ルーン文字｜北欧秘占◆本音/現実“全バレ覚悟の的中力”石川楓花　

ルーンは「ルーン文字」と呼ばれる、 紀元1〜2世紀あたりの古い時代に北ヨーロッパにいたゲルマン民族が使っていたとされる文字を使う占いです。ルーン（rune）の起源は、ゴート語で「秘密、神秘、謎」という意味を持つ言葉に由来しており、ルーンは元々呪術的かつ宗教的な文字であるとされています。そのため、ルーン文字が刻まれた物は神秘的な属性を帯びており、ルーン彫刻師は超自然的な力を有していたとも言われています。

ルーン文字を使った占いは、タロットと同じようにその場に偶然表れた象徴（シンボル）を読み取って占います。数十種類のルーン文字の中からいくつかを選び、ランダムに出た文字を神託として解釈し、質問に対して意味を見出します。直近の出来事や現在の状況、未来の出来事、迷っている人に対して方向性のアドバイス、意識の外にある要素や潜在的な影響、など様々なことを占うことができます。

ルーン占いには、タロットカードのようにカードを使用する方法や、木や石にルーン文字を刻んで使用する方法があります。テーブルを使わなくても、バッグの中にルーンを入れておけば必要な時にすぐに占うことができる手軽さも、ルーンの特徴の一つです。

さらに、ルーンは占いだけでなく、お守りとして持つこともできます。恋愛において特定の人と出会いたい、大切な人に気持ちを向けてもらえるように、自身の努力の成果が実るようになど、さまざまな願いをルーンに込めて持ってみることはいかがでしょうか。きっと、あなたにもルーンの加護が訪れることでしょう。

長い時間をかけてヨーロッパ各地で使用されるようになったルーン文字には現在ふたつの読み方があり、アングロサクソン式とゲルマン式は、その中でも特定の地域や時代におけるルーン文字のスタイルを指します。25種類のルーンにはそれぞれ意味が込められています。

25種類の主要なルーン文字とその意味