あなたはどこから?意外と難しい「浮気」の線引き

浮気の線引きは意外に難しいですよね。
肉体関係を持ったら完全にアウトですが、その前の段階の場合は、どこからどこまでならOKなのでしょうか。

人によって許容範囲は違いますし、男女の考え方も違うため、明確に線引きするのは難しいですよね。
恋人同士でも、ここからは過ちに入るという線引きは、それぞれ主張が違って意見が分かれることもあるはずです。

ここでは、浮気について悩んでいる、気になっているあなたの為に、浮気の線引きとしていくつかのパターンをご紹介します。

2人きりで会っていたら浮気?

2人きりで会っていた場合浮気にあたるのかは、意見が分かれるところです。
相手に特別な思い入れはなく友達感覚で会っていたとしたら、浮気とみなすのは厳し過ぎる判断かもしれませんね。

「男女の友情は成立するか」といったテーマで意見が分かれるのと同じで、2人きりで会うのが浮気にあたるかは、個人の考え方次第です。
会っても全くスキンシップがなく友達のような会話で終わっているのであれば、問題ない気がしますが…。

例えば同級生や幼馴染と交流するために会いたい、仕事の話だけしたい、久しぶりだから会って近況報告したいといった理由で会う場合もあるはずです。
恋愛感情が絡んでいなければ2人で会っても浮気にあたらない気がしますが、人によっては「2人きりで会う必要はあるか?」という疑問や不信感を抱いてしまうことがあります。

やましいことはないにしても、2人で会われるのが嫌という恋人もいるため、事前に確認しておくのがいいですね。
事前に2人で会うことをパートナーに打ち明けておき、了承を得てから会えば、トラブルを回避できるのでは。

キスやハグは浮気?

キスやハグを恋人以外の異性とすると、基本的には浮気とする人が多いです。
欧米では挨拶程度で当たり前にいろんな人にしますが、日本にはそのような文化はありませんよね。

恋人でもないのに異性とキスやハグをする必要はないにも関わらずしていたら、やはりそれは過ちにあたります。
個人の考えによっても異なるでしょうが、実際、自分の恋人が違う異性とキスやハグをしていたらいい気分はしませんよね。

むしろ嫉妬や嫌悪感を抱く例が多いのではないでしょうか。
嫌いな相手だったらキスやハグはしないはずなので、しているということは何らかの好意があると受け止めてしまいます。

キスやハグは偶然や事故で起こるものではなく、本人の意思行動です。
その光景を見た恋人が違和感を抱くのは当たり前ですし、浮気していると誤解を招いて別れに至ってもおかしくありません。

実際恋人には見られていなくても、2人の共通の友人や知人が目撃してしまった場合、あなたに対して不信感を抱くかもしれません。
周りとの関係性が壊れる危険があります。

共通の友人が、あなたの恋人に告げ口するリスクもありますよね。
恋人がいる場合は、安易にほかの異性とキスやハグをしない方が間違いありません。

肉体関係を持ったら浮気?

肉体関係を持った場合、浮気扱いにする人が多いです。
この思考は特に不思議ではありませんよね。

関係を持ったけれど浮気相手に愛情はなかったというのは言い訳になりません。
肉体関係を持ったということ自体が、恋人やパートナーへの裏切り行為にあたります。

本人としては、性欲処理のため、恋人となかなか会えない寂しさやストレスからといった正当な理由があるのでしょうが、そんな理由を聞いても過ちは認められません。
また、中にはキスやハグまでの浮気は許せても、肉体関係は許せない!と、ボーダーラインを引く人もいます。

肉体関係までの浮気は許せても、肉体関係を持ったら即別れる、離婚するといったカップルは現実にも多いですよね。
若い頃は感情に流されやすく、その場の雰囲気や流れで恋人以外の人と関係を持ちやすいですが、ある程度大人になれば理性が働きます。

もういい大人なのに感情に流され浮気してしまうのは、人間的にまだ未熟で子供っぽいです。
性欲だけでは片付けられない過ちです。

恋人が浮気だと思ったら浮気

浮気の線引きは難しいので、いっそのこと「線引きをしない」といった選択肢もあります。
実際浮気のような行動をされた時、許容するかどうか臨機応変にジャッジするというわけですね。

浮気のボーダーラインを明確に決めず、その時自分がどう感じるかで浮気判定するのです。
実際男女間で浮気のボーダーラインを決めていたとしても、判断が難しい状況は多々あります。

背景や事情が複雑であれば、やったことは浮気でも心理的には浮気ではないかも…といったことも出てくるからです。
自分たちが決めたルールに則ってジャッジするのは分かりやすいですが、その時の感情に任せて判断するのも確かに選択肢の一つですよね。

自分が傷ついたと思ったら浮気断定で、そこまで傷つかないのであれば許容してもいいという考えです。
カップルでもそれぞれプライベートは別で、それぞれ恋人以外に交流したい相手(友達として)はいるはずです。

相手を束縛してあの子と会うなというのは、プライベートでの交流を制限することになります。
浮気のルールを決めることもギスギスしてしまい、のびのびと過ごせないのであれば、楽しめなくなりますよね…。
明確に浮気の線引きをした方がいいのか、せずに臨機応変に浮気かどうか判断するかは、カップル次第でもありますね。

まとめ

浮気の線引きについていくつかパターンを紹介してきました。

何だかんだいってきましたが、一番いいのは相手を不安にするようなことをしないことです。
恋人を不安にさせる行動が何であるかは、常識から考えて何となく想像がつきますよね。

また、自分が恋人にされたら不安になるようなことをしなければいいのです。
肉体関係についても一度であれば許せる方もいれば、一度でも許せない方がいます。

個人の考え方によって許容範囲は異なってきます。
付き合う前や付き合っている時に、一度恋人と浮気の線引きについて話し合ってみるのもいいですね。