算命学｜占術極め30年【大阪ミナミの占い覇王】山倭厭魏・運命反転術　

　算命学は、古代中国で生まれた占術であり、生まれた年・月・日の干支から人の運命を算出し占う方法です。この学問は約2300年の歴史を持ち、理論的な裏付けがあり、高い理論性を持つ占術です。

　算命学では、陰陽五行（木・火・土・金・水）によって象徴される要素からなる「十干」と「十二支」を組み合わせた「干支」を使用し、人の運命を詳細に鑑定します。命式と呼ばれる算命学の手法では、生まれた年・月・日を干支によって分析し、「8つの星」が求められます。この8つの星の配置が命式の中に描かれることで、算命学では「人体図」と呼ばれる個人の特性や現在の状況、そして過去から未来への流れが明確になるのです。
　つまり、算命学は生まれた年・月・日の干支を通じて個人の運命を詳細に読み解くための占術であり、その命式と星の配置を解析することで、個人の性格や現在の状況、過去から未来への展望が明確になるのです。

　算命学には陰占法と陽占法の鑑定方法が存在します。
陰占法：陰陽五行の「陰（いん）」に焦点を当て、個人の隠れた潜在意識や宿命について知ることができます。命式で算出された十干と十二支の要素や、それらの五行のバランスや組み合わせから鑑定を行います。
陽占法：陰陽五行の「陽（よう）」に焦点を当て、個人の表に出る性質や生まれ持った性格、人間関係での振る舞いなどを知ることができます。生年・生月・生日から各人に8つの星を割り当て、「人体図」と呼ばれる表に配置していきます。

　人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足の8つの項目があります。このうち、頭と胸、腹、右手と左手の5か所にある星は「主星」と呼ばれ、個人の特性や人間関係との関わり方を示します。 十大主星は、人間の5つの本能（守備本能、伝達本能、引力本能、攻撃本能、習得本能）をそれぞれ陰陽（−＋）で区分した10種類の星です。
貫索星（かんさくせい）、石門星（せきもんせい）鳳閣星（ほうかくせい）、調舒星（ちょうじょせい）、禄存星（ろくぞんせい）、司禄星（しろくせい）、車騎星（しゃきせい）、牽牛星（けんぎゅうせい）、龍高星（りゅうこうせい）、玉堂星（ぎょくどうせい）

　また、左肩、左足、右足の3か所にある星は「従星」と呼ばれ、それぞれ「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表します。
十二大従星は、人の生命が宿り母体の中にいる瞬間から、生まれて死に、死後の世界に至るまでの時間の推移を象徴し、その期間を12の世代で分類した星です。
天報星（てんぽうせい）、天印星（てんいんせい）、天貴星（てんきせい）、天洸星（てんこうせい）、天南星（てんなんせい）、天禄星（てんろくせい）、天将星（てんしょうせい）、天堂星（てんどうせい）、天胡星（てんこせい）、天極星（てんきょくせい）、天庫星（てんこせい）、天馳星（てんそうせい）