霊媒師とは霊や亡くなった人の魂など霊的存在と交信を行い、そのメッセージを生きている人に伝える役割を持つ。
霊媒師の活動は、宗教的な儀式の一部であったり、個別のカウンセリングや相談の場で行われることが多く、霊的存在から受け取った情報や指導を依頼者に伝えることで、悩みや問題の解決をもたらす。
一言でいえば霊媒師は霊とのコミュニケーションに特化した存在で、霊能者は霊的な能力全般を持ち、その力でさまざまな活動を行う人物。
霊媒師は特定の儀式や手法など、媒体を介して霊的な存在とコンタクトを取りメッセージを受け取るのに対し、霊能者は霊媒師のように霊を媒介することもあるが、主に自身の霊的な感覚や直感を頼りに予知や悩みのアドバイスを行う。
憑代は、神や霊が一時的に宿るための媒介物。
神道や民間信仰において神聖な存在を現世に呼び込むための役割を果たす。
憑代を通じて、神や霊が人々に力を与えたり、加護を与えると信じられていることから、その存在自体が神聖視され、特別な儀式や祭礼の場で重要な役割を担うことが多い。
木、石、鏡、刀、祭壇、神社の御神体、祭りで使用される神輿も憑代として使用される。