります。

相手にバレないか、ハラハラドキドキするシーンも多いでしょう。
W不倫は、社会的には当然許されることではありません。

しかし不倫相手と将来一緒になりたいと真剣に考え、離婚の手続きを進めている場合は話は違ってきます。
将来性のあるW不倫であれば、肯定的できる面もあります。

ですが、もし将来性が全くない上、重荷やストレスになることも多いのであれば、W不倫を考え直すべきでしょう。