月星座占いは、生まれた時の月の位置や状態で運命を占う西洋占星術の手法の1つです。
西洋占星術では、人が生まれた瞬間に太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の10個の天体が、それぞれホロスコープのどの星座に位置しているのかによって、その人の性格や運勢を判断することができます。
中でも「太陽」が位置する星座はその人の性質に大きく関わるものですが、それだけで全てはわかりません。「月」は、その人の心の奥深く、内面に強く影響を与えています。月星座占いでは、生まれた瞬間の「月の星座」から、「本当のあなた」を知ることができるのです。
月星座は「その人の内面部分」に影響を与えています。そのため、「表面上の行動や性質」に関しては太陽星座の性質が表れていても、「感情」や「人間関係」については月星座の性質が強く表れます。
特にプライベートな付き合いや内面的なセンス、恋愛傾向に関しては、月星座を見たほうがより正確にわかります。
◆月星座で知る性格
人は7歳くらいまでは月星座の性質が強く表れ、その後、社会性を身につけていく中で太陽星座の性質が強くなり、月星座の性質は内面へと秘められていきます。
そのため、月星座は本来のあなた自身、建前にとらわれない幼いころの素のままのあなたを象徴しているのです。潜在意識や本心などを知ることができます。
◆月星座で知る仕事傾向
月星座からは内面的なセンスや働く上での人間関係、仕事環境の中でどのように振る舞うべきかがわかります。
また、自分が仕事で不満を感じた時に、どう感情の処理をつけるべきかも月星座で知ることができます。
◆月星座で知る恋愛と結婚
月星座は心の動きに関わる恋愛傾向や結婚にも特に大きく影響します。恋愛傾向や相性、結婚するとどう変化するかもわかります。
太陽星座占いはその人の外面や、公的な役割について知ることができます。一方、月星座占いはその人の内面、感情の動き方を象徴します。
そのため、物事に対する建前は太陽星座が示し、内心の本音は月星座が表している、とも言えるでしょう。
太陽星座と月星座が一緒の人は、物事に対する表向きの面と、内心面が一致しているということです。
太陽星座と月星座が異なる場合は、自分の中での「建前」と「本音」が別々に存在するということ。人間関係や恋愛で疲れた時には、それぞれの星座の性質の両方を意識し、気持ちを切り替えることも大切でしょう。
月は太陽からの光を反射して約28日周期で満ち欠けし、形を変えていきます。「月相」は日々変化する月の形のこと、「ムーンサイクル」は満ち欠けの周期を意味します。
28種類の月の形を「ムーンサイクルシンボル」として、それぞれの月の形があなたに与えている影響やエネルギーから、運勢や心の状態がどうなっているのかを知ることができます。
月の状態を大きく8種類に分類し、それぞれの月が象徴するキーワードから、どんな影響を受けているのかわかります。
◆新月(ニュームーン)
何かが始まる・大きな人生の区切り・可能性が広がっている状態・感覚が刺激され活動的になる・ひらめきや創造・環境の変化
◆三日月(クレセントムーン)
夢が具現化しつつある・小さな成功の積み重ね。具体的な構想・順応性の高まり・バランス感覚・努力と自立・新しいことを学ぶ
◆上弦月(ファーストクォーター)
不安や弱さを認める・向上心・改革・即断即決・インスピレーションを発揮・行動パターンを変える・チャレンジ精神・一度決めたらやりとげる
◆十三夜月(ギバウスムーン)
上昇志向・機転が利く・妥協しない努力・分岐点・発展性・期待と不安の両面性・高潔さ・アンバランスさを秘めている
◆満月(フルムーン)
高い理想・関税されたものの価値・勇気・物事の中心・ポジティブ・注目をあびる・責任感・努力の達成・目標への到達
◆種蒔月(ディセミネイティングムーン)
現実的・柔軟性とバランス感覚・冷静な判断・多角的な能力・チャンスの到来・強い忍耐力と精神力・思いやりと優しさ
◆下弦月(サードクォーター)
ユーモア感覚・自然体・失敗を成長の糧とする・探求心・試練を乗り越える・規則やルールを作る・的確な判断力
◆鎮静月(バルサミックムーン)
謙虚さ・本質を見極める洞察力・これまでの振り返り・新しいテーマの模索・過去を清算する・物事の取捨選択・リセット
あなたの出生時の月があった
星座の位置から
どんなチャームポイント、ウィークポイント、
運命傾向をお持ちか
わかります。
人生、結婚、仕事、恋…
それぞれに特別な「運命」を明らかにしましょう。
新月、三ヶ月、満月……一定のリズムで満ち欠けする月のサイクルは、
運命の動きにも大きな影響を与えています。
生まれた時の月の形から、あなたやあの人がどんな影響を受けているのか
そして、今どのような状況なのかを明らかにしていきます。